【西尾市立福地北部小】七夕集会を通して

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 福地北部小学校では、心の教育の一環として、他学年との交流の機会を積極的に作っています。普段からペア学年を組み、一緒に授業やお楽しみ会などを行っています。
 1学期には、全校で交流するイベントの七夕集会がありました。七夕集会は、児童会が主催し、子どもたち自身で企画、運営を行いました。スムーズに進行できるように何度も練習を重ねていました。
 当日は、それぞれの学年が、話を聞くときは静かにし、並ぶときはすぐに並び、ゲームのときは協力して行うことができました。それは、今まで行ってきたペア学年での活動の成果でもあり、児童会が中心になって準備してきた結果だからだと思います。
 2学期にも全校で交流する集会を考えています。今後も他の人を思いやる心をもって行動できる子どもたちを育てていきたいと思います。

【東海市立緑陽小】約束やきまりを守ろう

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 6月20日(木)学校公開で全クラスが 道徳の授業参観を行いました。2年2組では、「くろぶたの しっぱい」という話をもとに、みんなが使うものを大切にし、約束や決まりを守ろうとする意欲を高める授業で心の推進活動を行いました。
 教師は、「さる・こい・うま」など登場人物のペープサートを出しながら話を進めていき、そのたびに、子どもたちはそれぞれの登場人物になって、見知らぬゴミを置かれたときの気持ちを考え発表することができました。最後に、「くろぶたはなんと言ってゴミを捨てるべき場所にゴミを捨てただろう。」という場面では吹き出しに自分なりの言葉で書くことができました。規律ばかりではなく、思いやりの心としても考えることができました。
 参観した保護者から、「みんな、子どもが言ったことにはしっかり反応していますね。」「先生は、子どもたちが間違った意見を言ってもその場で違うとは言わず考えさせるところがいいですね。」など感想をいただきました。

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【一宮市立中部中学校】ロールレタリングを通して

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 自分自身の心と向き合うために、本年度から、全校体制で、ロールレタリングに取り組んでいます。ロールレタリングは、「自己への気づき」を促す交流分析の立場から開発されたものです。まず、個人が他者へ向けて手紙を書き、次に、他者の立場からその手紙に自ら返事を書いていくという自己カウンセリングの手法の一つです。たとえば、「私から母へ」「母から私へ」といったものがあります。
 本校では、生徒に本音を書いてもらうために、生徒が書いたものを読まないという約束を徹底しました。教員が読むのは、事後アンケートのみです。その回答には、「他者からの返信は書けない。」や、「他者の考えはわからない。」という意見が多く、実際に、返信を書けない生徒は少なからずいるようです。
 確かに、他者の立場に立って、手紙を書くことは難しいでしょう。しかし、書けないということがわかるのは、相手の立場で考えようとしているからではないでしょうか。「なんとなく、こう言うかなと、想像することはできた。」という回答からもわかるように、書けないからといって、考えていないわけではありません。書ける量に限らず、真剣に考えているという姿勢がたいへんうれしいです。全校生徒で取り組むことで、自分自身の心と向き合うことができたら、「ふだんからよく話しているので、相手の言いたいことはわかる。」と書いてくれた生徒の心にまで、たどりつくことができるのではないでしょうか。ロールレタリングを通して、生徒の心の成長を願っています。


【江南市立古知野西小】「あったか言葉の木」と「スマイルアップタイム」

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 本校の相談室には、「あったか言葉の木」が掲示されています。その木は、「ありのままでいいんだよ」「ありがとう」「だいじょうぶ」など、あったか言葉が書いてある葉で埋め尽くされています。それを見ると、児童の心には大きな掲示板に貼り切れないほど、あったか言葉があり安心します。相談室を訪れた児童が、「あったか言葉の木」を見て少しでも前へ進む力になればと思います。
 また、本年度から毎週火曜日の給食終了後、「スマイルアップタイム」を設定し、構成的グループエンカウンターを行っています。休み時間の児童の様子をよく見ると、特定の友達だけと常に関わっているように見えます。授業中も同じ班のメンバーとの関わりが必然的に強くなってしまいます。そんな中で、短い時間で実践できるエクササイズを通して、気付いたこと、感じたこと、考えたことを互いに述べ合い、誰とでも心と心の通い合う人間関係をつくってほしいという願いを込めて取り組んでいます。そして、シェアリング(わかちあい)の時間を大切にすることで、運動会・学習発表会をはじめとした行事などで、さらに団結力を高められる下地となることを期待しています。

