【常滑市立常滑西小】気持ちのよい一日を、「あいさついっぱい常西隊」

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 本校では、あいさつを大切にしています。毎朝のあいさつ運動には、地域の方々もたくさん協力してくださっています。さらに、児童会の呼びかけで「あいさついっぱい常西隊」が有志で集まり、活動しています。「あいさついっぱい常西隊」の気持ちのよい声が、学校中に響いています。
 また、各学級が順番に校門に立ち、朝のあいさつをしています。自分の学級が担当の日になると、学校に着いた児童から、登校してくる児童に向けてあいさつをします。知っている子も知らない子も、とてもよい笑顔であいさつを交わし、心の交流を図っています。
 11月にはあいさつ週間を設け、さらに大きな声であいさつすることができています。挨拶週間に向け、児童会があいさつ標語・イラストを募集し、全校のみんなであいさつについて考えました。スローガンは「あいさつで 笑顔広がる 朝の道」に決定し、低学年から高学年まで、よく考えられた作品が集まりました。教室の扉には「あいさつシール表」が貼られています。1日5回以上あいさつをすると、1枚シールを貼ることができます。朝の「おはよう」だけではなく、「こんにちは」「ありがとう」などいろいろなあいさつが一日中交わされています。今後もあいさつを大切にし、あいさつ運動を通して交流をしていきたいと考えています。

【愛西市立立田南部小福原分校】インターネットを楽しく安全に使おう

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 インターネットは、様々な情報を短時間で調べることができる便利なツールです。児童にとって、インターネットは、学校でも家庭でも便利で身近なもので、その快適さは体験していますが、近年、社会問題となっているネットの落とし穴については、ほとんど知りません。今回の授業では、インターネットを楽しく安全に使うために気を付けるべきことを、ネットマナーに関するサイトを使い、5つの注意点について学習しました。

・名前、住所、顔写真などの個人情報を書き込まない
・人の心を傷つけることを書き込まない
・インターネットを使っていて困ったり、迷ったりしたときは、大人に相談する
・インターネットを使う約束事を決めておく
・他人が作った絵、写真、文章を勝手にコピーし、ネット上で使わない

 本物の悪質なサイトに見立てた画面を指示に従ってクリックして進むと知らないうちに、法外な金額を請求されてしまう仕掛けになっています。授業後の感想では、「インターネットは危険な面もあるので正しく利用することが大切だと思った」「個人のことを書き込むことは怖いので、絶対やってはいけないと思った」などの感想が聞かれました。この授業を通してネットに潜む危険な落とし穴に気付いたようでした。

【豊田市立平井小】やまびこ活動

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 本校では、1〜6年生を縦割りのグループに分けた「やまびこ活動」を行っている。この活動では、異学年交流を深め、協力することの大切さや友達に対する思いやりの心を育てることやリーダー性を育むことをねらいとしている。毎月数回行われる「やまびこ遊び」に加えて以下の行事を行った。

◆どんぐりごま大会
 昨年度の反省を踏まえ、やまびこ委員を中心に考え、時間内であれば何度でも回してよいルールを作ったり、「けんかごま」のように戦う範囲を決めて班対抗方式を取り入れたりして、子どもたちが十分にこま回しを楽しめるようにした。その結果、こまの回し方や作り方、作戦を練るなどの各学年の相互交流が増し、6年生は高学年としての意識が高まった。
◆やまびこアート
 以前は全校で取り組んでいたが、作品に携われる機会が少ないという反省点を生かし、昨年度に引き続き1〜3年の児童だけで児童の笑顔を描いた作品を作った。その結果、3年生児童のリーダー性が養われ、1、2年生も協力しながら、楽しくアート作品を作ることができた。

【小牧市立北里中】親が子を思う深い愛に気づく

 6月11日(土)に、2年生は「母への小遣い」を題材にして、道徳の授業参観を行いました。保護者に反発を感じ始める生徒に、親は子どものことを心配してくれていると気付かせる授業です。
 授業の導入では、事前に行った「親に言いたいこと」のアンケート結果を保護者と一緒に見ながら、子どもの思いを共有しました。授業では、「菊次郎とさき」を題材に、ビートたけしさんと母をめぐるエピソードを通して、生徒は親が子どもを思う深い愛の気持ちに気付いていくことができました。

