【知立市】道徳教育の取組

【豊田市立藤岡南中】ダイソンズ

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 本校は、"地域と共に生きる"を目標に、地域と共催で文化祭を行ったり、合同で防災訓練を行ったり、地域の施設やお祭りに出て桜の舞(ソーラン節)を踊ったりしています。地域の方にもさまざまな場面で支えていただいています。
 そんな地域に出て、自分たちの通学路を自分たちできれいにしようと、生徒会を中心に清掃を行いました。その名も「ダイソンズ」。縦割り団ごとに曜日を決めて1年生から3年生までが協力して活動しました。異学年が協力して行う楽しさと、地域の方から「ありがとう」「きれいになったね」と声を掛けていただくことのうれしさに、生徒たちから「来年も続けていきたい」と声が出ました。

【豊田市立朝日丘中】「いのち」について考える〜朝日丘人権集会の実践〜

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 本校では12月2日、「いのち」の尊さを知り、実生活の場で人権意識をもって生活することができる生徒の育成を目指して朝日丘人権集会を実施した。この集会では、「いのちをバトンタッチする会」代表の方をお招きし、本人の体験談を交えながら「いのち」とは何か、人権を守るためにどのようなことに気を付けたらよいのか、ということについて具体的に話をしてもらった。
 集会後に実施したアンケートでは、人権とはどんなものかという認識が深まったと答えた生徒が約80%を超え、「人権のことをあまり考えずに行動していたが、とても大切なことだと感じた。」といった意見が多く聞かれた。全体的に学年が上がるにつれて人権に対する意識が高まっている。これは、学級や部活動などの生活経験値の違いによるところが大きい。そのため、1年生では道徳の時間を活用し、そもそも「人権とは何か?」を考える題材を扱うようにした。
 自分の身の回りにある男女差別や障がい者差別、インターネットモラルなどの人権問題に対する意識が深まったという生徒も多く見られたが、今後はそうした身の回りの人権問題について「どう解決したらよいか?」を自発的に考えようとする姿勢を生徒がもつことのできるような取組、題材選定が必要である。

【豊田市立猿投台中】ケータイトラブルから身を守ろう

 本校では,ケータイトラブルから身を守る「情報モラル教育」やいじめ撲滅を目指した道徳の授業などに取り組んでいる。
 情報モラル教育の取組では,近年増加するメールやSNSによるトラブルの防止を目指し,企業の方を講師として行った。「サイトに友達の写真をアップしたら」など,生徒に考えさせるものであった。生徒たちは,自分だったらどう対応するかを意見交換できた。事後アンケートでは「今日の話を聞くまで,それが犯罪だとは思わなかった。今後気を付けたい。」などの感想が出された。
生徒への啓発と同時に,保護者向けパンフレットを家庭に配付することにより,保護者への啓発活動も行うことができた。

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【岡崎市立福岡中】情報モラル教室

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 5、6時間目の時間を使い、体育館にて愛知県警察より講師を迎え、「情報モラル教室」が行われました。ネット犯罪や個人情報の扱い、詐欺行為に対する対処方法、スマートフォンのSNSを使ったトラブルなどについて教えていただきました。インターネット場の画面をプロジェクターを使って見せながら解説したり、大学生ボランティアと生徒会とのクイズを行ったりと生徒を引き付けた内容のすばらしい講演会でした。その後のアンケートでは、「個人情報の取り扱いには気を付けたい」、「ネット詐欺はとても怖いものだと分かった」、「スマートフォンの使い方を改めたい」などの感想から、生徒のネット社会の問題についての意識の高まりが感じられました。
 

