【岡崎市立岩津中学校】 ボランティアデーの実施

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 本校では、毎年「ボランティアデー」と称し、生徒全員で奉仕活動に取り組んでいる。
 3年生は学区内にある高齢者施設を訪れ、「岩津の舞」の披露や簡単なレクリエーションを通して、高齢者の方と交流をしている。
 1、2年生は部活動単位で学区清掃に出かけている。毎年、大きなごみ袋が20袋近くにもなるごみを拾ってくる。
 学区清掃も高齢者施設での交流も、笑顔で取り組む生徒の姿に、心の温かさを感じられる。今後も、生徒の奉仕の心が形として表れるように、充実した活動にしていきたい。

【豊田市立足助小学校】情報モラル:著作権に関する道徳の授業

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 本校では、各学年の発達段階に応じ、市の情報モラル指導カリキュラムにそって、情報モラルについて計画的に学習しています。
 5年生では、市のカリキュラムに加えて、情報モラルに対する知識とそれにかかわる心情面でもより理解を深めるために、道徳の授業で、教材「のりづけされた詩」の学習を行いました。
 教材のあらすじは、「クラスで文集を作成することになったが、主人公はなかなか思うような詩をかけずにいた。そんなとき、自分のイメージとぴったりな詩を見つけ、それをまねして提出してしまう。しかし、主人公は、自分のしたことを先生に話し、自分のページには、自分で作成した新しい詩をのりづけする」というものでした。資料を読んだ後、「主人公は勇気がある」という賞賛の意見と、「他人の作品をまねするのはよくない」という批判する意見とに分かれ、主人公の行動や気持ちについて話し合いました。他人の作品をまねすることは「盗作」であり、「著作権」にかかわるということを教師から知識として話しました。子供たちは、どうして「盗作」がいけないのか何となくわかっていましたが、その理由を何人もの子が訴えることで、理解していきました。「最初に書いた人の努力を踏みにじっている」「最初に書いた人は苦労していて、それをまねされたら怒れる」と、作者の心情に思いをはせる意見が多く出されました。その意見を聞いて、子供たちは「盗作はいけない」と、理解を深めました。その上で、主人公の勇気ある行動にも称賛することができました。
 今後も、道徳の授業の充実とともに、今日的課題である情報モラルの教育の充実にしっかりと取り組んでいきたいと思います。

【長久手市立南小学校】情報モラルの授業

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 本校では、ITサポーター生かして、情報教育を進めています。今回は、子供たちに携帯電話・スマートフォン・インターネットの危険性について考えるために、5年生の児童を対象に情報モラルの授業を行いました。
 インターネットの基本的な内容から、インターネットに潜む危険性について学ぶことができました。特に、インターネットを使って情報のやりとりをする場合、「個人情報」の取扱いや「悪口」「うそ」などの情報発信にも注意が必要だと教えていただきました。また、安全に正しく使用するためのルールやマナーを動画などで分かりやすく教えていただき、社会科での学習を踏まえて勉強することができました。
 多くの児童が、自分にも起こる出来事かもしれないと考えることができ、事例ごとに適切な行動が必要だと認識することができました。今後もスマートフォンが普及していくと考えられるので、今回の情報モラルの授業で学んだことを家庭でも話題にしてもらい、携帯電話・スマートフォン・インターネットに潜む危険について、もう一度考えていただけるとよいと思います。

【豊川市立千両小学校】たてわり班活動で温かな学校づくり

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 全校115名の千両小学校では、たてわり班活動による、温かな学校づくりを目指しています。全校児童を、11〜12名の10班に分けて、あらゆる場面を通じて、異学年交流を行っていきます。4月の「新入生を迎える会」に向けて行う、班ごとによる「のぼり旗づくり」に始まり、「たてわり遊び」や「たてわりそうじ」のような定期的な活動も行っています。高学年がリーダーとなり、低学年の子の立場になって考え、低学年の子たちは、上の学年の子たちへの感謝の思いを強くし、活動を進めるごとに、お互いを思いやる集団へと育ってきています。また、活動の際には、必ずふり返りの時間を設け、それぞれの成長を認め合うことを大切にしています。
 大きな行事としては、地域のブランド作物として有名な「千両イモ」の栽培活動も行っています。イモの「つるさし」では、高学年を中心に土を掘ってあげて、下級生に「ここにつるをおいて」と優しく教えていました。中学年は、「ぼくがやるから見てて」「もっと土をかぶせるといいよ」と、お兄さん・お姉さん気分で、がんばっていました。「草取り」やヤキイモを行う「収穫祭」の際には、保護者や地域の方々も多く見え、学校と地域のみんなで子供たちを温かく見守っており、子供たちもすくすくと育っています。