<生徒の感想>
・自分は今、反抗ばかりしているけど、自分がもう少し成長できたら親の気持ちがわかるようになるのかなと思いました。
・家族には、たくさん迷惑をかけているし、「勉強したら」と言われてスルーとかしてしまっているけど、これからはもう少し言われたことを聞くようにしたいなと思いました。
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【春日井市立鳥居松小】たった一言の違いが・・・

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 スマホ依存、課金、ネットいじめなどスマートフォンによって引き起こされる問題は多岐にわたっている。また、本校5年生のスマートフォンの所持率は全国平均よりも高いという実態がある。そこで、スマートフォンが原因で起こる問題点に気付かせ、トラブルを回避する方法を身に付けさせるために、実話を基にした映像教材を用いて、5年生のクラスで授業を行った。
 まず、児童に、スマートフォンのよい点と問題点を発表させた。よい点としては「インターネットができる」「メールができる」などが、問題点に関しては「歩きながらスマホをする」「いじめにつながる」などがあがった。そこで、「NHK for School スマホ・リアル・ストーリー」を児童に視聴させ、無料通信アプリのトラブルの原因や回避策を考えさせることとした。主人公と友人3人のやりとりの中で、主人公が入力した何気ない一言が原因で、友人関係が悪化していく。そこに至るまでの主人公や友人3人のとった行動や気持ちについて児童に考えさせた。
 そして、実際に会って話すこととネット上のコミュニケーションとの違いを話し合い、「相手の顔を見ると、どういう気持ちかわかる」「ネット上だと、顔の表情や声がわからないから、同じ言葉でも捉え方が違ってしまう」などが出された。ネット上でのコミュニケーションで気を付けなければならないこととして、「相手がどう感じるかを考える」「間違いに気付いたら、すぐに伝えたかった内容を直接言う」などの発言が児童からあがった。
 最後に、児童の発言をもとに「文字や絵だけでは自分の伝えたいことは伝わらない」「大事なことは直接言う」の2点をまとめとして、授業を終えた。

【豊田市立飯野小】パソコンを使ったモラルジレンマの授業

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 本校5年生(1組23名、2組23名)の児童は、明るく素直な人柄の子が多い。学校行事だけでなく、ふだんの授業の中でも仲間と協力して学ぼうとする意欲が高く、まとまりがある。その一方で、仲間の言動に対して深く考えることなく賛同してしまい、その場の雰囲気に流されてしまう傾向にある。そこで、モラルジレンマ「ぼくは伴奏者」を実施し、本当の友達とは何かを考えた。
 本校には、セパレートパソコンが導入されており、教室にもネットワーク環境が整備されている。タブレットパソコンとして教室に持ち込むこともでき、様々な教科で利用できる。そこで今回は、ネットワークを利用した「アンケート機能」や「資料配布機能」などを使って道徳の授業を実施した。
 初めのアンケートでは、「助ける」の意見が圧倒的に多く、その理由としても、「危ないから」「押してあげるのが友達」といった理由が主なものだった。その後、意見交流の中で、「親友なら、信じて最後まで応援する」「親友なら、くじけそうな時に叱ってでも励ます」などの意見が聞かれ、深く考えずに「助ける」を選択した児童たちの考えが揺さぶられる場面があった。最後に、もう一度アンケートをとったところ、「助ける」「助けない」の意見は半々になり、理由も「今回は助けるが、もう一度一緒に練習して大会に出る」など、初めと比べて明らかに深まりのある言葉が聞かれた。
 授業のまとめでは、「一緒にいるだけが友達じゃない」「一緒にいい方向に成長できるのが親友」などの感想があり、これからの学校生活を良い方向に変えていこうとする児童たちの思いが感じられた。

