平成29年度研究推進校 愛西市立草平小学校

<取組と成果のポイント>
○ 「考え、議論する道徳」の授業への転換を進めた。
 1 低学年の子どもにも学習内容をとらえやすくするため場面絵やパペット劇を利用した教材の提示方法の工夫を行った。
 2 自分の考えや立場を明確にするため、モラルジレンマ教材による授業実践や、葛藤メーターなどの教具の活用を行った。
 3 学習内容を子どもが自分のこととしてとらえることができるように、ロールプレイを取り入れたり、自分が登場人物だったらどうするかを考えさせたりするなど授業形態の工夫を行った。
以上の手立てを講じることで、自分の考えを整理しまとめることができた。また、話合い活動が活発になり、道徳的価値観にかかわる自分の考えを深めることができた。

○ 学校行事と関連付けした教材を選び、これまでの自分を振り返る活動を行った。友達の話を聞き、協力して仲よく行動しようとする気持ちの高まりがみられた。また、児童会の企画を通して、異年齢間の子どもで喜びや優しさを感じることができた。  
  
○ 道徳ノートやワークシートを利用し、子どもに自分の考えや授業で話し合った内容などをまとめさせた。学習した内容が蓄積され、子どもは自分の考えを振り返ることができた。また、教師は文章で子どものよさや考えの変容を具体的に知ることができ、授業の評価に活用することができた。




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【豊田市立平和小学校】マザーテレサの思いを深く考えよう

 平成32年度から新学習指導要領の小学校での実施と30年度からの移行措置への対応を、本校でも進めています。
 今年の夏季休業中には、豊田市の道徳の指導員である先生をお迎えして、教科としての道徳についての模擬授業を行い、さらに文部科学省からの最新の情報提供を受けました。
 その研修をもとに、10月には6年生が「命について考えよう」の授業を行いました。この授業では、タブレットパソコンを児童一人一人が持ち、デジタル資料の視聴や、自分の考えた「思い」や「言葉」を記入し、共有し合ったうえで話合いをすることで、更に深く考えました。
■ねらい
 生命はかけがえないことを知り、自他の生命を大切にしようとする心情を養う。
■主な流れと子供たちの様子   
〇マザー・テレサについてまとめたデジタル資料を、児童一人一人のタブレットパソコンに教師が転送し、テレサが生涯にわたって人々に大きな愛を与え続けた、その人となりについて知る。
 ・児童の中には、マザーテレサについて初めて知った者も多く、貧しい人々の中にあって、支え続ける強い信念について考えたいという声が多く出た。
〇教師が準備したプリント資料文「マザーテレサ」を読む。
 ・死を待つしかないおばあさんを、どのような思いで病院へ運んだかを考えた。
 ・病院で「手当てをできない」と言った医者の言葉に、それでもあきらめなかったテレサの気持ちを自分たちの言葉で表現した。
〇「死を待つ人々の家」について知り、テレサはどんなことを語りかけていたかを想像し、タブレットパソコンに記入する。ここに書いたものを大型テレビで投影することで、互いの考えを共有し合う。
 ・あたたかく、満ち足りた気持ちで死を待つことができたと思う。
 ・「死を待つ人々の家」を必死な思いでつくり、守ったんだろう。
 ・自分だったら、死を待つ人々に何をしてあげられるだろう。
 ・死を前にした人々に対して、あきらめて途中で他人に任せてしまうかもしれない。
〇本時のふりかえりをする。
・「命の大切さ」の学びを深めていくために、累積型のワークシート(ポートフォリオシート)に記入した。

