【東海市立船島小】人権教室

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 本校では,いじめをなくし,思いやりの心や命を大切にする気持ちを育てるために,12月の人権週間にあわせて人権教室を行いました。低・中・高学年に分かれて,DVDを見て話し合ったり,講師の先生をお招きして講話を聞いたりしました。いじめは絶対に許してはいけないこと,相手の気持ちを考えて行動することの大切さを学びました。
<1・2年生>
・DVD「いじめっこザルと正直カニさん」(1年),「やさしいオオカミ」(2年)を 視聴し,感想を発表する。
・わかったことや感じたことを用紙に記入する。
<3〜6年>
・愛知県人権擁護委員の方をお招きして,講話を聞く。
・携帯電話の掲示板を使ったいじめに関するDVDを視聴する。
・感想,お礼の手紙を書く。
<児童の感想>
・いじめは本当にだめだと思った。
・携帯電話の掲示版はだれが書いているか分からないからこわい。
・いじめは,悪口を言うなど言葉の問題だけじゃなくて,無視をしたり仲間外れにしたり,いろいろあることを知った。
・今はラインやいろいろなアプリがあるから,便利なところだけじゃなくて,悪い面も知ることができていい勉強になった。

【豊田市立藤岡中】いじめをなくすために〜卒業生の作文より〜

 人権週間に合わせ、3年生を対象に「いじめをなくすために」という卒業生の作文を資料として道徳の授業を行いました。この日は授業参観日だったこともあり、保護者の方も参観し、いじめはどうしていけないのかを一緒に考えることができました。
作文の内容は、毎日楽しく学校生活を送っていましたが、ある日、友達の心ない言動から楽しかった毎日が一変し、人間不信に陥ってしまいました。手を差し伸べてくれる友達はいましたが、その心の傷は癒えることもないまま学校生活を送り、苦しい毎日を悶々と過ごしていました。この傷は一生消えることはない、一日も早くこの世からいじめがなくなってほしいと願う内容です。
授業では、どの学級も真剣そのもので、主人公の気持ちに浸りながら、「もし自分が同じ立場だったらどうするのだろう。」と真剣に考えたり、自分の言葉で意見を述べたりする姿が見られました。授業の最後には、「いじめは絶対に許される行為ではない。」とまとめることができました。
授業を終えての感想を読んでみると、実際にいじめに遭ったことがあり、今でもその時の辛い思いを忘れることができない生徒や、いじめに遭ったことがないがどれだけ辛いことなのかを想像することができたという内容など、どの生徒も真剣に書かれていました。この授業を通して感じた思いを共有させるために、感想を廊下に掲示しました。一人一人の感想に真剣に目を通す姿が見られ、思いを共有することはとても大事なことであると改めて感じることができました。これからも、人権週間だけでなく、心に訴えかける道徳の授業を、学校全体で継続的に実践していかなければならないと思いました。
 
<生徒の感想>
・いじめをした側、された側両方に原因があるかもしれない。でも僕は、した側が100%悪いと思います。もしかしたら、いじめと分かっていてやっている人、知らずにやっている人がいるかもしれない。いじめをしたら、そこでもう犯罪だと僕は思いました。
・いじめは本当にやってはいけないことだし、一度でもやってしまったら、取り返しのつかないものだと改めて実感しました。また、いくつか共感できるところもあり、救ってくれる人がいるか、いないかではとても大きな違いで、自分は救ってもらった身なのでよく分かります。もし、自分の周りでそんなことが起きたら、次は救ってあげる人になりたいです。
・「この思いはいじめた人に届くことはありません」という言葉が印象に残りました。一つの言葉や態度が相手に与える影響は大きいと思います。相手の気持ちを考えながら接していきたいです。
・「いじめられている側の気持ちは相手に届かない」ということに共感しました。僕はこれから、相手を思う気持ちや、苦しんでいる人を助けられるような存在になりたいです。
・私も本当にいじめはだめだと思います。いじめを受けている人の気持ちはとても分かります。いじめがどれだけ苦しいことか、いじめている人には分からないというのがとても腹が立ちます。