【弥富市立白鳥小】地域のボランティアの方とともに

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 本校では、教育目標「知、徳、体の調和がとれ、主体的により良い生き方を実践しようとする子どもの育成」を目指して、地域のボランティアの方の御指導の下、大根、じゃがいも、さつまいもなどの食物栽培の実践に取り組んでいます。
「苗はこんなふうに、お日様が通る方に向けて植えますよ」
「お芋を傷つけないように、まわりからそっと土を掘ってごらん」
 ボランティアの方の御指導をしっかりと聞いて、真剣に活動に取り組んできました。苗植え、水やり、草取りを通して、大きく葉を伸ばし、どんどんと生長する様子に目を見張りました。そして、待ちに待った収穫のとき。
「たくさんのじゃがいも、大きなさつまいもができました」
 畑は児童の驚きと歓声でいっぱいになりました。
「ボランティアの先生は、何でも知っててすごいね」
「こんなにたくさんのお芋はボランティアの先生のお世話のおかげです。ありがとうございました!!」
 感謝の言葉が子どもたちの口々にあふれました。
 たくさんのじゃがいもは、ポテトチップスにしたり、給食のシチューに入れたりして、おいしくいただきました。さつまいもを収穫した日には、ボランティアの先生を囲んで楽しい給食会を開きました。次は、感謝の気持ちを込めて「さつまいもパーティー」を開く予定です。たくさんの児童の笑顔に、ボランティアの方も笑顔いっぱい。畑に、教室に笑顔の輪が広がりました。
 1年間を通して共に活動することにより、お年寄りの方の知恵や優しさに触れ、敬老の心が大きく育まれています。そして、共に生きる温かさに包まれ、子どもたちの豊かな心情が育っています。

【春日井市立石尾台中】情報モラルを守らないとどうなるの?

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 情報機器の普及が進み、本校の生徒においてもスマホを所持する生徒数は増加傾向にあり、SNSによる生徒同士のトラブルも見聞きするようになってきた。
 こうした中、本校では、技術科の授業を中心に情報モラル教育を推進している。今年度は、1学期の3年技術科「情報モラルを身に付けて情報を安全に利用しよう」において、情報モラルについての様々な心掛けについて学習した。また、「これらを守らないと、どのような事態に発展する可能性があるのか」をテーマに、個人で考え、グループで話し合う活動を取り入れた。身近なテーマということもあり、友人の意見に対して真剣に耳を傾ける姿が多く見られるなど、話合いが活発に行われた。
 生徒が記入した振り返りプリントには「悪気はなくても、トラブルに発展する可能性があることを実感した。相手の立場を考えて情報を発信したい」「正しく使用すれば便利な反面、間違った使い方をすると、大変な事態に発展することを実感した」といった感想が多く、社会生活においても重要な心構えや考え方などを確認する時間となった。
 今後は、学級でもより一層情報モラルをテーマにした授業実践を推進できるよう教職員研修を進めていきたい。

【武豊町立富貴中】ケータイ・パソコン安心安全講座

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情報化社会の発展によって、生徒の多くがインターネットに接続して情報を手に入れたり、友達との交流に使ったりするなど、情報機器の利用が身近になっています。しかし、その中でネット依存やいじめ、詐欺など、危険なことやトラブルに巻き込まれる可能性も高まっています。
 そこで本校では、5月28日に講師の先生をお招きし「ケータイ・パソコン安心安全講座」を実施しました。携帯電話やスマートフォン、パソコンやゲーム機に潜む危険やトラブルと、安全に使う方法を学びました。

◆ネット依存について
 睡眠への影響や歩きスマホでの事故の危険性がある。
⇒利用時間の制限や専門家への相談
◆ネットいじめについて
 相手と顔を合わせないため、誤解や誹謗(ひぼう)、中傷が起きやすい。また、写真などの無断での拡散も問題になっている。
⇒送信する前に相手がどう思うか考える。また、いじめに遭ったときは証拠を残すこと。いじめは犯罪になることもあるという意識をもつこと。
◆個人情報の漏えいについて
 グループ内だけだから大丈夫と思っていても、ウイルスなどから情報が流出することもある。GPS機能やSNSから位置情報や個人が簡単に特定される危険性もある。
⇒一度載せた情報は完全に消せないので安易に投稿しない。写真の位置情報はオフにする。フィルタリングをするといった対策が必要。

 上記のような内容を学ぶとともに、再現VTRの視聴も行い、身近にこういったトラブルが起きる危険性を強く感じることができました。学校公開の日でもあり、多くの保護者にも参加していただきました。家庭とも協力しながら、情報機器を安心、安全に利用できるよう、更に情報モラルへの意識を高めていきます。

