【岡崎市立矢作東小学校】 みんなのためになる仕事主人公は、間違った内容でニュースを書いてしまいます。それを友達に指摘され、ニュースを書き直します。このときの主人公の気持ちについて考えました。 発言の中には、「やってしまった」「もう一回書き直すのいやだ」という意見が出ました。しかし、「みんながみて喜んでほしいからがんばる」「今度は間違えないでみんなのために書くぞ」という意見もありました。「みんなのために・クラスのために」というキーワードが出てきました。 また、「情報を正しく伝えなければいけない」という意見も出ました。「うそは言わない」「みんなのために本当のことを伝えていきたい」と話している子もいました。 今後の生活の中で、今回の道徳科の授業が生かされている姿が見られることを楽しみにしています。 【瀬戸市立幡山東小学校】笑顔あふれるあいさつ運動本校のスローガンである「元気に登校・笑顔で下校」は、子供たちにも浸透しており、1年生の児童も諳んじて言えるほどです。しかし、現実は、大きな声であいさつができているとは言えない状況です。 そこで、児童会役員は、立候補の時に、「大きなお声であいさつができる学校にしたい」という目標を掲げて当選しました。自主的に毎週月曜日と金曜日に、「あいさつ運動」をしたい旨を児童会の顧問に申し出て、3学期から行うことになりました。これまで学期に1回だった「あいさつ運動」が、毎週行われることになり、児童会役員や総務委員が登校してくる児童達に笑顔で大きな声で「おはよう」と声をかけます。はじめは声をかけられてもなかなか大きな声では返ってきませんでしたが、徐々に声が出るようになり、笑顔とともに大きな「おはよう」の声が聞かれるようになりました。 この習慣が身につき、地域の方やパトロールの方々にも大きな声であいさつができるようになることを願っています。 【岡崎市立岩津小学校】「スマホ・ケータイ安全教室」を毎年行っています本年度は、携帯電話会社の方に来ていただきました。ネットトラブルの若年化を受け、SNSを中心に具体的な事例をもとにお話をしていただきました。SNSを利用している児童の実態や、大人の関わり方など、改めて学ぶことの多い教室となりました。 【一宮市立奥中学校】ピアサポートの実施守るべきルールは、「人が話をしている時は、その人の話を聞く」「質問は、発言者が終わってから挙手を行う」「人の意見を否定しない」「人の話が終わったら拍手をすること」の四つのルールを作りました。 今回のテーマは、「自分の一番好きなこと」で、各学級では、ふだん話すことが得意でない生徒も、みんなが話を聞いてくれるので、笑顔で話をすることができました。生徒との交換ノートでも、もう一度やってみたいという意見が多く、これからも節目などに行っていきたいと考えています。 【犬山市立楽田小学校】無料通信アプリやメールの問題無料通信アプリやメールでのやりとりは、顔が見えない文字だけのコミュニケーションなので、伝えたいことが正しく伝わらず、トラブルになることもあることを、映像やスライドを見ながら学びました。 児童は、無料通信アプリやメールによるトラブルの実態を知り、「何も考えずに楽しいと思って使っていたけれど、これからは気を付けたい」「いろいろなトラブルが起こることがわかった」などの感想をもち、安全に無料通信アプリやメールを使用しようという気持ちを高めました。 【高浜市立南中学校】ネットトラブル事例とその対処法についての講演会を開きました今年は、「ネットトラブル ネットいじめから子どもを守る〜最新事例とその対処法〜」と題して、外部の講師を招いて講演会を開きました。 中学校の入学を機に、携帯やスマートフォンを購入する家庭は多いのですが、未熟な使い方によってネットトラブルを引き起こすことも少なくありません。そこで、正しい知識を身につけ危険から身を守ることを目的とし、本講演会を計画しました。 講演会では、SNSによるいじめ問題、SNSウェブサービスにふざけた投稿をしたことによるトラブル、出会い系サイトにより苦しい状況に追い込まれた親子など、多くの具体的な事例が取り上げられました。そして、そうしたトラブルに巻き込まれないためにも、スマートフォンの使い方について正しい知識をもつこと、親子で情報を共有しルールについて話し合うこと、フィルタリングをかけることなど、子供の将来を思った様々な対処方法やその意味について教えていただきました。 講演会後、多くの保護者の方から、「子供の安全を守るためにも、時間や場所などルールを決めたり、フィルタリングをきちんとかけたりしていきたい」といった感想をいただきました。 【一宮市立丹陽小学校】 人権週間の取組各学級においても、「ふわふわ言葉」と「ちくちく言葉」について考える授業を行ったり、いじめ防止スローガンを考えて廊下に掲示したりとみんなが気持ちよく学校生活を送れるように全校で活動しました。 さらには、いじめ防止標語コンテストに参加したり、ふわふわ言葉に関するチラシを各家庭へ配布したりといった取組も行いました。12月は、「ふわふわ言葉」があふれる1か月となりました。 【春日井市立鷹来中学校】スマホなしでは生きていけない?
