[豊田市立新盛小学校]情報モラル教育を計画的・継続的に実施1年の実践「わたしのえをかえないで」を紹介します。パソコンで描いたあかねの絵を見たゆうたは、「前髪が短い」とマジックで描き足してあげます。その絵を見たあかねは泣き出します。「絵が完成したとき」と「描き直された絵を見たとき」のあかねの気持ちを考えた後、「ゆうたはどうすればよかったか」を話し合いました。「勝手に描かなければよかった」「何もしなければよかった」といった子供の声が出ました。授業のまとめとして、「“ともだちの作品をたいせつにする”○×クイズ」を行いました。 ・ずこうのじかん、ともだちのえのうえに バケツのみずをこぼしてしまったよ。 ・4ねんせいきょうしつのまえをとおると、ペットボトルのおうちがかざってあったよ。きれいだなあ、とおもって、みていたよ。 ・ともだちがつくった おもちゃがたおれていたので、たててあげたよ。 ・ともだちがかいたねずみに ひげがなかったのでかいてあげたよ。 ・ずこうのさくひんをもちかえることになりました。はいたつがかりの○○さんは、こわさないように そっともって、くばったよ。 子供たちは授業を思い出しながら、親子で相談しながら○×を書くことができました。本授業では、「友達のために描いてあげる?」と友情・思いやりを強調することでゆさぶりをかけ、1年生なりに「それでも勝手に手を加えてはいけない」という心情まで深めることができました。 他の学年も児童の実態に合わせた授業を行いました。 ・2年生「おじいちゃんの絵」 ・3、4年「スマホを上手に使いこなそう!」 ・5年「インターネットってなんだろう?」 |