【西尾市立矢田小】『スマイル集会』

 矢田小学校では、2月に児童会による『スマイル集会』が開かれました。相手に感謝の気持ちを伝えるために12月に設置された『思いやりボックス』に寄せられた全校のメッセージを集めたら、体育館に大きな思いやりの花が咲きました。「転校してきて不安いっぱいのとき、はじめて声をかけてくれたA子ちゃんありがとう。とっても嬉しかったです。」「いっしょにサッカーで遊んでくれてありがとう。」など、心あたたまるものがたくさんありました。笑顔企画『あいさつじゃんけん列車』で楽しんだり、チャイム席強調週間の取り組みの表彰やゴミを食べちゃう『ゴミごん』の誕生秘話や再生計画など、委員会が自主的な活動を発表しました。みんなで力を合わせて、これからも笑顔いっぱいの素敵な学校にしていきたいですね。
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【豊橋市立二川南小】 ネットモラル「仲よしのしるしはなんですか」

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 これからネット社会で生きていく子どもたちにとって,インターネットやメールの正しい使い方を学ぶには6年生のこの時期が絶好のチャンスととらえ,6年生児童全員を対象に,ネットモラルについての学習を行いました。
 まず,総合の授業でコンピュータを使い電子メールの体験を行いました。子どもたちは、電子メールを友達に送りながら、いろいろなことを考えました。
 次に,「メールの返信」を題材にした道徳の授業を通して,メールのもたらす利便性と,使い方を誤ることの怖さを学びました。
以下に子どもたちのふりかえりの文章を紹介します。

・「今日の給食美味しかったね」「リレー、漢字チャレがんばれ」などのメールはすごくうれしい。でも、もし「バカ、キモイ」などの悪口だったらいやな気持ちになるから、絶対書きたくない。(女子)
・言葉でうまく伝えられないことも伝えられたから、すごく楽しかったです。(女子)
・いっきにみんなからメールがきたので、とにかくメールを返そうと思いました。(男子)
・すごくはやく送れるので、日本の技術は進歩していると思った。ケータイでもやってみたい。(男子)
・メールを送ることは楽しかったけど、送る人を間違えたらなんかこわいことになることもあると思った。(女子)
・声をたてないで、今の気持ちとかを送れてすごく楽しかった。遠くにいてもしゃべれた。(女子)
・メールは便利だけど、打ちまちがえると別の言葉になるので、ちょっとこわいと思った。(男子)

 この実践が,子どもたちの将来にきっと役立つと信じています。

【新城市立鳳来西小】 テーマ 遊びで人間形成

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 少子化や都市部への人口流出に伴い、本校の児童数は、年々減少の一途をたどり28名となりました。また、社会形態の変化から、下校後や休日、仲間同士で遊ぶ姿が少なくなってきました。そのためか、縦のつながりどころか、横のつながりも希薄となりつつありました。
 人格形成上、「縦のつながり」を復活させ、仲間同士、遊びに夢中になる時間を設定することで、豊かな心の成長を促そうと考え、「異学年」で遊ぶこと、そして、「群れ遊び」を積極的に取り入れようとしました。そこで、研究テーマ「遊びを通して他を思いやる心を育て、友達や地域の人とのつながりを深める」とし、心の教育を推進してきました。
 週1回、昼休みの時間を長く設定し、「縦割り班」でチームを作り、遊びの時間の活動を行うことにしました。また、遊びの運営、進行については、「体育、生活委員会」が担いました。体育、生活委員は、子どもたちの遊びの意向を中心に、「遊びの計画」を立てるとともに、全校児童の発達段階に配慮し、ルール設定や遊びの方法を考えました。
  子どもたちは、「Sけん」、「缶けり」、「警泥」、「ドッジボール」、「キンボール」などの遊びに夢中になる姿が見られるようになりました。子どもたちは、遊びを楽しいものにしようと、仲間に配慮する言動や行動が随所に見られるようになってきました。全校児童が同時に遊ぶので、1年生と6年生とでは、体格や体力、運動能力の差が大きく、けがの心配がありますが、本校では、全校遊びで、大きなけがは起きていません。大きな子は、小さな子のことを考えながら、けがをしないように配慮できる心が育っているからだと思います。
 今、自然な姿での「遊び」が、学年の壁を超えて成立しようとしています。
 子どもたちは、「遊び」を通して、人間として大切な課題を一歩ずつ乗り越えています。

