【弥富市立大藤小】 異学年交流〜縦割り班「ふれあい給食」〜

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 本校は単学級で、全校児童200人弱の小規模校です。その特性を生かし、縦割り班(ふれあい班)をつくり学校行事の多くに取り組んでいます。その中でも、月に1回、給食の時間がより有意義に過ごせるように「ふれあい給食」を実施しています。この取り組みは、8年以上続く大藤小学校の伝統行事のようなものです。給食時のルールなどを高学年の子が低学年の子たちに教えることで親しみを感じながら理解することができます。給食時に異学年交流を取り入れることにより、さらに楽しく会食し、仲を深めることができると思います。班長が、いろいろな学年と交流ができるように座席を工夫したり、当番の振り分けを考えたりします。高学年は配膳、中学年は高学年の手伝い、低学年は机や配膳台を拭くなどの役割を与え、班全員が協力して活動できるようにしました。その結果、自分の役割を果たすことで、積極的に活動することができました。
会食時には、大藤小学校クイズや住んでいる地域の食べ物に関するクイズを放送で出題し、班のメンバーで一生懸命に考えて、答えを見つけ出すことでより一体感が生まれました。次第に教室は笑い声でいっぱいになりました。
【児童の感想】
「みんなで協力して片付けや配膳ができていてよかった」
「高学年が積極的に声をかけたり、班が楽しくなるように盛り上げていたのはよかった」
「普段話さない子と席が近くで話せて楽しかった」 などという感想がありました。

【一宮市立大和西小】「大和三校クリーン大作戦」に取り組んでいます。

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 毎年、恒例の行事として、大和中学校区の三つの小中学校で連携して、「大和三校クリーン大作戦」に取り組んでいます。本年度も10月30日に行いました。小学生と中学生が協力し、保護者の協力も得ながら、大和連区の各地域に分かれて、清掃活動をしました。自分たちの住む地域を、自分たちで力を合わせてきれいにすることができ、生まれ育った地域を愛する気持ちを高めることにもつながったことと思います。
大和中学校区の将来や、活動に参加した子どもたちの将来にもつながる持続可能な教育的活動として、学校、保護者、地域のみなさまと連携して、受け継がれてきました。
<参加した児童の感想>
みんながすごくがんばってるなと思いました。がんばっている人を見ると自分もがんばらなきゃという気持ちがわいてきました。僕もみんなのためにがんばってきれいに掃除をしようと思いました。
<参加した保護者の感想>
 小・中学生が、手を休めることなく清掃に集中していたので感心しました。自分たちのまちをきれいにし、気持ちよく感じたり、地域の人にも同じ思いをしてくれるとうれしいです。
 日ごろ、通学団でおとなしくしている子がとても手際よかったり、細かくていねいだったりして。「偉いね。」「なるほど。」と会話のきっかけができました。どの子も一人一人よいところがあるのだと改めて感じました。

【あま市立宝小】「ともに生きる」ことについて考える

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 10月15日に福祉実践教室を行い、4年生31名が車いす講座、5年生33名が視覚障害者ガイドヘルプ講座、6年生35名が点字講座の3講座に分かれて体験学習に取り組みました。
 車いす講座に参加した児童たちは、実際に車いすに乗る体験を通して、段差を越えるこの大変さや乗り降りの大変さなど足の不自由な人の気持ちになって考えることができました。
 視覚障害者ガイドヘルプ講座に参加した児童たちは、普段、歩きなれている学校の中もアイマスクを着けて何も見えない状態で歩くと、とても怖いということや誰かが支えて案内してくれると、とても安心できることを体験しました。
 点字講座に参加した児童たちは、講師の方から点字の仕組みを教えていただき、実際に点字器を使って点字を打つ体験をしました。書く文字とは違い難しかっただけに打ち終わった点字が友だちや講師の方に読み取ってもらえた時には、皆うれしそうでした。身近にあっても、あまり気付くことのない点字について学ぶことができ貴重な体験となりました。
 参加した児童の感想には、「障害のある人の立場になって考えることが大切」「障害をもっている人たちも普通に生活できる世の中になってほしい」などがありました。
 今回の体験を通して児童たちは、障害をもつ人たちに対する理解を深めるだけでなく、講師の方から体験を聞くことで、障害をもつ人たちと「ともに生きる」ことについて考えるよい機会となりました。