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【新城市立作手小南校舎】SNSといじめアンケート

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 本校では、全校そろってランチルームで給食を食べている。そのときの子どもたちの会話からよく出てくる言葉が、「ネットゲーム」である。話を詳しく聞いてみると、学年を問わずほぼ毎日のようにネットゲームを行っている子もいるようであった。
 本校は、山間部の小規模校である。子どもは帰宅後、友だちの家に遊びに行くことは、距離的な問題があり、ほとんどできないのが現状である。だから、ネットゲームというのは、一緒に遊ぶアイテムとして、定着している感がある。
 そうした現状を踏まえ、2学期の終わりのいじめアンケートで、ネットゲームに関する質問を入れた。結果は、次の通りとなった。

 つぎのようなことをしたことがありますか。(高学年)
ア メール      25%
イ ツイッター     0%
ウ フェイスブック   0%
エ ライン      20%
オ ネットゲーム   45%

 このアンケートをもとに、担任が面談を行った。特に、ネットゲームに関しては、トラブルに巻き込まれていないか、該当者に聞き取り確認を行った。幸い、トラブルに巻き込まれた子どもはいなかった。しかし、今後熱中するあまりトラブルに巻き込まれる可能性がある子どもがいることもわかってきた。
 今後も、新しく出てくるSNSに関して、子どもがトラブルに巻き込まれないように、情報モラルについてきちんと指導していきたい。

【安城市立安城南部小】正しい情報を伝えよう!

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 本校では、1年生を対象に、「正しい情報を伝えよう!」というテーマで実践を行った。様々な情報があふれている現代、子どもたちを取り巻く環境も、こうした情報網の中を避けて生活していくことはできない。そのため、1年生の児童には正しく情報を伝えたり受け取ったりするための素地を養い、「情報」というものにどう向き合っていったらよいか基本的な態度を育てたいと考え、実践した。
 初めに「ひつじかいのこども」という資料を通して、考えを出し合っていった。この資料は、羊飼いの少年がうそをつきみんなをだますことで町の人々が翻弄される話である。うそをつきだまされることで、人々がどんな気持ちになったり困ったりするか、話し合った。また、だます方とだまされる方に分かれて簡単な演技を行い、その気持ちについて考えた。児童の中からは、「違うことを言われたらとても傷つく。」「せっかく心配したのにうそだと知ったらショックだ。」などの考えが出された。
 次に、自分自身の普段の行動について振り返った。「楽しそうだから、うそをついたことがある。」「遊びの中で、うそを言われて嫌だった。」といった意見が出た。最後には、世の中にはテレビ・新聞・携帯など多くの情報源があることにも触れた。間違った情報が流されるとどうなるかについても考えた。
 1年生という段階では「情報」という認識は、まだ低いかもしれない。ただ今回の実践では、情報の大切さとともにそれを発信したり受け取ったりする側の気持ちについて考えることができた。

【岡崎市立常磐中】ひびきタイム

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 毎週金曜日の朝8:00〜8:15に3年生の生徒のリーダーを中心として、全校生徒が4つの会場に分かれて、「ひびきタイム」と称して歌を歌う活動をしています。歌を通して先輩と後輩の心の交流をねらいとしています。1学期のはじめにまず、2,3年生が新入生に校歌を口承しました。また6月のESDの研究発表会で歌う「いつまでも」という曲を「ひびきタイム」で歌いました。総合の授業で培われたふるさと常磐への思いを、「いつまでも」の「ふるさとよ、ふるさとよ」という歌詞に重ね合わせて、生徒の思いを広げることができました。研究発表会当日は、全校合唱に涙を流していらっしゃった参観者がいました。2学期は文化祭全校合唱に向けて、「大地讃頌」を、3学期は卒業式に向けて、「この地球のどこかで」を練習しました。歌を通して、縦割り学年で心の絆を作っています。

【稲沢市立高御堂小】情報モラルについて考えよう!

