高浜市立港小学校

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<連携校:高浜南部幼稚園>
◆テーマ 
港小学校区の子供たちの豊かな心の育成を目指して 
― 幼小連携における,よりよい仲間づくりを通して ―
<取組の概要>
・ 同じ地域に住む同年齢や異年齢の子供たちが一緒になって地域を元気にしたいと考え,幼小関係者を中心として話し合う場「幼小意見交流会」を通して,地域を元気にする取組を計画・推進するとともに,校区内の幼稚園や地域と積極的に連携をとり,協働して児童や園児の健やかな成長を促し,地域に根ざし開かれた学校づくりに取り組んだ。
・ 「幼小意見交流会」では,港小学校の1年生代表児童と連携校である南部幼稚園の代表園児で,2月に予定している一日入学で本校に入学してくる園児が体験する内容を話し合った。
・ 小学校入学前後の不安や心配などから起こる園児の「小1プロブレム」を防ぐため,入学前から園児と交流する機会を積極的に設定した。
・ 児童と園児が地域の方と一緒に活動する機会を通して,他人を思いやり,地域の一員として地域を愛し,地域のために働き掛けることができる「豊かな心」の育成に取り組んだ。

<成果>
・ 校舎のペンキ塗りや花壇の植え替えなどを地域の方々と行う活動を通して,地域の方々に感謝し,自分たちも地域のために積極的に関わっていこうとする自覚を高めることができた。
・ 夏の交流会や合同避難訓練などの幼小の交流を通して,園児は小学校の活動や雰囲気を体験することができた。児童は園児と接することで,園児の気持ちを考え,他人を思いやる気持ちを育むことができた。



詳細は,こちらを御覧ください。 →高浜市立港小学校

刈谷市立朝日小学校

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◆テーマ
朝日中学校区笑顔いっぱい仲良しプロジェクト
〜あいさつ運動を中心に地域を盛り上げる〜
<取組の概要>
・ 同じ中学校へ進学する二つの小学校が協力して地域を発展させる活動に取り組むことで,地域の 一員としての自覚を高め,地域を愛する心を育てたいと考え,あいさつ運動を中心に取り組んだ。
・ あいさつ運動を展開するための話合いの場として,児童会役員による2回の「朝日小・東刈谷小サミット」を開催し,2校の交流を図った。
・ 児童会役員を中心にして考えた「あいさつまつり(運動)」を行った。校内や地域で様々な活動 を行った。
・ 地域の公職者の方を招いて「笑顔いっぱい仲良しプロジェクト総会」を2回行い,協力のお願い や活動の報告をした。 
・ 仲間意識や思いやりの心を地域に広げるために,朝日幼稚園や朝日中学校とも授業や行事で交流 を図った。

<成果>
・ 児童会役員を中心に,東刈谷小学校と連携して地域を巻きこんだあいさつ運動を行うことで,子 供たちが地域とのつながりを実感するようになった。そして,地域や学校をよりよくするための活 動を計画して実践する喜びを味わうとともに,実践力を育むことができた。
・ 横断幕やポスターの掲示,回覧板,総会等を行うことで,学校の取組を地域の方に知っていただ き,協力を得ながら活動することができた。
・ 連携校の東刈谷小学校はもとより,学区の幼稚園や保育園,中学校とも連携して教育活動を行う ことで,仲間意識や思いやりの心を育むことができた。



詳細は,こちらを御覧ください。 →刈谷市立朝日小学校

一宮市立浅井南小学校

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<連携園:浅井保育園>
◆テーマ 
心豊かな校区の子供たちの育成を目指して
〜保・小連携における仲間づくり活動を通して〜

<取組の概要>
・ 園児や地域の方と交流する体験を通して,地域の支えに気づき,地域の一員としての自覚を高めるとともに,他を思いやることができる心豊かな子供を育成したいと考え,実践に取り組んだ。
・ 「仲間づくりサミット」を,小学校・保育園・地域の代表で組織し,児童と園児,児童と地域の方との協働のねらいや具体的な取組について話し合った。
・ ゲストティーチャーを招いて行う様々な活動(1年生「昔遊び」,2年生「芋掘り体験」,3年生「ヤゴ救出作戦」,4年生「菊作り」,6年生「絵手紙交流」)を通して,地域の方や園児と交流した。
・ 1月の「仲間づくりサミット」では,5年生が中心となり1年間の仲間づくり活動のまとめを発表したり,園児や地域の方と一緒に楽しめる催し物を企画・運営したりした。

