平成29年度研究推進校 愛西市立草平小学校

<取組と成果のポイント>
○ 「考え、議論する道徳」の授業への転換を進めた。
 1 低学年の子どもにも学習内容をとらえやすくするため場面絵やパペット劇を利用した教材の提示方法の工夫を行った。
 2 自分の考えや立場を明確にするため、モラルジレンマ教材による授業実践や、葛藤メーターなどの教具の活用を行った。
 3 学習内容を子どもが自分のこととしてとらえることができるように、ロールプレイを取り入れたり、自分が登場人物だったらどうするかを考えさせたりするなど授業形態の工夫を行った。
以上の手立てを講じることで、自分の考えを整理しまとめることができた。また、話合い活動が活発になり、道徳的価値観にかかわる自分の考えを深めることができた。

○ 学校行事と関連付けした教材を選び、これまでの自分を振り返る活動を行った。友達の話を聞き、協力して仲よく行動しようとする気持ちの高まりがみられた。また、児童会の企画を通して、異年齢間の子どもで喜びや優しさを感じることができた。  
  
○ 道徳ノートやワークシートを利用し、子どもに自分の考えや授業で話し合った内容などをまとめさせた。学習した内容が蓄積され、子どもは自分の考えを振り返ることができた。また、教師は文章で子どものよさや考えの変容を具体的に知ることができ、授業の評価に活用することができた。




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【豊田市立平和小学校】マザーテレサの思いを深く考えよう

 平成32年度から新学習指導要領の小学校での実施と30年度からの移行措置への対応を、本校でも進めています。
 今年の夏季休業中には、豊田市の道徳の指導員である先生をお迎えして、教科としての道徳についての模擬授業を行い、さらに文部科学省からの最新の情報提供を受けました。
 その研修をもとに、10月には6年生が「命について考えよう」の授業を行いました。この授業では、タブレットパソコンを児童一人一人が持ち、デジタル資料の視聴や、自分の考えた「思い」や「言葉」を記入し、共有し合ったうえで話合いをすることで、更に深く考えました。
■ねらい
 生命はかけがえないことを知り、自他の生命を大切にしようとする心情を養う。
■主な流れと子供たちの様子   
〇マザー・テレサについてまとめたデジタル資料を、児童一人一人のタブレットパソコンに教師が転送し、テレサが生涯にわたって人々に大きな愛を与え続けた、その人となりについて知る。
 ・児童の中には、マザーテレサについて初めて知った者も多く、貧しい人々の中にあって、支え続ける強い信念について考えたいという声が多く出た。
〇教師が準備したプリント資料文「マザーテレサ」を読む。
 ・死を待つしかないおばあさんを、どのような思いで病院へ運んだかを考えた。
 ・病院で「手当てをできない」と言った医者の言葉に、それでもあきらめなかったテレサの気持ちを自分たちの言葉で表現した。
〇「死を待つ人々の家」について知り、テレサはどんなことを語りかけていたかを想像し、タブレットパソコンに記入する。ここに書いたものを大型テレビで投影することで、互いの考えを共有し合う。
 ・あたたかく、満ち足りた気持ちで死を待つことができたと思う。
 ・「死を待つ人々の家」を必死な思いでつくり、守ったんだろう。
 ・自分だったら、死を待つ人々に何をしてあげられるだろう。
 ・死を前にした人々に対して、あきらめて途中で他人に任せてしまうかもしれない。
〇本時のふりかえりをする。
・「命の大切さ」の学びを深めていくために、累積型のワークシート(ポートフォリオシート)に記入した。

【岡崎市立新香山中学校】学区の方による読み聞かせ活動

 新香山中学校では、年に1回、学区の方によるボランティアの読み聞かせ活動を各学級で実施しています。読み聞かせ活動を通して、地域の方とつながり、心の醸成を図っています。
 生徒たちは、読み聞かせの方を囲んで座り、「泣いた赤おに」や「大きなかぶ」などの幼児期に読んでもらったやさしい絵本から文章の多い難しい絵本など、様々な種類の絵本を読んでもらいます。読み聞かせ中の生徒の様子を見ると、目をきらきらとさせながら笑顔で聞いており、なつかしそうな表情をしています。
 読み聞かせ後、本校の生徒からは、「小学校のときに読んでもらった絵本がなつかしかった」「前に読んでもらった時より、絵本の感じ方がちがった」「絵本を見たらやさしい気持ちになりました」などの感想を聞くことができました。
 来年度も地域の方とのつながりを大切にして、読み聞かせ活動を行っていきたいと考えています。