【蒲郡市立形原中】資料「一冊のノート」を通して家族愛について考える

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 中学2年生では、家族との関わりが希薄になり、会話が少なくなりがちという生徒の実態が見受けられた。そこで、家族の中での自分を役割について考えさせたいと願い、「一冊のノート」という「私たちの道徳」に載っている資料を取り上げた。
 資料のあらすじは、以下の通りである。幼い頃から面倒を見てくれたしっかり者である祖母であったが、近頃物忘れが激しくなってきた。季節外れの服装で外出したり、家の中の物を頻繁になくしたりするなど、トラブルが絶えない。そんなある日、祖母の机上に一冊のノートを見つける。自ら苦悩しながらも家族のことを一心に思う祖母の強い気持ちがノートには書かれていた。
 この資料を読むことで、家族の存在がかけがえのないものであることを再認識し、家族の一員として支え合っていくことの大切さに気づいてほしいと考えた。
授業では、主人公の気持ちを共感的に追って展開をした。最初に、祖母の行動に対する腹立たしさに誰もが共感をした。次に生徒たちは、父の話を聞いた後の主人公の何とも言い返せないもどかしい気持ちについて考えた。その後、主人公の心情に寄り添った後に「祖母と並んで草取りを始めたのは、なぜだろう」と発問をすることで、生徒たちに主人公の祖母に対する考え方を客観的にみることにした。すると、それまで厳しく当たっていた主人公が祖母の隣で黙って並んで草取りをする意味を考えさせることができた。
 最後に、祖母への手紙という形で生徒の想いを表現させた。祖母への敬愛だけでなく、今までお世話になった祖母を自分が守ってあげたいという気持ちを高めることができた。そのような感情が家族の一員として支え合っていくことにつながると感じた。
この授業を通して、生徒たちは、かけがえのない家族の存在に改めて気づき、家族の一員として支え合っていくことの大切さを学ぶことができた。
 【授業後の生徒の感想】
○私も、おばあちゃんにお世話になっているけど、自分からおばあちゃんを助けてあげたいと思った。
○家におばあちゃんはいないけど、家族に対してひどいことを言ったりしているので、少し考え直したい。家族はかけがえのない存在だからしっかりと支え合いたい。
○母にだけど、八つ当たりをしたことがあります。素直になれない自分がたまにいる。でもこの話を読んで家族を大切にしたいと思った。

【春日井市立神領小】縦割り班による凧あげ大会をしました。

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 「凧があがった!」今年も元気な声が響きました。神領小学校では毎年1月になると、縦割り班でたこ上げ大会をおこないます。冷たい風もなんのその、自分で絵を描いた凧をあげるために走ります。
 神領小学校の異年齢縦割りグループ「ふれあいJ班」では、年間を通じて違う学年の児童が共に遊び、ふれあいます。高学年児童はこの経験を通して年下の子供たちを慈しむ気持ちを、低学年児童は年上の先輩たちに対する感謝と尊敬の念を学ぶのです。中でも、6年生は班のリーダーとしてまとめていく役割を果たすことでリーダーシップを身につける、それがこの活動のねらいです。
 神領小学校のふれあいJ班では、昨年末から6年生を中心に凧作りをしてきました。高学年の子供たちは年下の子たちに優しく話しかけながら凧作りを教えます。凧あげ大会当日も、6年生は1年生の、5年生は2年生の手を引いてグランドまで連れて行き、一緒に凧をあげてくれるのです。低学年の子供たちは、自分たちに温かく接してくれる先輩たちの態度から「僕もあんな6年生になりたい。」「人に親切にできるようにしたい。」と感想を言ってくれました。
 冷たく強い風にも負けず、今年も神領の凧はぐんぐんあがりました。神領の子供たちもたくましく育つことでしょう。

【豊田市立敷島小】どうすれば、相手に気持ちが伝わるのかな?

