【安城市立二本木小学校】生きているってあたたかい いのちってあたたかい

画像1 画像1
 1年生の道徳の授業で、いのちについて考える授業を行いました。始めに、隣の子と握手をしました。隣の子の手は、やわらかい、あったかいと感じとりました。次に、道徳の資料「ふしぎだな」(あかるいこころ)を読んで話し合いました。父母に抱っこしてもらう場面では、あらかじめ、家族におんぶや抱っこをしてもらう課題を出しておき、「あったかい」「ぽかぽか」「気持ちよかった」と自分の経験を想起することができました。「みんな、あったかくて、うれしくなっている」「あったかいからふしぎ」と感じ取り、「いのちってあったかい」「生きているからあったかいんだ」と気づきました。また、保護者からのコメント「久々に抱っこして、大きくなったなと思いました。とてもうれしそうで、ほっこりいとしい気持ちになりました」を聞きました。その後、生きていると感じる時を考え、運動をしてがんばっているとき・朝気持ちよく起きるとき・楽しく勉強しているとき・おいしく給食を食べているときなどが見つかりました。
 子供たちは、「いのちっていいな。大切って分かった。守ってくれてありがとう」「生きているといいことがいっぱいあるし、思い出もいっぱいできる」「お母さんに育ててもらって、僕のいのちも守ってくれる。僕も大切にする」「いのちがあるからいろんな楽しいことや悲しいことができるので、生きるのは大切なんだ」と振り返りに書きました。
 友達や家族とふれあうことを通して、いのちの温かさを実感することができました。この生きていると感じる温かさこそがいのちであり、いのちを大切にしようとする気持ちを、これからももち続けられるようにしたいと思いました。

【春日井市立東野小学校】 情報教育と心の教育

画像1 画像1
 今や高校生だけでなく、中学生、小学生でもスマートフォンを持つようになってきています。機器の普及がどんどん早まる一方で、ネットによるトラブルが増えてきていることも見逃せない事実です。そこで、SNSによる情報の拡散と、そこからおこる心の問題について、6年生を対象にインターネット教材「ネット社会の歩き方」を用いて具体的な例を挙げながら学習しました。
 軽い気持ちでSNSに挙げた出来事が、友達を傷つけ、学校に登校できなくなる事態を引き起こしてしまったという例から、ネット社会の問題点やこれからのネットとの関わり方について話し合いました。「やられて嫌なことはメールでもやったらだめ」「こういうことが起きると生活がしづらくなるからやってはいけない」とネット社会を身近な生活と結び付け、常に相手の気持ちを考えて使用していかなくてはならないことを学びました。また、メールやSNSは隠しても送り主がわかるような仕組みになっているということも学びました。学習後は、保護者に学習の感想を持ち帰って見せるようにし、家庭でも気をつけていただくように啓発しました。
 9月には警察署の方にお越しいただき、ネット社会とモラルある付き合い方ができるよう、無料通信アプリの使用法や情報セキュリティーについて更に学んでいく予定です。

【北名古屋市立西春小学校】 インターネット・スマートフォン安心・安全講座

 北名古屋市の中で歴史のある西春小学校は、児童数622名、21学級の中規模校です。日々の学習をはじめ、地域の方々とも連携をして、教育活動に取り組んでいます。
 近年、携帯電話やスマートフォンの普及率は高く、本校でも6年生児童にアンケートをとったところ、携帯電話・スマートフォン所持率は58.5%、インターネット利用率は68.9%という状況でした。情報機器は、取り扱い方を間違えると、個人情報の流出にあってしまうことから、情報機器の取り扱い方も学習することが必要であると考え「インターネット・スマートフォン安全・安心講座」を実施しました。
 NTTドコモが制作している動画を使い、スマートフォンやインターネットの便利さを学ぶとともに、一つ使い方を間違えればトラブルに発展すること、危険な目に遭うかもしれないことなどを学びました。授業を終えた児童からは、「これからは時間を守って使いたいと思った」「正しく使えば便利だが、使い方を間違えると大変なことになることがわかった」といった感想が聞かれました。
 一人一人が現代の最新機器を上手に取り扱い、便利でありながらも、安心・安全な生活が送れるように今後も指導していきたいと思います。