【岡崎市立生平小】一日の始まりは 元気なあいさつで

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 本校の一日は、朝の元気なあいさつで始まります。
 全校児童68名。4年生以上の38名のうち8名が、生活委員として活動しています。毎朝、登校した子から順次南側の門付近に立って、その後登校してくる子たちに元気に朝のあいさつをしています。
 「人より先に あいさつをしよう」を合言葉に、お互いに心を込めてあいさつを交わしています。また、保健体育委員会を中心にして「優しい言葉がけをしよう」を目標に、「やさしい言葉がけチャレンジカード」への記録をするなど、日ごろから心通わせる取り組みをしています。
 落ち葉が多い季節には、自主的に落ち葉を拾い集めることもできて、学校全体がさわやかにスタートを切っています。

【豊田市立高岡中】人のため地域のために進んで活動できる高中生

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 高岡中学校では、逢妻男川の清掃活動を行っています。生徒たちは、川周辺の草取りやごみ拾いを、時間いっぱい休むことなく行いました。活動終了後、たくさんの草やごみでごみ袋が一杯になりました。そのごみ袋を見た生徒たちの表情は、達成感でいっぱいでした。
 また、福祉委員会で、ペットボトルキャップ回収を行っています。ペットボトルキャップは、ワクチンに変わりアフリカの子どもたちに送られます。昨年度は、多くのペットボトルキャップが集まりました。今年度も、生徒手作りの回収箱にペットボトルキャップが集まってきています。人のため、地域のために進んで活動できる高中生が育っています。

【豊橋市立青陵中】「あいさつ運動」で活気あふれる学校に

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 本校では、生活委員会が中心となって「あいさつ運動」を実施しています。「元気にすすんであいさつをする生徒を増やし、活気あふれる学校にする」ことが目的です。11月には、生徒会執行部や級長会とも協力して、全校に呼びかけ、参加者を募ったところ、なんと200人もの生徒から参加希望が寄せられました。さらに、11月第3週には、校区内の4小学校とも連携し、各学校で工夫しながら、一斉に「あいさつ運動」に取り組んでいます。
 「あいさつ運動」に参加する生徒は北門と南門に分かれて、「Power up あいさつ」と書かれた横断幕を持って立ち、登校する生徒に大きな声で「おはようございます!」と声をかけていました。ボランティアとして参加した生徒も、「大きな声であいさつをすると自分も相手も気分がよい」「さわやかなあいさつでさわやかに一日を過ごせる気がする」と笑顔で語っていました。

【みよし市立市立緑丘小】携帯&スマートフォン・パソコン

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 昨年度は、6年生の間でスマートフォンの利用に関連して、LINEによる仲間外れなどの問題が発生した。本年度は、こうした問題を未然に防ぐために、情報支援講師の協力を得て、高学年全児童を対象にネットモラルの学習を実施した。6月に実施した授業では、DVD教材を使い、迷惑メールの禁止や有料サイトへの接続によるトラブル防止などについて学習した。児童は、ネットモラルについて、具体的な事例を基に自分の問題として捉えることができた。10月現在スマートフォン等によるネットトラブルは発生しておらず、6月に実施した学習が有効であったと考えられる。しかし、少しのきっかけでトラブルに巻き込まれることがある。情報モラルについても、繰り返しての指導を考えている。

【小牧市立北里中】 ゲーム機、スマホを知ろう!