<成果>
・ 児童と園児が地域で触れ合う活動を通して,相手を思いやる気持ちを高めることができた。
・ 地域の人々と一緒に活動する体験を通して,地域の支えの大きさを知るとともに,児童自らがその一員としてかけがえのない存在であるという自覚をもてるようになった。
・ 様々な活動の中で,園児や地域の方の笑顔を見た児童は,更に交流を深めていこうという意欲を高めることができた。



詳細は,こちらを御覧ください。 →一宮市立浅井南小学校

平成29年度愛知県道徳教育推進会議でリーフレットを作成しました。

愛知県道徳教育推進会議では、平成29年度のテーマ「『特別の教科 道徳』の実施を見据えた道徳教育の充実」に取り組み、その成果としてリーフレットを作成いたしました。

こちらを御覧ください。→愛知県道徳教育推進会議より提言

【犬山市立東部中学校】 心を育てる「全校一斉道徳」と「夢講演」

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(1) 親子のひろば「全校一斉道徳」の実施
 本校では、「親子のひろば」と題して、全学年で道徳の公開授業を実施しています。本年度は9月9日に、授業主題を「いじめ」各自の責任について考えようとし、資料「わたしのせいじゃない」を使って、全学年で道徳の公開授業を行いました。
 「いじめ・人間疎外」の問題を取り上げた道徳の授業を通して、自分を資料の登場人物に置き換えて考えたり、仲間の考えを聞いたりすることで、他者との関わり方、責任、無関心についての考えを深めることができました。また、「わたしのせいじゃない」という言葉に隠される各自の責任について、親子で考える機会をもつことができたと思います。
(2) 「夢講演」の実施
 本校では、「健康ひろば」と題して、様々な分野の講師を招いて心身の健康に関する講演会を実施しています。9月19日には、「文字職人」杉浦誠司さんを迎えて、「夢の見つけ方・叶え方」をテーマに講演会を行いました。
 東中生に向けて書いていただいた「めっせー字」の『夢』の漢字には、『ときめけ』の言葉が平仮名で隠れています。「自分の可能性まだまだこれから花開く」「つらいをチャンスに」と語る杉浦さんの言葉に、まだ見ぬ未来への希望と乗り越える勇気を感じることができました。
〈講演後の生徒の感想〉
 とても感動しました。今まで「あなたの長所は何ですか。」と聞かれても、自分が自信満々にいえる魅力は1つもありませんでした。しかし、「自分が思えればそれでいい。」という杉浦さんの言葉を聞き、自然と気持ちが晴れていきました。たくさんの「自分の長所」が頭に浮かんできました。また、つらい・逃げたいというときこそ「チャンス」と思って頑張っていきます。ピンチをチャンスに変えていきます。

【豊田市立野見小学校】 親子で情報モラル学習

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 本校では、6年生の親子を対象に情報モラルの授業を行った。無料通信アプリやメールでのやり取りの危険を知り、話合いを通して自分たちでルール作りができることを目指しています。実際にトラブルに巻き込まれた事案をもとに、子供たちが自分の問題として話し合う時間をもちました。授業後の懇談会の場で保護者にも一緒に考えてもらう機会を作ることにより、保護者が子供を安心して見守る体制を作ることができた。
 さらに、「事例で学ぶネットモラル」という教材を用い、これから出会うであろういろいろなケースについて知り、考えさせることで文字によるコミュニケーションの難しさやネットの危険な点を知ることができた。
<保護者の感想>
・親子で考えるいい機会であった。中学校に入る前に指導していただきよかった。
・学校でこのように考える機会があってよかった。クラス全体でスマホの使い方やルールを共有でき、話し合えることが大切だと感じた。
・親と子供の認識にずれがあり、親から一方的にいうだけでなく、相方がお互いに理解できるよう話し合うことが大切だとわかりました。
<児童の感想>
・これからスマホを持ったら、自分の気持ちをはっきり言うことが大切だと思いました。相手の気持ちを考えることで、誤解が生まれにくいと思います。
・ネットやトークアプリは正しく使わないと怖いなと感じました。
<課題>
 小学校と中学校との連携をとること。そのため中学校区で出されているマニュアルを有効に活用できるよう、繰り返し周知するよう働きかけていきたい。

