【刈谷市立小垣江東小】上級生と下級生が仲良しに〜ふれあいチーム活動〜

 本校は、単学級の学年が3学年ある市内で最も小規模な学校です。単学級の学年は1年生から6年生までずっと同じ学級で過ごすことになります。そのため、交流する児童の数が限られてしまいます。
 そこで、異学年混成の「ふれあいチーム」をつくり、様々な「ふれあい活動」を行っています。毎日の清掃の時間も「ふれあいチーム」で行い、高学年が、低学年の児童に優しく教えている姿を見かけます。その他、「ふれあいチーム」で行った活動として、「ふれあい遠足」「ふれあい給食」「ふれあい読書」「ふれあい運動会」「ふれあい体験学習」「ふれあいなわとび大会」などがあります。どの活動でも、高学年の児童が低学年の児童の手を引き、優しくリードしている姿が見られます。とてもほほえましい光景です。
 こうして、高学年は低学年への思いやりの心を身に付けています。また、その姿を手本に、低学年も高学年になった時に、下の子に優しく接することができるようになっています。
画像1 画像1 画像2 画像2

【小牧市立北里小】 命の授業

画像1 画像1
 学校公開日で2年生は、「命の授業」を行いました。小牧市保健センターから助産師さんを講師としてお招きし、みんなで命について考えました。主な学習内容は、命の始まりや赤ちゃんの成長過程についてです。
 「おへそって、どうしてあるんだろう」
 まず、みんなでお腹(なか)の中にいた頃にタイムスリップ!!
 命の始まりの大きさを知ると、驚く子どもたち。次に、命の始まりから成長を知る体験では、お腹の中での胎児人形を見たり、実際に人形を抱っこしたりしました。命の始まりから10か月の間で、200倍の大きさになることに、またまた驚いていました。
 保護者の方に協力してもらい、代表児童が生まれてくる疑似体験をしました。生まれるときは、お母さんだけでなく、自分も頑張らなくてはいけないことを知りました。
 この授業を通して、命の大切さや家族が待ち望んで生まれたかけがえのない存在だということを再確認することができました。子どもたちだけでなく、参観された保護者の方々も当時の様子を思い出され、懐かしい気持ちになったようです。この学習を経て、3学期の生活科「あしたへジャンプ」の学習を進めました。自分の赤ちゃんのときの様子をインタビューしたり、写真を見せてもらったりして、どんなふうに大きくなったのかをまとめました。そして、家族へ感謝の気持ちを伝えました。今後も、自分も友達も大切にできる、自分らしく生き生きと生活する子どもたちを育てていこうと思います。

【清須市立清洲東小】情報モラル教室

 今年度は1月11日(水)に、6年生対象の情報モラル教室を行いました。e−ネットキャラバンから2名の講師の方をお招きし、携帯電話やインターネットを使う時のルールや注意点について学びました。自分の携帯電話を持っていたり、ゲーム機からも簡単にインターネットが通信できたりします。具体的な事例を紹介するビデオの視聴も行いながら、講師の先生から実際に使用する場面で気を付けることを教えていただきました。素性のよく分からない相手から甘い誘惑に乗り、怖い体験をしたという事例や、些細(ささい)なことがメールでのトラブルにつながることなどを知り、子どもたちは、使うときには注意することがたくさんあることに気付いていきました。また、困ったときには、家の人や先生にすぐ相談するとよいことも学びました。今後の生活でコンピュータや携帯電話などを利用するときに役立ててほしいと思います。
画像1 画像1

【岡崎市立梅園小】メッセージを正しく送ろう

 3年生でも携帯電話を持っている子どもがいることを知り、メールやLINEなどSNSの使い方について道徳の授業で取り扱いました。資料を読んだ後、SNSで言葉を送ると、自分の本当の気持ちが伝わらないことがあるので、自分の気持ちを正しく伝えるためには、どうしたらよいかを考えました。話合いでは、メールを送る前に文章を読み返して内容を確かめることや、本当に大事なことは自分の口で伝えることなどの意見が出ました。授業の最後には、読み物資料に出てきたメールの例文を読み返して気持ちが正しく伝わるように直した文章を友達に聞いてもらい、正しく伝わったかどうかを確認することができました。
 これから、SNSを使うようになった時に、本時で学んだことが生かされることを期待しています。
画像1 画像1