画像1 画像1

【春日井市立松原小学校】 親子で考える道徳

画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3
 春日井市立松原小学校では、秋の授業参観の折に「親子で考える道徳」というテーマで道徳の授業を行っています。今年度は、10月13日(金)の5限に、6年生が3学級同時に取り組みました。今回の主題は「家族の深い愛」で、題材は「美しい母の顔」です。顔に火傷の痕がある母を何かと遠ざけていた娘が、やけどの原因が自分の命を救うためだったということを初めて知るという話です。印象深い話だったので、子供達は水を打ったように静かに先生の範読を聞いていました。その後の話合いでは、活発に意見が出され、心が揺さぶられている様子が手に取るように分かりました。参観していた保護者にも涙ぐむ方が何人もいました。多くの家庭で帰宅後も話題にしていたようです。

【豊田市立東広瀬小学校】外部団体の活用と「ちょこっと道徳」で情報モラルを高める

 本校は全校77名の小規模校で、子供たちは、素直で温和で優しい気持ちで人に接することができる。しかし、その反面、依頼心が強く、他人の言動に流されやすいと感じる場面もある。
 情報化が進む現代社会は、時に意図的に人に不利益を与える情報も流され、時に誘惑に負けてしまうような情報も流される。このような社会においては、インターネットの便利さと落とし穴について理解することが大切である。
 そこで本年度は、年度当初の4月に専門の講師の方をお招きし、スマートフォンの安全教室を実施した。PTA総会と併行して実施し、同時に保護者にもスマートフォンの使い方に関する注意事項について、担当より保護者に依頼した。子供たちからは、「便利の裏には危険がある」という感想を聞くことができた。
 また、豊田市の民生児童委員の協議会が実施している「わがやのルール作り」を利用し、夏休み前に親子で様々な約束をする中で、高学年についてはスマートフォンの使い方の約束を家庭でしていただくように依頼した。この話合いの中では、子供だけでなく、保護者のスマートフォンの使い方も話題となった。保護者の方からは、「このような機会があると、話合いのきっかけとなりとてもよい」という声をいただいた。
 インターネットの便利さと落とし穴について理解を促進すると同時に、誘惑に負けない強い意志、相手の身になって考えられる優しさを育てることが大切であると考えている。
 本校が大切にしている一つに,「ちょこっと道徳」がある。子供たちを共感的に理解し、自己有用感を高め、自己決定の場を与えていくという方針の中で、朝の会、集会、行事でのあいさつなど、全てが道徳の時間としてとらえ、日々の教育活動に当たっている。その中で、本年度は意図的に情報モラルの話をし、子供たちに考えさせるようにしている。
 誘惑に負けない強い意志、相手の身になって考えられる優しさを育てることが、情報モラルを高めるという職員の共通理解のもと、今後も実践を積み重ねていきたい。
画像1 画像1 画像2 画像2

【稲沢市立六輪小学校】 授業実践 携帯電話の正しい使い方を考えよう!