【南知多町立内海中学校】Webサイトによる情報モラル擬似体験

 本実践は、1年生技術の授業における情報モラル教育実践である。「ネット社会の歩き方」という視覚的に理解しやすいWebサイトを活用し、個人情報や著作権の保護などについて擬似体験をもって理解を深めることをねらいとした。
【生徒の実態】
 生徒の携帯情報端末(携帯電話を含む)の所有率は約80%である。生徒からの調査によると主にメールや無料通信アプリ、ゲームといった機能を活用している。保護者の携帯電話を時間限定で借りている生徒も多い。他校と比較するとネットを介した生徒間のトラブルは少ないが、問題が潜在化していることが懸念される。よって、よりよい使い方を正しく判断し、適切に活用していくことが、本校の生徒にも必要と考える。
【授業の実践】
授業の流れは以下の通りである。
 導 入:知っているトラブル内容についての発表
 追 究:Webサイトで疑似体験
 まとめ:体験レポートの作成・発表・意見交換
個人情報の取扱いについて、十分な配慮が必要であることや、トラブルの原因となる行為は、ほとんどの生徒が認識を深めた。Webサイトの疑似体験を通して、再度、危険行為や留意する行為を再確認することができた。
【生徒の感想】
・ネットは便利な道具だけど、使い方次第で恐ろしい武器になってしまう。
・ネット依存は気を付けたい。メリハリをつけて活用したい。
・自分や友達の個人情報を管理する大切さが分かった。
・便利な道具だけど、トラブルは人の思いのすれ違いが原因となる。言葉を大切にしたい気持ちが強くなった。

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【田原市立赤羽根小学校】スマホ・ケータイ安全教室

 2月22日に、5、6年生とその保護者を対象に、外部より講師の方をお迎えし、スマホ・ケータイ安全教室を行いました。
 最初に、「どう受け取られるか考えて」について考えました。例えば、集まる約束をしていて、先に着いた友達から「もうついたよ」と連絡が入り、「なんできたの」と返信したら友達が怒ってしまいました。なぜでしょうか。どの交通手段を使ってきたのかと聞きたかったのに、友達は「来なくてもよかったのに、なぜ来たの」と受け取ったからです。メールのような短い言葉で伝えると勘違いすることがあるので気をつける必要があります。
 また、写真や個人の情報を勝手に公開する危険性についても教えてもらいました。写真から住所や本人が特定でき、その情報は世界中の誰でも見ることができ、悪用されることもあるそうです。自分の情報もインターネット上に載せないように気をつけてほしいです。
 最後に、有害な情報にアクセスできないように、フィルタリングをかけることも大事だという話がありました。
 様々な危険を知った上で、使うようにしてほしいと思います。

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【岡崎市立常磐東小学校】青木川での活動

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 本校は、全校43名の小規模校です。山あいの豊かな自然に囲まれ、子供たちは元気に過ごしています。
 正門前には青木川が流れ、「せせらぎ広場」という子供たちが遊んだり、理科や生活科の学習で自然観察したりする場があります。
 子供たちにとって身近な自然である青木川を活用した心の教育として、本校では「青木川クリーン活動」「川遊びの会」を行っています。本年度は地域の方が刈ってくださった草を運んだり、ごみ拾いをしたりしました。低学年の子には大変な作業もありましたが、きれいになった川を見て子供たちも満足げな様子でした。その後、各自で作った船を川に浮かべて、競争させました。
 この「クリーン活動」や「川遊びの会」のほかにも稚アユの放流活動、総合学習での取組などを通して、子供たちに川に親しみ、自然を大切にしようとする心を育んでいます。