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 本校では、携帯電話をもっている児童は少ないものの、多くの児童が、携帯ゲーム機で通信をしたり、インターネットやオンラインゲームなどで遊んだりした経験があるようです。しかし、ほとんどの児童は、顔の見えない相手とつながってしまうという意識をもっていませんでした。児童が巻き込まれる事件も多く、ネット上のいじめ等、顕在化していないトラブルは相当の数に達すると考えられます。使い方によっては、非常に危険なツールとなることもありえます。また、すでに利用している児童にはもちろん、これから新たに触れていく初期段階の児童に対しても具体的な事例を交えて、わかりやすく情報モラルについて理解させる必要があると考えています。そこで、本校の情報教育では、学年の発達段階に応じて指導計画を立て、情報モラル教育を行っています。
 6年生では、情報社会でのルールやマナー、児童が陥りやすいインターネットやオンラインゲームの落とし穴について学習しました。
 今後も、それぞれの発達段階に応じて、情報モラル教育を行っていく予定です。

【豊田市立市木小】人権週間の取組

 本校では12月の人権週間に、(1)人権移動教室の実施(2)JRC委員会による人権集会(3)学級担任による人権についての学習、この3点に重点を置いて指導を行っています。
(1)人権移動教室【写真左・中】
 人権移動教室では、人権擁護委員の方をお招きして、人権について学ぶ機会を設けています。今年度は、いじめっ子といじめられっ子の心が入れ替わる「ぼくの気持ち、きみの気持ち」という紙芝居を通して、いじめられる子の気持ちやいじめる子の気持ち学びました。また、腹話術師の方により、人の身体のことを言ってはいけない、まわりで見ている人もいじめ、一人で悩まず相談するということを腹話術師によって、わかりやすく学ぶことができました。
(2)JRC委員会による人権集会【写真右】
 人権集会では、『「人権」というものは、一人一人がみんなの命を大切にしたり、みんなと仲良くしたりすることであり、どの子も生まれたときからずっと持っている権利である』ということをJRC委員会の児童たちが発表しました。その中でみんなの人権が守れるように、いじめに関する標語を募集し、『考えよう あなたの気持ちと 私の気持ち』のような標語を一人一人考えました。
(3)学級担任による人権についての学習
 人権に関連した主題で道徳の授業を行い「人の嫌がることをしない」「みんなと違っていても認める」ことの大切さを学びました。また本校の1・3・5年生では豊田市配付の人権教育教材「子どもの権利学習ノート〜ひまわり〜」を使用して人権についての授業を行いました。

<子どもたちの感想>
 人の気持ちを考えて言葉を言うようにしたいと思いました。人の気持ちを考えずに言ってしまうと、相手は傷ついてしまっているかもしれないからです。
 私は悪口を言ったり、友達をたたいてしまうことがよくあります。人が嫌がることをやっているので、人権教室を通して絶対にやってはいけないことだと思いました。これからは、悪口を言ったりたたいたりすることをやめて、友達と仲良く楽しく過ごしていきたいと思いました。

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【春日井市立松原中】生徒会活動を通して地域や世界へ

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本校では、生徒会活動の一環として、ボランティア活動や福祉活動に取り組んでいます。毎年、夏休み前に「暑中見舞いカード」を、冬休み前には「クリスマスカード」を全校生徒が制作し、生徒会の代表者が市内の老人福祉施設などに届け、ふれあいの時間を設けています。施設の方からは、生徒へのメッセージもいただくなど交流が続いています。
 また、本年度は新たな活動として「アルボラプロジェクト」を行いました。発展途上国の子どもたちに、給食を届けることを目的にアルミ缶の回収活動を2回に渡って実施し、合計3616個のアルミ缶を集めることができました。
 全校生徒が、地域の方だけでなく遠い国の子どもたちのための活動に積極的に関わることができ、貴重な経験となりました。

【豊田市立平井小】 3年 「困ったWebページにたどりついてしまったら」

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 3年生では、総合的な学習の時間に「歯の秘密」について調べ学習を行った。コンピュータ室でインターネットを使用し調べ学習を行い、それをきっかけに家庭でも自主的に調べる子どもたちが増えてきた。家庭では、パソコンだけではなく、タブレット、スマホなどが子どもたちの身近にあるようである。そこで、「事例で学ぶネットモラル」の動画を視聴し、困ったWebページにたどりついたときはどうするのかを学んだ。
 動画を視聴した後、困ったWebページにたどりついてしまった二人の登場人物の気持ちを考えた。「何だろう。気になるな。」「おもしろそう。見てみたいな。」など『見てみたい』という意見と「怒られちゃうよ。」「やめようよ。見ちゃだめだよ。」など『やめたほうがよい』という意見が出て、それぞれの人物の気持ちについて考えることができた。
 その後、インターネット上には様々な危険なページがあることを学び、自分自身が危険なページを見付けた時はどうしたらいいのか話し合った。子どもたちからは「お母さんやお父さんに相談する。」「学校なら先生に言う。」「一人でクリックしない。」「違うページに戻る。」「子どもだけで見ない。」などが発表された。話し合いを通して『家の人や先生に伝える』『自分たちだけで勝手に見ない』ということ、そして自分たちで考え行動しなければならないことを学ぶことができた。
 授業の終わりには「家で危険なWebページに出会ったらすぐに大人に知らせたいです。」「危険なページがあることを知りました。スマホでゲームをやるときに気を付けたいです。」「とにかく変なページは見ないようにします。」などと振り返ることができた。

