【弥富市立十四山東部小】異学年との交流を深めるふれあい班活動

画像1 画像1
 十四山東部小学校では、全校を16の縦割り班に分けた「ふれあい班」での活動を行っています。毎週水曜日は朝15分間「ふれあいタイム」と称し、班ごとに低学年と一緒に遊べるような遊びを決めて遊んでいます。1〜4年生の「春の遠足」では、ふれあい班ごとに分かれて行動をしたりお弁当を食べたりして過ごします。10月の運動会では、ふれあい班対抗で競い合い、それぞれが団結できる機会となっています。
 年間を通した活動として、班ごとの「サツマイモ栽培」を行っています。JAの方や学校近くの農家の方に力を貸して頂き、毎年立派なサツマイモを収穫することができます。本年度は、できるだけ自分たちで世話をすることを目標に、定期的に草取りを続けています。取っても取っても生えてくる草の生命力に驚きながら、各学年それぞれの力量に合わせて草取りをしています。夏休みの出校日には親子での除草も行い、労働の尊さや収穫までの経過を全校で実感できる活動となっています。

【豊橋市立岩西小】

画像1 画像1
本校では、6月18日豊橋学校いのちの日に際し、全学級で命の授業を行いました。自分の命や友達や家族の命、植物やペットなどの命など、生に対する見方を深めることができました。
4年生の授業では、ペットのハムスターの気持ちになって命について考える授業を行いました。授業の最後に、ハムスターのトム君に宛てて手紙を書き、「トム君の気持ちを人間は考えなきゃいけないと思ったよ。」「ペットで飼うのだから、飼う人がトム君の気持ちを分かってあげるようにしないといけないね。」等、普段はかわいいと言って自由に触っていたペットの気持ちを、そのペットの立場に立って考えることができました。また、1年生では心のノートに掲載されている資料を使って、自分の身は自分で守る大切さを学びました。2年生では、絵本「おおきくなるっていうことは」(中川ひろたか著)を読み、いつの間にか自分自身が大きくなっていることに気づき、成長するとはどういうことなのかを考える授業を行いました。「ぼくも、小さい時はよく泣いていたけど、今はあまり泣かなくなったよ。」と自分の成長を振り返ることができました。

【豊橋市立豊小】 総合学習「一人ひとりが輝いて」

画像1 画像1
豊小学校の6年生は、「一人ひとりが輝いて」という総合単元を計画し、道徳、学活、国語、体育など幅広い学習を通して「生きること」を考える活動を行っています。
 この単元では、話し合い活動を子どもたちの手によって進めることを基本にしています。
 7月には、初めて学年道徳を行いました。テーマは「新・みちこの人形」です。「川に落ち溺れている妹を発見して、主人公まさおはどう考えたか」を考えながら、「いのちを大切にするということはどうすることなのか」を学年全員でディべート形式で話し合いました。ちょうど着衣水泳直後の時期で、「大切な妹が溺れていたら、危険でも助けようと思うのではないか。」「2人とも溺れたら、もっと悲惨なことになってしまう。」など活発な意見が出されました。
 学年全体に共感が広がる学習にしたいと願っています。 