【刈谷市立雁が音中学校】情報モラル授業

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 本校の三年生では、「なぜこんなことに……」と題し、情報モラルと道徳を絡め、授業を行いました。
 SNSや無料通信アプリなどのインターネットを通して行うコミュニケーションによって起こるトラブルについて、適切な判断と行動がとれるようにしたいと考えました。
 導入では、インターネットを使ってコミュニケーションをとったことがある生徒はいるかと聞くと、ほぼ全員が手を挙げました。いかに生徒たちの身近にインターネットがあるかが浮き彫りになりました。
 展開では、なりすましトラブルの例、動画サイトによるワンクリック詐欺や架空請求の例などを取り上げ、トラブルの原因について考えました。また、その原因を捉えた上で、トラブルを防ぐ方法についても考えました。
 いずれを考える場合も、グループで話し合いました。このときに、簡単なルールを決めました。
 1 時計回りで順番に発表する
 2 意見を付箋に書いて、プリントに貼る
 3 基本的に全員が意見を言う
 4 前の人と意見が重複したら、違う内容にする
 このようにルールを決めて話合いをすることで、どう発表したらよいのか悩む生徒が減りました。グループで話し合った後、全体で意見を出し、トラブル防止のためにはどうしたらよいのかを更に深めました。授業の最後には、クラス全体で出し合った防止策を共通理解することができました。
 授業後の感想には、「トラブルを防ぐ方法なんて分からなかったけど、みんなの意見を聞いて、自分でもできそうだと思いました。これから先、同じようなことに出会ったら、今日のことを生かしたいと思います」と書かれていました。
 今回の授業を通して、生徒に様々な場面に対応できる力が身についたのではないかと感じました。

【豊田市立猿投中学校】 無料通信アプリから学ぶSNSの怖さ

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 本校の1年生で実施したアンケートの結果から、現在多くの生徒が携帯を保持し、無料通信アプリをはじめ多くのSNSを使用していることがわかりました。SNSのトラブル防止とSNSの怖さを学ぶため、2回の情報モラルの授業を行いました。
 1回目の授業では、実施したアンケート結果から、携帯の使用状況を理解させ、意見交換を行いました。また、二つの事例の映像を見ることで、SNSに画像を載せる危険や言葉の受け取り方の違いについて学びました。学年でSNSのルールを作り、意識を高めることもできました。
【生徒の感想】
・気軽に使っているSNSですが、使い方を少しでも間違えると、いじめなどにつながってしまうので、怖いなと思いました。改めて、自分のSNSの使い方を見直そうと思いました。
・軽はずみな気持ちで、後先考えずに画像やコメントをすると、相手に誤解され、友情が壊れてしまうことがわかりました。これからは送る前に、「これで本当にいいのか?」と考え、コメントをしたり、画像を送りたいと思います。
 2回目の授業では、無料通信アプリのやりとりのイメージカードを使用しました。やりとりを見て、相手がどのように感じているかを考え、話し合いました。ふだん身近なやりとりでも、ネット上では相手の表情や声のトーンがわからないため、トラブルにつながる可能性があるということを学びました。
【生徒の感想】
・何げない自分の返信で、相手を喜ばせたり、悲しませたり、イラっとさせたりすることがあるのだなと思いました。私は、相手が嫌だなと思うメッセージではなく、プラスになれるような言葉を贈りたいと思います。今後も、楽しく無料通信アプリができるように、マナーを守りたいです。
・私は無料通信アプリをやっていますが、今日の授業を通し、言葉だけでは相手がどう思っているかわからないということを学びました。これからは記号や絵文字を上手に使い、勘違いからのけんかやトラブルが起きないよう、工夫していきたいと思います。