【田原市立泉中学校】全校体制で取り組む道徳教育

 本校では、昨年度より「ローテーション道徳」を実施しています。担任している学級だけでなく、他学年の学級でも道徳の授業をするという取組です。
 本校は1学年1学級の小さな学校です。その特徴をいかし、全ての教員が全ての学級の道徳の授業に関わろうということで始めました。
 本年度のローテーション道徳も、それぞれの教員らしさがあふれる、多種多様な内容で展開されました。
 いじめの定義について、様々な視点から考えた題材「『いじめ』について考える」の授業。
 自身のマラソン経験をもとに、強い意志と周囲の支えの大切さについて考えた題材「走れ熱いなら!」の授業。
 日常の積み重ねが大きな成長につながることについて学んだ「皿洗いと日本一」の授業。
 大谷翔平選手が目標を達成するために作成した「マンダラート」を通して、「夢のかなえ方」について考えた授業。
 かけがえのない自他の生命を大切にすることについて考えた「気胸」の授業。
 親が子を想う気持ちについて考えた「親にとっての最高の贈り物」の授業。
 自身のボランティアの経験から、エイズについての差別や偏見について考えた「UPDATE!エイズのイメージを変えよう」の授業。
 生徒たちも、それぞれの教員の個性あふれる授業を楽しみながら、一生懸命学習していました。いろいろな教員から学ぶことで、より心の豊かな生徒に育ってくれることを願っています。

【豊田市立足助中学校】 互いに認め合える学校に

 今年度、足助中学校生徒会では「輝き発見足中カード」という取組を全校生徒で行っています。この取組は、友達の輝いている姿をカードに記入していくものです。生徒玄関のオープンスペースには、カードを貼り付けるための台紙が用意されています。生徒は、昼休みや帰りの会の前などにカードを記入して下校時に貼っていきます。
 足中祭(学校祭)の準備期間中などでは強調週間を設定して、お互いの輝く姿をたくさん見つけます。また、給食時や準備活動前の放送で、生徒会役員がいくつかカードをピックアップして紹介します。
 学年間の垣根をなくして認め合うことで、お互いを理解し合って積極的に関わっていく関係を築いています。

【あま市立宝小学校】ありがとうの集会

 本校では、「ありがとう」について考える全校集会を行いました。
 事前に、全校児童に実施した「ありがとうアンケート」を、大きく3種類の「ありがとう」に分けて、振り返る活動をしました。
 1 「私のことを考えてくれてありがとう」
 2 「みんなのことを考えてくれてありがとう」
 3 「素敵な姿を見せてくれてありがとう」 
 この3種類の「ありがとう」の場面を保健委員が演じ、録画したものを、全校に発表しました。実際に劇を行うより、見やすくコメントも入っていて大変わかりやすいものになりました。
 自分がアンケートに書いた場面が出てきて、「そうそう」とうなずく児童や「あっ、それもあった」と新たに気づく児童もいました。
 養護教諭からの話の後、「ありがとうワーク」を行いました。自分の生活を振り返って、ワークシートに3種類の「ありがとう」の視点で考えて、記入しました。
 その後は、各学級からの代表者3名にそれぞれの「ありがとう」について、発表してもらいました。発表者が「○○さん」と○○さんの方を見ます。呼びかけられた○○さんも立って、発表者を見ます。「いつも〜してくれてありがとう。私も〜しようと思います。」「どういたしまして」という流れです。「困っていたときに、声をかけてくれた」「いつもスリッパをそろえてくれる」「熱心に掃除をしている」など、いろいろな場面でのたくさんの「ありがとう」が、発表されました。最後に、校長先生から「たくさんのありがとうをありがとう。」というお話がありました。子供たちが、満面の笑顔で「ありがとう」を言い合えたすばらしいひとときでした。