【豊橋市立石巻中】 安全に携帯電話を使用するために

画像1 画像1


情報モラル教育実践 「安全に携帯電話を使用するために」
本校では、5月27日に携帯安全教室を実施しました。今年度の調査で、全校生徒の約70%の生徒が携帯を保持していて、使用時間が平均2時間という結果が出ました。また、アンケートによると「携帯を使えないと不安になる」「返事が来ないとイライラする」と言う生徒も多く、問題意識も高まる中での教室となりました。
講師の方からは、3つの事例を紹介していただきました。1つ目は投稿サイトの使い方、2つ目は無料通話アプリの使い方、3つ目はSNS の使い方です。アルバイト先でのふざけた写真が流出するなど、実際に話題になった事件も含めて、本当に身につまされる事例でした。また、LINE での既読無視からいじめにつながった事例、出会い系サイトでのトラブルなど、どれも今まさに中学生を取り巻く問題であるため、講師の方のお話を聞く生徒の顔は真剣そのものでした。
事例の紹介を受け、生徒からの意見発表が行われました。まずは事例の発表を見ての感想を素直に発表する生徒が多く見られました。「事例1では、お店に賠償金として3000万円も払わないといけないと聞き、本当に驚きました。」また、参観していただいた保護者の方からも、「親の責任として、子どもに危険が及ぶことは断固阻止しないといけない。大変勉強になりました。」という感想をいただきました。
 教室に戻った生徒たちは、感想と、今後携帯やスマホなどの使い方で約束することをワークシートに書きました。「時間の制限を決める」「危険なアプリを入れない」「必要なときだけ使用する」などと書き留めていました。今後はこの生徒たちの思いを保護者の方と学校で共有し、実践できるように励ますことが課題だと感じています。

【安城市立篠目中】私たちの道徳による情報モラル教育の実践

画像1 画像1
今年度から改訂された私たちの道徳を教材として、情報モラル教育を行った。
私たちの道徳の78〜81ページに掲載されている、“言葉の向こうに”を道徳の時間に行ったときの生徒の感想を掲載する。

中学1年生A
僕はこの主人公と同じように顔も知らない人とやりとりをすることがあります。この話のように少しけんかをしてしまったことがあります。でもこの話を聞いて、これからはもっと相手のことを考えたいです。

中学1年生B
私は友達とLINEでけんかをしてしまったことがあります。なかなか仲直りができなかったけど、今度けんかになってしまいそうなことがあったら、直接話すようにしたいです。

中学生の携帯電話やスマートフォンによるトラブルが全国で相次いでいる。
最近では小学生でもスマートフォンを持っていることが増えてきている。
このようなトラブルは大人の目の届かないところでやり取りが進んで行ってしまう。
そこで、情報モラル教育を継続的に行い、生徒たちの情報モラルを育てていき、自分たちで解決できる力やトラブルに発展する前に対処できる力を育てたい。

【みよし市立南部小】 「30年近く続く支援学校との交流を通して」

本校では、昭和62年から三好特別支援学校(前年度まで三好養護学校)との交流を毎年継続的に行ってきました。毎年5月に両校の学年主任で、前年度の反省をもとに打ち合わせを行います。受け継がれてきたよいものを生かしながら、時代に合わせて新しいものも取り入れ、よりよい交流について話し合います。
 学年によって、バルーンゲームや「じゃんけん列車」、「エビカニックス」ダンスを一緒に楽しんだり、「台風の目」や玉入れを行います。両校の出し物やお互いの自己紹介の時間もあり、子どもたちが、支援学校の友達の気持ちを考えて、自然に声をかけたり手助けをしたりする姿が見られます。
 子どもたちの振り返りからは、「支援学校の友達が喜んでくれて、うれしかった。」(4年)や「来年、会うときには、性格や好きなものなど、もっと教えてもらいたい。」(3年)など、交流が子どもたちにとってよい時間であったことが伝わってきます。
 今後も、支援学校との交流を通して、全校に思いやりの気持ちが広がっていくといいです。

画像1 画像1 画像2 画像2

【豊橋市立小沢小】e-ネット安心講座

画像1 画像1
本校では、フリー参観日の6月19日(木)に4年生以上と保護者を対象にe-ネット安心講座を実施しました。「ケータイ依存、ネットいじめ、ネット誘引、ネット詐欺など、子どもに迫るネット危機の実態を正しく知り、予防と対策法を学ぶ」をねらいとして、e-ネットキャラバン推進センターから講師をお招きしました。ネットトラブルの事例を紹介していただいたり、DVDを見たりして、楽しさの裏に潜む危険を学びました。自分用の携帯電話やスマートフォンを持っている子はまだ多くないようですが、「オンラインゲームやYouTubeを使っている子は?」と聞かれると、ほとんどの子が手を挙げていました。
また、ネットトラブルの被害が低年齢化してきているので、参観できなかった保護者にも知っていただくため、学校のH.P.に当日の様子を掲載し、フィルタリングや家庭でのルールを検討していただくよう呼びかけました。