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携帯電話やパソコンの普及にともない、相手と顔を合わせずにメール等で用件を伝える機会が多くなってきました。子どもたちの中では、個人のスマートフォンやタブレットを所持しており、通信機器を扱うことに慣れている子も増えてきています。しかし、子どもたちでも簡単に扱える手軽さがある反面、それらをめぐるトラブルは今後も起きないとは限りません。そこで4年生の道徳で、メールのかき方によっては、相手に誤解を招いてしまうことを、事例を見せながら理解させ、どうしたら自分の気持ちをしっかり相手に伝えることができるかを考える学習を行いました。
まず、メールの良い点を出し合い、相手の時間を煩わせることなく伝えることができる、伝えたことを残すことができるなどの点をおさえました。
次に大型テレビで事例を見せ、何が相手に誤解を与えてしまったかを考えました。(事例の内容は、友だちからドッジボールの誘いを受け、メールで「特訓はいいよ。」と返事をしたことで、「いいよ」のとらえ方に誤解が生まれてしまい、トラブルになったというものでした。)
最後に、メールの良い点も踏まえ、メールで返事を送るならどのような文にしたらよいかを考えました。子どもたちからは、「いいよ」のような、YESともNOともとれるあいまいな言葉は避ける、意思がはっきり伝わるような絵文字を使うなどの意見が出されました。また授業後の感想には、返事以外の内容でもメールを使う時には、相手に自分の気持ちが伝わるように考えてメールを送りたいと話しており、自分自身も気をつけなければならないと意識することができていました。

【春日井市立押沢台小】 情報モラルについて考えよう

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 本校では自分用の携帯電話の所持率は低いが、通信機能を持つゲーム端末を持っている児童は多く、メールやオンラインゲームを使える状況にある。しかし、メールやオンラインゲームをよく利用する児童は少なく、その危険性について何となく知ってはいるが、現実のものと感じていない児童がほとんどである。児童がトラブルに巻き込まれてしまうニュースに接しても身近に危険があると考える児童はほとんどいない。今後スマホや携帯を持つようになったときに向け、その便利さの影に潜む危険性について理解しておくことはとても大切である。
 本校では10月にネットモラル週間を設定し業前時間帯に、高学年を中心にネットモラルについて学習した。NHKの「スマホ・リアル・ストリー」を視聴し、インターネットに潜む危険性について話しあった。「スマホ・リアル・ストリー」は無料ゲームの落とし穴や、ワンクリックの恐ろしさ、たった1文字の違いからおきる行き違い、などについて児童にわかりやすく全5話にまとめられていおり、ネットに潜む危険性について考えることができた。

【豊田市立末野原中】 テーマ 思いやりの心を育む道徳教育をめざして

 先日,1年生で「おおきな木」という絵本を題材に道徳の授業を行いました。
「木」と「ちびっこ」はなかよし。「ちびっこ」は「木」が大好き。「木」も「ちびっこ」が大好き。しかし時が流れ,その男の子は成長するにしたがってさまざまな「欲」が出てきます。「お金が欲しい」,「家が欲しい」,「遠くへ行きたい」・・・。大きくなったその男の子に木はすべてを与えてしまい,最後は切り株になってしまいます。そしてすっかり老人になってしまったその男は最後に「木」のもとに戻ってきて切り株にこしかけて休みます。
 普段はにぎやかな1年生も,このときは物語の余韻の中で静かに授業がすすめられました。物語の最後にある「木は それで うれしかった」という言葉をもとに,木は本当に幸せだったのかを話し合うと,「幸せと思い込むことで本当はつらく悲しかったことを紛らわせていたのではないか」,「男の子を幸せにすることが木の幸せだったのではないか」,など,たくさんの意見が出されました。生徒たちにとって,「幸せ」のもつ意味について考える,よい機会となりました。
生徒の感想
 「幸せ」や「思いやり」にかたちはないけれど,本当の「幸せ」も本当の「思いやり」も心で感じなければ,それは違うものだということを感じました。