【豊田市立浄水小学校】ありがとうのあふれる学校にしよう

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 本校では、毎月10日を「ありがとうの日」として、周りの人に対する感謝の気持ちを「ありがとうカード」に書いて相手に贈る活動をしています。
 昨年度から取り組み、今年で2年目です。今年度は、この活動を中心となって推進している保健委員会がさらなる創意を発揮し、「ありがとうカード」を校内に掲示したり、校内放送で発表して全校に広めたりとますますの盛り上がりを見せています。贈る対象を同じ学級内から異学年、家庭、地域と広げていくことで、子供たちがたくさんの愛情に包まれて生活していることを実感できるようになっています。また、他の人の善行や思いやりに気が付く目と心も育ってきていると感じます。
 それでは、「ありがとうカード」の実際の文章を紹介します。
「浄水フェスタ(学芸会)の照明係さんへ。私たちの演技のために、一生懸命照明をやってくれてありがとう。」
「給食で班をもり上げてくれるので、楽しく笑顔で食べられて、給食がおいしくなります。ありがとう。」
「私がおちこんでいるときに、相談にのってくれてありがとう。」
 今後もこの取組を継続し、子供たちの心を育んでいきたいと思います。

【小牧市立北里小学校】 2年生の情報教育実践

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 本校2年生で、情報モラルの授業を行いました。今、スマホやインターネットに関係したトラブルや事件がたくさん起きています。しかし、こういうことは小学校高学年や中学生になってから気をつければよいというわけではありません。2年生でも「スマホ」「インターネット」だけでなく、アプリやサイトの名前などをたくさん知っていることが分かり驚かされました。授業では、低学年にも分かりやすいよう動物の世界に置き換え、情報の扱い方で起きる様々なトラブルについて、どうしたらよいのか考えました。授業の後の振り返りでは、「だれでも見えるっていうことがこわいと思いました。」「なんでもインターネットやSNSのウェブサイトにアップしない」など、今後に気をつけたいことが書かれていました。

【大口町立大口中学校】保護者とともに情報モラル教室

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 本校では、新入生保護者を対象とした入学説明会の場で、「情報モラル教室〜ネットトラブルの現状とリスク対策〜」を行っています。本校生徒のスマートフォン所持率や、地区の中学生・高校生のアンケート結果をグラフで表しながら、スマートフォンに限らず、インターネット環境における留意点・注意点を分かりやすく解説しています。SNSは便利で気軽に使える通信手段である反面、文章表現によるトラブルが発生しやすくなります。さらに、その多くの原因が家庭でスマートフォンや無料通信アプリを使用している中で起こり、顔を合わせる学校生活の中で表面化する現状を、実際の体験をもとに伝えています。最後に、子供がトラブルに巻き込まれないようにする対処法や、巻き込まれてしまったときにどんな声かけをしたらよいかなど、具体的な対応策や相談できる行政機関も紹介しながら、保護者とともにネットトラブルを考える場にしています。
 参加した保護者からは、「非常に考えさせられました」「この話を、生徒にも聞かせてください」「家庭でのきまりをつくります」などの感想が寄せられ、教師と保護者が協力して子供たちを守ろうとする意識が高まりました。

【豊橋市立芦原小学校】花いっぱい 緑いっぱい 笑顔いっぱい 芦原っ子

 今年度、芦原小学校では「人権の花運動」に取り組みました。「人権の花運動」は、一人一鉢の花を育てることを通じて、協力、感謝することの大切さを学ぶとともに、自然や生命の尊さを実感し、心を豊かなものにすることを目的とする活動です。
 6月16日(金)には、人権マスコット「まもるくん」と「あゆみちゃん」を迎え、「はじめ式」が開かれました。そこで、1年生はアサガオ、2年生は野菜、3年生は日日草、4年生はマリーゴールド、5年生はベゴニア、6年生はペチュニアを植え、育ててきました。
 10月26日(木)には、「人権教室」を開き、1年生は「白い魚とサメの子」という紙芝居を、2〜6年生は「小さな命のメッセージ」と題して講演を聞きました。命の尊さを学ぶよい機会となりました。
 10月31日(火)には、「おわり式」が開かれましたが、1年を通して花を育てる活動は続いていきます。
 子供たちは、水やりなどの世話を通して「花が咲くのが楽しみ」「花だけでなく、人にも優しくしよう」「たくさんの花を見て、みんなが笑顔になることができた」「花も生きていることを感じた」と、温かな心を育むことができたと、強く感じています。春から秋まで花が絶えることがなく、大切に育てている心を感じました。
 今後も、植物の栽培に積極的に関わることで、命の大切さを感じ、周りの友だちも自分自身も大切に思う優しく温かい心の子供たちを育てていきたいと思います。