【豊田市立美山小】安全なネットの使い方

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 パソコン、スマートフォン、タブレットなどの普及により、インターネットは子どもたちにとって、非常に身近なものになっています。大人が使用する様子を見て、子どもが興味をもつことは自然な流れと言えます。高学年になると、一人でインターネットを楽しんだり、友達とメールのやり取りをしたりする児童も増えてきます。しかし、インターネット上には、子どもに見せたくない有害情報や違法サイトなど、様々な危険が潜んでいます。そのため、インターネットを使用する前に正しい使い方やネット上に潜む危険性について理解しておくことが、小学校低学年の頃から必要となります。そこで、3年生を対象に、安全なインターネットの使い方について考える授業を実践しました。
 本時の授業は、「事例で学ぶNetモラル」を活用し、インターネットは大人と一緒に使用すること、家族との約束を守って使用することなど、危険な目に遭わないための方法について学びました。多くの児童は、既にインターネットの便利な面に気付いており、自分も楽しみたいと感じていました。しかし、危険な面については、知識が浅く、幾つかの危険性を紹介すると、子どもたちはそのたびに驚いていました。
 授業後の感想には「インターネットをするときは、こわい思いをしないために、お父さんお母さんと一緒にやりたい」「インターネットは便利だけど、きけんなこともたくさんあると分かった」などの言葉が見られました。この授業を機に、家族との約束をしっかりと守り、正しく安全にインターネットを活用できるようになってほしいと願っています。

【大治町立大治小】SNSの恐ろしさ

 現在、大人も子どもも問わずに無料通話アプリが大流行しています。一度にたくさんの人とやりとりができることや、かわいいスタンプがあることで気軽に、簡単に相手にメッセージが送れて使いやすいためと考えらます。しかし、この無料通話アプリやSNSでのトラブルが増加しています。これは携帯電話やスマートフォンを持つ子どもが増えてきたことも原因であり、本校の6年生も約6割が携帯電話やスマートフォンを持っています。ほとんどの児童が携帯電話やスマートフォンを使い、メールやゲームをしたり、音楽を聞いたりしています。また、インターネットにより、天気など知りたいことをすぐに知ることができるという便利さを感じています。反面、いじめや悪口、個人情報の流出、歩きスマホなどの危険性も感じています。そこで、NHK「スマホ・リアル・ストーリー」の実話を基にした映像教材を用いて、無料通話アプリでの間違った使い方を考えたり、SNSでのコミュニケーションについて、実際のコミュニケーションとの違いについて理解したりしました。
 SNSでのコミュニケーションは、相手の表情がわかりにくく、自分の表情や伝えたい内容も伝わりにくいことや、たった一言や一文字で相手に勘違いされてしまう可能性があるといった「SNSの恐ろしさ」からトラブルにつながると発表する児童がいました。文字だけのコミュニケーションでは、「正しく伝わらない、誤って伝わる、本当の気持ちは伝わらない」ということを学習しました。このことから、直接会って伝えることの良さを改めて確認することができました。SNSを安易に利用するのではなく、好ましい人間関係を築くためのコミュニケーションスキルを身につけさせるように今後も指導していきたいと思っています。
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【小牧市立桃陵中】心を育むブロック活動

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 本校では、体育大会の応援合戦を、縦割りのブロックで行っています。その練習の中で、3年生は最高学年としての責任感を、1・2年生は3年生へのあこがれなどを抱くようになっていきます。そこでできた絆(きずな)は、合唱祭の練習においてのブロックでの団結力や、卒業生を送る会での感謝の心を育むことにもつながっていきます。

【半田市立半田小学校】2年生「地域の朝市へお買い物へ行こう!」

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 本校の2年生は、生活科の学習で「三八市(さんぱちいち)」という地域の朝市へ買物に行く学習を行いました。お金を持って自分で買物をすることに慣れていない2年生。活動すべてが勉強でした。買物の仕方だけではなく、朝市をやっている地域の方々との関わりも大切にしました。どのような挨拶をすればお互いが気持ちよくなるのかということや、お店の人への言葉遣い、また、どのようなことを話そうかということなど、事前に学級で話し合ってから買物へ行きました。朝市では、初めのうちは声が小さい子どももいましたが、交流を通して次第に積極的に話しかけようとする姿が多く見られるようになりました。
 買物を終えると子どもたちからは、「朝市の人はとても優しくしてくれた」「緊張したけれど、がんばって質問したら親切に教えてくれた」「どの野菜がおいしそうか教えてくれてうれしかった」という声が聞かれました。活動を通して、子どもたちは人の温かい行動や言葉かけは、何らかの形で返ってくるという、コミュニケーションの大切さを感じることができました。