画像1 画像1
 6年生では、公開授業で、保護者と児童が一緒に携帯電話の正しい使い方を考える授業を行いました。事前に、児童や保護者へのアンケートで、意識調査を行いました。
 授業では、調査結果を円グラフで示した後、児童から出たトラブルをもとに設定した「あつしくん」と「ゆうたくん」の2人の携帯電話の使い方を比べさせ、二人の生活の様子を想像させました。
 次に、「あつしくん」と「ゆうたくん」の例、実際に学級の児童から出たトラブル、保護者へのアンケートに記された心配をもとに「携帯電話は絶対に必要か、持っていなくても困らないか」について、保護者を交え、話合い活動を行いました。
 話合いの結果は、「携帯電話を持つ必要はない」と考えた児童が7割、「習い事の送り迎えのためにも必要」と考えた児童が3割となりました。
 授業の最後には、目的や使用時間、使用方法等について家の人とルールを決めて使用するとよいことを伝え、学級の児童の中で実際にされている約束を紹介しました。
 児童は、「インターネットを使うことはよくあるけれど、ルールを決めておけば便利に使えることが分かった」「友達と意味のないメールのやりとりを楽しんでしまっていたことがあるので、これからは時間を決めてお互い気持ちよく使えるようにしたい」などの感想をもつことができました。保護者からは、「これまでしっかり家で話し合うことができなかったので、いい機会でした」「子供が携帯を持ちたいと話していて、これまでどうしようかと迷っていましたが、今日の授業で、子供の携帯について真剣に話し合うことができました」などの感想を聞くことができ、有意義な時間になりました。

【豊田市立大林小学校】 情報モラルの実践

画像1 画像1
 大林小学校では、「パスワードの大切さ(なりすましの危険)」や「メールでのルールやマナー」「インターネットの安全な利用方法」「通信型ゲーム機と健康な生活」など、学年に応じた情報モラル教育を実践しています。

(情報モラル教育の時間より)
「家族との約束をやぶって、勝手にパソコンをつかっていたA男、知らないページを開いたら、パソコンが動かなくなって…」

 ネットモラルの動画は身近な内容だったので、興味深く聞いていて、インターネットを利用するときのルールを真剣に考えることができました。

(子供の感想より)
「家族のルールには意味があることが分かった」
「おうちの人とルールを話し合いたい」
家庭にもルールやマナーを話し合って、安全に活用できるよう声かけをしています。

【春日井市立出川小学校】インターネットの利用について

画像1 画像1
 インターネットの利用には、便利な面と危険な面があります。本校では「事例で学ぶネットモラル」を用いて、安全にインターネットを利用するために、発達段階と学年の実態に合わせて情報教育を行っています。
 6年生は、ほぼ半数の児童がスマートフォンを日常的に利用し、そのほとんどがトークアプリを利用しています。そこで「トークアプリ依存」に関する事例を用いて、トークアプリとの正しい付き合い方についての授業を行いました。時間帯や相手の都合を考えずトークアプリを利用したり、コミュニケーションの手段がトークアプリだけになってしまったりして、トラブルになる事例を動画で視聴した後、登場人物の心情や行動について話し合い、トークアプリとの正しい付き合い方を考えました。児童からは、「返信がすぐに来なくても催促せず、相手の都合を考えて利用したい。」「文字だけでは伝わらないこともあるので、友達と関わるときは、トークアプリにばかり頼らずにしたい。」といった意見がでました。
 現在、トークアプリのように、インターネット上で人と関わることは、当たり前になってきています。そうした中でも、安全にインターネットを利用できるように、今後も情報モラル教育を続けていきたいと思います。

【南知多町立師崎小学校】ネット上でのマナーを身につけよう

画像1 画像1
 本校では、南知多町の情報教育アドバイザーの方に支援してもらいながら、各学年の実態に合った内容で、コンピュータの操作や情報モラルについて学習しています。
 本年度、高学年の児童は、校内LANのチャット機能を利用して、ペンネームを使ったチャット体験をしました。児童は、顔を合わせず文字だけで会話をする体験を通して、画面上の文字だけで会話していると、自分の思っていることが相手に正しく伝わらず、誤解されてしまう場合があることを知りました。また、スマートフォンなどの情報端末機器の利用についても学習し、写真を含む個人情報を載せたり送ったりしないこと、メールなどを送る前に人を傷つける内容でないかどうかを見直すことなど、具体例をもとに学ぶことができました。
 児童からは、「何人でも同時にメッセージを送ることができるので便利」「個人情報はネットに上げないようにしたい」という感想があり、コンピュータの便利さとともに、怖さについても知ることができました。