【犬山市立城東中学校】インターネットを用いたコミュニケーション

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 本校では、10月27日に外部から講師の先生をお招きして「コミュニケーションスキル講習〜インターネットを使うときに気を付けること〜」と題して、全校生徒と保護者を対象に講演会を行いました。話を聞くだけではなく、自分で考えたり、友達と相談したり、発表したりする時間もあり、有意義な時間となりました。
 その中でも「コミュニケーションはキャッチボール。相手のことを考えて行うことが大事」「自分と相手では、嫌だと思うことが違う」「ネットの特徴は、1公開される、2記録される、3拡散する、4誰かがわかる」「ネット上のコミュニケーションは、相手の顔が見えにくい」といったたくさんのキーワードが出ました。
 生徒たちは、これからのSNSの扱い方について、「友達を大切にしたい」「インターネットの怖い面を感じた」「親との約束をつくって使用したい」等の感想をもちました。

【岡崎市立葵中学校】 適切な対処方法について考えよう

 本校では「あおいMAX」という、生徒全員による話合い活動を行っている。昨年までは、学級単位で話合いの活動(小グループによる話合い)「あおいタイム」を設けていた。本校で大切にしている「教え合い、伝え合い、認め合い」の学びの基礎を作るのが目的として始まった。どの学級でも、全員が話合いに参加できるように各教科の授業で工夫している。
 今回は、ネット上での個人情報の扱いに潜む危険について、具体的に把握し、なぜ危険なのかという理由とどのように対応するべきかを考え、情報社会に適切に参画することができる力を身につけさせることをねらいとし、実践を行った。
 二つのケーススタディ
1 「これ、おもしろいよ」と友人から無料ゲームサイトのアドレスを教えてもらった。
2 SNSで知り合い、仲良くやりとりをしている同姓で同年代の友達から、直接会おうと誘われた。
 この二つの事例について、 個人→小グループによる話合い→全体による話合いの順に進めていった。
 全員の前では、意見が伝えられない生徒も、小グループでは活躍することができる。グループで出た意見を集約し、全体に広めることで、多様な考えを伝えることができた。そして、ネットワーク社会に潜む個人情報流出の危険に気づき、ケーススタディを通じて適切なネット利用への理解を深め、自分の個人情報を守る意識を高められたと思う。

【半田市立横川小学校】インターネットのルールやマナーについて考えよう

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 本校の6年生は、半数近くの児童が携帯電話・スマートフォンを所持しており、無料通話アプリケーションを使った交流を行っている。情報社会と言われるこれからの時代、パソコンや通信機能を備えたゲーム機など、インターネットの利用率は更に増加すると思われる。そのため、情報社会に対応できる力をつけさせたいと考えた。
 6年生の授業では、内閣府「青少年のインターネット利用環境実態調査」の動画を視聴しながら、ネットいじめをテーマに登場人物の問題行動について話し合い活動を行った。児童からは、「メールではなく、サイトに投稿されると誰が見るのか分からない。」「知らない人も自由にサイトにアクセスできるので、気づいたときには、もう消したいものを消去しきれない状況になってしまうこともある。」などの意見が出た。
 今回は、学級や全国的な情報機器の利用データを把握させた上で、参考動画を視聴させ、自分たちにも起こりうる事例であることを理解させた。また、悪意のある第三者の存在や情報社会における情報の拡散性や即時性について、話合い活動を取り入れて考えさせ、情報モラルについての意識を高めた。

【豊田市立幸海小学校】教えちゃダメなの?