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北里地区三校(北里中、北里小、小木小)で連携した交流会や学習会を年に1度行っており、その講座の1つとして子どもと保護者を対象にした、ゲーム機やスマホで起こりやすいトラブルについての学習会を実施しました。
 今やゲーム機を使ってもネットショッピングができたり、知らない人とメールや会話をしたりできます。ネット環境さえあれば、パソコンやスマートフォンと変わらないことができるのです。これらの危険性について、家庭で十分話し合ったうえでゲーム機を使っていく必要があることを伝えました。
また、スマートフォンのアプリであるLINEについて、大人と子どもの捉え方の違いがあることが分かりました。子どもの発言のなかに「返信しないといけない気持ちになる」というものがありました。返信の義務があると感じることによってトラブルになりやすいので、発信者、受信者ともに相手のことを考えて利用する必要があることを確認しました。
最後に、トラブルを防ぐスマートフォンの約束事を紹介し、家庭におけるルールづくりが大切だと伝えました。

【豊川市立一宮中】 命を大切にする心や感謝の気持ちを育む活動「赤ちゃんが来た日」

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 地域の方々のご協力で、赤ちゃんとのふれ合い体験が行われました。はじめは緊張してうまく抱っこできず、苦戦する子もいましたが、みんなの笑顔は絶えませんでした。この貴重な体験をこれからの生活で活かしていってくれたらと思います。お母さん方、赤ちゃんのみんな、ありがとうございました。
<生徒の感想>
・今日の赤ちゃんとの交流は、すごく貴重な体験ができました。眠いのかずっと泣いていたけど、その泣き顔もとてもかわいかったです。足の裏をさわらせてもらうと、皮がつるつるしていて、歩いていないとこんなにつるつるなのかということがわかりました。抱っこすると、座っている足の間にすっぽり入ったので、自分にもこんな時期があったのだと思いました。泣いている赤ちゃんをなぐさめているお母さんを見て、大変だったんだと感謝しました。
・今日は赤ちゃんを抱っこしていて、周りの子とかお母さん以外に抱っこされると泣いちゃうのに、お母さんが抱っこするとすぐ泣きやんで笑顔になるところが、やっぱり赤ちゃんにとってお母さんはかけがえのない一つなんだと思いました。うまい抱き方とか、安心する抱き方がぜんぜんわからなくて困っていたけど、赤ちゃんのお母さんが、優しくわかりやすく教えて下さって、なんとか抱っこできることができました。赤ちゃんは家庭科で抱っこした人形の赤ちゃんと比べるとすごくずっしりしていて、人の命は重いなと改めて思いました。

【愛西市立佐屋小】おやじの会による「親子車いす体験」

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 佐屋小学校では、児童のお父さんが中心となっている「おやじの会」が活発に活動しています。そのおやじの会が中心となって、「親子車いす体験」が11月15日(土)に愛西市長にも参加していただいて行われました。親子がペアとなって学校から近くの市立図書館まで車いすで移動し、普段では気づかないさまざまな障害を知ることができました。「道路はスムーズに渡ることができるか」「高い位置の本をどうやって取るか」「自動販売機でジュースを買うことができるか」。普段は当たり前にできることが、車いすでは困難なことが分かりました。その後、親子がいくつかの班に分かれて、車いすの活動で感じたことを話し合いました。そして、その話し合った内容を全体の場で発表しました。
 買い物に行くと、車いす専用のスペースが確保されていますが、誰も不自由ではないのに、そのスペースに駐車している車を見かけます。その様子を見て、「だめだ」と言える児童がいますが、こういった車いすの体験を通して、佐屋小学校の児童全員がそんな気持ちになってくれることを願っています。
 

【あま市立美和中】美和中版「道徳週間」での取り組み

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本校においては、毎年、人権週間に併せて道徳週間を設定し、道徳の授業の充実を図っています。その中では人権や情報モラルなどの題材を取り上げて授業実践を行っています。本年度は、海部地区が独自で行っている教材ビデオの貸し出しシステムである「ビデオライブラリー」より、情報モラルに関するビデオ教材を借りて授業実践を全クラスで実施しました。
今回、使用した教材ビデオは「情報ネットワーク上で起こるトラブル」を題材にしたものでした。最近の中学生はスマートフォンや携帯電話を使って、メールやLINE上で会話をすることが当たり前のようになってきています。しかし、相手の素性が見えない情報ネットワーク上でのやりとりであるだけに、多くのトラブルに見舞われることも少なくありません。顔が見えないのを良いことに大量の嫌がらせメールを送りつけられたり、受け取ったメールに即時反応しないために翌日から人間関係に歪みが生じたりすることもよくある話です。
ビデオを見た後に、生徒たちと情報ネットワーク上におけるトラブルを防ぐための方法について考えました。「相手の気持ちを考えて書き込みをする」「送り主がわからないメールには反応しない」などの、情報モラルを意識した回答が得られました。中には「ネットワーク上のやりとりに深入りしない」「興味本位でメールグループに参加しない」などの、情報ネットワークの環境から一歩距離を置くといった回答も見られました。
来年度以降も趣向を凝らしながら、情報モラルへの意識を高める取り組みを続けていく予定です。