【東海市立緑陽小学校】あいさつ運動と全校一斉道徳授業

画像1 画像1
【あいさつ運動】
 緑陽小学校では、生活委員会を中心に「あいさつ運動」をしています。小中連携あいさつ運動では、2日間の日程で、名和中学校の約200人の生徒が緑陽小学校に来て「あいさつ運動」をしてくれました。子供たちは、たくさんの中学生のお兄さんやお姉さんに声をかけられてうれしそうでした。
 笑顔であいさつすることで、子供たちの心が育っていくように願い、全校体制で取り組んでいきます。

【全校一斉道徳授業】
 6月29日の授業参観で、全学級が一斉道徳の授業を行いました。
 1年2組では、「勇気」を主題に子供たちが話し合いました。勝手なふるまいをするキツネとどうしたらよいかわからないリスなど、お話に出てくる動物たちのお面をかぶって、それぞれの気持ちになって考えました。
 最後に、勇気をもってしたことや、できることを以下のように「勇気カード」に書きました。
・危ないことをしている人に危ないと言う。
・いじめられている子を助ける。
・けんかをしている子がいたら「だめだよ」と言う。
・悪口を言っている子に注意する。 
・あきらめない。
・弟とけんかをしたときすぐに「ごめんね」と言う。
・弟がだめなことをしたとき勇気を出して言う。
・入っちゃだめなところに入っていたら、「そこに入ってはだめだよ」と言う。
・横断歩道で手を上げなかったら注意する。

 子供たちは、自分の決めたことを実践しようとしています。
 全クラス、子供たちが真剣に授業に取り組みました。



【岡崎市立小豆坂小学校】地域とのつながりを深める活動

画像1 画像1
 本校は、「地域と共に、未来を創る小豆坂の子」をテーマに掲げ、思考スキル・ツールを生かした「小豆坂小カリュキュラムデザイン」の構築に向けて研究を進めています。6年生の総合的な学習の時間、地域を生かした単元「小豆坂ハートフルタウンプロジェクト」では、よりよい町についてそれぞれの考えを交流しました。
 6月に地域の方を招いて、グランドゴルフ交流会を行いました。小豆坂1区のみなさんと戸崎6区のみなさんとの交流は、思いやり深い、心温まるもので、子供たちは地域の方の優しさに感動していました。また、7月には、地域の老人ホームを訪れ、施設の方々と交流しました。けんだまをしたり、踊りを踊ったり、楽しい時間を過ごすことができました。このような活動を通して、子供たちは「自分たちもこの小豆坂の大切な一人」であると感じるよい機会となりました。今後も、地域の方との心温まる交流を深めていきたいです。

【一宮市立千秋小学校】保護者のための体験!体感!スマホ教室

画像1 画像1
 講師の方をお招きして、「保護者のための体験!体感!スマホ教室」を開催しました。スマホは便利な反面、トラブルに巻き込まれる恐れがあります。研修会では、スマホを使うことで起こりうる危険やトラブルについて、具体的な事例を紹介しながら分かりやすく説明していただきました。この研修を通して、「子供たちをトラブルから守るために、フィルタリングを設定すると安心であること」、また「親の目が最高のフィルタリングになること」が分かりました。
 参加した保護者の方からは、「フィルタリングに関する理解が深まった」「スマートフォンの使い方について、子供とゆっくり話をしたい」といった感想が出されました。
 安全にスマホを利用するために、各家庭で話し合い、親子が互いに納得できるルールを作ってほしいと思います。