 小学校2年生の道徳の授業で、ICT支援員の方に来ていただいて、情報モラルの授業を行いました。
 内容は、警察だと名乗る電話口の人物に、友達の個人情報を漏らしてしまった事例を見ながら、知らない人に勝手に友達や家族の個人情報を教えてはいけないということを勉強した。
 また、ネットに個人情報を書き込むとどんな怖いことが起こるかを、教師がシミュレーションで見せながら考えさせた。
 その後、そういった目に遭わないために、各家庭での約束事をもう一度確認しようという話をした。
 授業では、低学年でも自分の身にも起こりうることとして、真剣に考えることができていた。
 今後は、学校と家庭が連携を取りながら、子供たちに危険を伝えていくことが大切だと感じた。

【豊田市立則定小学校】心のにじ週間〜友達のよいところに目を向けよう〜

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 本校は、豊田市の山間部にある全校児童49名の小規模校です。全校遊びや縦割り班での掃除など、学年の枠を超えて活動する機会が多くあります。そのため、お互いのことをよく理解しており、関わりも深くなっています。その反面、親しみすぎて、慣れ合いの部分も多く見られます。
 そこで、本校では、年に2回、友達のよいところに目を向けて、お互いに確認し合う活動を行っています。福祉・広報委員会が企画し、全校に投げかけ、実践しています。今年度の1回目は、「心のにじ週間」と名付け、友達のよいところを一人一人が7色のカードに記入し、7色の虹を完成させる企画でした。期間は2週間、前半の1週間は友達のよいところに目を向けることを呼びかけ、後半の1週間でカードに記入しました。全校児童が一番よく通る場所に「心のにじ」を掲示し、虹が完成するのを全校で見守りました。
 出来上がった虹を見て、「ぼくのことが書いてあってうれしかったです。」「もっとよいところを見つけたいです。」などという感想があり、友達のよいところに目を向け、交流することのよさを実感することができました。これからも、お互いのよさを認め合うことができる温かい雰囲気をつくっていきたいと思います。

【豊田市立上郷中学校】情報モラル集会

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 携帯電話会社の方を講師に招き、「スマホ・ケータイ安全教室」と題して情報モラル集会を行いました。「世界中に公開される」「情報が不確か」「情報がずっと残る」「匿名ではない」などインターネットがもつ特徴を確認したのち、被害にあわないための手立てや、加害者にならないための手立てを教えていただきました。SNSでの具体的トラブルから問題点を考えたことで、生徒も自分事として捉えながら考えを深めることができました。会の最後には、ゲームやSNSなど自身のケータイの利用について振り返り、「迷惑をかけていることはないか」「友達同士のルールをつくろう」「『即返信』を期待するのはやめよう」など、ケータイを利用する上で大切にしていきたいことを伝えていただきました。
【生徒の感想】
〇 情報モラル集会の話を聞いて、二つのことを思いました。一つ目は、無料通信アプリで友達に送った写真や動画が、どんどん広まっていく可能性があるということです。自分自身はあまり送りませんが、そういう可能性があるということを忘れずにいたいです。二つ目は、文字を使って起こるいじめについてです。「おれはいいよ」という文は二つの意味があり、相手と自分で受け取り方が変わる可能性は高いと思いました。私も、何回か「いいよ」と打って、友達から「?」と返ってきたことがあります。注意していきたいです。
〇 私は、自分用のスマホを持っているけれど、トラブルにあったことはありません。毎年このような集会からたくさんのことを学ぶことによって、毎日送っている無料通信アプリも、注意深く読み直したり、考え直したりしています。私は、一度だけ歩きスマホをしたことがあります。段差が見えず、見事に転びました。これが家の中だったからよかったものの、駅のホームだったら…なんて考えたら、怖いです。今日、改めてインターネットは怖いものだなと感じました。使い方に注意していきたいです。

【豊田市立浄水北小学校】まごころを伝えるトゥルーハート賞

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 本校では、「真心のある」言動や場面に対してトゥルーハート賞という学校賞を出して表彰をしています。毎週木曜日の昼休みの校長室は、賞を受ける「まごころさん」でにぎわっています。
 この取組は、開校以来続いています。子供たちが互いのよさに気付いたり、ありがとうの気持ちを伝えたりすることで温かい人間関係を醸成しています。
 子供たちは、友達の善行、努力、勇気、優しさ、感謝など、「真心のある」言動や場面を見つけたら「まごころ見つけ用紙」に表彰内容を記入し提出します。学校行事や縦割り活動の後は、低学年から高学年への感謝の言葉や高学年から低学年への頑張りを認める言葉であふれています。賞を申請した子も受け取った子も温かい気持ちになります。今年度は賞状を一新しました。児童会が中心となって子供たちから賞状の図案を募集し、選ばれた図案を組み合わせて心温まる素敵な賞状ができました。
 今年度発行したトゥルーハート賞は、3016号。今後もこの取組を継続し、子供たちの心を育み、真心あふれる学校にしていきたいと思います。