【知立市立竜北中】自分たちの手で決めるケータイ・スマホ行動宣言

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 知立市では今年度、子どもたちの携帯電話やスマートフォンなどの使用についての標語(小学校)・行動宣言(中学校)を作ることになりました。それも、子どもたち自身が話し合ってその標語や行動宣言を作り上げていくというスタイルで行うことになりました。
竜北中学校では、6月に「ケータイ安全教室」を行いました。生徒たちは、携帯電話やスマートフォンによるさまざまな問題を知り、その危険性に気付けたようでした。そこで得た知識をもとに、夏休み前に生徒個々で「行動宣言」を作りました。その後、全校集会で人権啓発委員が「学級の行動宣言」を作るように、生徒から生徒へ呼びかけ、それを受けて各クラスで行動宣言が作られました。そして、各クラスの行動宣言を持ち寄って、3年生の人権啓発委員が中心となり、「竜北中学校の行動宣言」をまとめあげました。
これをまとめる話し合いで、生徒たちは「自分たちに優しすぎてもダメだし、厳しすぎて守れないようなものでは意味がない」と言いながら素直に本音をぶつけ合ったり、一旦決まりかけたのにどうしても納得がいかず、また日を改めて話し合いの場をもったりしていました。生徒たちのこだわりと責任が見られました。
今後は、11月29日(土)にパティオ地鯉鮒で行われる「第1回知立市子ども会議」に、竜北中学校の行動宣言を持っていき、他校の代表と共に話し合い、知立市の行動宣言を作り上げていく予定です。

【春日井市立篠原小】著作物の利用

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 2学期も残り1か月となり、日頃の授業や校外学習等について、パソコンを利用してまとめ学習を行っている学年が増えてきた。本校の6年生も調べ学習や修学旅行について、パソコンを利用して学習を進めようとしている。しかし、パソコンを利用する時に文字だけでなく、イラストや写真を活用してまとめを行う。インターネット上からのイラストや写真を掲載する場合、著作権に注意しなければならない。そこで、今回は「著作物の利用」について授業を行った。
 授業では、CDをダビングして自分で楽しむのと、自分のWebページにアイドルの写真を載せるのとでは著作権上どのような違いがあるのかを話し合い、著作物の利用の仕方について全体で学び合うことができた。授業の振り返りでは、子どもたちから「インターネット上にある物を使用する時はURLや記載場所の提示をしなければならないことがわかった」「著作権をしっかり守り、まとめ学習をしていきたい」等の感想を聞くことができた。
 今後、今回学習したことに注意して、まとめ学習をしっかりと行っていってほしいと思う。

【知多市立佐布里小】 周りの人の気持ちを考えて行動できる子  〜異学年交流活動を通して〜

本校の特別活動では,「周りの人の気持ちを考えて行動できる子」の育成を目指しています。ペア学年(1・6年,2・5年,3・4年)を主体として行う異学年交流活動は,年間計画に組み込まれ,計画的に行われます。
 5月初旬には,「ペア遠足」を行いました。6年生は,どのようにしたら1年生に楽しんでもらえるかを考え,ゲームなどの準備をしました。みんなの笑顔がすてきな交流となりました。
 また,各委員会主催の児童集会もペア学年で行われています。6月下旬に行われた児童集会(総務委員会)では,学校中に設置された文字カードを見つけ出し,ある文章を作り上げるウォークラリーを楽しみました。10月(図書委員会)にはペア読書,11月(総務委員会)にはクイズ集会も計画されています。
 様々な異学年交流活動を通して,高学年は低学年を思いやる気持ち,低学年は高学年を信頼する気持ちが着実に育ってきていると感じています。
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【小牧市立応時中】 生徒の心が安定する「関わり高め合う授業」を目指して