【東海市立船島小学校】みんなで楽しく幸せに生きるために

 12月の人権週間に、人権擁護委員さんをお招きして、「人権教室」を全学年で行いました。紙芝居や詩の朗読をしていただき、命や仲間、自分の大切さを教えていただきました。東海市子どものいじめ防止キャラクター「いじめにゃい」も来てくれました。みんなで幸せに生きるために、自分ができることをしっかり考えることができました。
 その後、各学級で人権やいじめについて考え、いじめを防止するための標語を作りました。その一部を紹介します。
 ○ いじめ なかったら せかいがきれい へいわ と えがお が いっぱい
 ○ そこのきみ いじめのなにが たのしいの
 ○ 「だいじょうぶ?」 聞いてあげよう ほらすぐに
 ○ いじめはだめだ 人をきずつける 心をきずつける
   自分の心もきずつける
   この言葉をいいきかせよう 自分の心に
 ○ 苦しい人と悲しい人 そばにいても いいんですか?
 ○ かげ口は 人がはなれる 言葉だよ

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【岡崎市立矢作中学校】 矢中やさしいね宣言

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 本校では、『矢中ファミリー』をテーマとして、優しさいっぱいの温かい家族のような学校、「ありがとう」の声があふれる教室で、いじめのない、みんなが安心して生活できる学校を目指して、日々教育活動に取り組んでいます。
 今年度は、矢中生が優しい心をもつことでいじめの撲滅につなげたい、多くの矢中生に“やさしい”行動について発言してほしいという目標を掲げ、各学期に1度ずつ「矢中やさしいね集会」を行いました。
 第一回の集会では、生徒会役員の演じる劇を見て「休み時間に配付物を配っている友達を見かけたらどうしたらよいか」をテーマに全校生徒で意見を出し合い、話し合いました。また集会での話を受けて、教室に戻った後、各自でどんな行動ができるか話合い活動を行いました。生徒からは「部活で1年生がやり方がわからない様子だったら、教える」「話合い活動の中で、スムーズに話し合いが進むように意見をできるだけ出すようにする」など、いろいろな場面での優しい行動が見られました。また、「登下校中のあいさつをしっかりする」など学校外にも目を向けている意見もありました。
 二学期の第二回の集会では、生徒会提案の『やさしいね宣言』『C・H・S(change:自分を変える,help:他人を助ける,search:優しいを見つける)』を全校で確認し、その後、各自の『やさしいね宣言』を考えました。各自の思いは「矢中やさしいね宣言の花」として校舎に飾られています。
 今後も、優しさいっぱいの温かい家族のような学校を目指して、日頃から他者の気持ちを考えて発言・行動できる矢中生を育成していきます。

【南知多町立日間賀小】自分たちの島をもっときれいに

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 本校では、自分たちの住む日間賀島を、ごみの少ないきれいな島にするために、海水浴場や通学路の清掃活動を行っています。これは、日間賀中学校との小中連携の一環でもあり、「小学生と中学生が協力して、島をきれいにしよう」と考え、活動を行ってきました。今年度より、この活動に多くの大人の方が、関わってくださるようになりました。きっかけは、「日間賀サミット」。島の小学生、中学生、大人の方が集まり、島の現状、そして未来について考える会議です。今年度のサミットは、「より島をきれいにするために」というテーマで話し合い、清掃活動の一層の充実を図ることになりました。
 5月のサミット後の海水浴場の清掃活動には、小中学生の他に、PTAや島の観光協会の方々にも参加していただくことができ、大人も小中学生も、汗をいっぱいにかきながら清掃活動に取り組みました。
 3月には、通学路の清掃活動を予定しています。今は、より多くの方に一緒に活動してもらえるように児童会、生徒会役員が中心になってPR活動を行っています。「自分たちの島をもっときれいにしたい」という願いを、みんなの力で実現させていきたいと思います。