【田原市立泉中学校】全校体制で取り組む道徳教育

 本校では、昨年度より「ローテーション道徳」を実施しています。担任している学級だけでなく、他学年の学級でも道徳の授業をするという取組です。
 本校は1学年1学級の小さな学校です。その特徴をいかし、全ての教員が全ての学級の道徳の授業に関わろうということで始めました。
 本年度のローテーション道徳も、それぞれの教員らしさがあふれる、多種多様な内容で展開されました。
 いじめの定義について、様々な視点から考えた題材「『いじめ』について考える」の授業。
 自身のマラソン経験をもとに、強い意志と周囲の支えの大切さについて考えた題材「走れ熱いなら!」の授業。
 日常の積み重ねが大きな成長につながることについて学んだ「皿洗いと日本一」の授業。
 大谷翔平選手が目標を達成するために作成した「マンダラート」を通して、「夢のかなえ方」について考えた授業。
 かけがえのない自他の生命を大切にすることについて考えた「気胸」の授業。
 親が子を想う気持ちについて考えた「親にとっての最高の贈り物」の授業。
 自身のボランティアの経験から、エイズについての差別や偏見について考えた「UPDATE!エイズのイメージを変えよう」の授業。
 生徒たちも、それぞれの教員の個性あふれる授業を楽しみながら、一生懸命学習していました。いろいろな教員から学ぶことで、より心の豊かな生徒に育ってくれることを願っています。

【あま市立宝小学校】ありがとうの集会

 本校では、「ありがとう」について考える全校集会を行いました。
 事前に、全校児童に実施した「ありがとうアンケート」を、大きく3種類の「ありがとう」に分けて、振り返る活動をしました。
 1 「私のことを考えてくれてありがとう」
 2 「みんなのことを考えてくれてありがとう」
 3 「素敵な姿を見せてくれてありがとう」 
 この3種類の「ありがとう」の場面を保健委員が演じ、録画したものを、全校に発表しました。実際に劇を行うより、見やすくコメントも入っていて大変わかりやすいものになりました。
 自分がアンケートに書いた場面が出てきて、「そうそう」とうなずく児童や「あっ、それもあった」と新たに気づく児童もいました。
 養護教諭からの話の後、「ありがとうワーク」を行いました。自分の生活を振り返って、ワークシートに3種類の「ありがとう」の視点で考えて、記入しました。
 その後は、各学級からの代表者3名にそれぞれの「ありがとう」について、発表してもらいました。発表者が「○○さん」と○○さんの方を見ます。呼びかけられた○○さんも立って、発表者を見ます。「いつも〜してくれてありがとう。私も〜しようと思います。」「どういたしまして」という流れです。「困っていたときに、声をかけてくれた」「いつもスリッパをそろえてくれる」「熱心に掃除をしている」など、いろいろな場面でのたくさんの「ありがとう」が、発表されました。最後に、校長先生から「たくさんのありがとうをありがとう。」というお話がありました。子供たちが、満面の笑顔で「ありがとう」を言い合えたすばらしいひとときでした。

【岡崎市立山中小学校】地域のお年寄りとの交流「敬老会」「ふれあい会食会」

 本校は、地域のお年寄りとの交流の機会を数多く設け、高齢者に対する敬愛の心や、郷土愛を育むことができるような教育活動の実施に努めている。その中でも、9月に行われる「敬老会」と、11月に行われる「ふれあい会食会」が、特に大きな行事である。
 今年度の「敬老会」は、9月15日に行われた。事前に、お年寄りに向けて全校で手紙を書いた。内容は、頑張っていることなど自分についての紹介や、お年寄りにこれからも元気で見守ってほしいことなど、読後にお年寄りの気持ちが明るくなるようなことを考えて、それぞれの学年の発達段階に応じて取り組んだ。「敬老会」当日は、2年生が来てくださったお年寄りに直接手紙を渡したり、肩たたきをしたりしておもてなしをした。6年生は、お茶出しや案内役を務め、1・4・5年生や音楽部は、歌や合奏などを発表し、会場は終始和やかな雰囲気に包まれた。3年生は、お土産にメッセージやイラストなどを手書きしたしおりを渡し、お年寄りに喜んでもらうことのよさを実感できるようにした。
 「ふれあい会食会」は、11月10日に行われた。3・4年生が主催し、地域のお年寄りと会話を楽しみながら、一緒に給食を食べることで親睦を深めた。「どんな食べ物が好きですか。」「子供の頃はどんな給食を食べていましたか。」など、給食を通してお年寄りのことを知ったり、一緒に郷土読本「ふるさとやまなか」を読みながら学区のことを話題にして話したりすることができた。食後は、学校にある昔遊びの道具を使って、お年寄りに教わりながら一緒に遊んで大いに盛り上がった。最後に、お年寄りにもなじみのある「ふじ山」「もみじ」の合唱を披露し、しみじみとした雰囲気で会を締めくくった。
 この「敬老会」や「ふれあい会食会」は、学校を中心に世代の離れた年齢層が交流をもつことができる、非常に有意義な機会である。心温まる素敵な時間を共有することができるこの活動を通して、子供たちは、学区のことや学区の人たちのことをより好きになり、ふるさとに対する愛着を深めることができる。さらに、そこから生活科や総合的な学習の時間のゲストティーチャーとして来ていただくなど交流の機会が広がり、体験的な学習を充実させていくきっかけとすることもできた。