【長久手市立北中学校】スマホ・ケータイ安全教室

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 携帯電話会社から講師を派遣していただいて、生徒全員向けにスマホ・ケータイ安全教室を開催しました。今年度、本校ではスマホの間違った利用をしてしまった生徒がありました。
 はじめに、「今日は楽しい話ではなく、皆さんにとっては嫌な話をしますが、とても大切なことだからしっかり聞いてください。」という言葉がありました。これで、生徒の聞く気持ちが引き締まったように感じました。
 内容は、まず、SNSやコミュニケーションツールによるトラブルの紹介。書き込める文字数に制限があるために誤解を招きやすいことや、いわゆる「即レス」にこだわることによるトラブルについて話されました。
 また、インスタ映えなどと、写真をアップすることが流行していることにも触れ、制服を着た写真から学校が特定できることや、うれしさから賞状を持った写真を載せるとそこから個人名がわかったりすることなど、何気なく載せた写真から住所や名前、学校などの個人情報がわかってしまうことを生徒にも理解しやすい例を挙げて説明されました。
 最近、中学生や高校生が裸の写真を送るように要求される事件がよく報道されることから、「あなたの裸の写真を要求する人は、あなたのことなんかどうでもよいと思っています。」という言葉で締めくくられました。
 専門の方を講師に招いての教室だったので、私たち教員も頭ではわかっていてもなかなかうまく指導できなかった内容をとてもわかりやすく話されたことで、これからのICTに関する指導に役立てることができると考えます。

【豊田市立古瀬間小学校】2年「おしえちゃだめなの?」

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 最近、不審者情報を耳にすることは、珍しいことではない。2年生という学年の子供たちは、自分や友達の「個人情報」の重要性をまだよく知らない。そこで、個人情報を守るため相手が確認できない電話で友達などの個人情報を教えないようにし、個人の情報の大切さについて考えることにした。
 授業の導入では、ネットモラルのアニメーションを視聴することで、子供たちに分かりやすい内容となった。子供たちは、ふだんの自分の生活を振り返りながら考えることができた。まとめでは、知らない人から電話がかかってきたときに気を付けることを発表した。相手が確認出来ないときは、名前や電話番号を言わない。名前や電話番号を聞かれた時は家の人に相談する。電話で「警察です」「学校です」と言われたら相手の電話番号を聞いて「後でかけ直します」ということなどである。
 授業を振り返ってみると、「自分や友達の電話番号や名前が個人情報ということを初めて知った」「聞かれたら教えちゃいそうだったからちゃんと家の人に伝えるようにしよう」「留守番は少し苦手だけど一人のときには電話に出ないようにしよう」また「自分や友達の個人情報は大切だと分かった」と話す子供が多かった。
  この授業を通して、「個人情報」とは何か、「個人情報」の大切さなどを理解し、留守番をしているときにかかってきた電話の対応の仕方や緊急時の連絡方法をあらかじめ決めておくことなどを各家庭へ啓発することも大切だと感じている。

【豊田市立冷田小学校】道徳の授業を通して人権を考える

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 12月4日からの人権週間に先駆けて、12月2日の学校公開日において、全校で道徳の授業を行った。4年生では「おもいやり」「自分を大切にする」ことについて考える授業を行った。教材「いっぴきのソロリ」を基に、人権という大きなテーマではなく、クラスの実態にあった題材を考え道徳の授業を実施した。日頃の授業とは違い、保護者の参観を通して、児童だけでなく保護者も一緒に人権について考える機会となった。友達の考えを聞いて自分の考えを発表したり、担任による読み語りを聞いて主人公の気持ちを考えたりすることができた。
 また、全校で人権を意識させるために、各クラスで人権の行動目標を考え教室に掲示した。1年「人のいやがることをしないでなかよくあそぼう」、2年「友達となかよくあそぼう」、3年「人のいやがることをしないでなかよくすごそう」、4年「困ってる子 助けてあげよう 友達だから」、5年「言葉づかいに気をつけて気持ちよくみんなで過ごそう」、6年「思いやりの心をもって言葉づかいに気をつけよう」、ひまわり「友達となかよくすごそう」という目標のもと、相手のことを考えて行動しようとする姿が見られた。
 1年生、2年生では、人権移動教室を実施した。自分の思いだけで言葉を言うのではなく、相手の気持ちを考えて言うことの大切さを学ぶことができた。読み語りや標語によって友達と仲よく過ごすために相手がいやがることは言わないようにしようとする気持ちを養うことができた。