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 健康推進校として、生徒の心が安定すると考えられる「関わり高め合う授業」を継続しています。この授業は、生徒の様々な能力や考えが絡み合うことで思わぬ力を生み、ともに解決していく授業です。
 授業では、生徒が仲間と関わり、ともに解決しようとする班活動に対して、誰もが班内で関われるように教師が支援します。また、考えや意見を述べ合う学級全体での活動に対して、教師は、発表者の考えを最後までしっかりと聞かせ、生徒の発言をつなげたり、広げたりします。時には教科書に戻り確認したり、時には発展的な課題を与えたりする支援を行っています。
 この「関わり高め合う授業」を取り入れた結果、生徒は安心して自分の思いを伝え合い聴き合うことができるようになってきました。また、分からないことを恥ずかしがらずに自分をさらけ出し、分からない生徒に他の生徒が根気強く説明するようになってきました。毎年行っているアンケート「楽しく学校へ行っているか」に対して、「そう思う」と答えた生徒はここ6年間全校生徒の90%以上です。また、学年が上がるにつれて、この割合が高くなり、3年生が一番高くなっています。

【津島市立天王中】 ケータイ安全教室を開きました!

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 ケータイ電話が多機能となり、生活のあらゆる場面で利用が進み便利になっている。一方、出会い系サイトにまつわる事件やワンクリック詐欺と呼ばれる架空請求詐欺、インターネットでの誹謗・中傷などのトラブルも多発している。
こうした危険と隣り合わせの現状を慮り、本校では、1年生を対象に、携帯電話会社より講師を招き、『ケータイ安全教室』を開いた。
誘引メールに焦って返信すると、個人情報を漏らすことになることや、巧妙な『なりすまし』にだまされ、見知らぬ人と会って危険な目にあうこともあるなど、様々な実例を紹介した講義は、生徒たちにとって興味深いものだった。
また、「スマートホン」で使う様々なアプリについての問題も多くなっていることが挙げられた。複数の仲間でメールや会話のできるアプリを例に挙げ、文字だけでは感情が伝わってこないのでひどく心が傷つけられたり、相手の嫌がっている画像を載せて迷惑をかけたりするなどのトラブルが多いことを聞いた。
画像をネット上に載せると、GPS機能から位置を特定できるため安易な気持ちで載せないことやアプリのゲームで課金を一度してしまうと更に欲しいアイテムが出てきて気がついたら多額の請求書が届いてしまったなどの例を挙げ注意を呼びかけた。
グループに入れなかったり、仲間はずれから特定の人への攻撃となったりする例も多いことを知った。また、個人情報やパスワードを安易に教えてしまったことで、金銭的なトラブルに発展した例もあげられた。
今ケータイをもっていない生徒も、これから手にして,様々な問題に巻き込まれる恐れがある。そこで、今のうちに相手のことを考えることや犯罪に巻き込まれないための手段を身につけることが大切であることがわかった。
「携帯を安全に利用するためには、ルールやマナーを守ることが何より大切!」「ルールには理由がある。自分くらいとか、自分だけはという考えをもたない!」というまとめでこの学習会を終えた。生徒たちからは、「不用意なアクセスは注意しよう」とか、「人に迷惑をかけるような使い方をしないようにしよう」とかいう声が聞かれた。

【田原市立泉中】LINEで考える楽しいコミュニケーション

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 本校では、情報モラル教育の一環として、株式会社LINEと静岡大学が共同開発した教材を利用した授業を行いました。内容は、「何時からが遅い時間か?」などについて意見を出し合って人それぞれで考え方が違うことを確認したり、「塾の友だちにあなたの写真見せていい?」と友だちからLINEで連絡を受けたときにどんな対応をするか話し合って、適切なコミュニケーション方法を考えたりするものです。実際にLINEを利用しているという生徒も多く、自分に起こった経験をもとに話す生徒や、自分が気をつけていることを伝える生徒もいました。生徒の感想には、「人それぞれで嫌なことも違うし、理由も違った」「自分も気づかないうちに相手の嫌なことをしているかもしれない」「送信するときに相手のことを考えることが大切だと思った」などがありました。スマートホンやタブレット、ゲーム機からもネットにアクセスできるようになり、SNSなどのサービスを利用する生徒も多くなりました。情報化が進む社会の中で適切なコミュニケーションがとれる力を身につけていってほしいと思います。

