【清須市立新川中】中学生と赤ちゃんのふれあい交流会

 毎年、清須市生涯学習課から委託を受けた家庭教育支援チームMOMOの皆さんに、「中学生と赤ちゃんのふれあい交流会」を企画していただいています。この交流会は、次世代の親である中学生が、赤ちゃんとその保護者とふれあい、交流をする中で、赤ちゃんのぬくもりや重みを直接肌で感じ取り、「命の大切さ」を学ぶ機会とすることをねらいとしています。今年度も11月5日(土)に、中学3年生と乳児とその保護者が参加して交流会を行いました。
 交流会では、保健師さんより妊娠から出産までのお話を聞いた後、お母さん方へのインタビューがあり、新しい命を授かることの喜びや育児の苦労話など、貴重な体験談を聞かせていただきました。その後、実際に赤ちゃんを抱っこしたり、一緒に手遊びをしたりして楽しく過ごしました。
<お母さんのアンケートより>
・保健師さんの話を聞いて、妊娠中の赤ちゃんの成長を懐かしく感じました。妊娠した時の喜びや出産時のことを思い出すきっかけになりました。
・中学生に、自分の思いを少しでも聞いてもらえてよかった。結婚や出産をためらう時代になってしまっているので、少しでも子どもをもつことはいいなと、思ってもらえたらうれしいです。
・子どもをもてた喜びを改めて感じました。お姉さんたちに遊んでもらって赤ちゃんもうれしそうでした。こういう機会はいいなと思いました。
<中学生のアンケートより>
・保健師さんのお話を聞いて、普通に生まれてくるのが本当に奇跡だと思いました。この命を大切にしたいし、お母さんに感謝したい。
・赤ちゃんを産むことはとても大変だけど、生まれるととてもうれしいことが分かった。
・私たちが生まれた時のお母さんたちの思いが分かった。
・生のお母さんのお話が聞けて、喜びや辛(つら)さなどが分かってよかった。

 今回の交流会を通して、子どもたちは「自他の命の大切さ」や「親に対する感謝の気持ち」を改めて考えることができたようです。今後もこのような取組を続けていきたいと思います。
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