【岡崎市立山中小学校】地域のお年寄りとの交流「敬老会」「ふれあい会食会」

 本校は、地域のお年寄りとの交流の機会を数多く設け、高齢者に対する敬愛の心や、郷土愛を育むことができるような教育活動の実施に努めている。その中でも、9月に行われる「敬老会」と、11月に行われる「ふれあい会食会」が、特に大きな行事である。
 今年度の「敬老会」は、9月15日に行われた。事前に、お年寄りに向けて全校で手紙を書いた。内容は、頑張っていることなど自分についての紹介や、お年寄りにこれからも元気で見守ってほしいことなど、読後にお年寄りの気持ちが明るくなるようなことを考えて、それぞれの学年の発達段階に応じて取り組んだ。「敬老会」当日は、2年生が来てくださったお年寄りに直接手紙を渡したり、肩たたきをしたりしておもてなしをした。6年生は、お茶出しや案内役を務め、1・4・5年生や音楽部は、歌や合奏などを発表し、会場は終始和やかな雰囲気に包まれた。3年生は、お土産にメッセージやイラストなどを手書きしたしおりを渡し、お年寄りに喜んでもらうことのよさを実感できるようにした。
 「ふれあい会食会」は、11月10日に行われた。3・4年生が主催し、地域のお年寄りと会話を楽しみながら、一緒に給食を食べることで親睦を深めた。「どんな食べ物が好きですか。」「子供の頃はどんな給食を食べていましたか。」など、給食を通してお年寄りのことを知ったり、一緒に郷土読本「ふるさとやまなか」を読みながら学区のことを話題にして話したりすることができた。食後は、学校にある昔遊びの道具を使って、お年寄りに教わりながら一緒に遊んで大いに盛り上がった。最後に、お年寄りにもなじみのある「ふじ山」「もみじ」の合唱を披露し、しみじみとした雰囲気で会を締めくくった。
 この「敬老会」や「ふれあい会食会」は、学校を中心に世代の離れた年齢層が交流をもつことができる、非常に有意義な機会である。心温まる素敵な時間を共有することができるこの活動を通して、子供たちは、学区のことや学区の人たちのことをより好きになり、ふるさとに対する愛着を深めることができる。さらに、そこから生活科や総合的な学習の時間のゲストティーチャーとして来ていただくなど交流の機会が広がり、体験的な学習を充実させていくきっかけとすることもできた。

【田原市立衣笠小学校】心の金メダル

 田原市では、毎年秋に小学校バスケットボール大会が開かれている。本校6年生の運動部も、バスケットボール大会に向けて夏休みから練習を積んできた。練習の初日に監督から次のような話があった。
「皆さんには大会で優勝して金メダルをとってもらいたいです。でも、練習に取り組む中で優勝メダルよりももっと光り輝くものをとってもらいたいです。それが心の金メダルです。自分を信じ厳しい練習に耐え、スポーツマンらしい正々堂々とした応援やプレーをし、支えてくださる全員に感謝する気持ちをもつこと。それが全てできて初めて手に入れられる金メダルです。」
 2か月に及ぶ練習の間、子供たちは汗びっしょりになりながら声を出して練習に励んだ。練習試合では、「本番では互いに力を出し切ろう」と励まし合った。選手に選ばれなかった子も試合運営の仕事や応援、そして自分でできることを探した。
 大会の結果は、残念ながらメダルに届かなかった。悔し涙が止まらなかった。そして、最後の記念撮影のときであった。キャプテンが「これを受け取ってください」と言って監督に手渡したものがあった。それは、子供たち手製の「心の金メダル」であった。その裏には指導者に対しての感謝の気持ちが書かれていた。
 子供たち全員の胸に光り輝く心の金メダルを見ることができた瞬間だった。

【田原市立高松小学校】1、2年生が祖父母会を開きました

 本校では、1、2年生が祖父母会を計画し実施しています。本年度は、学習の成果を発表したり、祖父母の方と一緒にカルタ取りをしたりしました。
 2年生の司会者のあいさつで祖父母会が始まりました。まずは、1年生が「あきみつけはっぴょうかい」を行いました。学校や公園で見つけたドングリ、木の実、まつぼっくり、くりなど、絵を使って発見したことを大きな声で発表しました。途中、祖父母の方にもっと楽しんでもらおうと、クイズを出しました。みんなしっかりと発表することができました。2年生は、音楽の授業で練習した「山のポルカ」を合奏しました。上手に歌ったり、鍵盤ハーモニカを吹いたりすることができました。続いて、グループに分かれ、自分のおじいさん、おばあさんと一緒にカルタ取りを行いました。どのグループからも笑い声が聞こえ、楽しいひとときを過ごしました。最後に、1、2年生一緒に心を込めて歌を歌いました。
 次の日、「おばあちゃんが、『1年生も2年生も、すごく上手だったよ、かるた一緒にできてうれしかった』って言ってたよ。」とにこにこしながら知らせてくれました。三世代が一緒に暮らす家庭が多い校区ならではの、ほのぼのとした時間をもつことができました。