【岩倉市立岩倉東小学校】情報モラル教育の実践

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 情報教育担当教諭が、5年生を対象に情報モラルの授業を行った。事前アンケートの結果、「SNSを利用したことがある」と答えた児童が全体の84%もいることが分かった。しかし、大半の児童がSNSを使用する際に気を付けなければならないことやインターネットの特性(公開性・記録性)などは知らなかった。
 SNSの不適切な書き込みの問題点と影響を考えることで、インターネット上に情報を発信する際の責任と適切に利用する重要性を理解することをねらいとして授業を進めた。最後には、インターネット上に書き込みをする際に自分自身が気を付けることを考え、意見交流を行った。「個人情報、うそや悪口は絶対に書き込まない」「将来を考え、あとで後悔しないように、内容を考えてから書き込む」「見た人が傷つかないような内容を書き込む」「書き込んでいい内容か分からないときは大人に確認する」など多くの意見が飛び交った。
 児童は、今後、様々な場面でインターネット上に情報を発信することが求められてくる。SNS自体を危険なものと考えるのではなく、正しい知識に基づいて適切に利用できるように育てていきたい。

【豊田市立井郷中学校】 3分の1卒業式 〜後輩の前を先輩として歩む道〜

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 本校の第一学年では、第二学年への進級に向けて、後輩、先輩、保護者、地域がどのような姿を期待しているかを考えさせ、その姿に近づいていけるように心を育てる教育活動を行っています。その一つが「3分の1卒業式」です。時期の設定や道徳の授業との関わりをもたせ、約1か月にわたり、自分自身の在り方と向き合わせて活動を行いました。
・1月中旬:道徳の授業1「ネット将棋」(私たちの道徳掲載資料)
 主人公よりも将棋が強くなっていく少年の取組姿勢から、生徒たちは話合い活動を通して、新たな発見や学びの中で自分の考えを固め、『自分を見つめて、自分を伸ばして』というテーマで作文を書きました。
・1月下旬:道徳の授業2「人で溢れた駐車場」(明るい人生掲載資料)
 駐車場のおじさんの働き方やその心の持ちようから、生徒たちはネームプレートを使用し、自分たちの意見を共有しました。『同じ給料ならやらなくても・・・』という意見が多い中で、『僕はやる』という意見に耳を傾け、自分たちの考えから道徳性を磨いていきました。その感想の中には、『自分は愛される先輩になりたいです。愛されるために大切なのは、どんな時でも人と人とのつながりを怠らないことだと思います』という記述があり、生徒たちの中で、少しずつ先輩という方向に心が向いてきたことを感じました。
・2月上旬:学級活動の時間「3分の1卒業式」の準備(決意表明文の作成)
 学年で円になって座り、一人一人決意を述べ、学年みんなが見届け人となる時間を設けていることを伝え、そこで表明する決意を考えました。
・2月20日:「3分の1卒業式」
・3月6日:「卒業式」 
 3年生が卒業した日を、先輩としてスタートする日としました。学校全体が、節目と感じられる厳粛な雰囲気を肌で感じた生徒たちにとって、一歩目を踏み出しやすい日としました。   
 今後も、学校、地域、家族の一員として、多くの人から愛される個人であり、学年であり続けられるように活動を続け、「愛される心」を育てていきたいと思います。

【小牧市立三ツ渕小学校】命の授業

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 1月25日(木)と31日(水)に、小牧市保健センターの助産師さんを講師にお迎えし、2年生の児童と保護者を対象に「命の授業」を行いました。
 2年生は、生活科「明日へジャンプ」の学習で、自分のうまれた頃について調べました。その過程で多くの児童から「自分たちはどうやってうまれてきたんだろう」と疑問が出てきました。「とても大切な命」についてもっと考えさせたいというねらいで、本授業に取り組みました。
 まず、小さな点が書かれた紙が一人一人に配られ、助産師さんに「これが命の始まり」と聴き、びっくり!自分たちがこんな点だったとは思いもしなかったようです。次に、おなかの中で赤ちゃんがどのように成長していくか、赤ちゃんの模型を見せていただきました。「小さな点だった命が10か月でこんなに大きな赤ちゃんになるなんて不思議!」と大興奮。最後に、代表児童が、お母さんの子宮に見立てた袋から出る出産体験を行いました。手を使わず袋から出ることに苦戦する姿を見て、周りから温かい励ましの声があがりました。また、やっとの思いで袋から出た後、保護者にギュッと抱きしめられ「うまれてきてくれてありがとう」と声をかけられ、にっこり笑顔。見ている人たちも思わず笑顔になる光景でした。
 その後、助産師さんから「奇跡的に命が誕生すること」、そして「自分たちはかけがえのない存在であること」を教えていただきました。児童からは、「ぼくたちは、いろいろな人のおかげでここまで大きくなったんだな」といった感想があがりました。また、授業に参加した保護者からは「子供がうまれてきたときのことを思い出し、心が温かくなりました」などの声が聞かれました。
 今後も命を大切にし、周りの友達も大切にできる児童を育成していきたいと考えています。