【刈谷市立富士松中】いじめチェックリストの作成

画像1 画像1
 本校では、生徒会と生活委員会が中心となって、「いじめチェックリスト」を毎年作成し、全校生徒に配付しています。チェックリストは名刺サイズの大きさで、生徒手帳に入れて持ち歩くことができるものです。今年度も、生活委員の生徒たちが案を出し合って作成しました。
 このチェックリストの中に、2年前からスマホ・ケータイの使用を意識した言葉が入るようになりました。今年度も、「LINEでわざと既読無視をしていませんか」「SNSで人の悪口を書き込んでいませんか」といった言葉が入りました。スマホ・ケータイを通したトラブルは、頻繁に起こるようになっています。生徒たちの中にも、こうした状況に対する危機感が高まっていることが分かります。
 12月13日(火)には、講師をお招きして、全校生徒を対象とした「スマホ・ケータイ安全教室」も実施しました。こうした機会を定期的に設けるとともに、本校独自の「いじめチェックリスト」を活用しながら、継続的に生徒たちの情報モラルに対する意識を高めていきたいと考えています。

【春日井市立白山小】スマホ・ケータイの正しい使い方を学んだよ!

画像1 画像1 画像2 画像2
 白山小学校では、昨年度に続き、今年度も、講師の方を招き「スマホ・ケータイ教室」を5・6年生向けに行った。
 高学年になるとスマホやケータイを使う子どもたちが増え、友達間のトラブルも起きてくる。5・6年生には担任も指導をしてきたが、まだまだ怖さ知らずで甘く考えているところがあった。そこで、中学生になる前にきちんとした指導をする必要があると考えた。
 当日は、正しい使い方として、メール・LINEを送る前に受ける相手の立場を考えること、インターネットに悪口や写真の投稿をしないこと、一度投稿すると拡散し一生消せなくなること、そして個人が特定できること等を学んだ。内容によっては、逮捕・書類送検・罰金になる可能性があることも学んだ。
 子どもたちからは、「使い方を間違えると怖い!」「今まで大丈夫だったかな?これから気を付けたい」といった感想が聞かれた。
 今回は楽しんで聞く話ではなく、これから絶対に気を付けてほしい厳しめのスマホ・ケータイの正しい使い方を学ぶ良い機会となった。これを機に子どもたちが上手に使ってくれることを望んでいる。

【東海市立加木屋中】心を磨く講演会

画像1 画像1
 加木屋中学校では、「心磨き・言葉磨き」をテーマに、道徳教育を中心とした学校づくりを行っています。その一つとして、毎年「心を磨く講演会」と題し、講師の方を招き、全校生徒で話を聞く会を設定しています。今年は、ソーシャルスキルトレーニングの実践について講師の方をお招きしました。
 当日は、「人間にとって必要なコミュニケーション能力とは〜ソーシャルスタイル・心理からのアプローチ〜」と題し、講演していただきました。言葉の重要性としてポジティブな言葉を使うと、プラスのストロークで自分に返ってくるようになるので、言葉に出す前に一瞬考えることだけで良い関係が作りやすくなることや、ソーシャルスキルスタイルの診断を生徒が事前に行ったアンケートをもとに行い、生徒が自分のソーシャルスキルのタイプを知った上で、人間関係で悩むときは自分のタイプの弱みを見直してみるといいなどの話をしていただきました。生徒たちは、人と接するときの自分の行動や言葉について見直す機会となっていたようです。

【長久手市立南小】福祉実践教室

画像1 画像1
 本校では、毎年、5年生の児童を対象に、講師を招いて福祉実践教室を行っています。本年度は「車いす」「手話」「点字」「盲導犬」「視覚障がい者ガイドヘルプ」「高齢者疑似体験」の6講座を実施し、児童はその中から二つの講座を選択し、体験学習をしました。講師の方の話や体験から、障がいをもつ方の生活の仕方の工夫を知り、障がいに対する理解を深め、自分たちにできることを考え実践しようとする態度を養うことを目的にしています。
 手話体験では、口パクゲームをしながら、手話のよさを学んだり、車いす体験では、実際に車いすに乗り、段差を越えるのに四苦八苦したり、視覚障がい者ガイドヘルプでは、アイマスクをつけて歩いてみて、ガイドヘルプの大切さを実感したりしていました。
<児童の感想>
・点字体験をしました。点字は色々なところにあることを知りました。ジャムやエレベーター、絆創膏(ばんそうこう)などにも点字が使われていました。これからは身の回りにある点字を気にしながら生活したいと思いました。
・盲導犬は、目の不自由な人のために一生懸命働いていることが分かりました。横断歩道で車が来ていたら、パートナーの人に「進め」と言われても絶対に進まないそうです。命を守る大切な仕事をしているということが分かりました。
・高齢者疑似体験では、体に高齢者になりすます道具を付けました。椅子に座ると、肩が痛くなりました。階段を降りるときは、思うように動かないので、落ちないか怖かったです。大変そうなお年寄りがいたら、何か手伝いたいと思いました。