【豊田市立梅坪小】 「全校縦割り活動(異学年交流)」で思いやりの心を育てよう!

梅坪小学校は縦割り活動を行っています。縦割り活動のグループは、全校を4グループ(4色)に編成し、Lユニット(210人程度の大集団)とMユニット(35人程度の中集団)、Sユニット(6人程度の小集団)で構成されています。縦割り活動のねらいは、他学年の子とのかかわり合いを通して、異学年で交流する楽しさを感じさせるとともに、下級生を思いやる気持ちや、上級生に対して感謝する気持ちをもたせることです。本校が縦割り活動を行って、今年で10年目。縦割り活動が根付いていることが、生活の様々な場面で見られます。
運動会では、Lユニット対抗で競技を行い、得点を競い合いました。高学年が中心となり、ユニットごとにアイデアを出し合って応援合戦のためのエールや踊りを考え、朝の会の前に低中学年の子に教えました。
年間で7回の「なかよし遊び」も行います。「なかよし遊び」では昼の20分放課を利用し、Sユニットで遊びの計画から実施まで高学年が中心となって進めていきます。1月の後半からは、Sユニットで長縄の練習を始め、2月にはユニット対抗なわとび集会が開かれます。1月後半になると、運動場のあちらこちらで、ユニットごとに集会に向け、練習している様子が見られるようになります。
10月の初めには「なかよし徒歩遠足」があります。それぞれのユニットで高学年が中心となりレクリエーションを考え、自分たちで準備をするとともに、当日もリーダーとなり、班の子たちを楽しませます。
子供たちが毎年楽しみにしているのが、2月には全校で行く「なかよしバス遠足」。今年は明治村に行く予定です。Sユニットごとに、どのように回るか話し合いながら計画を立てていきます。
初めはどうやって話しかけたらよいのか、戸惑っていた高学年の子も、回を重ねるごとに低中学年の子への言葉掛けや接し方がうまくできるようになるとともに、低中学年の子も高学年の子の話に耳を傾け、慕う姿が見られるようになってきました。
縦割り活動も10年目を迎え、高学年の様子を見て憧れをもったり、自分が高学年になった時にそれを生かして低学年に接したりする姿があります。これからも縦割り活動を通して、子供たちの心を耕し、相手を思いやる心を育てる「梅坪の伝統」として引き継いでいきたいと思います。

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【弥富市立弥富中】情報モラルの取り組み

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○生徒の実態
アンケートから、7割以上の生徒が携帯電話またはスマートホンを所持していることがわかった。また、「LINE」や「Facebook」をはじめとするSNSも急速に広まっており、利用の有無では8割以上の生徒が「現在も利用している」または「利用経験がある」と答えた。その結果、本校においてもこうしたSNSやメールなどが原因のトラブルが発生している。


○取り組み 1
生活委員会において、生徒へのアンケートを実施して現状を把握し、どのようにしてトラブルを回避していくとよいかを話し合った。話し合いの結果と今後気を付けるべき点を通信として発行し、各クラスに配布した。これをもとに、各クラスにおいても話をする時間を作り、トラブルを起こさない、巻き込まれない使い方について考えた。


○取り組み 2
 2年生の道徳において、「言葉の向こうに」を資料として授業を行った。また、同じ中学生におけるトラブルの事案を提示し、どういう意識をもって使用することが必要かを考えた。