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【稲沢市立牧川小】携帯安全教室

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 本校は情報モラル教育の一環として、昨年度より5・6年生とその保護者を対象に携帯安全教室を開いています。
 本年度は6月24日(火)にKDDIから講師を招いて「携帯電話やインターネットの正しい知識をもつ」「携帯電話やインターネットのトラブル事例を知る」「情報発信の危険性について知る」の内容で、携帯安全教室を開催しました。小学生にでも理解できるようにアニメの映像を交え約1時間学習をしました。質疑応答の時間には、児童から個人情報を知らせてしまった場合の対処法について質問があり、具体例を挙げながら分かりやすく教えてもらえました。
【児童の感想より】
・私はお母さんのスマホを使ってゲームやインターネット、カメラなどたくさんの機能を何も考えず使っていました。でも、今回の携帯安全教室で改めて携帯利用の便利さと危険を知ることができたので、今後気をつけたいと思います。
・知っているようで知らない携帯電話の危険について教えてもらうことができて、よかったと思います。小学生にも分かりやすいようにアニメで説明してもらえたので、とても分かりやすかったです。教えてもらったことを忘れないようにしたいと思います。
・携帯安全教室では、携帯は便利だし楽しいけど、インターネットを使って悪いことをする人がいると知りました。ゲームなどの「再登録してください」は、悪い人がやることが多かったり、ツイッターなどで趣味が合ってお気に入り登録をしても、それが怖い人だったりするので会わないことなどを教えてもらいました。これから携帯を使っているときは気をつけていきます。

【半田市立有脇小】スマートフォンの危険を知ろう

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近年,スマートフォンが急速に普及しています。事前の調査で,本校の高学年児童の半数以上がスマートフォンを利用していることがわかりました。しかし,利用する児童の多くが,その危険性について十分な知識をもってはいませんでした。そこで,2月13日(金)に携帯電話会社の方を講師に招いて,6年生の児童を対象にした,携帯電話・スマートフォン安全教室を開催しました。
まず,スマートフォンを利用する上で,インターネットの性質を知っておく必要があり,「世界中の誰が見ているか分からない。」「一度発信した情報は,広がり続け,完全には削除できない。」「情報や相手の真偽が確認しにくい。」などの特徴があるとの説明を受けました。
次に,実際にどんなトラブルが発生しているのか,いくつもの事例をもとに解説していただきました。コミュニケーションアプリを使ってグループ内の1人だけを仲間はずれにする「ネットいじめ」は,いつ誰にでもおきる可能性があることを聞き,児童は,「自分がこんなことをされたら,とても傷つく。絶対にしないようにしたい。」と感想を述べていました。また,プライベート写真がインターネットに投稿されてしまった事例では,「自分の知らないうちに変な写真が広まっていたら,すごく恥ずかしい。」などと発言していました。
この授業を通して,児童は,スマートフォンやインターネットの利用には多くの危険が伴うことを知ることができました。そして,「軽い気持ちで発言や投稿をしない。」「言葉遣いには気を付ける。」「長時間使用しない。」など,それぞれが気を付けるべき自分の約束を定めることができました。