【豊田市立挙母小学校】情報モラル「スマホのなりすましトラブル」について考える道徳の授業

 本校児童のスマホの所持率は、高学年になるにつれて増加する傾向にある。4年生においても、全体のおよそ20%の児童が持っており、メールやラインなどのサービスを実際に利用している。そこでSNS利用に関するトラブルを未然に防止することを目的として、昨今急増している「なりすましトラブル」に巻き込まれないための学習を行うこととした。
 初めに、教材のより深い理解を促すため、子供が興味・関心を抱きやすいデジタル機器を用いて資料を提示した。資料は、4年生の児童たちと同じ年齢(10歳)の少女が、孤独をまぎらわすために加入したSNSで、知り合った女学生とメールのやりとりを通して親交を深めていくというものである。最初、少女は相手との会話を盛り上げるために自分の年齢を14歳と偽っていた。しかし、物語の終盤、この女学生にうそがばれ、人を欺いた代償として様々な脅迫を受けるようになっていく。だが真相は、この女学生こそ40代男性のなりすましであり、少女を犯罪に巻き込むためにSNSを悪用していたということだった。資料を見た後子どもに感想を聞いたところ、口をそろえて会ったこともない相手の言葉をうのみにすることの怖さを挙げた。
 そして、「ネットでの出会いで気をつけなければいけないことは何か」について話し合った。「自分の発信する情報に責任をもつ」「軽々しく自分の情報を教えない」「不安を感じたらすぐに大人に相談する」などの意見が挙がり、SNS利用におけるマナー順守の大切さと、そこに潜む危険性を理解する気持ちが生まれたと思われる。本時の学びを忘れず、実生活でもSNS利用への心がまえを一人一人の子どもの内につくっていくことが求められる。

【愛西市立西川端小学校】 ケータイ・スマホ安全教室

 10月13日(金)携帯電話会社の方を招いて、6年生が「ケータイ・スマホ安全教室」を行いました。以下は、児童の感想を掲載します。
 「ケータイ・スマホ安全教室」に参加し、私が学んだことは、個人情報を簡単に教えてはいけないということです。自分は一人の子だけにしか教えていなくても、会ったことのない人や外国の人たちにすぐに個人情報がわかってしまうことがわかりました。スマホやインターネットは、調べたり、物を買ったりでき便利な道具だけれど、一つでも使い方を間違えれば自分だけでなく、家族や友達にまで怖い思いをさせてしまったり、いやな気持ちにさせてしまったりすることもわかりました。私もこれからスマホやケイタイを使うことがあると思うけれど、そのときは、母親や父親と一緒に使うときのルールや時間などを決めて使うようにしたいです。
 

【津島市立天王中学校】SNSから考えよう

 本校では12月4日、人権週間に合わせ全校生徒を対象に人権集会「SNSから考えよう」を行い、情報モラル教育を行いました。
 便利なSNSですが、その手軽さこそが落とし穴になるとして、実際に発生した様々なSNSトラブルの事例を通して、一つ間違えると取り返しのつかない事態に発展していくことを学びました。
 「よい人間関係は言葉ひとつから」ということで、終末には北原白秋の「ひとつのことば」を紹介し、自分のこれまでを振り返り、これからの生活においていかしていけるよう学習することができました。