 5年生はこの体験をもとに、福祉について更に調べ学習を行い、「見つけよう、見直そう、私の中の福祉の心」をテーマに学習発表会で発表しました。
 福祉についての学習を通して、困っている人や手助けが必要な人がいたら、まず声を掛け、相手の立場に立って、自分たちができることを行っていこうとする気持ちがもてたのではないかと感じました。

【豊橋市立高師台中】命の授業〜今の幸せに気づくことから夢はひろがる〜

画像1 画像1
○テーマ
「こころイキイキ☆生活キラキラ☆高師台元気アップ大作戦〜生き方は自分しだい〜」
○ねらい
 健康は、身体的な健康と精神的な健康の二つの柱で成り立っていることを理解させ、前向きに夢や希望をもって生きていくことを考えさせる。
○実践と生徒の様子
 11月16日に行った学校保健委員会では、腰塚勇人氏を講師に迎え、講演会を実施した。腰塚さんは、事故で重傷を負い、人生に絶望したが、周りの人の支えや自分の強い思いによって、奇跡的な回復をした。その中で、気付いたことや考えたことを、多くの人に伝えている。生徒たちは、腰塚氏の実体験を踏まえた話を聞く中で、自分の夢を助ける「ドリー夢メーカー」と、自分の夢を殺す「ドリー夢キラー」という言葉を知った。また、自分の努力だけではなく、周りの人の支えがあること、さらに、自分が周りの人の支えになることが大切だということに気付くことができた。
 講演後には、自分や周りの人の「ドリー夢メーカー」になるためには何をしていけばよいのかを、一人一人に考えさせた。ワークシートを見ると、
「自分に対して、プラスの言葉を言うようにします」
「友達のよいところを見つけて、たくさん伝えるようにします」などがあり、前向きに夢や希望をもって生きていこうと考えることができた生徒がたくさんいることが分かった。 さらに、その後の部活動では、「『ドリー夢キラー』の言葉を使うな」、「『ドリー夢メーカー』になっていこう」などと、お互いに言い合いながら意欲的に練習に取り組む姿が見られた。これからは、前向きに生活していこうとする生徒一人一人の考えたことや、実践したことを、定期的に「振り返り」をさせていきたい。

【知多市立新知小】情報モラル教室を通して学んだこと

 5・6年生対象に、SNSを使うときに気を付けることや考えること、SNS上で発生するコミュニケーショントラブルなどをテーマした講演会を行いました。
 クイズを用いながら楽しく講習を受け、円滑なコミュニケーションに必要な要素やインターネットの特徴、トラブルの際の影響範囲や注意点について具体的で分かりやすいお話をしていただきました。
 講師の先生からは、トラブルを防ぐために大切なこととして、次の2点を教えていただきました。
(1)ルールやマナーを守って正しく使う。
(2)何かあったら、必ず家族や先生など、まわりの大人に相談する。
 授業後の児童からは、「スマホは、便利だけど、自分の知らないところでトラブルに巻き込まれることがあることが分かりました。これからもルールやマナーをきちんと守って、上手に使いたいと思いました」という感想が聞かれました。スマートフォンや携帯電話の安全な使い方を考えるよい機会になりました。
画像1 画像1

【春日井市立出川小】めざせあいさつ日本一

画像1 画像1
 出川小学校では、「めざせあいさつ日本一」を合い言葉に、児童会とPTAが協力して、あいさつ運動に取り組んでいます。
 本年度は、毎週木曜日に児童会役員と4年生から6年生の各クラスが分担をして行いました。校門や昇降口前で、たすきや横断幕を持って大きな声でのあいさつを呼びかけ、登校中の児童からも、大きな声であいさつを返しています。この取組により、廊下や階段・教室でも元気のよいあいさつが聞こえます。多くの児童が関わることで、よりよい学校生活が行えるような環境づくりを目指しています。
 また、あいさつ運動の期間中にPTAの協力も得ています。5・6年生の保護者全員がこの運動に参加します。代表委員とともに、それぞれにたすきをかけて、校門付近で笑顔で児童にあいさつをしてくださいます。児童も元気よく笑顔であいさつを返しています。保護者の方々からも、登下校中の児童の様子が分かり、有意義だったとか、児童の元気のよいあいさつで一日が気持ちよく始まるなどの感想も聞かれます。
 あいさつ運動期間以外のときにも、自然に元気よくあいさつが交わせるよう、今後も活動を続けていけたらと思います。