 生徒の授業後の感想には、次のようなものがあった。
・SNSをはじめるのは簡単だけど、トラブルに一度はまってしまうと抜け出すのは簡単じゃない。
・相手の表情や感情がわからないので、LINEやFacebookでの会話は難しいと改めて感じた。
・ネットには便利な点と不便な点があり、コミュニケーションをとるのが難しいと思った。
・実際に会っていてもけんかなどがおこるのに、ネットで顔を知らない人とコミュニケーションをとるのはとても難しいと思う。
・自分でいいことなのか判断することがトラブルを防ぐために必要。
・ネットのトラブルに自分はいままであったことがなく、良い点ばかりしか考えず使っていたけど、もう少し考えて慎重に使っていこうと思う。


○まとめ
 急速に普及している携帯電話やスマートホンによって、手軽に多くの人とコミュニケーションをとることができ便利な面に注目しがちだか、一方で安易な言動がトラブルを引き起こしてしまうという点を生徒は改めて感じたようだった。相手の表情が見えないからこそ一つ一つの言葉を考えないといけないこと、一度発信してしまったら取り返すことが困難であることを一人一人がしっかりと認識するように今後も取り組みを続けていく必要がある。

【東浦町立石浜西小】携帯電話安全教室

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 1月21日(水)5限にKDDIの方を講師に「携帯電話安全教室」を実施しました。4〜6年生児童に加えて、希望のあった保護者も参加しました。
 本校では,携帯電話を所持していたり,インターネットを活用したりする児童の割合が増えていることが分かっています。犯罪やトラブルに巻き込まれたり、自分自身がトラブルを起こしたりしないために、マナーや正しい使い方を伝えることをねらいとしました。
さまざまなトラブルの事例をアニメで視聴し、その原因と対策をみんなで考えました。具体的な場面を考えることで,児童一人一人が自分のこととして捉える機会となりました。
 参加した児童からは、「使う上でルールをつくることが大切である。」「ネットに個人情報を載せてはいけない。」「メールでは本当の気持ちが伝わりにくい。」といった感想が聞かれました。

【豊田市立東保見小】「道徳の時間と人権公演から」

1 全校一斉道徳公開授業
 9月の学校公開日に、情報モラルを取り上げた道徳の時間を、1年生を除く全学年で公開しました。1年生は、取り上げたい資料で行うには時期尚早であったため、この時には行いませんでした。各学年が取り上げた資料は、次の通りです。
1年 みんなのニュースかかり 4−(2)勤労   (※後日実施)
2年 村のお知らせ版     4−(1)公徳心
3年 まさおのなみだ     1−(1)節度    
4年 少しだけなら      1−(1)節度   
5年 ネットモラルC     2−(2)思いやり
6年 メールの返信      2−(3)友情・信頼
 低学年では、みんなの情報の大切さについて、中学年では、節度をもって情報機器等を利用することについて、高学年では、メールをはじめとするSNSを利用するときの友達との関わり方について考えました。
 3年生は、資料「まさおのなみだ」を通して、「生活のリズムを正さないと、体の調子が悪くなるから、わたしもやりすぎないようにする」「お母さんとゲームは1日1時間と約束する」と自分を振り返り、生活リズムを崩さない遊び方について考えを深めました。
2 人権公演「もくちゃん 心の泉を見つめる」
 本校では、地域の保護司会による自作演劇公演を行っています。今年度は、小学生の主人公もくちゃんに起こる三つの出来事を通して、正直さや思いやりの心について伝えていただきました。出来事の一つに、メールの返信が原因で起こるけんかが取り上げられました。下学年にとってメールなどは、まだまだ縁遠いように思われますが、3年生でも次のような感想をもちました。「DSでメールのやりとりができるから、相手が嫌な気持ちになることは、ぜったいにやらないようにしたい」「スマホは持ってないけど、これから買って使うときには、夜はメールをしないで家族に預けるようにします」相手の顔が見えないコミュニケーションツールを使うときのマナーに気づくことができました。