【稲沢市立稲沢中学校】人との接し方を考える〜インターネット上のトラブルを題材とした道徳の授業を通して〜

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 3年生の道徳の時間に、インターネット上のトラブルを扱った話を教材として、道徳の授業を行いました。話には、コミュニケーションアプリを通じたやりとりに端を発した、友達同士のいさかいが描かれます。その話を読み、何が問題であるのか、また、誰がどうすれば問題が解決するのかを話し合いました。
 生徒たちは、「コミュニケーションアプリのやり取りでは、自分の思いが十分に伝えられず、誤解が生じている」「自分で始めた悪口が、どんどん広がり手がつけられない状態になってしまっている」などの問題点に気づきました。
 その後の話し合いでは、「大切なことは、面と向かって言った方がよい」「アプリ上で感情的に言い争うのではなく、冷静に自分の思いを相手にわかるように伝えた方がよい」「周りの友達はやみくもに同調しない方がよい」「周りの大人に相談すべき」などの解決策が出されました。
 最後に、友達とコミュニケーションをとる際にはどのようなことに気をつけたらよいかを考え、まとめとしました。
 コミュニケーションアプリやブログ等を使ってのやりとりや情報発信は、今や、生徒たちにとって日常となっています。この授業は、それらをどのように使っていくべきか、また、その根本にある人との接し方について考えるよい機会になりました。

【豊田市立保見中学校】道徳授業〜ネットモラルについて〜

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1 活動のねらい、生徒の実態
 本校では、「ほ」本気で、「ほ」保見中学校の、「え」えがおを、「み」みんなで考える会として、ほほえみ集会を行っている。前期にいじめのないクラスを目指してほほえみ宣言を考え、全校集会で発表し、学校全体でいじめについて考える時間をつくることで、生徒たちが相手を思いやる心の大切さに気づくことができる。その中でアンケートを実施した際に、多くの生徒がSNSを使用し、コミュニケーションをとっていることが分かった。そして、やりとりの中で「ケンカに発展してしまったことがあった」「不快な思いをしたことがあった」と答える生徒が多く、道徳部では、一斉道徳としてネットモラルを取り上げ、文字の伝達について考えた。
・無料通信アプリのやり取りをする場面においても忘れてはならない適切な行動があることを知る。
・話す言葉や文字による言葉を選ぶときにも、相手を思いやる心が大切であることを感じ取らせる。
2 活動の様子
 図1のように、話し合い活動を通して、SNS上で行われるやり取りを紙媒体で体験した。表情が見えない状態で会話をすることで、誤解が生じることを学んだ。文字によるコミュニケーションは、直接話すときよりも相手を思いやる心が特に重要であることを感じている生徒が多く見られた。また、文字の伝達は、日頃の人間関係が大きくかかわっていることに気づく生徒もいた。
3 生徒の感想
 スマホでの会話の中で、トラブルに巻き込まれたり、いやな思いをしたことがあると答えた生徒が多かった。「文字での伝達において気を付けるべきことが分かった」「誤解がないようにしたい」「日常生活でのコミュニケーションや人間関係作りが大切」といった感想が見られた。
4 まとめ
 文字によるコミュニケーションを日常的に使っている中学生は、無料通信アプリでのいじめが多くあることを自覚している。情報モラルの道徳を通して、ささいな言い間違いや誤解が人の心を傷つける可能性があることを学んだ。また、直接言葉で伝えることの大切さに気付き、学校をあげて、「ほほえみ」の大切さを考える機会となった。