個人懇談会等における保護者と担任のやり取りの中で、スマートフォン使用についてよく話題になります。特に、トークアプリ上の発言をきっかけとした友人関係のトラブルやスマートフォンの長時間使用について心配されている保護者が多いです。
そこで、10月の授業参観で、「トークアプリ依存」についての授業を公開しました。学年は3年生、教材として「事例で学ぶNetモラル」を活用しました。 授業では、最初に、自分のインターネットとの関わり方やインターネット上での振る舞いを確認する「ネットモラル検定」を実施しました。検定から、SNS等に写真を掲載することは生徒にとって身近な行為であることがわかり、個人が特定されるかもしれない危険性について話し合いました。 次に「スマホなしでは生きていけない」という題目のアニメーションを視聴しました。すぐにトークアプリの返信することが当たり前と考え、返信がないことを我慢できない「みさき」と、返信が遅れるとみさきに怒られることを気にしてスマートフォンを使いすぎ、親に禁止された「あや」。教室での関係がぎくしゃくしてしまった二人について、それぞれの立場になって気持ちを考え、トークアプリを使うにはどのようなことに気をつければよいか、意見を出し合いました。「相手の都合を考える」「返信を強要しない」「送信する時間帯や場面を考える」といった意見だけでなく、「本当に大切なことは、直接伝えるようにしたい」「目の前の相手とのコミュニケーションを大切にしたい」という意見も出されました。 授業参観でネットモラルを取り上げたことにより、「家庭でスマートフォンの使用について話題にするきっかけになった」「改めて家族のコミュニケーションも大切だと思った」と保護者の方々からも感想をいただき、学校と家庭が連携を取りながら子供のよりよい成長について考える機会となりました。 【北名古屋市立師勝東小学校】手紙やメールを書くときに気を付けることを考えよう1年生の2学期に、情報モラル指導を目的とした授業を行った。本校では、「ハッピーレター週間」を設けており、友人や先生に感謝の気持ちを手紙で伝える活動を行っている。授業の最初には、児童が書いたハッピーレターをモデルにし、どんな手紙が好ましいかを考えさせた。児童からは、「丁寧な字だと読みやすいし、もらってうれしい」「字が雑だと何が書いているか分からない」などの意見が出された。次に、携帯電話・スマートフォンを使ったメールを扱い、手紙とメールの相違点について考えさせた。携帯電話やスマートフォンは、相手にすぐメッセージが届く利便性の高いものだと一様に認識しているようであった。その後、「傷つくようなメッセージが友達から来たら」の動画を視聴し、メールなどの短い文章では、相手に誤解を招く危険性があることを考えさせた。 この動画は、主人公が友人から送られてきた「お土産を買ってくるね」というメッセージに対して、「いいよ」と短いメッセージを返したことで生じた二人の間の行き違いについて考えさせる内容であった。今回の内容は、SNS上でのトラブルであったが、低学年のふだんの日常会話の中でも、言葉足らずで誤解を招き、トラブルに発展することがよくある。低学年の児童にとっても、「ことば」の危険性を考えるよい機会となった。「メールではなく、直接話せばよかった」「お土産とか気を遣わなくてもいいよ」等の意見が出された。 本校では、今まで、5年生の3学期に「ケータイ安全教室」を行ってきたが、スマートフォンの普及率、トラブル発生学年の低学年化の実態を踏まえ、今後は、4年生の1学期に開催時期を早めたいと考えている。また、保護者にも参観していただき、保護者と協力しながらSNS上のトラブルを未然に防いでいきたいと考えている。 【稲沢市立国分小学校】安心安全ネット利用教室今回は、無料通信アプリを使ってネットワーク上のルールや、マナーを守ることの意味や責任について考え、正しい情報モラルについて学習しました。 まず、講師の方からコミュニケーションとは、「言葉と言葉のキャッチボールであり、相手のことを考えて行うことである」と教えていただきました。具体的に、無料通信アプリのやりとりをスクリーンに映して示し、「自分の嫌な言葉」が「相手の嫌な言葉」とは限らないということを説明していただきました。 