【岡崎市立矢作北中学校】 情報モラル教育実践

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 現在、スマートフォンの普及率は高く、小中学生の所持率も高い。SNSはとても便利であるが、使い方次第では相手を傷つける道具となる。正しい知識を身につけて、使用するために2年生の道徳の時間で自作教材の「だれのためのプロフィール」で情報モラルについての授業を行った。その後、学級の時間に「小学生のためにSNS使用のルールを考えよう」という2時間完了の授業実践を行った。
 2時間目の学級の時間では、小学生からの悩み相談という設定で、その悩みに答えていくグループ活動を中心に進め、最後にグループの代表者が話合いの内容を発表した。相談内容は主に、「友達が無料通信アプリで悪口を送ってきた。やめてほしいけどやめてとメッセージを送ると嫌われるかもしれない。どうすればよいのかな」や「友達と撮った動画を無料通信アプリのグループに送ったら、勝手に別のグループに送られた。これ以上、他の人に見てほしくないんだけど、どうすればよいのかな」など七つ用意し、なぜいけないのか、どのように対処したらよいのかということを考えながらグループで話合いを行った。「相手の気持ちを考えてSNSを使わなければいけない」など意見が出され、SNSの使い方を振り返るよい機会になった。