【豊田市立東広瀬小学校】外部団体の活用と「ちょこっと道徳」で情報モラルを高める

 本校は全校77名の小規模校で、子供たちは、素直で温和で優しい気持ちで人に接することができる。しかし、その反面、依頼心が強く、他人の言動に流されやすいと感じる場面もある。
 情報化が進む現代社会は、時に意図的に人に不利益を与える情報も流され、時に誘惑に負けてしまうような情報も流される。このような社会においては、インターネットの便利さと落とし穴について理解することが大切である。
 そこで本年度は、年度当初の4月に専門の講師の方をお招きし、スマートフォンの安全教室を実施した。PTA総会と併行して実施し、同時に保護者にもスマートフォンの使い方に関する注意事項について、担当より保護者に依頼した。子供たちからは、「便利の裏には危険がある」という感想を聞くことができた。
 また、豊田市の民生児童委員の協議会が実施している「わがやのルール作り」を利用し、夏休み前に親子で様々な約束をする中で、高学年についてはスマートフォンの使い方の約束を家庭でしていただくように依頼した。この話合いの中では、子供だけでなく、保護者のスマートフォンの使い方も話題となった。保護者の方からは、「このような機会があると、話合いのきっかけとなりとてもよい」という声をいただいた。
 インターネットの便利さと落とし穴について理解を促進すると同時に、誘惑に負けない強い意志、相手の身になって考えられる優しさを育てることが大切であると考えている。
 本校が大切にしている一つに,「ちょこっと道徳」がある。子供たちを共感的に理解し、自己有用感を高め、自己決定の場を与えていくという方針の中で、朝の会、集会、行事でのあいさつなど、全てが道徳の時間としてとらえ、日々の教育活動に当たっている。その中で、本年度は意図的に情報モラルの話をし、子供たちに考えさせるようにしている。
 誘惑に負けない強い意志、相手の身になって考えられる優しさを育てることが、情報モラルを高めるという職員の共通理解のもと、今後も実践を積み重ねていきたい。