子供に、「おもしろいね」などの言葉を言われたときの気持ちを答えさせ、人によって捉え方が異なることを確認しました。相手の顔が見えないからこそ、相手の気持ちをよく考えることが大切であることを教えていただきました。また、インターネット上のトラブルとして、「写真の公開」「情報の拡散」「なりすまし」「ウイルス」などがあるため、利用の仕方には気を付けないといけないことを学ぶことができました。 具体的にスマートフォンの画面を使った説明だったため、とても分かりやすく、子供にも「相手の気持ちを考えることの大切さ」が伝わったようでした。今後も、子供たちに情報モラルやスマートフォン・携帯電話の使い方を伝えていきたいと思います。 【岡崎市立矢作中学校】SNSの適切な扱い方について学ぶそこで、3年生で、SNSの適切な利用の仕方について考える授業を実施しました。プレゼンテーション資料で具体的な場面を提示し、その対応をグループで話し合いました。「修学旅行での班が、最悪だった」と投稿した級友への返信を考える場面では、活発に話合いが行われ、話題を変えたり、送った人に対して反省を促したりする内容の返信を考えていました。一方で、「投稿を見ただけでも嫌な気分になる」「同じ班の人が見たらかわいそう」など、そういった投稿をすること自体がよくないという考えを述べる生徒が多くいました。全体でも、相手がどう受け取るか考え、一度見直してから送信することが大切であることを確認しました。 授業後の生徒の感想では、「相手が見えないからこそ、よく考えて送らなければいけないと感じました」「SNSは便利だけど、使い方ひとつでトラブルにもなるから気を付けたい」など、SNSの利用の仕方について考えるよい機会になりました。 【豊橋市立東陵中学校】無料通信アプリやSNSを使ったトラブルを防ごう授業では、友達3人の無料通信アプリによるトラブルについての動画を視聴し、誤解の原因を話し合いました。「話し言葉と書き言葉の違い」「文だけで自分の感情を表現することの難しさ」など、生徒は誤解の原因に気づいていきました。 授業の後半では、誤解を防ぐ方法や、誤解を生じてしまったときの対処法について話し合いました。「誤解を生んでしまったら、伝えたかった言葉の意味を相手にきちんと伝え、直接謝る方がよいと思う」「言葉の意味をよく考え、相手がどう受け止めるか考えてから発信すればよいと思う」といった生徒の発言からは、発信者と受信者によって意味の感じ方に違いが生じることに気づいている様子が読み取れます。また、その違いを考慮して情報メディアを利用する必要性があることにも、生徒たちは言及していました。 情報メディアは、今後ますます進歩・普及していくと思われます。多くの生徒が無料通信アプリやSNSにふれる機会も増えていくでしょう。これからは、これらのメディアとの上手なつき合い方が中学生にも求められる時代になります。相手を傷つけない情報発信の仕方、インターネットがもつ公共物としての特性など、情報化社会を生きていくために必要な知識や技能について、継続して指導していきたいと思います。 【江南市立門弟山小学校】情報モラル教育実践
5年生の児童を対象に、社会科の学習の一環として「情報モラル教育」を行った。情報化社会について学び、情報を上手に活用していくには、情報モラルを身に付けることの大切さに気付かせることをねらいとしている。
情報モラルという言葉について、知っている児童は数人であった。情報モラルとはどういう意味かを確認し、文部科学省ホームページ「情報モラル教育の充実」パンフレットを使い、ケース学習を行った。「友達とのやり取りで」「自分の情報を公開していたら」「好きな動画を見ていたら」と、これから中・高校生になっていく児童が活用するであろう事例を提示しながら学習を進めた。情報モラルが守られていないと感じる部分を探し、これから情報を上手に活用するために心がけたいことを具体的に理解できるようにした。 多くの児童が、「人を傷つける言葉を発信しない」「発信する前に一度考える」という考えをもつことができた。中には「少しのまちがいや気軽な気持ちで発言してしまうことがないようにしたい」「冗談を簡単に言わない」など、何げない一言が相手を傷付け、大きな問題になる事実から深く考える児童もいた。