【一宮市立浅井中学校】ゲストティーチャーとの話合い

 道徳の授業で「ドナーカード」について考えました。家族が臓器提供をすると意思表示していることに対して、それを認めることができるか、認めることができないかをそれぞれの立場から考えてもらいました。
 ゲストティーチャーとして臓器移植を実際に受けた加藤みゆきさんに来ていただき、班での話合いにも参加していただきました。
 実際に臓器移植を受けた方の意見を聞き、臓器提供を身近なものと実感しながら話合いを進めることができました。
 臓器提供の意思を認めるにしても認めないにしても、家族の命や意思、様々な大切にしなければならないものがあることに気づかされることのできた素敵な1時間でした。

【弥富市立十四山西部小学校】十西小ふわふわ言葉辞典

 本校の児童が行った、心温まる素敵な取組について紹介します。
 本校では、1年間を通して、「書く力の育成」を目指した取組を行っています。3学期には、「みんなが言われてうれしい言葉」を全校児童から募集し、「十西小ふわふわ言葉辞典」の作成に取り組みました。ハートマークの紙に、考えた言葉を書き、1冊の本に集約しました。全校児童が積極的に取り組み、「頑張れ」「ありがとう」をはじめ、「努力は必ず報われる」「君がいるだけで幸せだ」など、心温まる言葉が104枚集まりました。自分たちの考えた言葉が載った辞典を見た子供たちは、とてもうれしそうな笑顔を見せていました。また、友達の書いた言葉を見て、生活の中で積極的に用いる姿が見られました。
 自分が言われてうれしいことを考える活動を通して、そのよさに気付くことができたように思います。これからも、心温まる言葉を掛け合える、愛のある十四山西部小学校にしていきたいと思います。

【豊田市立挙母小学校】情報モラル「スマホのなりすましトラブル」について考える道徳の授業

 本校児童のスマホの所持率は、高学年になるにつれて増加する傾向にある。4年生においても、全体のおよそ20%の児童が持っており、メールやラインなどのサービスを実際に利用している。そこでSNS利用に関するトラブルを未然に防止することを目的として、昨今急増している「なりすましトラブル」に巻き込まれないための学習を行うこととした。
 初めに、教材のより深い理解を促すため、子供が興味・関心を抱きやすいデジタル機器を用いて資料を提示した。資料は、4年生の児童たちと同じ年齢(10歳)の少女が、孤独をまぎらわすために加入したSNSで、知り合った女学生とメールのやりとりを通して親交を深めていくというものである。最初、少女は相手との会話を盛り上げるために自分の年齢を14歳と偽っていた。しかし、物語の終盤、この女学生にうそがばれ、人を欺いた代償として様々な脅迫を受けるようになっていく。だが真相は、この女学生こそ40代男性のなりすましであり、少女を犯罪に巻き込むためにSNSを悪用していたということだった。資料を見た後子どもに感想を聞いたところ、口をそろえて会ったこともない相手の言葉をうのみにすることの怖さを挙げた。
 そして、「ネットでの出会いで気をつけなければいけないことは何か」について話し合った。「自分の発信する情報に責任をもつ」「軽々しく自分の情報を教えない」「不安を感じたらすぐに大人に相談する」などの意見が挙がり、SNS利用におけるマナー順守の大切さと、そこに潜む危険性を理解する気持ちが生まれたと思われる。本時の学びを忘れず、実生活でもSNS利用への心がまえを一人一人の子どもの内につくっていくことが求められる。

【愛西市立八開中学校】命はそんなにやわじゃない

 腎臓がんを克服された方を講師にお迎えし、トークライブ&ブロック道徳授業を行いました。
 トークライブでは、苦しいことに負けず、困難を乗り越えて生きていく強さを教えていただきました。また、現在の講師の方の活動から生き生きと生きるすばらしさを感じました。
 その後の道徳授業は、今年度より本校で組織されたブロックに分かれて行われました。これは1・2・3年が縦のつながりをもちながら、学校祭を中心にしつつも、その他の様々な行事を行っていくというものです。初めて、三つのブロックに分かれ、それぞれで授業を行いました。各ブロック担当の先生で、事前に講師の方の著書を基にした資料の教材研究を行い、ねらいや発問構成を考えました。事後にも、互いの授業について成果の交流をしながら高め合いました。実際の授業では、さすが3年生というような深い意見に1年生が思わず納得していたり、逆に1年生が2・3年生の先輩を悩ませるような意見を述べたりと、各授業で深まりのあるシーンが見られました。
 来年度も、八開中学校ではブロック活動を継続して行い、その中にブロックで行う道徳授業を計画していきたいと思っています。