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【瀬戸市立長根小】サイバー犯罪防止講座

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 12月15日(月)に、携帯電話会社から講師を招き、サイバー犯罪防止講座を行いました。スマートフォンや携帯電話、ゲーム機器などでさまざまな人たちとつながる利便性と危険性、個人情報の取り扱い方、情報発信をするときに気をつけること、姿が見えない相手とやりとりする怖さなどをスライドを使って分かりやすく説明していただきました。また、今、多くの児童が扱っているLINEを例に、メール機能を使ったやりとりについてドラマをもとに学習しました。言葉の捉え違いから、本人が訳の分からないまま仲間はずれになってしまう内容で、文字での感情の伝わりづらさやどのようにすれ違いが起こっていくのかをしっかり理解することができました。最後に、スマートフォンや携帯電話はルールやマナーを守って正しく使うこと、何かあったら必ず家族や先生など、まわりの大人に相談することが大切であることなどを伝えていただきました。
 普段からスマートフォンや携帯電話を使っている子どもたちが多く、講師の方のお話を身近な問題と捉え、熱心に話を聞くことができました。

【豊川市立赤坂小】みんなで考える人権集会

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 12月4日、人権集会を行いました。「ふわふわ言葉は、元気になる、心がうれしくなる温かい魔法の言葉です。ちくちく言葉は、言われると悲しくなって怒れてしまう、人の気もちを傷つける、とげのような言葉です」と計画委員が説明した後、「ちくちく言葉」と「ふわふわ言葉」ついて、ペア学年で構成した小グループで全校一斉に話し合いました。
 学年が違う子どもたちがどんな言葉を「ちくちく言葉」と感じているのか、どんな言葉を「ふわふわ言葉」と感じているのか、一緒に話し合う中で実際に気付き合いました。また、語彙のまだ少ない下学年の子に上学年がたくさんの「ふわふわ言葉」を教えてあげることのできる場にもなりました。
 グループで話し合った後、全員で「ふわふわ言葉」とその言葉を選んだ理由も発表し合いました。理由を発表することで、どんな時にどんな言葉がけが人の気もちを優しく温かくするのかが理解でき、共感し合える場となりました。
 ≪子どもの振り返り≫
「ふわふわ言葉」を記録用紙に書いているときは、ほっとした気分だったけど、「ちくちく言葉」を書いている時には、書いているだけでいやな感じがしました。この言葉はつかってはいけないなあと思いました。全体で「ふわふわ言葉」を発表し合ったとき、やっぱり「ふわふわ言葉」は、言われるとうれしいなと思いました。そして、ふわふわ言葉でもいろいろな言い方があるとわかりました。

【半田市立宮池小】いのちの授業

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 1月23日(金)に半田市立半田病院の方々をお招きして、5年生を対象に「いのちの授業」を行いました。聴診器で自分や友達の心臓の音を聞き合う活動をしたり、交通事故や病気、災害などによる命の危険に関する話を聞いたりしました。自分の命を大切にし、命いっぱい生きることや他人の命を大切にする思いをもつことを学びました。

 児童の感想
・自分の命を自分で失ってはいけないと思った。
・当たり前の生活を当たり前だと思わず、1日1日を大切にしたい。
・一度きりしか自分の命がないから、改めて怖いなと思った。
・「命というものは一人1つしかない」と考えたとき、人をいじめたりしたら、1つの命がなくなる可能性が生まれてしまう。なので、いじめを見たらすぐ止めるようにしたい。
・命は一度きりで、死のことを知ろうとしても死んでしまったら命が終わってしまうので、難しいなあと思った。

 この日は、学校公開日でした。保護者と一緒に命の大切さについて考える時間になりました。

【瀬戸市立祖東中】学校保健委員会の講演会を通して

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 平成26年度学校保健委員会講演会「LINE・メール・Facebookみんなどうする?どうしてる?」〜伝える、伝わるためのコミュニケーション方法とは〜が、11月25日(火)3.4時間目に行われました。
 講師は名古屋市教育センター臨床心理士の西川絹恵先生。携帯電話やスマートフォン、通信機能付きゲームを持っている生徒は祖東中学校全体の91%、その中でメール等をしているのは、83%でした。生徒はLINEや携帯メールでコミュニケーションをとっています。伝えたい内容を直接会って話した場合を100として、メールで話した内容(言葉だけ)は、なんと7%しか伝わらないそうです。メールでのコミュニケーションの力は7%、後の93%は想像力だったのです。人にきちんと伝えるためには直接会って、体の表現や、動き、声の大きさが重要だったのです。LINEではスタンプを使用する生徒もいますが、スタンプだけで伝わる気持ちや内容は1%。スタンプ一つでその人のイメージや性格まで疑われかねないのです。LINEの既読無視は、何も言っていない、何も書いていないのにトラブルがやってきます。LINEは情報の伝達には適しているが、使う人の気持ち一つで悪いものになってしまうものだということを教えてもらいました。事前に行った携帯・スマホの使い方チェックで、○が11以上ある、依存度は70%以上の生徒が、全体の20%いました。
 感想に「私は依存しているな」と書く生徒もいました。講演後に行った、振り返りシートでは、全体の93.5%が学んだことをいかして携帯やスマホ等を使いたいと答え、97.7%が今後のコミュニケーションにいかしたいと答えました。身近な問題だけに、生徒が自分のこととして考えることができた時間となりました。