【豊橋市立玉川小】ネットモラルについて考えよう

 5年生を対象にして「ネットモラルについて考えよう」と題して授業を行いました。事前に行ったアンケートでは,スマートフォンや携帯電話を所持していた子は少なかったものの携帯ゲーム機や自宅のパソコンから自由にネットに触れられる環境にあることが分かりました。また,前日にゲームやパソコンをやり過ぎて体調を崩す子もいました。
 この実態を受け,便利で楽しいネットが心や身体にどのような影響を及ぼすのかを学習しました。ビデオ教材の中から「お母さんとの約束を守れずゲームに熱中し体調を崩した子」「ネットに夢中になるあまりに友達関係が壊れてしまった子」の事例を選んで視聴しました。視聴しながら「怖い」という声が聞かれました。
 授業後の振り返りでは,「今までゲームやネットをやる時間を特に決めていなかったけど,健康のためにもやり過ぎはいけないと思いました。」「やり過ぎでお母さんに注意されて反抗していたけど,今度からは自分から気を付けようと思いました。」などの感想が見られ,意識の高まりを感じることができました。またこの授業の様子は,学級通信でも伝え,親子で考えるきっかけをつくりました。
 これからも子どもたちが安全にネットに関わっていけるように学習を進めていきたいと思います。

【みよし市立中部小】魅力ある学校づくり

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【小中合同あいさつ運動】
 同じ学区の小中学校で交流し、「あいさつ運動」に取り組みました。中学生の立派な姿を見せてもらうことで、あんな中学生になりたいなという気持ちが高まります。また、中学生と共に「あいさつ運動」に取り組むことで、挨拶のできる子が地域に増えてきました。
 また、高学年が中心になって、「あいさつ運動」にも取り組みました。挨拶を返してくれる子や、自分から先に挨拶をしてくれる子が増えてきてうれしいとの声を聞きます。「あいさつ運動」に中心となって取り組んでいる子どもたちの自己有用感も高まりました。
【ありがとうメッセージの掲示】
 全校のために活動してくれた6年生に、他学年からメッセージを送ることで、全校のために役に立つことの喜びややりがいを感じることができるようにしています。
 また、6年生にだけではなく、行事があった時には、他学年同士でもメッセージを書き合い掲示をすることで、学年を超えた交流を図っています。

【豊橋市立老津小】「安全と健康への配慮〜ゲームに熱中すると〜」

 本校の1年生の道徳で、ネットモラルの授業を行った。ゲームをしたり、インターネットで動画を見たりする児童が多くいることもあり、テーマを「安全と健康への配慮〜ゲームに熱中すると〜」に決めた。授業の始めに「ゲームをしたり、動画を見たりする時間が決まっている子?」と質問したところ、決まっている子は10人、決まっていない子が8人であった。しかし、実際は時間が決まっている子の多くがきちんと守れていないということが分かった。ルールを守れず長時間ゲームをすることで、どんな影響があるのかを知り、自分の生活を見直してほしいという願いから、この授業を行った。
〈動画内容〉
 男児が誕生日にゲームを買ってもらった。母親に使用時間を決められていたが、布団に入ってから何時間もこっそりとゲームを続けた。その結果、翌朝なかなか起きられず、朝食を食べずに学校に向かった。学校に来てからは、眠くて授業に集中できず、先生に怒られてしまう。
動画を見た後の児童は、
・ルールを守らないと、寝る時間が短くなって学校で眠たくなるから、ルールは守った方がいいと思う。
・私も遅くまでゲームをやってしまうことがあるけど、これからは気を付けたいと思う。
・寝る時間が遅いと、朝起きられずご飯が食べられないから、気を付けないといけないと思った。
というような意見が出た。児童の多くは、「寝ない→朝ご飯が食べられない→勉強ができなくなる」という意見をもっていたが、朝ご飯を食べないことで、頭が働かずぼーっとしてしまい、けがや事故につながる危険性があることも話をした。今回の授業が、児童の生活に少しでもよい影響を与えることができたらよいと願っている。