【愛西市立西川端小学校】 ケータイ・スマホ安全教室

 10月13日(金)携帯電話会社の方を招いて、6年生が「ケータイ・スマホ安全教室」を行いました。以下は、児童の感想を掲載します。
 「ケータイ・スマホ安全教室」に参加し、私が学んだことは、個人情報を簡単に教えてはいけないということです。自分は一人の子だけにしか教えていなくても、会ったことのない人や外国の人たちにすぐに個人情報がわかってしまうことがわかりました。スマホやインターネットは、調べたり、物を買ったりでき便利な道具だけれど、一つでも使い方を間違えれば自分だけでなく、家族や友達にまで怖い思いをさせてしまったり、いやな気持ちにさせてしまったりすることもわかりました。私もこれからスマホやケイタイを使うことがあると思うけれど、そのときは、母親や父親と一緒に使うときのルールや時間などを決めて使うようにしたいです。
 

【愛西市立佐屋中学校】 伝統の学校祭

 本校では、9月に1年生・2年生・3年生が協力して学校祭を行います。佐屋中学校が、1年間の中で一番盛り上がる時期といっても過言ではありません。学校祭は、集団演技などを行う体育祭と合唱コンクールなどを行う文化祭の大きく分けて二つからなります。クラスごとにブロックカラーを決め、縦割りグループをつくり、夏休みの前から準備をし、9月になると毎日練習をし、本番に臨みます。どのブロックも、3年生のリーダーたちを中心にして、必死になって練習に取り組みます。練習の計画の段階から、時間を重ねて「よりよいものを。最優秀賞を。最高の演技、合唱を。」と高みを目指します。学校祭当日の生徒たちのまなざしは輝いています。閉会式後に、リーダー達の奮闘や、これまでのブロックの団結をたたえ、涙や笑顔があふれる温かい時間を過ごします。後輩は先輩の姿を見て憧れ、「次は自分たちの代だ!」と口にする生徒が多くいました。こうして佐屋中学校の学校祭の伝統が、脈々と受け継がれていきます。

【津島市立天王中学校】SNSから考えよう

 本校では12月4日、人権週間に合わせ全校生徒を対象に人権集会「SNSから考えよう」を行い、情報モラル教育を行いました。
 便利なSNSですが、その手軽さこそが落とし穴になるとして、実際に発生した様々なSNSトラブルの事例を通して、一つ間違えると取り返しのつかない事態に発展していくことを学びました。
 「よい人間関係は言葉ひとつから」ということで、終末には北原白秋の「ひとつのことば」を紹介し、自分のこれまでを振り返り、これからの生活においていかしていけるよう学習することができました。

【西尾市立寺津中学校】地域をきれいにしよう

 後期の生徒総会で、校外へのボランティア活動を行うことで、寺津中学校のよさを地域発信しようという意見が出ました。自分たちの学校だけではなく、地域の人たちの役に立ち、喜んでもらえるような活動をしたいということをみんなで話し合いました。12月22日(木)、終業式の後、3年生全員で清掃ボランティア活動をしました。1組は寺津神社、2組は巨海神社の清掃を行いました。神社がとてもきれいになりました。2年生は寺津保育園、巨海保育園の窓ふきボランティア、1年生は寺津小学校の卒業式前に体育館まわりの清掃ボランティアを行いました。どのボランティアも地域の人たちに大変喜んでもらいました。