○児童の感想より
・ぼくは、携帯電話は持っていないけど、携帯ゲームはよくやります。すれ違い通信で、知らない人にも自分のいろいろな情報が漏れてしまうことが分かってびっくりしました。
・私はLINEをやりたいので、中学生になったらスマホを買ってとお願いしています。でも、ちょっとしたことからいじめにつながってしまうと知ったので、気をつけたいと思います。

【春日井市立北城小】本校の情報モラル学習

画像1 画像1
 北城小学校では、1学期に5・6年生の児童を対象に、携帯電話やスマートフォンの正しい使い方を学習する機会をもちました。
 本校の子どもたちにとっても、インターネットやメールはとても身近なものであり、それができる携帯電話やスマートフォンへの興味や関心は、非常に高いものになっています。ただ、使い方を誤れば、犯罪に巻き込まれてしまうこともある危険な道具となってしまいます。そこで、正しい使い方を学習するために、春日井警察署とNTTドコモから講師を招きました。
 講師の方からは、携帯電話やスマートフォンの正しい使い方、インターネットをする上での注意点などについての話をしていただきました。子どもたちは熱心に話を聞き、SNSやコミュニケーションアプリを使用するときには、個人情報を書き込まないこと、インターネット上で知らない人と交流しないこと、また、著作権や肖像権についてなど、多くのことを学ぶことができました。
 子どもたちは、この学習を通して、「スマホは、楽しいことばかりではない」、「怖いことにならないように、気をつけよう」などの感想をもち、携帯電話やスマートフォンを正しく使用していこうという意識が高まりました。
 今後も、こうした学習会を定期的に開くだけではなく、保護者とも連携を図りながら、情報モラル学習を進めていきたいと思います。

【稲沢市立清水小】 祖父母学級

画像1 画像1
 稲沢市立清水小学校では、「祖父母学級」という、児童と祖父母とのふれあいに焦点をあてた、学校公開日を毎年設けています。活動のねらいは、(1)祖父母の方々の知恵や知識にふれることで、高齢者への関心を深めて、共に生きる気持ちを高めさせること、(2)児童の授業中の様子や活動する姿を見ることで、祖父母の方々にもその成長を知って、家族のふれあいを深めてもらうこと、の2つです。
 各学級とも、「思いやり」「家族愛」などの内容項目の道徳の授業を行った後に、児童が祖父母の方々とともに学習することができる公開授業を行いました。1年生は生活「むかしのあそびにちょうせん」、2年生は図工「ワクワクがっき作り」、3年生は社会「稲沢市カルタ大会」、4年生は図工「粘土とちぎり絵でピカッチ」、5年生は図工「ステンシルに挑戦」、6年生は総合「百人一首大会」を実施しました。どの学年の児童も、もの作りや、遊びをする中で祖父母の方々の知恵や知識にふれながら、普段なかなか一緒にできない体験を楽しんでいました。
 祖父母学級のふり返りの絵日記では、「おばあちゃんがきてくれてうれしかったです。」(1年生)、「おばあちゃんがつるをおってくれて、とてもたのしかった。やっぱり、おばあちゃんはすごいとおもいました。」(1年生)、「おばあちゃんが、ぼくのためにいっしょうけんめいつくってくれました。おばあちゃん、ありがとう。」(2年生)、「おばあちゃんと作りました。先生から説明を聞いて、エンゼルフィッシュを作りました。…お母さんやお父さんにも、手紙を書いて(ステンシルの作品を)プレゼントしたいです。」(5年生)などの、活動のねらいに合ったものがたくさん見られました。
 保護者への学校評価アンケートでは、「祖父母が一緒に参加し、児童と学校でふれあうことができるので、毎年楽しみにしている。」「とても良い。」「孫の学校生活を見られて、祖父母がとても喜んでいる。」などの意見を毎年たくさんいただきます。
 これからも、祖父母と学校でふれあい、児童の心を育てることのできる、清水小学校の伝統の行事として、「祖父母学級」を大切にしていきたいです。