[蒲郡市立蒲郡東部小学校] 上手に使おうインターネット

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 本校の5年生は、通信対戦型のゲームをしたり、インターネットによる動画を見たりすることが好きです。スマホ、タブレット、インターネット接続できるゲーム機などの保持率も高く、保護者の持っている物も含めると日常的にこれらを使っている子が多くいます。
 社会科「情報化した社会とわたしたちの生活」では、メディアの役割や種類、送り手の工夫を学ぶことができたと同時にインターネット利用のルールやマナーも学びました。しかし、子供から「ダウンロードなど自分でやっているよ」「メールで汚い言葉を書かれて嫌な気持ちになった」などの声があがりました。そこで、社会科の学習から発展させて情報モラルの学習を実践しました。インターネットで「ネット安全教室」というサイトでメールの正しい出し方や個人情報の保護といった内容について、クイズ形式で学びました。子供たちからは、「個人情報はやっぱり大切だね」「メールを打つときも相手の気持ちを思いやることが大切なんだね」といった感想があがりました。
 この学習を通して、子供たちは、情報端末を使うときのルールやマナー、危険性について知ることができました。

【稲沢市立大里中学校】情報モラル教室の実施〜 インターネットへの情報発信・公開について 〜

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 本校生徒の実態調査において、約60%の生徒がスマートフォンを所有しており、また、90%以上の生徒がインターネットを使用していると答えています。SNSを通じて人間関係のトラブルに発展したり、悪質な嫌がらせが起きたりするなど、情報モラルを高める必要性が高まってきたことから、教室を開催しました。
 「SNSで写真などを公開したら、知らない人に待ち伏せされてしまいました。何がいけなかったのでしょう」というように、具体的な事例を用いて生徒一人一人に考えさせました。子供たちは、それぞれの事例に対して答えを導き出そうと真剣に考えていました。
 以下の文章は、子供たちの感想です。
○ 情報モラルが身に付いていない状態でSNSに投稿してしまうと、他人を傷つけてしまう。個人情報の流出には、十分気を付けて情報社会を生きていきたい。
○ SNSを利用するときには、個人情報の流出や著作権の侵害などに、十分に気を付けていきたい。情報機器を適切に使っていくことが重要だと思った。
○ 情報機器を使うときには、自分で責任をもって、他の人に迷惑をかけないようにしたい。
○ ふだん、何げなく情報機器を利用しているけど、著作権の侵害や個人情報を流出させてしまっている可能性があったなと反省させられた。相手を傷つけてしまうことにもつながるので、十分気を付けていきたい。
○ 情報機器を適切に、有効に使用するためには、利用する人がルールを守り、正しい行動をすることが重要だと学んだ。インターネットの特性を理解して、的確に判断し、正しく利用することが必要であると感じた。

【豊川市立御津北部小学校】学校の日 親子携帯安全教室

 1月20日に、第3回「学校の日」が行われました。6年生は、道徳「知らない間の出来事」の公開授業を行いました。この題材は、豊川市が取り組んでいる「いのちを大切にする子どもを育てる学習プログラム」にも位置づけられているものです。子供たちは、何気なく送ったメールから、友達を傷つけることになってしまった登場人物の気持ちを話し合う中で、メールのよさと問題点を考えました。
 公開授業のあと、携帯電話会社の方を講師としてお迎えし、「親子携帯安全教室」を開きました。スマホ・携帯などについて小中学生に起こりやすいトラブルやトラブルを回避するポイント、対処の仕方について、講師の方からお話を聞きました。
【子供のふりかえり】
 無料通信アプリなどでメールを送るときには、その内容が相手に伝わるか考えてメールを送ることが大切なんだなあと思いました。スマホや携帯を使う際は、ルールを決めて守ることが当たり前なんだと思います。インターネットの被害にあいにくくするためにも、制限をかけるのが大事だと思いました。
【保護者の声】
 漫画も使い、子供に伝わりやすい講座で、とてもよかった。今後の使用時に気を付けられるような内容だった。


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