また、画面の向こうにいる人の気持ちを考える上で、今、周りにいる人たちとの上手な関わり方についても考えることができた児童もいた。 【岡崎市立岩津中学校】新入生入学説明会での情報モラル教室本年度も、岡崎警察署から講師を招き、「ネットモラル」として心すべきことについて話していただきました。新入生(現6年生)とその保護者が、中学校進学に合わせて、情報端末機器をもつことを検討する際に、この「ケータイ安全教室」の話を受けて、家庭でのルール作りに役立てていただけたらと思っています。 【岡崎市立六ツ美北中学校】学区清掃活動「クリーンウォーク」
平成30年11月15日(水)の午後、「私たちの学区を私たちの手で美しくしよう」と全校生徒で学区清掃を行いました。これは、ふだん使用する通学路、地域の神社や公園などを清掃することで、勤労の尊さを理解するとともに、地域へ奉仕する気持ちと自分たちの住む地域を大切に思う心を育てようと毎年行われている行事です。
校内の赤十字活動やボランティア活動を行っている厚生委員会の生徒が中心となり、各地区の総代さんと連絡を取り合って準備を進めました。地区ごとに清掃区域を決め、場所に応じて作業内容を考えて清掃道具も生徒主体で用意しました。 学校から各地区へ出発し、そこで総代さんや地区のボランティアの方とも合流して作業を開始し、約一時間黙々と清掃活動に取り組みました。同じ地区で育った仲間とともに学年の枠を越えて協力し、みるみるうちに雑草や落ち葉、側溝の泥などが取り除かれてきれいになりました。 生徒の感想として以下のようなものがありました。 ○2、3年生の先輩を見ると、取りにくい場所でも一生懸命にごみを取ろうとしていて、地域のことを大切に思う心を学びました。(1年生) ○いつもはごみが落ちているな…くらいにしか思っていなかったけれど、今日のクリーンウォークを通して、ポイ捨てはだめだと思ったし、ごみが落ちていたら拾いたいと思いました。(2年生) ○地域の方がとても優しくて、一緒に落ち葉を拾ってくださったり、ごみ置場まで持っていくのを手伝ってくださったりして、温かさを感じました。普段の生活では気づきにくいけれど、地域の方のお世話になって生活できていることに感謝したいです。(3年生) 【阿久比町立英比小学校】3年生での情報モラル授業実践
3年生の児童に、情報モラル教育の一環として、インターネット上の情報の取捨選択について考える授業をしました。
授業の導入では、「カマキリは何を食べるのだろう」という課題を提示し、その課題に対する発表として、A君は本を使って調べたことを発表したものを、B君はインターネットから得た情報で発表したものを提示しました。本で調べた情報に対して、インターネットで調べた情報は量が多く、本当かどうか疑わしいものを含めて提示しました。子供たちに、「二つの発表を見て、どう思ったか」を尋ねたところ、インターネット上の情報に対して「インターネットの方がたくさんのことが分かる」などの肯定的な意見と「インターネットの情報はうそのことがある。」という否定的な意見が出ました。そこで、「インターネットを使って調べるときは、何に気を付けて調べるとよいか」と聞くと、「人に聞いてみるといい」「自分で考えたり、実験したりしてみる」など、その情報が正しいかどうか調べるためにどうしたらよいかを考えた意見が出てきました。出てきた意見は教師が板書して分かりやすくまとめました。 最後に、、子供たちに実際に「カマキリは何を食べるのか」という課題をインターネットで調べさせました。インターネットから得た情報を隣同士で聞いたり、一つだけでなく複数のサイトで調べて検証したりする姿が見られました。今回の授業を調べ学習をする際などに生かしていってほしいと思います。 今後も様々な機会を通して、正しい知識や情報モラルを身に付けさせていきたいと思います。 【北名古屋市立五条小学校】児童の心の成長のために〜小学校で楽しく遊ぶんジャー集会〜「小学校で楽しく遊ぶんジャー集会」に向けて、総合的な学習の時間を使い、園児たちが喜ぶゲームを考えたり、プレゼントを用意したりと、入念に事前の準備を行いました。 児童は、緊張した面持ちの園児にやさしく声をかけて、ゲームでは一緒に楽しく遊ぶことができました。