【清須市立清洲小】「ケータイ安全教室」を実施し、携帯電話・インターネットの正しい使い方を学びました。

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 本校では6月7日(土)の学校公開日にKDDIから講師を招き、6年生、保護者を対象に「ケータイ安全教室」を行いました。
 本校においてはネットによるトラブルの報告はほとんどありません。しかしながら、6年生の多くの児童は携帯電話、スマホ等でメールをした経験をもち、インターネットもよく利用しています。そこで、トラブルを未然に防ぐため、携帯電話、スマホ等を使用する際のルールやマナー、ネットの危険性などを事前に学習しておくことは大切なことだと考えました。
 児童は、ネットやメールの使用について次のことを学びました。
(1) メールでの会話は相手がどんな気持ちなのかを知ることが難しく、人を傷つけたり、逆にいやな思いをしたりして、誤解がトラブルにつながることがある。
(2) チェーンメールは人に迷惑をかけてしまうルール違反のメールである。
(3) 掲示板での書き込みによるいじめが増えている。だから、ブログ等に、むやみに個人情報を載せてはいけない。
 児童は興味深く講師の話やプレゼンテーションを視聴し、「チェーンメールがきたらどうするか」という質問に対して「親に見せてメールを消す」と答えていました。また、「電車の中で携帯電話などを使ってはいけないのか」という質問に対しては、「周りの迷惑になり、ペースメーカーをつけている人にも危険だからいけない」と答えるなど、クイズ形式の内容に積極的に参加する様子が見られました。
 今後、学習したことを生かし自ら危険を回避できるようになるとともに、正しい判断の下、インターネットやメールを使うことのできる人になってほしいと願っています。

【小牧市立北里小】「スマホ・ゲーム機を考える」児童会代表委員による劇

 2月9日に「スマホ・ゲーム機を考える」児童会代表委員による劇が披露されました。スマホ・ゲーム機に関する子どもたち全員のアンケートを代表委員会で分析し、劇にして紹介しました。
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【アンケートのおもな項目】
○自分用の携帯電話、スマホ、タブレットをもっていますか。
○おうちの人が寝てから、ないしょでゲームをすることがありますか。
○ゲーム機で、友達とフレンドリストなどでチャットしたことがありますか。
○ゲームソフトを利用して、知らない人とチャットしたことがありますか。
○チャットのなかで友達の名前を出して悪口を書いてしまったことはありますか。
○チャットで知り合った人と、会ったことはありますか。
 劇中のキーワードは「目」「時間」「チャット」。子どもたちにはとても切実な問題。代表委員が演じる劇の世界を自分のこととして真剣に鑑賞し、聴き入っていました。
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【劇の一部】
A:ウォォォォ〜ゲームを今日もやるぞ。(ピコピコピコ)インターネットへGO!
B:今日は初めてこのソフトをやるぞ!ネットで知らない人とやってみるか。
A:お!だれか来た。Lv.1:?
B:「うぃーす」(ピコピコ)
A:なんだ、この態度。Lv.1のくせに。「弱っ」(ピコピコ)
B:(泣く)「弱いはひどいだろ」(ピコピコ)
A:「うっせーカス。出てけ」(ピコピコ)
C:「おい、A〜!Bがかわいそうだろ〜やめろ!」(Aが出ていく)
B:「Cさん、ありがとう」
ナ:このように、いくら知らない人だからといって、悪口をいうと、相手がイヤな気持ちになったり、傷ついたりします。だから、悪口を書き込むのはやめましょう。

 これに先立って、保護者や地域のみなさんに警鐘を鳴らすため、昨年の11月に、毎年開催している北里3校の地域連携行事「この指とまれ」で、3校の教員が協力して、「スマホ・ゲーム機を考える会」を開催しました。100名ぐらいの保護者・地域のみなさん・子どもたちが参加しました。ゲーム機で世界中の全く知らない人ともつながってしまうことやラインの「既読」に対する大人と子どもの意識の違いなどを学び合いました。
 最後に、母親が自分の息子にスマホを持たせる上で、18の約束をしたという話も紹介しました。これはアメリカにおける話です。興味のある方は『スマホ 18の約束』で検索してみてください。