【一宮市立葉栗中】伝統行事「祝い餅つき」の稲作活動を行っています

画像1 画像1
 「祝い餅つき」は、葉栗中学校創設以来続いている伝統行事です。2年生が種から育てたもち米で紅白餅をつき、卒業生に贈ります。そこには、「卒業後の人生を餅のように粘り強く生きていってほしい」という願いが込められています。
 種まきから始まり、田植えや草取り、稲刈り、餅つきと続き、PTAや地元の農家の方々の協力のもとで実施しています。
 手で苗を植えたり、草取りをしたり、かまを使って刈り取ったりする作業を通して、「自分たちの植えた稲が育つのに感動した」「豊かな実りに感謝したい」などの感想をもち、多くのことを体験しています。
 写真は今年度の田植えの様子です。2年生がしっかりと伝統と思いを引き継いでいます。

【豊橋市立二川小】 人のいいところを見つけよう

画像1 画像1
 3年生では,「人のいいところを見つけよう」というテーマで授業を行いました。「のび太の結婚前夜」という題材を使い考えました。未来のしずかちゃんが,のび太と結婚してよいのか悩む話です。子どもたちには,友達の悪いところばかりではなく,よいところに目を向け,より楽しく過ごすことができるようになってほしいと願いをこめて,この授業を行いました。
 子どもたちは,のび太を通して,人のよいところについて考えることができました。はじめ,子どもたちがもつのび太のイメージはマイナスのものが多く,プラスのイメージはあまりありませんでした。しかし,しずかちゃんはお父さんの「のび太くんは人の幸せを願い,人の不幸を悲しむことのできる人だ。」という言葉から,のび太のすばらしさに改めて気づき,結婚を決意しました。子どもたちからは「人って悪いところばかりではなく,いいところもあるんだ。」や「良い面を見てあげることが大事だ。」という感想がでました。人のいいところを見つけることが自分の幸せにつながっていくと考えることができました。

【一宮市立末広小】ネットトラブルに気をつけて「サイバー犯罪防止教室」

画像1 画像1
 学校公開日を利用して、高学年を対象に「サイバー犯罪防止教室」を行いました。愛知県警察本部より講師の先生をお迎えして、児童と保護者が一緒に参加しました。携帯電話やスマートフォンなど、インターネットに接続できるツールの正しい扱い方について、ネットトラブルの実例を示し、クイズ形式で考えさせながらのお話に、子どもたちは関心をもち、真剣な表情で聞き入っていました。「気をつけないといけないね。」「そんなことが起きるなんてこわい。」携帯やスマホを持っている子もいない子も、それを与える保護者も、それぞれの立場でじっくり考えるいい機会になりました。
 携帯やスマホだけでなく、今はゲーム機でもインターネットに簡単に接続できます。本校の児童も、ゲーム機のコミュニケーションツールで嫌な思いをしたという経験があるということを聞きました。そこで、夏休みに入る前にゲーム機の通信機能の利用について、保護者向けの案内を配布し、ゲーム機の利用について確認していただきました。学校と家庭で連携して、ネットトラブル防止に向けた取り組みを今後も行っていきたいと思います。

【幸田町立幸田中】ネットについて学ぼう

画像1 画像1
最近、スマートフォンやインターネットでのトラブルの増加が叫ばれています。それを受けて、本校では毎年1回「情報モラル講習会」を行っています。今年は、6月6日にKDDIの方に来ていただいて、「ネットについて学ぼう」というテーマで講話をしていただきました。情報機器の利便性とそれに付随する危険性にも触れながら正しい利用法についてお話いただきました。
 生徒たちは自分の普段の使い方を振り返りながら真剣な表情で聞いていました。以下は講演後の生徒の感想です。
「今まで携帯電話が欲しいと言っていたけど、責任のいることだと分かりました。一度ネット上に載せてしまった情報は消しても残ってしまったり、無料と書いてあっても有料になったりと、私が失敗してしまいそうなこともたくさんありました。これからネットを使うときには、責任をもって、ちゃんと考えて使うようにしたいです。」
「LINEやメールは便利だけど、やっぱり直接話すことが大事なんだなと思いました。LINEやメールを使って話すこと、直接会って話すことの区別をしっかりつけたいです。」
 マナーを守って、正しく使いこなせる大人になることを願っています。