【安城市立桜林小学校】 ふるさと発見!親子ウォークラリー

画像1 画像1
 秋風の吹く、のどかな田園風景の中、親子で手をつないで歩く姿がとても楽しげでした。声をかけると、「先生、今日は親子でふれあうよい時間になりました。私は忙しくて今からまた仕事ですが、今日は来てよかった。楽しい時間を過ごせました。」と、うれしい言葉を聞くことができました。
 本校では、隔年で「ふるさと発見!親子ウォークラリー」と「矢作川の集い」を開催しています。今年は「ふるさと発見!親子ウォークラリー」の年でした。自分たちの暮らしている地域に関心をもち、進んで郷土に親しみ、大切にしようとする気持ちを高めることと、親子で歩いたり話し合ったりすることにより、親子のふれあいを深めることを目的としています。
 五つのコースの中から希望のコースを選択し、ガイドブックやマップを片手に親子でクイズを解きながら楽しく歩きます。コースによって、地域に伝わる「棒の手」を見学したりお抹茶体験をしたり、お寺で戒壇巡りをしたりと、様々な工夫を施してあります。今年は、印内薬師(いないやくし)、二子古墳(ふたごこふん)、本證寺(ほんしょうじ)などの史跡ではボランティアのガイドさんによる詳しい解説もあり、子供だけでなく大人にも新しい発見や勉強にもなったようです。
 忙しい毎日、ついつい会話が少なくなっていた親子が、こうした体験を共にすることで、絆(きずな)が深まる貴重な時間をつくることができました。

【知立市立猿渡小学校】「幸せコアラ」から情報モラルを学ぶ

 現在、子供たちのまわりには様々な情報機器があふれている。携帯電話やスマートフォンを所持している小学生も少なくない。そこで、本校では、子供たちが正しく判断し、情報機器を使えるよう、学年別に指導目標を掲げ、情報モラルについて考えるようにしている。
 4年生で、「幸せコアラ」の話を使って、情報モラルについてみんなで話合いをした。主人公のなつきに、親友のみずはからチェーンメールが届く。その内容は「このメールを誰かに送らなければ、あなたの幸せがどこかにとんでいってしまいます。」というものだった。そのメールには顔文字で作られたかわいいコアラも添付されていた。戸惑うなつきをよそに、コアラのかわいさばかりに注目しているみずはには悪気が全くない。メールを誰かに送ろうか、送るのをやめようか悩んでいるなつきに、おばあちゃんが交通事故にあったという悲しい知らせが届く。「自分がメールを送らなかったせいかも・・・」と落ち込むなつきは、幸せコアラのメールを親友のえりに送ってしまう。数日後、えりから、「わたしは幸せではないよ。悲しかったよ。」という手紙を渡され、なつきは涙がこぼれた。
 子供たちに、「なつきとえりはどのように行動したらよかったのかな?」と問いかけた。子供たちからは、「メールを誰にも送らなければよかった。」「メールを消せばよかった。」「メールを送られた相手がどのような気持ちになるのか考えて、行動した方がよかった。」「お父さんやお母さんに相談すればよかった。」などという意見が出た。授業のふり返りでは、多くの子供が「これから携帯電話を持つようになったら、不安なことがあったらお父さんやお母さんに相談したいです。」という感想を書いた。
 これからも様々な題材を用いて、子供たちに正しい情報モラルを身につけさせていきたい。




画像1 画像1

【新城市立東陽小学校】地域のお年寄りからもらう力

画像1 画像1
 本校では、5年生が福祉について学習をしています。
 1学期には、地域のデイサービス施設を訪問しました。そこで「ふるさと」を歌とリコーダーで披露すると、お年寄りの方々が一緒に口ずさんでくれたり、箱積みゲームやクイズ、手の体操なども一緒に楽しんでくれたりしました。初めは緊張気味だった子供たちも、笑顔いっぱいの温かい時間を過ごすことができました。
 2学期は、学区の一人暮らしのお年寄りの方々を招待し、「ふれあい招待給食」を行いました。昔の小学校のことを教えてもらったり、好きだった遊びを聞いたりしながら、和やかな雰囲気で一緒に給食をいただいた後、交流会を行いました。子供たちが準備してきた紙芝居や、福笑い、手の体操や肩たたきなどでおもてなしをしました。お年寄りの方々の「ありがとう」「本当に来てよかった」という言葉や、喜んでくださる笑顔が、子供たちの満足感・自己有用感、次への力になると強く感じました。