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【新城市立東郷中】中学生のIT事情について

 「これまでは「パソコン」「携帯電話」が中心であったが、現在は多くの携帯端末でインターネットに接続できます。接続の設定についても、家庭に無線LANが整っている場合は、ボタンを数回押すだけで接続できるようになります。また、1度接続すれば、その後は自動接続できます。
 このため、保護者が気づかない状態での接続も多くなりました。自室でゲームをやっているのか、メールをしているのかを判断することは難しいです。」
 こんな内容の講師の講話でした。
 そして、最後に
 「それだからこそ、保護者の監督、本人のモラル向上が大切。」と力説していました。
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【江南市立西部中】総合的な学習の時間「ヤゴ救出大作戦」

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本校では,毎年6月に,1年生が総合的な学習の時間を活用して「自然・環境・生命」をテーマに『ヤゴ救出大作戦』を行っています。『ヤゴ救出大作戦』は,本校のプールに棲みついたヤゴを,本校の「蜻蛉池」というビオトープに移動させる活動のことです。
 取り組む前に,講師の川口邦彦さん(NPO法人 トンボと水辺環境研究所 理事長)に「食物連鎖と地球環境」の話をしていただき,環境や命の大切さについて学習しました。この話を踏まえて,ヤゴの救出を行いました。
 子どもたちの感想としては「ヤゴは気持ち悪いと思っていたが,同じ生き物として大切にしなければならないと思った。」,「ヤゴを捕まえた時,手の中で動いてくすぐったかった。でも,その時に一生懸命に生きていることを実感した。」といったものが多くありました。
 また,その後の総合的な学習の時間のテーマ別学習でも,ヤゴ救出をきっかけに「自然・環境」を選択し,より深く学ぼうとする生徒もいました。
 今後も,自然環境や生命を大切にする心を育てる取組を続けていきたいと思います。

【春日井市立丸田小】ネットモラルを理解しよう

本校5年生で「事例で学ぶNETモラル」を活用して、ネットモラルの学習をしました。「なりすましメールについて」や「メールを使うときの注意点」などの動画をみて、メールの便利さと恐ろしさを学習しました。その後、ネットモラルに関するクイズに取り組み、ネットモラルについての理解を深めました。このクラスでは、携帯電話やパソコン等でネットを良く利用するかという問いには約60%程度が「はい」と答えています。これからも、ますますネットを使用する子どもは増えていくと予想されます。正しいネット利用の方法やネット犯罪に巻き込まれないために心がけることなど、家庭や地域と連携しながら、子どもたちに指導を続けていきたいと思います。
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【春日井市立中部中】 「可能性の扉を開く」1年職業講話会

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本校では、毎年1年生を対象に「職業講話会」を実施しています。例年は近隣の働く人(社会人)をお招きし、クラスごとに働くことの意義や喜び・苦労等について講話をしていただき、進路学習に役立てています。本年度は2月3日に、マスコミにも取り上げられた「アルケミスト」をお招きし、「可能性の扉を開く」をテーマに講演会を実施しました。
 「アルケミスト」は、井尻慶太氏のピアノとこんやしょうたろう氏のボーカルからなるユニットです。こんや氏は、「先天性四肢障害」で左肘から先がありません。そんな境遇にもかかわらず、自分の才能を信じ夢をあきらめず、現在「即興アーティスト」として活躍して見えます。
 そんな「アルケミスト」の方から、一人一人の個性を大切にし、苦労しても続けていくことでチャンス(夢)を引き寄せられることを、実体験をもとに話と歌で生徒に伝えていただきました。

この講演を通して生徒は、「どんな夢でもあきらめずに努力すればかなうことだってある。」「努力し続ければ夢はかなうのかなぁって思った。自分の夢に向かって、少しずつ進んでいきたい。」「夢は必ずかなうものではないが、努力をしなければかなわないんだと聞いて、やっぱり自分ももっと努力しなければ夢はかなわないということに気づきました。」「自分はまだ将来のことについてあまり考えていませんでした。しかし、こんやさんの歌を聞いて、自分も頑張ろうという気持ちになれました。」という感想をもつことができました。
自分の「進路(夢)」に対し、前向きに頑張ろうとする気持ちを高めることができ、生徒一人一人にとってとてもいい講演会となりました。

【小牧市立桃陵中】チェーンメール?