【一宮市立尾西第一中】スマートフォン・携帯電話に関する保護者研修会を開催しました

画像1 画像1
スマートフォンや携帯電話の使用により、生徒の生活リズムや人間関係に支障をきたすということが起きています。また、保護者からも「家庭でどのようなルールを作るとよいか」などの悩みを聞くことがあります。
そこで、8月1日(金)に保護者を対象とした研修会を実施しました。本校職員も参加し、保護者とともに学びました。
最初に、小グループで、悩みや学びたいことについて話し合いました。
・「どのような犯罪に、どうやって巻き込まれるのか知りたい」
・「『使うのは21時まで』というルールを守らせられない」
・「SNSの仕組みを知りたい」
・「いつスマホを持たせるのかを悩んでいる」
などの意見が出され、さまざまな思いをもって参加されていることが分かりました。
その後、愛知県一宮警察署生活安全課の方から、トラブルにまきこまれないようにするための方法やSNSの仕組みについて、具体的な事例を交えながらお話ししていただきました。
 参加した保護者からは、
・「親が知らないと、子どもと話ができない。親自身が関心をもって学ぶことが大切。」
・「他の家庭でのルールが聞けて参考になった。子どもと話し合って、ルールを決めていきたい。」
・「親子関係が重要。もう一度、子どもとの関係を見つめ直したい。」
・「最後は子ども自身が判断するしかない。正しく判断できる子にしていきたい。」
という意見が聞かれました。今後も家庭と学校がともに学び合える場を設けていきたいと思います。

【日進市立香久山小】情報モラルを学び、インターネットに親しもう

画像1 画像1
 情報モラルの必要性について考え、メールやインターネットを介した望ましいコミュニケーション能力を養うため、学年に応じた、情報モラル教育を行っています。
 5年生では、ICTサポーターの指導の下、「メール・携帯電話使用上のモラル」について学習しました。始めに、携帯電話や携帯ゲームを使う時のマナーやチェーンメールへの対応などを学び、「ワンクリック詐欺」や「肖像権の尊重」についてもモラルアニメを視聴しながら、こんな時はどうしたらよいのかについて考えていきました。学習の最後には、小学生携帯モラルチェッククイズを各自が挑戦し、さらに理解を深めていくことができました。学習後には、「チェーンメールが来ても無視しよう。」「知らない相手からのメールは見ないようにしたい。」などの感想を児童がもつことができました。
 保護者向けの携帯電話のアンケートでは、多くの児童がスマホ・タブレット端末など、何らかの形で、インターネットを使ったことがあったり、現在使ったりしていることが分かりました。また、インターネットによるトラブルに児童が巻き込まれないかということを不安に思っている保護者も多いということも分かりました。
 今後も、それぞれの発達段階に応じて、情報モラル教育を行っていく予定です。
 

【愛西市立永和中】「資源回収」の活動を通して

 平成26年6月7日(土)、雨が心配される曇り空の下、永和中学校全地区で学校・家庭・地域が一つになって、恒例の資源回収が行われました。13を超える地区のどの集積場所も、今にも崩れんばかりの山のような資源ゴミに溢れ、正直、一体どこからこんなにも大量の新聞紙・ちらし・雑誌・牛乳パック・ぼろ布等々が出てきたのだろうか、と目を見張る光景です。
 本校では、年に2回、6月と11月に学校行事としての資源回収を実施しています。前述のような、資源ゴミの山ができ上がるのには、確かな理由があります。資源回収の当日を迎えるにあたり、1か月以上前から、学校行事の時間として、PTA役員の方と生徒の打ち合わせが行われます。生徒と共に担当地区全世帯の割り振りを相談し、資源回収実施のお知らせ用紙の配達から、当日の資源ゴミの回収までを生徒自身が行うよう保護者から依頼されます。中学生としての責任感と力が大いに要求されるのです。生徒は、地区で活動する中で、様々な年代の人々から励ましとお礼の声掛けをいただきます。中には、本校の資源回収のために半年間ずっと資源ゴミを貯めておいてくださる方も多く見えます。山のように出された資源ゴミを生徒は自転車で何往復も回収に回ります。地域の方々との触れ合いの中で喜びを覚え、またその期待に応えようとする、そんな温かい心の交流の結果が、あの山のように積まれた資源ゴミなのかもしれません。
 資源回収の収益金は、新しい物品へと形を変え日々の教育活動の中で有効活用されております。生徒は、物を大切に使う心を自らの仕事を通じて学んでいます。
画像1 画像1