【豊田市立大林小】「情報モラル」について考えよう

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 チェーンメールが送られてきた主人公の気持ちを考えながら、そのメールを送るべきか送らないべきかを話し合う道徳の授業を5年生で実践しました。この授業では「送る・送らない」の判断にとどまらず、理由をしっかりと考えて話し合うことで、児童自らが「情報モラル」の大切さを会得することを目標にしました。
 資料を読んだ直後は、「メールを送るべき」と答えた児童が多くいました。しかし、話し合いを進めるにつれて、「メールの送り主はどのような相手か分からない」「犯罪に巻き込まれるかもしれない」「送った相手にいやな思いをさせるかもしれない」などの理由から、「送らないべき」といった児童の発言が続きました。「ネットを利用する上で守るべき事柄がある」といった発言もあり、ネットモラルについての児童の関心や理解が深まるよう、補足説明を加えました。
 後日、学校に豊田警察署の署員の方をお招きし、「非行防止教室」を行いました。その講話の中で、ネットモラルに関する話もしていただき、児童の理解がさらに深まりました。今後も、児童の発達段階に応じた情報モラルの授業実践を行っていきたいと思います。

【一宮市立中島小】 昔遊びを教えてもらったよ!

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「こうやって持って、ゆっくりやってごらん」
「できた!できたよ!」

毎年、1年生は、地域のお年寄りに「昔遊び」を教えていただいています。
こままわし・あやとり・めんこ・けん玉・・
いろいろな遊びをします。

「おじいちゃん、ありがとう!また遊んでね!」
仲良くなったお年寄りとお別れするときには、さみしがる子どもたち・・。

お年寄りとふれ合い優しくしてもらうことで、思いやりの心が育っていきます。

【一宮市立中島小】 にこにこ畑での栽培活動

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「うわぁ!大きい!」
「カレーに入れてもらおっかな。」
5月にタマネギの収穫をしました。

中島小学校は、学校西側の「にこにこ畑」で野菜の栽培活動を行っています。
いちばん楽しいのは収穫の時!

でも・・・
畑を耕したり、畝を作ったり、苗を植えたり、水をやったり、草を抜いたり・・
そういう世話をするから収穫できます。

「大きく育ちますように・・」
そんな気持ちで世話をしてきたから、収穫の喜びが大きいのです。

【犬山市立今井小】ぼくたち私たちは同じ仲間だよ!

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 犬山市立今井小学校は全校児童31名の複式学級を有する小規模校である。学校は、のどかな雰囲気が堪能できる高台にあり、今でも地域の中心的な役割を担っている。
 学校の坂下には、小学校の児童の母体となる子ども未来園(保育園)があり、毎年、行事などで交流する場が多い。昨年度の運動会では、未来園の園児9名と本校の5・6年生9名が競遊種目で関わった。園児は小学生へのあこがれの気持ちを、児童は小さな子へのいたわりの気持ちをもつことができた。その交流を元として、11月30日に行われた学芸会の最後では、全校児童と全園児がステージに上がり、一緒に合唱することができた。小学生は、未来園とその子どもたちを身近な存在に感じ、そして、園児にとっては、小学校への希望を抱かせる会として大きな絆を生むことができた。
 さらに、保護者や地域住民にも、こうした温かい取組への理解を生み、協力体制の強化につながるとともに、さらに健全で心が通い合う児童の育成につながっている。今後も、様々な機会の交流活動を通して、ふれあいの輪を広げ、地域との信頼関係を向上する取組を行っていきたい。