【半田市立宮池小】外部講師による情報モラル講習

画像1 画像1
 2学期に、講師の先生をお招きして、4・5・6年生を対象に情報モラルについての話を聞いた。「小学生のためのネット社会の歩き方」というテーマで、実際の事件や被害を例に、正しいネットの利用の指導を受けた。
 安易に個人情報を載せない、相手がどう受け取るか熟慮するなど、ネットを利用する上で重要となる心構えを知ることができた。

<児童の感想>
・危ないメールやサイトには気を付けるようにする。
・自分の名前や友達の名前を簡単に教えないようにする。
・インターネットがとても怖いものだと思った。
・高校生になったらスマホを買ってもらえるが、情報通信アプリやSNSは、使い方に注意しようと思う。

【豊田市立寺部小】 一人一人の大切さを確かめ合った「人権集会」

 本校では、11月22日〜12月9日を人権週間の活動期間に設定しました。一人一人の人権を大切にし、差別や偏見を許さない心や、相手を思いやり、豊かな人間関係を築こうとする態度を育てることをねらいとしました。
 人権集会では、校長先生が、「かっくん」「しっこさん」の2冊の絵本をスクリーンに絵を映しながら読み聞かせをしました。子どもたちからは、「人は生まれながらにして誰もが自由で平等で、『一人一人が大切なんだ』ということを知りました」「自分は『友達に意地悪していないかな』と振り返る大切な時間を得ることができました」などの感想を聞くことができました。この会の後半には、学級代表の人権標語の発表をして、学級でお互いに仲良くしていこうとする意識を高めました。
 その後、学級に戻り、道徳の授業をしたり、「豊田市子どもの権利学習」を実施したりしました。
 5年生では、4コマ漫画をもとに「自分も友達も大切にするためには、どんなことに気を付けたらいいだろうか」ということについて考えました。この授業で、一方的に自分の権利を主張するのではなく、相手の気持ちを考え、理由を伝えたり、譲り合ったりすることの大切さに気付くことができました。
 人権週間の活動を通して、今の自分を振り返り、相手のことを大切に考えることができ、大変有意義なものとなりました。
画像1 画像1

【豊田市立新盛小】「いじめゼロ」を合言葉に(全校活動)

 全職員が「いじめや不登校はどの学校でもどの子にも起こりうる」という認識をもち、小規模校の利点を生かし、「全職員が全児童の学級担任」という意識で指導に当たっています。取組の一つとして、年に4回(6月、9月、12月、2月)、心のチェックシート(児童アンケート)を実施しています。心のチェックシートでは、担任が丁寧に説明し、子どもが本音でアンケートに答えられるよう心がけています。その結果を基に教育相談を行い、担任が児童一人一人としっかり向き合い、悩みを聞いています。6月の教育相談の結果では、いじめの認知数は0件であり、悩みを抱えている子もいませんでした。教育相談の結果については、新盛っ子を語る会において報告し、職員の共通理解を図っています。
 9月、全学級でいじめを題材とした道徳の授業を行いました。授業のまとめとして、いじめ防止キャッチコピーを考える場をもち、児童一人一人の当事者意識を高めました。そんなとき、学校でいじめが起こり、臨時の全校集会を行いました。校長が「学校生活で楽しいこと、うれしいこと」、「されたら嫌だと思うこと、してほしくないこと」を子どもたちに問いかけ、子どもたち一人一人が自分の思いを発表しました。この集会を受けて、「いいことみつけ」のポストを作り、子どもたち同士で、友だちのいいことを紹介する取組を行いました。ハート型の掲示板にたくさんの「いいことみつけのカード」が貼られました。その後、いじめは終息し、2月の教育相談では、どの児童も学校生活に大きな悩みを抱えていないことが担任により確認されています。 

<児童がつくったいじめ防止キャッチコピー>
・これからも けんかしないよ なかよくしよう
・かなしいな ひとのきもちを かんがえて 
・弱いとか強いとか かんけいないよ 友だちだ
・思いやり みんなにこにこ うれしいな
・一言で その子の人生 かえちゃうよ
画像1 画像1