【豊明市立三崎小】1年「著作権について」

 1年2組で、著作権について学習しました。パソコン教室で、webサイト「コピーライトワールド」を利用しました。
 まず、著作権とは何かの説明をし、次いで、同サイトにある初心者向け著作権学習コンテンツを使って楽しく学習することができました。図工の時間に描いた絵に著作権はあるか、という問題に対しては、解答発表前に児童から「有名人が描いていないから、著作権はないんじゃないか」という声が出ました。解答を発表し、誰が描いた絵にも著作権はあるということを確認することができました。
 その他にも、著作権は著作者の死後50年で消滅すること、著作権は外国にもあることなどを学習することができました。
 他人の作品を、無断で使ってはいけないということと、漢字スキルなどにテレビゲームのキャラクターが用いられているのは、きちんと許可を取っていることを確認して、学習を終えました。
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【南知多町立内海小】 心を豊かにする読み聞かせ活動

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 本校では、児童の心を豊かにする取り組みの一つとして、児童会活動における異学年交流を行っています。異なる年齢の子どもたちが関わる中で、対人関係を上手に作る力を養ったり、自己有用感を高めたりすることをねらいとしています。
 活動の内容は、毎朝8時20分から8時40分に行っている朝の活動のうち、毎月1回金曜日を「なかよしタイム」に設定しています。なかよしタイムでは、異学年を縦割りにした「なかよしグループ」に分け、運動場で様々な遊びを行ったり、教室内で読み聞かせを行ったりしています。外遊びの取り組みは、高学年の児童が事前に遊びの内容を話し合い、遊び方やルールを低学年の児童に教えながら行います。遊びの中で、上級生は下級生を気にかけて優しく声をかけ、下級生は笑顔で楽しそうに走り回る姿が見られます。
 読み聞かせの活動は、なかよしグループの中で6年生と1年生、5年生と2年生、4年生と3年生がペアを作り、上級生が下級生に本や紙芝居を選んできて読み聞かせます。今年度は11月14日の金曜日に行われました。上級生の児童は、下級生の子たちを楽しませたい思いで、1週間前から下級生の子に合う面白そうな本や紙芝居を図書館で探し、当日まで何度も読む練習をしてきました。読み聞かせ当日は、下級生の様子を伺いながら感情を込めて真剣に読む上級生の姿や、目を輝かせながら静かに聞き入っている下級生の姿が見られました。

【設楽町立設楽中】モラルジレンマ資料をつかって(道徳の授業から)

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道徳で、人間としてよりよい生き方を考え、意見が飛び交うような授業を目指し、手立てとしてモラルジレンマの資料を授業で扱った。
道徳教育推進指導資料の「裏庭でのできごと」を加工し、より生徒たちが葛藤するような場面を多く作った。
性格の強い友だちからの威圧に屈するか、正直にガラスを割ってしまったことを話すか、2つの気持ちが入り混じる主人公の気持ちを生徒たちに考えさせた。日常としてありうる場面が盛り込まれた資料であり、生徒たちは主人公の立場になり、意見をぶつけ合った。「大輔にまたいじめられるのは嫌だから、ガラスを割ったことを正直には言えない。」「このままでは心がもやもやしてしまう。よくないことをしたんだから正直に話す。」など、学級16名が全員どちらかの立場で意見が言えた。
最後に、(主人公ではなく)自分だったらどうするか、という発問をし、学級には公表しない形でワークシートに書く活動をもった。
授業では、「正直に言わない」との意見を出した生徒が、「自分だったら正直に言う」とワークシートに書いた。意見をぶつけ合ったことで、友達の意見から正直に話すことの大切さを感じ取ったようだった。
今後も、モラルジレンマ教材の有効な活用を考えていきたい。