【春日井市立藤山台中学校】 ケータイ安全教室

画像1 画像1
 本校は、毎年、中学校に入学したての1年生と希望する保護者を対象に、ケータイ安全教室を開催しています。本年度は、近年のSNSを起因とするトラブルの増加を受け、6月に全学年生徒と希望する保護者を対象に実施しました。
 事前に保健委員会が行ったアンケートでは、スマートフォン・携帯電話を所持している生徒の割合が、1年から順に66%、82%、74%となっています。また、タブレットを所持している生徒の割合が、1年から順に32%、36%、47%となっており、SNSを利用している生徒が増えています。その中でトラブルに巻き込まれたり、ゲームや動画の視聴などで夜遅くまで起きていたりと生活指導上の問題が増加していることがわかりました。
 本年度も通信事業社から講師を招いて、スマートフォンや携帯電話等の正しい使い方や、SNSでトラブルにならないための方法を教えていただきました。特にトラブルや犯罪に巻き込まれないように、個人情報の特定につながる写真の投稿や、コメントの書き込み方に注意が必要とのことでした。技術の進歩とともに、何げなく撮影、投稿した写真から個人を特定できるという話を聞き、生徒はとても驚いた様子でした。
 他にも、SNSを始めとするインターネットの特徴として、世界中に公開される可能性があることや、その情報がいつまでも残り拡散していくことなど、情報化社会の怖い一面を改めて教わりました。
 以下は生徒の感想です。
「お話の中で賞状の名前や個人情報がボタン一つで世界中に拡散され、自分の人生を狂わせてしまいかねないということを知り、現代社会におけるインターネットの怖さを痛感しました。
 また、インターネットは一度アップロードしてしまうと、半永久的にネット上に残ってしまい、完全に削除することが難しいということも教えていただきました。最近はSNSなどに写真をアップロードすることが多いので、ボタンを押す前に、しっかりと判断する重要性を学ぶことができました。
 今回の内容を生かして、今後のインターネットの使い方を考え、安全に楽しく使用していきたいです。」
 スマートフォンや携帯電話、タブレットは非常に便利な道具ですが、生徒が使い方を間違えてトラブルになったり巻き込まれたりしないように、学校と家庭が協力して指導していく必要性を強く感じました。

【小牧市立北里中学校】 無料通話アプリの使用から学ぶ

 現代では、スマートフォンなどの携帯端末を所持する中学生が増え、SNS上でのトラブルが広がっています。本校でも「無料通話アプリ」上でトラブルが起きたことがあります。
 本校では、無料通話アプリが危ないから使用するのを止めさせるのではなく、正しく有効に活用する力を身につけさせることを目標にしています。今回、中学2年生の授業参観で、無料通話アプリを正しく使うための注意点を考える授業を行いました。保護者が参観している中で行うことで、家庭でも話題にしてもらい、今後のSNSの正しい利用につなげられるとよいと思ったからです。
 学級の中で無料通話アプリを使用している生徒は9割おり、「グループで会話できる」や「気軽に返事できる」「既読機能がある」といった長所と「めんどくさい」や「トラブルが起こる」といった短所も生徒たちは理解していました。授業では、4人グループで紙面上での模擬会話を行いました。合唱コンクールでの出来事を取り上げ、一人の生徒の行動について、「A.面白い会話」「B.バカにする会話」「C.いじめの会話」というテーマで会話を考えさせました。その後、ひとつの会話を取り上げ、どこが「面白い」「バカにしている」「いじめ」なのかを考えさせると、人によって感じ方が違うことに気づきました。自分にとって「面白い会話」が人によっては「バカにする会話」「いじめの会話」と感じることを知り、言葉の受け取り方は人によって違うので、注意が必要だということに気づくことができました。
 授業後、生徒のふり返りには「顔を見て言えないことは書かない」「送信ボタンを押す前に読み返す」といった、今後の無料通話アプリの使用に生かせる感想も見られました。保護者からは無料通話アプリの怖さとともに親子で話し合う必要性も感じられた等の声が聞かれました。
 今後、生徒たちを取り巻くICT環境は、日々進歩していくと考えられます。それに振り回されるのではなく、自分の力を伸ばすツールとして活用できる生徒を育てていきたいと考えています。