【岡崎市立大門小学校】 友達の肖像権を考えよう

 子供たちは、パソコン教室での授業を楽しみにしている。国語でローマ字を習ったので、自分の名前をローマ字で入力することができるようになった。自分の名前以外にも、興味が高まり、自分の書いた作文を自分でローマ字で入力してみたいと思う子供が増えてきた。
 そこで、3学期のクラスの思い出づくりに、写真を使ったニュース番組制作をソフトを使って行った。そこでは、自分の写真以外にも、友達との写真を思い出に残したいという子供が出てくる。その番組作成ソフトでは、テロップを差し込めるので、「大切な友達〇〇くん」と写真に合わせて文字を入力していける。それは、子供たちにとって、とても楽しいことであった。
 しかし、そこで問題も起こってくる。中には、友達に使われたくない写真を勝手に使われてしまっている子供がいたり、テロップにおもしろさを感じ、少し悪ふざけをした言葉を友達の承諾なく使ったりした子供が何人か出はじめてきた。
 子供たちは、楽しい授業をしているのにもかかわらず、作業しながら不満に感じたり、隣の子の作業の様子を見る中で、自分に不安を感じたりする中で、思い出番組作りを行っている状況となった。
 子供たちに少し問題を生じさせたタイミングを見計らって、子供たちを一度集めて、「肖像権」についての話を行った。子供たちに、人の写真を承諾もなく勝手に使わない、人が嫌になるような写真の使い方はしない、ということを説明し、約束させた。それからは、友達同士で、「この写真、使ってもいい?」「この写真で、こんな言葉を入れてみたけど、嫌な気持ちする?」などと、相手を気遣えるようなコミュニケーションが見られるようになった。
 様々な思いを実感することで、子供たちの学びにつながっていく。言葉やその意味を普通に教えただけでは、子供たちは意味や問題を把握しにくい。
 授業後には、「肖像権」について理解を深め、友達との絆(きずな)も深めることになった。

【あま市立正則小学校】出前講座『e―ネットキャラバン』〜インターネットの安心・安全な利用のために〜

 インターネット、携帯電話・スマートフォンは日常生活やビジネスに欠かせないとても便利なコミュニケーションツールとなりました。しかし、インターネットがもたらす恩恵は多い反面、「ネット依存」「ネットいじめ」「誘い出し・なりすまし」「ネット詐欺」等のトラブルも多発しています。近年、子供たちが容易に触れる環境が整っていることから、子供たちに対してインターネットの安心・安全利用に関する啓発が必要になってきています。本校では『e―ネットキャラバン』の出前講座で4〜6年生が学びました。
 講座では、体育館のスクリーンに映し出される資料を見ながらお話を聞きました。危険な使い方についてクイズ形式で考えたり、トラブルの映像をみたりする中で、被害者と加害者、両方の視点から考えることができました。最後に、被害に遭わないための方法「フィルタリングサービス」「青少年インターネット環境整備法」「心にスキを作らない」を教えてもらいました。
 講座後の子供たちの感想には、「いつも気軽に使っていたが、そんなに怖いなんて知らなかった。」「インターネットで悪口を書いたら広がってしまうことを知った。気を付けたい。」「僕は、親のスマホで勝手にチャンネル登録をしてしまっているので、親に許可をもらってからやりたいと思った。」「相手のとらえ方によって言葉の意味が変わり、悪気がなくても傷つけてしまう。友達と無料通信アプリを使ってやりとりしているので気を付けたい。」「インターネットを使うときは、使い方、言葉の種類に気を付けて使うということが分かった。また、正しい知識で使わないとひどい目に遭うということも分かった。これからインターネットを使うときに気を付けたい。」という言葉が聞かれ、インターネットの安心・安全利用を心がけようとする姿勢が感じられました。

【弥富市立弥富北中学校】8.6→平和への道 〜千羽の想いを届けよう〜

 本校のある弥富市内の中学校では、平和教育の一環として2年生を対象に「広島研修」が行われています。実際に広島へ行き、生徒一人一人が平和について考えます。この研修に向けて、千羽鶴を作ったり、原爆について学習したりするなど、事前学習をしっかり行いました。当日は、被爆者2世の方から講話を聞いたり、平和記念公園や資料館を見学したりしました。二日間の活動を通して、しっかりと平和について考えることができました。以下は生徒の感想です。
 1945年8月6日のことを忘れかけている人が多くいると思います。これからの世界を創っていくのは自分たちなので、8月6日を忘れずに、平和への想いを更に強くもっていきたいです。
 この2日間の研修で自分たちが学んだことを、いろいろな人につなげていくことが大切だと感じました。そして、感謝の気持ちをもって生きていきたいと思いました。
 私にとっての平和とは何か、その答えはまだはっきりとはしませんでしたが、過去を振り返ることが平和への第一歩になるのだと思いました。 
 ただ、「戦争はいけない」「核をなくしたい」ということだけでなく、「平和のために自分にできることは何か」というように、多くの生徒がこれからの自己の生き方まで考えることができました。