【江南市立古知野南小】情報モラル教室

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 7月10日に、5年生、6年生児童と保護者を対象に情報モラル教室を開きました。
 暑い中での講義ではありましたが、日頃スマホやケータイに触れることが多い子どもたちは、自分のことと感じながら参加しました。
 講師は、江南警察署の警察官の方でした。思わず引き込まれてしまう話し方で、子どもたちは大事なことを学ぶことができました。私たち大人も、子どもたちにはサイバー犯罪には巻き込まれないでほしいと願うとともに、いじめなどが起こらないよう情報機器は正しく使う必要があると、改めて考えさせられる時間でした。連絡手段のためだけでなく防犯のために、スマホやケータイを持つ子が多くなってきており、LINEなどのコミニュケーションツールは、使い方次第で被害を受けたりトラブルに巻き込まれたりすると分かりました。
 スマホなどは便利で上手に使えばとても生活が豊かになりますが、使い方を間違ったり、知らなかったために、被害を受けることがある道具なので、学校としても児童が安全にインターネットなどに触れられるように指導を進めていきたいと思います。

【碧南市立鷲塚小】 「優しく、温かい心を育てる「人権の花」運動」

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 本校では、子どもたちの主体的な緑化活動を通して、自然に関わり、自然に親しみ、自然を大切にする心を育てている。具体的な活動として、園芸委員会を中心にメイン花壇や委員会花壇を作ったり、近隣の公民館や保育園に委員会で育てた花の苗を贈ったりしている。このような活動を通して、子どもたちに命あるものを大切にし、思いやりの心を育てるように努めている。昨年度は、人権擁護委員協議会から委託された「人権の花」運動に取り組んだ。
 児童会の園芸委員会で花を種から育て、校内のメイン花壇や委員会花壇に苗を植え、継続的に緑化活動を行うことを通して児童の心を育てた。また、全校児童から人権に関する標語を募集し、その中から代表作品の標語をプランターに貼り付けた。その後、人権擁護委員会の方とメイン花壇やプランターへの定植を行った。そして、公民館・保育園・校区の医院などへプランターを配布し、地域の人たちに花を楽しんでいただくとともに人権の意識高揚を図った。
 6月と10月に「人権の花集会」を実施し、5年生が代表として参加した。第1回は、標語の表彰のあと人権擁護委員の方とメイン花壇の定植を行った。第2回では、児童による活動報告をして、メッセージボードを寄贈した。
 「種は小さいものは、1ミリもないものもあります。ほとんど見えません。そんな種があんなに大きく育って花が咲くなんてすごく不思議に思いました。」園芸委員の児童が話した言葉である。子どもたちにとって、花を種から育てる経験はこれまでほとんどなかった。しかし、花の成長を通して子どもたちは、心を込めて世話をすれば綺麗な花が咲くことを知った。そして、花の世話を通して、優しさや温かい心を学ぶこともできた。子どもたちがこの活動を通して学んだことをさらに伸ばし、これからの学校生活の様々な場面で生かせるよう、今後も支援していきたい。

【稲沢市立法立小】思いやりの心を育む「江戸しぐさ」を取り入れた道徳の授業

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 本校では、豊かな心の醸成を目指して、生命尊重教育の推進や社会道徳・道徳授業の重視、「話をするとき」のルールの徹底等に重点をおいて指導をしています。そして、3年前から「江戸しぐさ」を題材として、全学級で道徳の授業に取り組んでいます。「江戸しぐさ」は、江戸時代に狭い江戸の町で多くの人々が快適に生活するために生まれた「公衆マナー」であり、かつ「コミュニケーション・スキル」とも言えるものです。この江戸しぐさの根底には、日本特有の「相手を思いやる心」があります。
 
 6月1日(日)の日曜学級では、全学級が道徳の授業を保護者に公開しました。1年生では、読み物資料「はしのうえのおおかみ」(愛知県教育振興会『あかるいこころ』)を通して、「思いやり・親切」の価値に迫る授業をしました。1本橋を渡ろうとしているおおかみが、反対側から来たうさぎに「もどれもどれ」と言って意地悪をする場面では、おおかみの気持ちと、意地悪をされているうさぎの嫌な気持ちを考えました。その後、大きくて強そうな熊に、2人とも渡ることができるように抱き上げられた時のおおかみの気持ちを考えました。児童は、「抱きかかえられてうれしいな」「やったあ」「ありがとう」「やさしいな」など、親切にしてもらえたおおかみの嬉しい気持ちを表すことができました。また、親切にした熊の気持ちも考え、「いい気持ち」「嬉しい」など、人に親切にすると心地よいことも感じることができました。
 最後に、「江戸しぐさの傘かしげ」を映像で見て、「江戸しぐさのように、相手も自分も気持ちがよくなる行動をしていこう」という心情を高め授業を終えました。
 後日、「フワフワ言葉」と「チクチク言葉」の学習をし、「相手が気持ちよくなる言葉」を考えました。児童の中には「これも江戸しぐさだね」とつぶやく児童もいて、1年生なりに理解をしているように思いました。