また、会終了後の見送りの際には、別れを惜しみ、園児の姿が見えなくなるまで手を振っていました。授業後の感想では、「小さいけれど元気があって、大変だったけど楽しかった」と話しており、園児を気遣いながら遊ぶことができました。 今回一緒に遊んだ園児たちも、4月には小学校に入学し、ともに学校生活を送ることになります。この会で培ったやさしさは、未来へとつながっていきます。 このように、保育園と連携し、自分の役割やできることを知り、自己有用感、自己肯定感を高めて、やさしさを育てていく取組を進めています。 【豊橋市立前芝中学校】人権について考えよう塔和子さんが入所していた療養所に、直接足を踏み入れた講師は、そこで見た景色、そこで知りえた事実を、そのまま伝えてくださいました。目の不自由な人が位置を知ることができるように、いたるところにスピーカーが設置されていること、ハンセン病で亡くなった方の解剖が行われた、石でできた解剖台のモニュメントなどがスクリーンに映し出されると、生徒たちは固唾をのんでスライドを見ていました。 生徒たちの感想には、「ハンセン病は他の病気の人よりも、ひどく差別されていたことがわかった」「ハンセン病の悲しさと患者さんの生きる権利について、後世に伝えていくべきだと思った」などがありました。人権は誰にでもあり、それを一人一人がかけがえのないものとして大切にしていく必要性を、講話を通して感じることができました。 今後も、道徳の授業を大切にし、「心を育てる道徳教育」を目ざして実践に取り組んでいきたいと思います。 【豊明市立豊明中学校】関わり合って伸びる
本校は、本年度、「関わり合って伸びる」をテーマに、授業や学校行事に取り組んでいます。授業中は少なくとも1時間に1回、グループの話合い活動を取り入れて、学び合う機会を設けています。また、異学年との関わり合いにも力を入れています。本校は、3学年が関わる大きな学校行事として、体育大会(9月)と合唱会(10月)、交響曲第九を全校で合唱する第九全校合唱発表会(11月)があります。
2学期が始まると、体育大会に向けて、3年生が考えた応援演技を縦割り5ブロックに分かれて練習し始めました。5、6人の小グループに分かれて練習を進める中で、3年生が細かい動きやかけ声などを教えました。練習を始めて間もないころは、下級生が恥ずかしそうに演技し、大きな声を出すことができずに、3年生を困惑させている様子がよく見られました。しかし、どのブロックも話合いをしたり、応援団長の思いを聞いたりする中で少しずつまとまり始めました。およそ3週間の練習期間を経て、最高潮となった団結力を本番の演技で披露しました。 思いを一つにして取り組んだ経験は、時がたっても色あせることがありません。クラス対抗の合唱会では、色ブロックごとに、学年の枠を超えて合唱を聴き合い、アドバイスを送りました。優劣がつけられることがない第九全校合唱発表会では、合唱会の時期よりも更に交流の輪が広がり、200人近くの生徒が自発的に昼休憩に中庭に集まって練習をしました。 卒業を前に、3年生の応援団長に中学校の思い出を尋ねると、「応援合戦はもちろんよい思い出だけど、体育大会以降、廊下ですれ違う下級生が気軽に声をかけてくれることがうれしいです」と語ってくれました。 【犬山市立犬山南小学校】 ネットモラル教室
本校では、2月18日に、4年生児童と保護者の方を対象にした「ネットモラル教室」を行いました。「危険を知って安全に使おう」をテーマに、SNSに潜む危険性を学び、被害者にも加害者にもならないためにはどうしたらよいかを、児童と保護者、教員が一緒に考えました。
児童は、「自分もタブレットをもっているので、家の人とルールを決めて使いたいです」「友達の写真をのせないことや、うそを書き込まないようにしたいです」という感想をもち、インチーネットやSNSの危険性を知ることができました。また、参加された保護者の方からは、「知っているようで、知りませんでした。親自身が、まずはしっかり勉強しないといけないと感じました」などの意見をいただきました。 これからスマートフォンやタブレット等を使うときには、家庭でルールを守り、一人一人が安全に正しく使っていってほしいと思います。 |