【豊橋市立本郷中】 情報モラル     〜生徒・職員で学ぶ〜

 近年、携帯電話やスマートフォンを利用する生徒が増えています。ある学級のアンケートでは、学級の約5割が携帯電話やスマートフォンを持っていることが分かりました。また、携帯電話やスマートフォンを利用する際に、約4割の生徒は、親と約束をしていないということも分かりました。携帯電話やスマートフォン、インターネットに関するトラブルは、年々増えてきています。生徒一人一人が情報モラルを意識し、トラブルに巻き込まれないようにしなければなりません。
 本校では、情報モラル教育として、毎年「防犯教室」を全校生徒対象に実施しています。講話の中で、「軽い気持ちで書き込んだ内容が、他にもコピーされ自殺にまで至ることもある。」と実際の事例をとりあげ、情報モラルの大切さについて具体的に教えていただきました。また、道徳の授業を活用し、携帯電話・スマートフォンを使用する時に起こるトラブルを例に挙げ、メールを送った人の気持ちと、読んだ時の気持ちについて考える機会をもち、携帯電話やスマートフォンに関する正しい知識や使い方について考えました。さらに、豊橋市で配付された使用ガイドラインを用いて携帯電話やスマートフォンの使用の約束を再確認しました。
 現職研修では、「安心ネットインストラクター」による講習会を職員全員で受講し、生徒たちを携帯電話やスマートフォンのトラブルから守る有効な方法を学ぶ予定です。
 これから情報社会を生きる生徒たちが、情報モラルを意識して、正しい判断・正しい行動がとれるようにするためにも、家庭・学校・地域で協力して生徒たちを守っていけるようにしていきたいです。

画像1 画像1

【安城市立安城北部小】「お掃除ぴかぴか隊」の活動を通して

 本校では、新1年生が入学してくると、新入生歓迎企画として、児童会の提案で「ようこそ1年生」を行っています。各学年ごとに役割が与えられ、6年生は毎年、「お掃除ぴかぴか隊」として1年生の掃除のお手伝い活動を行います。
 毎日数人ずつ1年生の教室へ手伝いに行き、正しいほうきの使い方や、雑巾の使い方を教えに行きました。はじめは、1年生にどのように教えたらいいのかわからず、ただ黙って掃除の手伝いをして帰ってくる子も多くいました。しかし、妹や弟がいる子を中心に、「これはこうやって使うんだよ。」「ここもきれいにしようね。」などと声をかける様子が見られるようになり、戸惑っていた子も少しずつ声をかけてあげることができるようになりました。児童会企画のおそうじぴかぴか隊としての活動期間は、1か月だけでしたが、その後も日替わりで1年生の教室へ掃除のお手伝いに行くことを決め、活動を継続しています。1年生とのかかわり方もだんだん上手になり、1年生と階段や廊下で会うと、互いに声を掛け合ったり、手を振ったりして交流を深め、仲良くなっている様子もみられます。また、喧嘩をしている1年生を見かけたときにはすぐに仲裁に入り、「たたいたらダメでしょう。」と1年生と目線を合わせて話をし、なだめる様子も見られ、まさに最高学年としての自覚をもって行動できる6年生に成長しています。