 今後も学習したことを活かし、他者を思いやり、お互いに気持ちよく生活できることを願っています。


【豊橋市立杉山小】インターネットを利用した犯罪の予防について

 インターネットやスマートフォンの普及で手軽に情報が発信できる高度情報化社会の今、そのマナーと危険性について知ることが大切だと考えます。そのため、6年生児童と保護者の方を対象に愛知県警のサイバー犯罪対策課の方から「インターネットを利用した犯罪予防について」の講演をしていただきました。講話ではLINEや掲示板は手軽に友だちと連絡がとれるが、一歩間違えれば中傷やいじめの原因になること、また軽い気持ちから個人情報を書き込んでしまったために起こるトラブルや犯罪について実際の事例を挙げながら子どもたちにもわかりやすく話していただきました。「携帯電話やインターネットはとても便利な道具だが、使い方を間違えてしまうと大きなトラブルにつながっていくから、マナーを守って使って欲しい。」という言葉を児童も保護者も真剣な表情で聞いていました。親子で正しい使い方を知る機会となりました。
児童の感想
・携帯はかっこいいしすぐに友だちと話せるから欲しいと思っていたけれど、怖いものだとわかった。
・悪口を書かれたら世界中に広がると知り恐ろしくなった。マナーを守って使わなくてはいけないことを知った。

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【豊田市立稲武小】中学校と連携して取り組むイナブリッジ学習

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本校は昨年度から稲武中学校との連携教育を進めています。その活動の一つに「イナブリッジコーナー」があります。
 これは、児童生徒が互いの様子を知り、がんばりを認め合い、さらなる目標を目指して進むことができるために活動の紹介をするコーナーです。
 具体的には、活動の様子を文章や写真で紹介したり、図画工作や美術などの授業で作成した作品を展示したりしています。お互いの作品には感想を記入し、交換し合っています。
 7月に実施した児童アンケートでは「中学生のように上手に作ってみたい。」「コーナーを見るのが楽しみです。」と言う児童の声が聞かれ、学び合う姿が見られました。

【田原市立清田小】 大人といっしょに使おう

◯ねらい
 ・インターネットには、不正で危険なページがあることを知り、大人と一緒に使わなければならないことを知る。
 ・不適切な情報が表示された場合の対処法を理解する。

◯児童の実態(4年生21名)
 家庭でインターネットを使っているかという質問に対し、自由に使っているという子は9人、家の人と一緒に使うという子が3人、興味がなく使ったことがないという子が7人、家の人に使ってはいけないと禁止されている子が2人であった。子どもだけで自由に使っている子に、おかしなサイトにジャンプしてしまったり、気持ちの悪いページが開いてしまったりした経験はないか尋ねると5人があると答えた。どの子も家の人がいない時に使っていたため、すぐに電源を切ったということだった。

◯実践(授業の様子)
 夏休み前の生活指導の中で明らかになったインターネットの使い方の実態を踏まえ、道徳の授業で「安全なネットの使い方」を学習した。
 映像クリップ(1、誰もいないのを確かめてコンピュータの電源を入れるワタル 2、「ひみつのへや」のリンクをクリックすると不気味な画面が・・ 3、不気味な画面を閉じても変な画面が次々と表示される 4、なすすべもなく泣いてしまうワタル)を視聴し、話の流れを振り返りながら、自分たちの経験を出させ、おかしなページが表示されたらどうすればいいのか、インターネットを使うときはどうすればいいのかを話し合っていった。