【春日井市立山王小】異学年の交流を深める「なかよし班活動」

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 本校では、クラスの児童を30班に分けた「なかよし班活動」に取り組んでいます。
 年に5回、業前の時間に6年生が企画した遊びを楽しむ「なかよし遊び」。1学期にスタンプラリー形式で各班が準備した遊びにチャレンジする「山王フェステイバル」。運動会の予備日に、班ごとでお弁当を食べる「なかよし弁当」。
 こうした「なかよし班」の取り組みで、上級生は下級生を思いやるとともに、他の人の役に立つことの喜びを体感します。一方、下級生は上級生の動きをまねて育っていきます。通学班とは違う異学年集団の体験は、たくさんの人と触れ合うよい機会になっています。
 山王フェスティバルを終えた児童会役員の感想の一部を紹介します。

◆一学期に全校で山王フェステイバルを行いました。テーマは「夢」。私はそこで人気者の山王レンジャーが出てくる劇をしました。セリフを間違えないか心配で、休み時間にみんなで何度も練習しました。本番は山王レンジャーとして、仲良し班のリーダーとして、夢をもつことの大切さを伝えられたと思います。

 今後は、「なかよし班」や「通学班」でお世話になった6年生に感謝の気持ちを込めて「6年生を送る会」の準備に入ります。
 本校では、これからも異学年交流を大切にし、思いやりの心や協力する心の育成に努めていきます。

【尾張旭市立旭中】 人権集会を通して

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「第66回人権週間」の一環として、全校一斉の人権集会を12月5日(金)に行いました。この集会は、生徒が「いじめ」を見た時にどのように対応すれば、いじめに立ち向かえるのかを考えさせることを目標に開催しました。最初にDVD「いじめと戦おう」を視聴し、その後に「今一度、相手のことを考え、人を思いやる気持ちをもって生活できているのか問い直してほしい」と人権擁護委員さんのお話があり、今を生きていることに感謝し、今を大切にしようとする気持ちがもてたと思います。人権集会を通して、多くの生徒が「いじめは傍観していてはなくならないので、いじめを見た時、見ぬふりをするのではなく、勇気を出して声をかけ、助けることが大事である」と感想を書いていました。『人権』は人が生まれながらにもっている権利、つまり幸せになる権利であり、これを奪うことはあってはならないことを改めて考える機会となっ
たと思います。

【豊橋市立栄小】あいさつ運動で育む心の交流

 栄小学校では、運営委員会が中心となって「あいさつ運動」を実施しています。月初めの一週間、高学年の児童が三つの校門近くに立ち、登校してくる児童にあいさつをしています。あいさつを広めるために生み出されたキャラクター「あいさる」もみんなに親しまれています。今年度のあいさつのテーマは「あいさつは まわりをかえる 魔法の言葉」
です。
 毎月、運営委員の児童があいさつのめあてを考え、全校の児童に呼びかけます。12月と1月はめあてが達成できた子に「あいさつカード」を渡す取り組みをしました。「あいさつカード」は委員会の掲示板に学年ごとに掲示してあり、子どもたちのあいさつに対する意識も高まっています。
 今年度の栄小のあいさつポイントは、
  あい・・・・・あいての目をみて
  さ・・・・・・さきにあいさつ
  つ・・・・・・つうがくろであいさつ
です。
 取り組みの結果、徐々に自分からすすんで相手の目を見てできるようになってきました。これからも、朝は「おはようございます」、休み時間には「こんにちは」、帰りは「さようなら」と会った人に自然に気持ちのよいあいさつができるような子どもを育てていきたいと思います。

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