【岡崎市立大門小学校】 友達の肖像権を考えよう

 子供たちは、パソコン教室での授業を楽しみにしている。国語でローマ字を習ったので、自分の名前をローマ字で入力することができるようになった。自分の名前以外にも、興味が高まり、自分の書いた作文を自分でローマ字で入力してみたいと思う子供が増えてきた。
 そこで、3学期のクラスの思い出づくりに、写真を使ったニュース番組制作をソフトを使って行った。そこでは、自分の写真以外にも、友達との写真を思い出に残したいという子供が出てくる。その番組作成ソフトでは、テロップを差し込めるので、「大切な友達〇〇くん」と写真に合わせて文字を入力していける。それは、子供たちにとって、とても楽しいことであった。
 しかし、そこで問題も起こってくる。中には、友達に使われたくない写真を勝手に使われてしまっている子供がいたり、テロップにおもしろさを感じ、少し悪ふざけをした言葉を友達の承諾なく使ったりした子供が何人か出はじめてきた。
 子供たちは、楽しい授業をしているのにもかかわらず、作業しながら不満に感じたり、隣の子の作業の様子を見る中で、自分に不安を感じたりする中で、思い出番組作りを行っている状況となった。
 子供たちに少し問題を生じさせたタイミングを見計らって、子供たちを一度集めて、「肖像権」についての話を行った。子供たちに、人の写真を承諾もなく勝手に使わない、人が嫌になるような写真の使い方はしない、ということを説明し、約束させた。それからは、友達同士で、「この写真、使ってもいい?」「この写真で、こんな言葉を入れてみたけど、嫌な気持ちする?」などと、相手を気遣えるようなコミュニケーションが見られるようになった。
 様々な思いを実感することで、子供たちの学びにつながっていく。言葉やその意味を普通に教えただけでは、子供たちは意味や問題を把握しにくい。
 授業後には、「肖像権」について理解を深め、友達との絆(きずな)も深めることになった。

【あま市立正則小学校】出前講座『e―ネットキャラバン』〜インターネットの安心・安全な利用のために〜

 インターネット、携帯電話・スマートフォンは日常生活やビジネスに欠かせないとても便利なコミュニケーションツールとなりました。しかし、インターネットがもたらす恩恵は多い反面、「ネット依存」「ネットいじめ」「誘い出し・なりすまし」「ネット詐欺」等のトラブルも多発しています。近年、子供たちが容易に触れる環境が整っていることから、子供たちに対してインターネットの安心・安全利用に関する啓発が必要になってきています。本校では『e―ネットキャラバン』の出前講座で4〜6年生が学びました。
 講座では、体育館のスクリーンに映し出される資料を見ながらお話を聞きました。危険な使い方についてクイズ形式で考えたり、トラブルの映像をみたりする中で、被害者と加害者、両方の視点から考えることができました。最後に、被害に遭わないための方法「フィルタリングサービス」「青少年インターネット環境整備法」「心にスキを作らない」を教えてもらいました。
 講座後の子供たちの感想には、「いつも気軽に使っていたが、そんなに怖いなんて知らなかった。」「インターネットで悪口を書いたら広がってしまうことを知った。気を付けたい。」「僕は、親のスマホで勝手にチャンネル登録をしてしまっているので、親に許可をもらってからやりたいと思った。」「相手のとらえ方によって言葉の意味が変わり、悪気がなくても傷つけてしまう。友達と無料通信アプリを使ってやりとりしているので気を付けたい。」「インターネットを使うときは、使い方、言葉の種類に気を付けて使うということが分かった。また、正しい知識で使わないとひどい目に遭うということも分かった。これからインターネットを使うときに気を付けたい。」という言葉が聞かれ、インターネットの安心・安全利用を心がけようとする姿勢が感じられました。

【弥富市立弥富北中学校】8.6→平和への道 〜千羽の想いを届けよう〜

 本校のある弥富市内の中学校では、平和教育の一環として2年生を対象に「広島研修」が行われています。実際に広島へ行き、生徒一人一人が平和について考えます。この研修に向けて、千羽鶴を作ったり、原爆について学習したりするなど、事前学習をしっかり行いました。当日は、被爆者2世の方から講話を聞いたり、平和記念公園や資料館を見学したりしました。二日間の活動を通して、しっかりと平和について考えることができました。以下は生徒の感想です。
 1945年8月6日のことを忘れかけている人が多くいると思います。これからの世界を創っていくのは自分たちなので、8月6日を忘れずに、平和への想いを更に強くもっていきたいです。
 この2日間の研修で自分たちが学んだことを、いろいろな人につなげていくことが大切だと感じました。そして、感謝の気持ちをもって生きていきたいと思いました。
 私にとっての平和とは何か、その答えはまだはっきりとはしませんでしたが、過去を振り返ることが平和への第一歩になるのだと思いました。 
 ただ、「戦争はいけない」「核をなくしたい」ということだけでなく、「平和のために自分にできることは何か」というように、多くの生徒がこれからの自己の生き方まで考えることができました。