◯児童の感想
 「今まで、自分一人で音楽を聴いたり動画を見たりしていたけど、全部が安全なサイトとは限らないので、必ず家の人と一緒に見るようにしたい」「変なページが出てきたら怖いので、家の人がいるところでインターネットを使うようにしたい」などの感想が出された。また、夏休みに入る前に、家の人とインターネットを使う時のルールを決めることを約束した。

【西尾市立中畑小】矢作川遠足 −ペア学年とのふれあい活動を通して−

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 中畑小学校では、心の教育の一環として、1年生と6年生、2年生と5年生、3年生と4年生がペア学年を組み、さまざまな活動をしています。そのひとつに「矢作川遠足」があります。
 本校は、毎年6月の大潮の日に、矢作川の河川敷に出かけます。そして、ペア学年ごとにふれあいタイムを過ごした後、シジミ採りを行います。
 ふれあいタイムでは、それぞれのペアごとに、ボウリング、陣地とり、鬼ごっこ、ドッジボール、集合ゲームなどの遊びを行いました。遊んでいる下学年の子の笑顔を見て、計画した上学年の子もにっこり。楽しいひとときを過ごした後、場所を変えて今度はシジミ採りです。
 今年は例年になく豊漁で、みんなたくさんのシジミを採ることができました。大きなシジミを採ることもできたようです。
「見て。すごく大きなシジミが採れたよ」
「本当だ。まるでアサリみたいだね」
というやりとりを聞いて、心が温まりました。
 その後、再び場所を変えて、ペアでお弁当を食べました。
 一日、ペアで楽しく活動することで、子どもたちは、お互いに思いやる心をもつことができたようです。

【豊川市立豊小学校】こんなときどうする?

 スマートフォンや携帯端末が普及し,子どもたちがパソコンを操作したり,親のスマートフォンや携帯電話を使ってメールのやり取りをしたりしている子は少なくない。
 4年生では,「私たちの道徳」の中の「コンピュータや携帯電話などをどのように使えばよいのでしょうか」や,「プレゼント当選」「○○警察」から個人情報を入力させようとするメールが届いた場合など,このようなときにどうしたらよいかを考えた。授業を進めるにあたっては,メールには,送信している相手がいることを理解してほしいと考え,保護者の方に協力してもらい,メールの内容を電話でのやり取りをすることにした。電話で話をする形を取ることで,不信感を抱いたり,メールにも見えない相手がいることを感じとったりすることができた。
 授業を終えて,「おかしいと思うメールには返信はしないでおうちの人に相談しようと思う。」,「メールはとても怖いものなんだと分かりました。」と,スマートフォンや携帯電話は,便利なだけでなく,相手が見えない怖さがあるということを感じとることができた。

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【刈谷市立日高小】豊かな心を育てる読書活動

 本校は、読書活動に力を入れています。朝の時間を使っての読書の時間が設けられています。「シーン」とした物音一つ聞こえない教室からは、子どもたちのページをめくる音だけが聞こえてきます。
 本校では二つの読書ボランティアが活動しています。
 一つは、「ブックママ」です。図書館運営や読書指導のボランティアとして活動してくださっている保護者の方たちをブックママと呼んでいます。ブックママは現在、42名の方が活動しています。毎週月曜日に輪番で全学級を回って読み聞かせをしてくださっています。「ねぇ、次の読み聞かせはいつ?」と教師に聞いてくる子どもが多くいて、ブックママの読み聞かせを楽しみにしています。ブックママは、読み聞かせ以外にも、図書室の環境整備、図書室廊下の掲示、本の整備・整理整頓など、潤いある環境作りにも一役買っていただいています。
 二つ目は、「ブックメイツ」です。ブックメイツはお話ボランティアとして、現在、4〜6年の児童50人が活動しています。活動としては、朝の読書の時間に1・2年生の学級と特別支援学級を回って読み聞かせをしています。そのために、放課の時間などを使って読み聞かせの本を選んでいる子どもや読み方の練習をしている子どもなど積極的な活動の様子が見られます。時には、ブックママに読み聞かせの指導をしていただくこともあり、子どもたちは回を重ねるごとに表現力豊かに読み聞かせができるようになっています。
読書を通して文章の読解力とともに子どもたちの豊かな心を育てたい、そんな願いを胸に、今後も読書活動に力を入れていきたいと思います。