画像1 画像1 画像2 画像2

【瀬戸市立掛川小学校】笑顔あふれる楽しい学校〜学びと育ち合いを通して

 本校は、「ともに学び合う 心豊かな たくましい子の育成」を教育目標とする、全校児童数38名の小規模校です。本校では、全校児童一丸となって様々な活動に取り組んでいます。特に、年間を通じて取り組んでいる和太鼓は、本校の特色の一つで、地域のお祭りや音楽会で練習の成果を披露しています。
 また、全校児童を縦割りの4班に分けた「なかよし班」で活動する機会もたくさんあります。豊かな自然を生かした「四季の森の学習」「山菜採り」「田植体験」「くり拾い体験」をはじめ、掃除の時間も「なかよし班」ごとに活動しています。
 これらの体験を通じ、高学年が低学年に活動の仕方や集団行動のマナーを教え、低学年が高学年の姿を見て行動の仕方を身に付ける伝統が、受け継がれています。児童たちは学年の垣根を越えて仲良く関わり合い、校内はいつも温かい雰囲気に包まれています。

画像1 画像1 画像2 画像2

【稲沢市立牧川小学校】 携帯安全教室

 本校では、6月26日に、稲沢警察署のスクールサポーターの方をお招きしてPTA主催の「携帯安全教室」を行いました。保護者と一緒に、5、6年生児童が参加しました。昨年度も、スマホによるネットの掲示板への書き込みからのトラブルが起きています。6年生児童の半数以上がスマホ・携帯を所持している現状もある中、児童にスマホ・携帯の利便性と危険性を理解させるとともに、スマホ・携帯でインターネットを使用するときの注意点や心構えを理解させることを目的として行いました。
 講師には、「スマホ・携帯やインターネットの正しい認識をもつこと」「スマホ・携帯によるトラブルやサイバー犯罪の事例、情報発信の危険性」についてお話をしていただき、質疑応答をして終わりました。
 児童の感想からは、「今はスマホを持っていないけれど、中学生になったら買ってもらうことになっています。携帯安全教室の動画を見て、スマホを使うことの怖さが出てきました。しかし、スマホは正しく使えば便利なものなので、正しく使っていきたいと思いました。」(6年男子)「これから私はスマホや携帯などを持つときがきたら、安全に使いたいと思いました。正しい使い方などを教えていただいたので、それを忘れずに使いたいです。これから将来、そのような事件に巻き込まれないようにしたいです。」(5年女子)という声が聞かれました。
 親子一緒に、スマホ・携帯の使い方について学ぶよい機会になりました。
画像1 画像1

【西尾市立白浜小学校】小さい子たちのことを思って

 本校は海に近く、海抜0メートル地帯にあります。南海トラフ大地震は、近い将来起こると予想されています。その南海トラフ大地震が起きたら、この地区はとても大きな被害が出ると予想されます。そこで、白浜小学校では、大きな地震・津波が来ても自分の命は自分で守れるように、1年生のときから防災学習に取り組んでいます。避難訓練も様々な場面を想定し、毎月行っています。
 その避難訓練のひとつに、学校近くの正法寺山への避難があります。避難路は、夏の間、草が伸び放題です。そのため、高学年は避難路の整備、草取りに出かけます。「小さい子たちが安全に避難できるように」という思いから始まりました。子供たちは、暑い中の作業を、黙々と行います。作業を終えた子供たちはふり返りに「これで安心して避難できる」「1年生も転ばない」「保育園の子が来ても大丈夫」などと書いていて、下の学年を思う優しい心が育っています。

画像1 画像1 画像2 画像2