画像1 画像1

【美浜町立河和南部小】地域の方々や保護者とのふれあいを生かして

画像1 画像1
 本校では、人とのふれあいを通して,児童の心身の健やかな成長を促していくために,地域の方々や保護者と学校の連携を図りながら様々な行事を実施している。先の5月24日(土)には,主に学区内に在住する地域の方々に講師を依頼して、全校児童と保護者を対象とした「やまもも学校・親子ふれあい講座」を実施した。(写真)
★児童の実態
 本校は,のどかな農村地域にある全校6学級の小規模な小学校である。児童は全般的に穏やかで素直であるが,幼少期より少人数・同じグループの中で過ごしてきたために,友人との関係が狭く濃密になっている傾向がある。保護者を始め,地域の方々等,多くの人々とふれあっていくことで,より幅広い視野をもって物事に取り組んでいけるようにしていきたいと考えている。
★活動のねらい
 この活動では、地域の伝統芸能や生活文化,自然・福祉等に関する体験が,充実感のある有意義な親子のふれあいの機会となるようにする。また,開かれた学校づくりをしていくために,地域の方々を講師として学校に招くことで,地域の教育力を継続的に学校教育に生かしていくことを期待している。そこで「地域の伝統芸能」「地域の寺院訪問」「竹細工」等,地域の特色を生かした講座や「小物作り」「染め物」「ロープワーク」等,地域の人材を生かした活動を設定している。
★活動後の感想
 各講座では,講師の先生方に詳しく分かりやすく説明していただき、児童と保護者も楽しく活動を進めることができていた。児童からは「とても楽しかった」「みんなが優しく教えてくれた」「またやってみたい」等、事後の感想が出ていた。保護者のアンケートからも「地域の皆様とふれあうことができて有意義な時間だった」「普段は体験できないことができて,感謝している」「親子ともに初めての体験で,楽しい時間が過ごせた」「家族全員で参加できて楽しかった」「地域のよさを再発見できた」等,活動について高い評価をいただいた。これからも,ふれあいの機会をおおくもつことで,学校の授業や生活に対する保護者・地域の方々の理解を進め,心を育てる教育に取り組んでいく。

【大治町立大治南小】他者に積極的に関わる異学年交流

画像1 画像1
本校は、本年度「自他を大切にし、共に高め合うことのできる児童を目指して」のテーマのもと、授業や特別活動等において他者に積極的に関わる活動を展開しています。その一例として、異学年交流に意図的に関わり合う活動を組み込んだ事例を紹介します。
「自己紹介ゲーム」
 第一回の異学年交流活動において、自己紹介の内容を含んだ構成的グループエンカウンター「勝っても負けてもよろしくね」を行いました。・相手をみつけてじゃんけんをし、・勝った方が自分の名前と好きな食べ物を・次に負けた方がいい・最後に握手する活動です。活動の中心である6年生は「練習通りできなかったが、全員静かに説明を聞いてくれてうれしかった」「次回も低学年の子にうまくやり方を教えてあげたい」など前向きに捉えていまいました。下級生は「知らない子が一緒にやろうと言ってくれてうれしかった」「たくさんの子と話ができた」と振り返っていました。
「職員室の入り方」
 ソーシャルスキルトレーニングの授業で「職員室の入り方」を学習した6年生の児童から「下級生にも教えてあげたい」との提案があったことから、異学年交流の時間に「職員室の入り方講座」を6年生主体で行いました。1年生でもできるようにと、ポイントを絞って伝えていくことにしました。・実際に見本を見せる。・入り方の流れを紙に書いて黒板に貼る。・学年ごとに声を出すの3点を彼らは決めました。6年生は、うまく伝わるか最後まで心配していましたが、下級生が恥ずかしがらないようにロールプレイするときは必ず拍手したり、紙を見やすいところに貼ってあげたりと伝える相手への配慮が感じられました。下級生も「今度職員室に入るときには自信がもてる」と次の機会に生かそうとする感想もありました。もちろん効果は抜群でした。来校された折は、大きな声で職員室の出入りの挨拶をする児童をご覧ください。