【津島市立神守中学校】人権週間によせて

 12月4日(月)から、神守中人権週間として、人権について考える期間でした。4日(月)に行われた朝礼では、ただ単に人権について考える週とするのではなく、これまでの1年間の人権への自分の取組を振り返る週としてほしいとの校長講話がありました。
 その後、7日(木)に全クラスそろって人権についての道徳の授業を行いました。人権について考えるクラス、自分や人の命に関わる問題を取り上げるクラス、障がい者や女性差別、言われてうれしい言葉といやな言葉について等、担任が各クラスの実情に合わせて、課題を設定しました。生徒は人権について真剣に考え、活発に話し合いに参加する姿が見られました。
 また、1日の振り返りを記す「三省ノート」にも、この道徳の授業についての話題がいくつも書かれていました。

【岡崎市立竜谷小学校】 感謝の会

 3月2日(金)、日頃からお世話になっている学校ボランティアさん(交通指導員さん、駐在さん、読み聞かせの絵夢さん、給食補助員さん、ゲートボールクラブ指導員さん)に感謝する会を開催しました。
 花と手紙のプレゼントに加え、全校児童で歌「あなたに ありがとう」をプレゼントしました。心のこもった実のある会が開催できました。
【児童の感想】
 ・ わたしは、こうつうしどういんさんやえむさん、きゅうしょくのおばさんがわたし たちのために、いつもがんばっていてくれることをしり、かんしゃのきもちでいっぱい になりました。これからであったときは、おおきなこえであいさつをしてせっしていき たいと思います。
 ・ ぼくは、あと2週間ほどで卒業です。学校ボランティアさんには、本当にお世話に なりました。とくに、ぼくは、ゲートボールクラブには入っていましたが、夏の大会で いい成績をおさめることができたのは、指導員さんのおかげです。
 ・ 他にも絵夢さんや給食補助員さんなどには、ずい分お世話になりました。ありがと うございました。
 
 

【みよし市立緑丘小学校】プロから学ぼう〜情報活用のルール〜

 5年生社会科「情報産業とわたしたちのくらし」では、講師としてテレビ局の方を招き、テレビニュースがどのようにつくられているのかだけでなく、情報化した社会の現状とともに、情報活用のルールやマナーについて学んだ。ニュースの原稿を作成する際、「流した情報によって傷つく人がいないように」「伝える立場として正しい情報を伝えられるように」ということなどを意識していることを教えてもらった。また、実際に誤った情報を報道されたことで、生活が一変してしまった事例などを知ることで、子供たちの中で、情報化社会のよさと悪さを学ぶことができた。子供たちの感想には、「ふだん、調べ学習などでインターネットをよく活用しているが、掲載されている情報が本当に正しいものであるか、しっかり確かめる必要があると思った。」という内容が多くあり、膨大な情報とうまく付き合っていくことの大切さを実感する機会となった。

【豊田市立元城小学校】作品を大切に「わたしのえをかえないで」

 本校2年生は、年度初めのICT活用授業で情報モラルの学習をしている。本年度も、豊田市教材ベース「POTETO」にある「事例で学ぶネットモラル」を教材・資料として活用した。
 資料「作品を大切に〜わたしのえをかえないで〜」は、生活場面をアニメ化した内容で、2年生の子供たちにも理解しやすい内容である。資料の内容は、授業で完成させた絵をあかねさんが、先生に提出した。その作品を見たゆうたさんが、「この絵、何かおかしいな。」と感じて、勝手に書き込みをしてしまう。「すてきな絵になった。」と満足するゆうたさん。「らくがきされた。」と泣いて悲しむあかねさん。
 全編を視聴した後、二人の様子や気持ちについて話し合った。最終で、「ゆうたさんは、あかねさんの絵をみたとき、どうすればよかったのでしょう。」の発問に、「あかねさんがよろこぶと思ったけど、そのままにしておく方がよかったな。」「あかねさんの絵に落書きをしなければ、あかねさんを泣かせることにならなかった。」のように、全員が落書きされたと思い泣いて悲しむあかねさんの様子から、勝手に書き込みをしたことを後悔しているゆうたくんの気持ちを想像することができていた。
 子供たちの身近な場面を描いた資料を活用することで、自分自身のこととして捉えることができた。低学年においてもよい機会を見つけて、年齢・発達段階に適した教材や資料で、モラルについての学習をすることが大切だと考える。