読み聞かせをするブックママ      1年生の子どもに読み聞かせをするブックメイツ
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【弥富市立日の出小】情報ツールの使い方について

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 5年生で、情報モラル学習の一環として、迷惑メールなどに巻き込まれてしまうことについて、模擬体験を交えながら学習しました。
 今回の学習では、スカイメニューの教材の中にある「クリックしただけでだまされてしまう」を使いました。「今すぐクリック」「完全無料」などと、巧みな言葉で誘い、最終的には高額請求をする、というよく報告されている手口を見せ、子どもたちに考えさせました。
 子どもたちの中には、「あやしいからクリックはしない」「見ると絶対にお金がかかる」という子もいましたが、一方で「ただなら見よう」「一度だけなら大丈夫」といった意見をもつ子もいました。この授業を通して、このような誘い文句にだまされてしまう子がいることも分かりました。
 子どもたちを取り巻く情報ツールは、年々進化します。一方で、大人の知らないところで子どもたちが思わぬ手口に引っかかることも考えられます。
 長い夏休みを前に、家庭でネット環境にあるツール(スマホ、携帯電話、ゲーム機、タブレット端末、パソコンなど)の使い方についてぜひ話し合ってほしいと、学級通信や学校通信で知らせました。

【新城市立鳳来寺小】画面の向こうは全世界

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 5・6年生が「画面の向こうは全世界」(『明るい心・6年』)を題材にして、インターネットを使用するときに気を付けることを学習しました。
〈ねらい〉
・個人情報とは何かを知り、個人情報を安易にネット上に載せない気持ちをもたせる。
・ネット上には、怖い世界もあることを知り、使い方を考えさせる。
〈授業の流れ〉
1 インターネットの便利なところ、楽しいところを話し合う。
2 資料『画面の向こうは全世界』(4こま漫画)を読む。
【資料の内容】
 子どもが、「無料プレゼントキャンペーン」を実施しているサイトに、名前・住所・電話番号を送信したのち、広告ばかりが届いて頭を抱えているという話。
3 どうしてこうなったのか話し合う。
4 インターネットの怖い世界を知り、インターネットに関わる社会的な事件を振り返る。
5 今後、インターネットとどう付き合うか話し合う。
〈児童の様子〉
 児童は、「個人情報」(住所、名前、電話番号等)の意味をはっきりさせた。
 ネットに情報を載せれば、全世界の人に見られることになる。資料の話では、広告がどんどん送られてくるだけであるが、最近の事件を振り返りながら、もっと怖いことも起こりうることを話しあった。
 某企業の会員の個人情報流出事件、誘拐事件等のことを事例として取り上げた。
 児童には極端な内容ではあったが、便利なだけではないものであることは理解できた。
〈事後の感想〉
・個人情報をむやみに送らないようにしたいです。
・あまり変なサイトを開かないようにする。顔などもばらさないようにする。
・変だなあと思った時には、名前や住所を書かないようにする。インターネットはあぶないなあと思った。
・インターネットは楽しいけれど、闇の世界があることがわかった。
・「無料」のものは、お母さんに聞いて、やっていいかいけないのかをはっきりさせる。

【田原市立衣笠小】情報モラルをチェックしよう

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 6月に行った生活アンケートから、6年生の54%が自分の携帯電話かスマートフォンを持っていること、73%が家にパソコンがあることがわかりました。そこで、夏休み前に情報モラルの大切さを再確認する学習会を6年生対象に行いました。
 情報モラルに対する姿勢や理解について、チェックシートで振り返りをしました。その結果、ほとんどの子が安全に使用していましたが、「家の人と使う時間を決めて守っている」という項目については、半数近い子が守っていませんでした。本校では「19時以降、メール交換・ラインなどのSNSへの書き込みや投稿はやめよう」と、児童や保護者に呼びかけていますが、こちらも40%近い子たちが守れていないことがわかりました。
 こうした実態を全体で反省したところ、「みんなで時間を守らないといけない」という意見が出ました。今後も意識を高めるための取り組みを工夫したいと思います。