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【安城市立新田小】正しいインターネットの使い方

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 インターネット「ネット社会の歩き方」の資料を使って授業を行いました。始めに携帯電話の有無についてアンケートを取り、携帯電話には、良い点と悪い点があるということを説明して授業に入りました。
 携帯電話に関しては、37人中、17人の児童が持っていると答え、携帯電話で何をするかについての質問には、インターネットや動画、ゲームをするといった児童が多かったです。携帯電話でネット掲示板を見る児童もいました。その後、情報モラルで特に気になる、ネット掲示板についての動画を見せ、掲示板を使うときの注意することについて話し合いました。資料を見せると興味を示し、食い入るようにパソコンを見ていました。話し合いの際には意見としては、人の悪口を書かない、他人の個人情報を書かない、軽弾みにいろんなことを投稿しないなどが挙がりました。児童はこの授業の感想に、
「変なサイトがあったら、大人に知らせないといけないことが分かりました」
「インターネットを使うときは、気を付けて使うこと、やってはいけないことはしない」
と書いてあり、児童は、本実践を通して、掲示板は危ないこともあるということをしっかり学ぶことができたように思います。

【豊田市立豊南中】「人権を考える集い」を行いました。

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 豊南中では、9月15日に外部講師をお迎えして「人権を考える集い」を行いました。演題は「人の心の痛みが分かる人に」。経済的な格差や身体的な違いについて「努力してもどうにもならないことは批判してはいけない」ということを力説されました。
 また、「サーカスの象はなぜ力を出せば切れてしまいそうな細いロープにつながれても逃げないのか?」という話も印象的でした。小さい頃ロープでつながれて育った象は、大きくなって力が付いても逃げられないと思い込んで育つのだそうです。その話を聞き「自分はできない」と思い込んでいる人がいるのではと、思わず生徒の方を振り返りました。
 最後に中島みゆきの「ファイト」の歌詞を紹介され、あなたの周りでいじめなどが起きたとき、支えたり、戦ったりする勇気をもってほしいと教えてくださいました。講話の中で先生から教わった話を意識して学校生活を送ることで、今よりもっと居心地のいい豊南中になってほしいと思います。

 生徒の感想 「頑張っていない人が頑張っている人を笑うなんて論外だと思いました。『何あいつ?』と思うのではなく、『あいつよりも頑張るぞ』みたいに前向きなことを思う世の中になってほしいし、私自身、そういう人になりたいです。」

【豊川市立御油小】地域の方との触れ合いの授業

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 今年度は、地域の方との触れ合いに重点をおいて、教育活動を進めた。
 道徳の授業で、多くの方をゲストティーチャーに迎え、教室で話していただくことで、地域のことに興味をもったり、地域の方の温かい心に触れることができた。町内の介護福祉士の方や、公園を管理されている方、高齢になってから留学して自分の夢をかなえた方、音羽川の会の方などがゲストティーチャーとして来てくださった。
 また、低学年では生活科の学習で、地域のデイサービスのお年寄りとの触れ合いを行った。1年生は、全校集会でお年寄りと一緒に『リンゴの唄』を歌った。2年生は、グループで絵本を読む練習をし、お年寄りに読み聞かせを行った。

【豊田市立広川台小】共感的な人間関係を築こうとする態度を育てるトロロっ子遊び(縦割り活動)