【豊橋市立吉田方小】 出前講座「スマホ・ケータイ安全教室」

画像1 画像1
 5年生になると、スマートフォンやタブレット端末などの携帯情報端末を持つ子どもたちがだんだんと増えてきます。手軽に情報を得たり、家族や友達とのコミュニケーションに使ったりと便利な道具です。しかし、使い方を間違えれば、トラブルに巻き込まれたり、おこしたりしてしまう危険な一面ももっています。そこで、本校では、5年生で「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。

・SNSやメッセンジャーアプリなどに載せてしまいそうな顔写真も個人情報になること
・簡単な情報(性別・学年・飼っているペット・兄弟関係…など)が4、5個あるぐらいで個人を特定されてしまうこと
・使う場所や時間、充電する場所を家族で決めること
・家族と決めたルールを友達にも話し、共有・理解すること 

 上の4つを中心に講師さんに利便性と危険性について話をしていただきました。

<子どもたちの感想>
・私は自分がスマホを持っているから、ラインなどを友達とやっています。だから、今の気持ちが伝わるようにスタンプをつけるようにしています。
・いろいろなアプリがあって楽しいけれど、個人情報が知られてしまうことがあるから、気をつけて使わなければいけないことが分かりました。
・メールのやりとりが誤解を生むことが、講座の文章のやりとりでよく分かりました。私も誤解してしまいそうなので、なるべくメールよりも電話や直接話をして、気持ちが伝わるようにしたいです。

 子どもたちが、携帯電話やスマートフォンなどの使い方を考える機会となりました。

【北名古屋市立師勝東小】学校保健委員会における取組

画像1 画像1
 本校が目指す児童の姿の一つが「にこにこ過ごす子」である。「ありがとう」「ごめんなさい」を始め、相手の気持ちを思いやり、自分の気持ちをきちんと伝える言葉を時と場に応じて使えるようにさせることが、重点努力目標として掲げられている。
 そこで、本年度は、「にこにこ言葉を上手に使って、よりよい人間関係を築こうとする気持ちを育てる」ために、学校保健委員会において以下の取組を行った。
【取組1】保健委員会の児童による劇
 「謝り方」や「物の借り方」について複数の例を示し、どんな態度で、どのように言えば、相手に気持ちが伝わるか児童に問いかけた。
【取組2】保健委員会による実態発表
 事前に実施したアンケートの結果を発表した。「ありがとう」とは言えるが、なかなか「ごめんなさい」と言えない実態があることが分かった。しかし、ここ数年の取組で、「にこにこ言葉」がよく使われるようになっていることも分かった。
【取組3】スクールカウンセラーの話
 「にこにこ言葉」と「ちくちく言葉」にはどんな言葉があるか、具体的な話を聞いた。
【取組4】体験活動
 ペアを作り、最初にいやな顔・にらむ顔で「ちくちく言葉」を、次に優しい顔・笑顔で「にこにこ言葉」を言い合う体験をした。それぞれの体験の後に、どんな気持ちになったかを考え発表し、言葉による気持ちの変化を共有した。

 学校保健委員会の後に行ったアンケートでは、以下のような回答が見られた。
・謝るときにどう言えばいいのか、劇で分かりやすく勉強できた。
・「にこにこ言葉」を言われると、とてもうれしかった。
・「ちくちく言葉」の言い合いをすると、練習だと分かっていても、悲しい気持ちになった。
・表情やしぐさ、目線なども意識して、「にこにこ言葉」を使ってみようと思った。

 言葉に対する児童の意識の変容が見られる有意義な会であった。 

【豊田市立衣丘小】情報モラル講習会

画像1 画像1 画像2 画像2
 スマートフォン・携帯電話は便利な情報手段ではあるが、使い方を間違えるとトラブルが発生したり、トラブルに巻き込まれたりすることも少なくない。そのため本校では、毎年、6年生児童と保護者に向けてスマートフォン・携帯電話の安全な使い方について講師を招き、情報モラル講習会を行っている。
 コミュニケーションアプリを使ったいじめについて、文字のみの短いやりとりは、感情が細やかに伝わりにくく、行き違いが起こりやすいこと、インターネット上に名前や住所がさらされてしまう可能性があること、ゲームを続けるために高額の請求をされてしまうことなどの話を聞いた。
 講師の方の話から子どもたちは、「たくさんの人がスマホを使っていて、自分もその中に入っているし、インターネットでたくさんの人と知らずにつながっていて危険だということが分かりました」「私は、講師の方の話を聞いて、少しの油断から何万円もの請求がくることが分かりました。私もスマホを持っているので、これから気を付けて使いたいです」とあった。子どもたちがスマートフォンの便利さの陰に隠れている危険について十分に理解することができました。