【東海市立三ツ池小学校】情報モラル教育授業 e−ネットキャラバン

 11月22日(水)の5時間目、e−ネットキャラバンを活用した情報モラル教室がありました。
 ふだん、便利だからと何げなく使っているインターネット。確かに便利で楽しい道具ではありますが、使い方を一歩間違えると、危険なことやトラブルに巻き込まれる可能性があります。正しくインターネットを使うための方法や、インターネットを使う際に気をつけることを学びました。
 小学生が学校の授業を受ける時間は年間約750時間。そして一日2時間インターネットを使ったとすると、年間約700時間。「ネット依存」といわれる状況に陥ると、勉強と同じくらいの時間をインターネットに費やすことになってしまいます。このことを聞いて、子供たちは「時間を決めてインターネットを利用する」というルール作りの大切さに気づけたようです。
 また、授業の中で恐ろしい「ネットいじめ」「なりすまし」「個人情報の漏えい」についてのビデオを見ました。自分たちと同じ小学生が巻き込まれるトラブルを知ることにより、インターネットのもつ恐ろしさを学びました。

【豊橋市立嵩山小学校】「命の輝かせ方」をみんなで考えてみよう!

 嵩山小学校では、だるま班(縦割り班)活動が活発に行われています。縄跳び等の大会、休み時間の遊び、そして毎日の清掃活動。そして、本年度は全校で同じ映像をみて、「命の輝かせ方をみんなで考えてみよう」に取り組みました。
 6月に朝の活動の時間を使って、1年生から6年生まで、映像をみました。毎日、少しずつみながら、毎回感想を書いていきました。最初の頃の子供たちの感想は、
「どうして、たくさんの桜を植えようと思ったのだろう?」
「あんなに長い距離、桜を植えようとするなんて、すごい。」
「どうして、金沢まで植えようと思ったのだろう?」
と、主人公のすごさを感じる一方で、どうしてそのようなことができたのだろう、しようと思ったのだろうと疑問をもっていました。
 最後の日は、全校で体育館に集まって、残りの内容を視聴しました。視聴を終えたあとは、だるま班(縦割り班)で集まり、これまでの感想や今日視聴して感じたことを、異学年で交流しました。1年生の子が一生懸命に高学年の子に話をしたり、高学年の子が感じたことを低学年の子が聞いたりすることで、多くの発見があったようでした。子供たちの感想には、
「最後まで桜を大事にすることが、主人公の生きがいだったのかなと思いました。」
「最後には、死んでしまったけれど、桜は受け継がれて、主人公もうれしいと思います。私なら、自分を優先してしまいそうなので、とてもすごい人だなと思いました。」
「今まで、身近にあったさくらも、だれかが植えてくれたのかなと思い、感謝しようと思いました。」
「病気になっても、さくらを植え続けたのは、多くの人の笑顔のためだったのかなと思い、とても感動しました。」
と書かれていました。全校生徒が80人程度という少人数を生かした取組ができました。

蒲郡市立西浦中学校

<連携校:西浦小学校>
◆テーマ
このまちが,好きさ〜西浦元気プロジェクト〜
<取組の概要>
 ・ 「西浦元気サミット」では,西浦小児童会執行部と西浦中生徒会執行部が,西浦をよりよくする活動を考え,交通安全啓発活動やあいさつ運動に取り組んだ。
 ・ 西浦小や西浦駅での「あいさつ運動」,「交通安全啓発活動」,町内各地に花を届ける「西浦花いっぱい大作戦」など,西浦のまちのためになる活動を行った。
 ・ 西浦へ「元気」を届け,よりよくする活動として,多くの児童・生徒が,「龍田浜の清掃活動」に積極的にボランティアとして参加した。