 本校は「互いに求め合い、高め合える共感的な人間関係を築こうとする態度を育てる」ため、求める子ども像を次の三つに設定し、現職教育に取り組んでいます。
 ○思いやりがあり、相手の立場に立って考え、行動できる子
 ○規律を守り、集団の一員としての自覚をもち、自分の役割や責任を果たそうとする子
 ○集団や他者との関わりの中で、自分に自信をもって思いを伝えようとする子
さらに低・中・高学年のそれぞれで目指す姿を設定し、「トロロっ子遊び」を年間12回ほど行っています。「トロロっ子遊び」とは、全校児童を1班8〜9名に分けた本校の伝統的な全校縦割り班活動の名称です。活動内容は、各班の6年生の班長が担当の教師と相談しながら、学年の異なる班員の子全員に楽しんでもらえる遊びを計画し、進めていきます。また、6年生だけでなく、班員一人一人が、集団の一員としての自分の在り方を見つめるPDCAサイクルを実行し、「トロロっ子遊び」に臨んできています。子どもたちは、4月の「1年生を迎える会」から回を重ねるごとに打ち解け合い、一人一人が学年に応じた役割を果たしながら、立場や考え方の異なる仲間を思いやる姿、楽しく活動している様子が見られるようになりました。最後の「6年生を送る会」では、次期リーダーとなる5年生を中心に、班全員で6年生に感謝の気持ちを伝えるよい会となりました。みんな一年間仲良く活動したトロロ班の仲間との別れを名残惜しんでいました。

子どもたちの声 
「いっぱい遊べて、お兄さんたちとおしゃべりができて楽しかった。僕もあんなお兄さんになりたいな。」(1年)
「計画した遊びを、班のみんなが楽しく遊んでくれたり、協力してくれたりしたので、うれしかった。頑張って計画したかいがあった。」(6年)

【豊田市立若園中】地域に貢献できる生徒の育成

 本校では「地域に貢献できる若中生」を目指し,日頃から地域の方に積極的に挨拶をすることや,地域の交流館祭に多くの生徒がボランティアとして参加することなどを良い伝統として受け継いでいる。
 地域の方からは「野球部の生徒さんが,朝気持ちの良い挨拶をしてくれると,今日一日がとても良い日になるように感じます」「若園地区の交流館祭が毎年開催できるのは,中学生のボランティアのおかげです」などの感想をいただいている。本校生徒の存在だけでなく,地域への貢献を認めていただいている。
 全校で取り組む地域への貢献活動に「美化ピカ活動」がある。この活動も本校が伝統として,代々行っている活動である。27年度は,各地区の生徒代表が地区の区長さんと事前に話し合う機会を設けた。「僕は,○○公園にごみがいっぱい落ちているので,そこを掃除したいと思うのですが」や「この時期は落ち葉が多いので,○○神社の落ち葉を集めたいと思います」など,生徒が自ら考えた「地域への貢献」を区長さんに提案した。区長さんも生徒の提案に快く協力していただき,地域の方と一緒に清掃活動に取り組む場所もあった。
 生徒の感想には「地域の方が一緒に掃除をしてくれて,うれしかったです」「○○公園がきれいになったことがうれしいです。あと,この活動を通して自分の心がきれいになったように感じます」というものが多くあった。
 これからも,中学生として何が行えるかを自分たちで考えながら,地域に積極的に貢献する若中生が増えることを願っています。
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【清須市立新川中】情報モラルを学ぶ「スマホ・ケータイ安全教室」

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 今日、生徒を取り巻く生活環境は急激な勢いで変化し、未成年の携帯電話やスマートフォンの使用に関して、様々な点が問題視されています。そこで本校では、11月19 日に企業から講師の先生をお招きして、「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。
 講師の先生のお話では、携帯電話やスマートフォンを使う際に陥りやすい問題の事例や、文字のやり取りでの勘違いから始まるトラブル、SNSなどを利用した個人情報の流出など、動画を用いて分かりやすく説明していただきました。生徒の感想からは、「使い方を間違えると危険な目に合ってしまうので気を付ける。」「携帯電話の使い方を家族と相談して決めていきたい。」「文字だけのやり取りでは、相手がどう思うか分からないので、送る前に確認する。」といった、携帯電話やスマートフォンとうまく付き合っていきたいという姿勢が見られました。
 今後も、学年が上がっていくにつれて、携帯電話やスマートフォンを所持する生徒が増えていくことが予想されます。SNSへの何げない書き込みによって、トラブルに遭ってしまわないようにするためにも、今回の教室で学んだことを生かして情報機器を利用してほしいと思います。