【豊橋市立津田小】いのちの授業

 6月18日は、教師と児童が一緒になっていのちの大切さについて考える「豊橋 学校いのちの日」です。津田小学校でも、6月16日に全校一斉にいのちの授業に取り組みました。
 2年生は、いもとようこさんの絵本「ボクものがたり」を使って授業を行い、人間のいのちも動物のいのちも等しく大切であるということに子どもたちは改めて気づくことができました。4年生は、貧困のために毎日たくさんの子どもが亡くなっているという事実を知り、多くの子が驚きを感じていました。生きていられることに感謝し、精一杯生き抜かなければならないという気持ちをもちました。6年生は、阪神淡路大震災の被災者の手記を読み、いのちには限りがあるからこそ、今を大切に生きなければならないという実感をもちました。
 生きていることのすばらしさを知り、いのちがかけがえのないものであると理解する子の育成を目指し、今後もいのちの授業に継続して取り組んでいきます。
画像1 画像1

【豊橋市立豊南小】「いいとこみつけの輪を広げよう!」の取組

 本校では、保護者の方にお願いをして、自分の子どものよいところを書いてもらう「いいとこみつけ」を実施しています。提出されたワークシートは、保健室前の掲示板に貼ったり、保健だよりに載せたりして紹介している。家族に見つけてもらった温かい励ましの言葉を読んで、「びっくりしてうれしくなった」、「これからもがんばる」などという感想が聞かれ、子どもたちの大きな力となっている。子どもたちにとって家族は最大のサポーターである。子どもたちは、身近な人の言葉から自分はどんな人間なのかという自分像を作り上げる。日頃から「あなたはがんばり屋さんね」と声をかけていれば、どんなにつらくあきらめそうになっても「最後までがんばろう」という気持ちになる。それをきっかけに、自分のよさや長所を再発見し、今までよりも更に友達や家族など相手のよいところを進んで見つけられるようになってほしいと願っている。
 2月には、これまでいろいろな場面で助けてもらったり、優しくしてもらったりしたことに対して、感謝の気持ちを伝える「ありがとうの花束を作ろう!」という取組をしている。お世話になった人や友達、モノなどたくさんのありがとうを伝える機会をもっている。
 学校と家庭が連携して子どもの長所を引き出していくことが、本校の【豊かな情操とたくましい身体を養い、自分の考えで実践できる子を育てる】という教育目標につながっている。
画像1 画像1

【豊橋市立二川中】「インターネット」と上手に付き合うために

画像1 画像1
 生徒にとって、大変身近なものになってきたインターネット。気軽に使える反面、トラブルも増えてきている。友達と上手に付き合うためのツールとして、責任をもって使用できるように、情報モラルの向上を目指して授業を行った。

○ねらい
 インターネットのトラブルについて考え、正しい使い方を確認し合い、安全に使用できるようにする。

○実践 第1学年授業実践『インターネットと上手に付き合おう』
 はじめに、インターネットでできることを発表した。「いろいろな情報を素早く集めることができること」や、「離れた人とコミュニケーションが取れること」などが挙げられた。次にグループで、インターネットやメディアでのトラブルについて、意見を出し合う活動を行った。「ネットで知り合った少女に会いに行ったら、成人男性だった」とか、「無料サイトを使っていたら高額請求された」などの人から聞いた話の中で、「うまく気持ちが伝わらず、友達とケンカになったこと」や、「悪口を書かれたこと」など、実際に経験したことも含まれ、身近なところでも多くのトラブルがあることが分かった。
 そこで、「『万引きをした』と、うその書き込みをされたA君が、学校に行けなくなってしまった」という、「誹謗(ひぼう)中傷」のネットトラブルの例を挙げ、その対処法をみんなで考えた。最後に、トラブルに巻き込まれないために気をつけることを考えた。
 生徒は、積極的に話合いに参加し、「相手の気持ちを考えて返信したい」とか「匿名だからこそ、きちんと使っていきたい」などの感想をもつことができた。今後も、情報モラルを高める授業を続けていきたい。