<成果>
・ 「西浦元気サミット」で,子供たちが中心となって西浦を元気にするための活動を話し合い,活動をしたことで,子供たちの中に,西浦町を大事にしていこうという気持ちが育った。
・ 地域の様々な方々と触れ合う活動を通して,西浦の人と触れ合ったり,西浦のまちをよりよくしていくための活動に主体的に取り組んだりしていこうという思いをもつ子供が多くなった。
 ・ 今後も引き続き,地域の方と協働して子供たちの豊かな心を育むとともに子供たちが西浦町の一員として主体的に地域に働き掛け,地域と学校の活性化を図るような活動を行っていきたい。




詳細は,こちらを御覧ください。 →蒲郡市立西浦中学校

半田市立成岩中学校

<連携校:成岩小学校・宮池小学校・成岩幼稚園・葵保育園
宮池幼稚園・協和保育園・白山保育園・半田同胞園>
◆テーマ
地域を愛し,地域の将来を託すことのできる子の育成
〜幼保小中と地域が連携した仲間づくり活動を通して〜
<取組の概要>                 
・ 地域の一員としての意識を強くもつ児童生徒の育成や,地域への更なる貢献ができる開かれた学校づくりを目指して実践に取り組んだ。
・ 「ひまわりサミット」では,成岩中生徒会役員,連携の2小学校児童会役員,6園の代表者等で「幼保小中で協力してやれることはないか」や「ネットやSNSの使い方」などを議題として話合いを行った。
・ 3校合同学校運営支援協議会では,それぞれの学校と情報交換をし,他校の取組の優れているところは互いに取り入れてよりよい活動にしていこうとする話合いを行った。
・ 保育園実習では,中学校2年生245名がクラス単位で保育実習を行った。自作の絵本などを持参して読み聞かせをしたり,ゲームをしたりして楽しく充実した活動に取り組んだ。

<成果>
・ 実践前と実践後に実施したアンケート結果から,さまざまな実践を通して,幼保小中連携の意識や成岩地区の一員としての意識を高めることができたことが分かった。
・ 議題としても取り上げた「ネット五原則」に関連する「ネットに悪口を書かれた」「ネットに他人の悪口を書いた」の項目で割合が低下した。ひまわりサミットで話し合った内容を,生徒会・児童会が各校に持ち帰り,各校の工夫を凝らし,スマイル宣言・ネット五原則の啓発活動に尽力したことや,地域行事への積極的な参加を促したことが有効に機能した。
・ 様々なボランティアや地域行事への積極的な参加及び3校合同学校運営支援協議会をはじめとした地域を巻き込んだ活動を通して,更に成岩地区の絆が強まり,児童生徒にも地域の一員としての自覚が高まって地域を愛する心が育ってきた。
 


詳細は,こちらを御覧ください。 →半田市立成岩中学校

大治町立大治中学校

<連携校:大治小学校・大治南小学校・大治西小学校>
◆テーマ
子供たちの発想を生かし,大治町や学校を活性化する活動
−「ふれあいフェスティバル2017」への参加(企画・運営)を通して−
<取組の概要>
・ 小中学生の力を合わせて,地域全体を元気にする働きかけをしたいと考え実践に取り組んだ。
・ 地域の行事「ふれあいフェスティバル」において,幼児からお年寄りまでの幅広い年齢層の方々が関わることができる活動を企画した。
・ 児童生徒による学校紹介により,地域の方々に日頃の様子を知ってもらい,子供たちの健全育成に対する地域の意識を高めることができた。
・ 中学生から小学生への手作り絵本の読み聞かせ,縦割り班活動での地域の人々との交流活動,福祉施設訪問など,各校が地域や企業,事業所などと連携した取組を行った。

<成果>
・ 「仲間づくり推進会議」では,大治町や地域の方々のために,自分たちができることを熱心に話し合い,郷土への愛着や奉仕の気持ちが大きく育った。
・ 「ふれあいフェスティバル」では,地域の方々に各校の様子を知らせ,主体的に活動する多くの児童生徒の姿を見ていただくことで,開かれた学校づくりの一助となった。




詳細は,こちらを御覧ください。 →大治町立大治中学校