【田原市立清田小】「ひだまり教室(祖父母ふれあい集会)」

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 10月19日(水)、ひだまり教室と観劇会がありました。4時間目は授業参観で、祖父母の方と一緒に活動しました。1年生は「ブンブンごま作り」、2年生は「ポップコーン作り」、3年生は「紙工作・ばねばねくん」、5年生は「もちつき」をしました。

 子どもたちは、「おじいちゃんは、すぐにブンブンと音をたてて回すことができていて、すごかった」「ポップコーンのはじけるところを初めて見たよ。近くにいったらあつかったけど、おばあちゃんは平気な顔でフライパンをもっていたよ」とうれしそうに話してくれました。

 給食も祖父母の方と一緒に頂きました。遠くに住んでいるおじいさん、おばあさんがわざわざ来てくれた子もいて、うれしそうに会話をしている様子が見られました。
 午後は、観劇会があり、劇団の劇を見ました。面白い演技に会場は大きな笑いにつつまれていました。 

【豊田市立青木小】 〜縦割り班活動で豊かな心を育む〜

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 豊田市の北部に位置する青木小は、全校児童が800名を超える大規模校です。

 毎年、6年生の班長を中心に縦割り班活動を行っています。4月、初めての班のメンバーとの出会い。6年生が考えた楽しいゲームを交えてお互いに自己紹介を行います。手作りのメダルを首にかけてもらって、1年生はとても嬉(うれ)しそうでした。班のメンバーは、ほとんどが初対面の子とあって、子どもたちは、少し緊張気味。しかし、月日がたつにつれて、活動を笑顔で楽しむ子たちが増えていきます。

 秋には、全校で縦割り読書が行われます。6年生があらかじめ選んでおいた本を上手に読み聞かせしてくれます。1年生から5年生全員が本を食い入るように見つめ、読み語りに耳を傾けます。読み聞かせの後は、その本に関するクイズを6年生が出してくれます。正解すると歓声があがり、教室内には子どもたちの楽しそうな声が響きます。
 こうした温かな関係づくりが進む中で、6年生には低学年の子への優しい言動が増え、5年生の子は班長をサポートする動きを見せてくれるようになります。低・中学年の子たちも班長の指示をしっかり聞いたり、親しみをこめて話しかけたり、大変ほほえましい姿が見られます。

【半田市立成岩小】安全に楽しくインターネットを使うために必要なこと

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 文部科学省の動画教材を使って、インターネットの利用を通じたネット詐欺の被害について6年生が学習しました。授業では、インターネット上で知り合った見知らぬ人と安易にID交換をすることの危険性や、安易に写真や個人情報を提供することの危険性に気付かせることを通して、安全にインターネットを利用しようとする態度を養うことを目標に設定しました。動画を視聴後、児童は怖いと思ったところを挙げ、なぜトラブルに巻き込まれてしまったのかを考えて話し合いました。そして、インターネット上でやりとりをするときにどのようなことに気を付けたらよいかを考え、発表しました。
 この授業実践の他に、修学旅行説明会の折に、「保護者向け安全スマホ教室」を行いました。また、今後の授業参観では、インターネットの特性を理解し、利用する際には自分自身や他者の人権を十分に意識し、尊重する態度を養う授業を計画しています。 