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チェーンメールはまわしてはいけないことを学校で学んだ花子さん。しかし、近所の事故のニュースを見た後、彼女の元に「輸血のための血液が不足しているので多くの人に伝えてほしい」というメールが届いた。このメールはまわした方がいいのか、いけないのか。
このような内容についてみんなで意見を交換し合い、情報モラルについての考えを深めました。

【北名古屋市立師勝中】 「情報モラル教室」

 本校では、教育活動全般を通して「心を育てる」教育に取り組み、「しかつの心」(親切・感謝・強い心)を培いながら、思いやりあふれる心豊かな生徒の育成を目指しています。
4月の入学当初、生徒のケータイの所持率は2割ほどでした。しかし、2学期になると半数以上の生徒が持つようになり、その結果、生徒間でメールやSNSによるトラブルが聞かれるようになりました。このような状況を受け、「スマホやケータイを安心・安全に使うためのルールやマナーを知る」「スマホやケータイでのトラブルとその対処方法についての理解を深める」というねらいをもって、1年生の生徒と保護者を対象に「情報モラル教室」を開催しました。
お招きした講師の先生は、映像とともに生徒たちに分かりやすい言葉でインターネットの怖さについて説明してくださいました。生徒たちは、身近な内容ということもあり、講師の先生の話にうなずきながら真剣に聞き入っていました。特に、「インターネットでの検索だけで位置情報が分かってしまい、知らず知らずのうちに個人情報をばらまいでいる」ということに一番驚いたようでした。
【生徒の感想】
 『今回の話を聞き、SNSは便利だけれど、危険もたくさんあるということを知りました。検索するだけで位置情報をばらまいているということを聞き、怖くなりました。親とインターネットを使うときのきまりを作って、安心して便利なケータイを使っていきたいです。』
 『まだケータイを持っていないけれど、持つようになったら、時間制限をし、「知らない人とつながらない」「文字でけんかをしない」「位置を世界に拡散しない」ということなどに気を付けたいです。家族みんなで、安全なケータイ生活を送りたいと思います。』

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【春日井市立高森台中】仮想携帯を用いた実践

 仮想携帯というソフトウエアを使って、情報モラルについての授業を行った。内容は、占いをしてもらうために、あるサイトで様々な情報を入力していくものである。入力した情報には多くの個人情報が含まれており、それが盗まれることを学ぶものだ。生徒たちは、簡単に個人情報が盗まれることに驚くとともに、安易に個人情報を打ち込んではいけないことを学んだ。
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【犬山市立南部中】全校生徒を対象とした情報モラルの授業

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 年間に2時間、講師をお招きし、全校生徒に対して情報モラルの授業を行っています。平成26年度は、スマートフォンのLINEを中心に、「どんなものなのか」をはじめ、「使い方を誤ったときの怖さ」や「正しい使い方」などについて指導しました。
 まずはスマートフォン・インターネットの利用状況や、「スマホ中毒」と言われる症状について、説明がありました。
 さらに中学生が関係した、LINEによる事件の例や、みんなが知らないリスクについての話があり、巻き込まれないためにはどうすればよいかを、皆で考えました。
 そして最後に、ルールを決めて使うことや、「いじめをしない・させない」という思いやりの心をもつことが大切だということを話して、終了しました。
 授業後、生徒たちは「知らないことがたくさんあった。」「どうなるかをよく考えて使いたい。」といった感想が多く、『使われるのではなく、うまく使える人になろう』を合言葉に、上手につきあっていくことを確認しました。