【豊明市立舘小】命の授業

 本校では、校訓「やさしい子、かしこい子、たくましい子」の育成を目指し、教育目標に「安全と健康に気を付けて命を大切にする、心身ともにたくましい子を育てる」ことを掲げて心の教育に取り組んでいる。取組の一つとして、保健センターの「いのちの尊重推進事業」を活用し、年2回「命の授業」を行っている。1回目は、10月29日の授業公開で6年生を対象として、助産師や保健師をゲストティーチャーに迎えて「すばらしい命の誕生」をテーマに行った。     
 誕生の場に立ち会う助産師から、胎児の力や命の誕生について話を聞き、児童は命を授かった喜びを感じることができた。また、授業に参加した保護者の子育て体験談を聞くことで、児童は家族や周囲の大人によって育てられた「大切な存在」であることに気付き、「かけがえのない自分」を実感することができた。
 児童の感想には、「赤ちゃんの頃に、お母さんが、しっかり育ててくれたから今の自分がある」「新しい命がどうやってできるのか、おなかの中でどうやって大きくなるのかを助産師さんが子宮の中の様子をぬいぐるみを使って教えてくださいました。お母さんがどれだけ苦しい思いをして生んでくれたかが分かりました。私も赤ちゃんができたら、どんなに苦しくても頑張って育てようと思いました」「赤ちゃん人形を抱いてみて、頭がぐらぐらなのに驚きました。赤ちゃんを抱くのは大変なんだなあと思いました。今、自分がいるのは、周りの人の支えがあったからなんだと実感しました」という記述が見られた。また、保護者からは、「大人になっていく上での第一歩の貴重な体験ができてよかったです」「他人だけでなく、自分自身も大事にしようと思ってくれていいなと思いました」「母親の子どもに対する気持ちや子育ての苦労に気付いてくれてうれしかったです」という感想が寄せられた。
 なお、2月7日の授業公開では、2年生を対象として「ぼく、わたしのたんじょう」をテーマに「命の授業」を行う予定である。このように、上学年と下学年で1回ずつ、卒業までに合計2回の命の授業を体験することにより、児童が自分や周りの人の命の尊さを自覚して、人間としてよりよく共生していこうという心情を育てている。
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【瀬戸市立水南小】毎日が縦割り班活動

 水南小学校は全校児童549人を12人前後の縦割り班に分けて活動をしています。特色は、児童会活動や行事だけではなく、毎日の清掃を縦割り班活動で取り組んでいることです。特別教室や階段などを縦割り班で行うので、隔月で活動がまわってきます。
 高学年が低学年にほうきや雑巾のしぼり方を教える姿や、低学年を世話している高学年の代わりに進んで清掃を行う中学年の姿はとても微笑ましいものです。小さい頃はやんちゃなことをしていたことがあっても、6年生になると不思議と誰もが立派なリーダーとなります。自然にお互いを助け合う気持ちをもち、それが実行できるようになれる清掃活動は本校自慢の活動です。

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【阿久比町立東部小】スマホ・ケータイ教室安全

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 スマホ・ケータイのトラブル事例を学び、その対処法を考える目的で、本校5,6年生151名を対象に、兵庫県立大学生2名を講師として招き、スマホ・ケータイ安全教室を実施した。スマホ・ケータイのトラブル三つの物語を例に児童に対処法を考えさせる内容だった。そして、トラブルを防ぐために大切なこととして、次の4点を教えていただいた。
(1)想像力と思いやりを大切に!
(2)ルールを作って、守ろう!
(3)投稿する前に一歩立ち止まる!
(4)トラブルに巻き込まれたら、一人で抱え込まず、保護者に少しでも早く相談する

 「私は、スマホを持っていませんが、これから中学校・高校とスマホと関わることが増えてくると思います。なので、今日のスマホ・ケータイ安全教室の内容をしっかり覚えておいてスマホ・ケータイと付き合っていきたいと思います」などの児童の感想があり、とても有意義な教室となりました。

【豊橋市立岩田小】携帯・スマホをどのように使っていくとよいか考えました

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 近年、携帯電話やスマホを利用している小学生が増えています。本校の6年生のある学級では、保護者のものを利用している子を含めると約8割の児童が携帯電話やスマートフォンを利用していることが分かりました。成長とともに、更に利用者や使用頻度が増えるであろう携帯・スマホをどのように利用していくべきなのか学習しました。
 「スマホ・ケータイ安全教室」で使い方について学んだ後、「携帯やスマホを使うときは何に気をつければいいのかな」と投げかけ、話し合いました。「個人情報を勝手に載せちゃいけないと思った」「相手のことを考えて、メールを打たないといけないと思う」など相手のことを考えて利用することが大切だという意見が多く出ました。また、依存症になってしまう怖さを感じた子もいました。その後、携帯やスマホを使うときのルールを考えました。使う時間、課金、SNSについてなど様々な視点で子どもたちは考えることができました。「どうして家の人がルールを作るのかわかったから、これからは守るようにしたい」「ルールが厳しすぎると思ったけど、家の人の考えが分かったからよかった」など保護者が何を心配しているのか、授業を通して理解したようでした。
 今後も、児童が正しく携帯電話やスマートフォンと付き合っていけるように、情報教育に努めていきたいと思います。