【一宮市立丹陽中】丹陽あいさつウィーク

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 本校では、毎月第3日曜日の翌月曜日を「あいさつデー」と定め、丹陽地区の丹陽小学校、丹陽西小学校、丹陽南小学校と同一歩調で、あいさつ運動を展開しています。
 本年度は、10月のあいさつ運動を「丹陽あいさつウィーク」として、中学校1年生の有志が、それぞれ自分の出身小学校に出向き、校門に立って、小学生と一緒にあいさつ運動を行いました。この取り組みでは、保護者の方に加えて、一宮市のマスコットキャラクター「いちみん」を市役所からお借りして、あいさつ運動を盛り上げました。
 あいさつ運動に参加した中学生からは、「小学生たちが元気にあいさつを返してくれてうれしかった。」「久しぶりに小学校の先生と一緒にあいさつ運動ができて楽しかった。」という声が聞かれました。また小学生からも「中学生のお兄さんやお姉さんに負けないくらい、大きな声であいさつができた。」という感想をもらいました。
 今後も、あいさつ運動を盛り上げて、丹陽地区にあいさつの声を広げていきたいと思います。

半田市立乙川幼稚園 テーマ 人とのつながりを広げ、豊かな心を育む ―地域の異世代の人たちとの交流を通して―

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<取組の概要>
・ 地域の様々な世代の人と活動を共にすることを通して、つながりをもち、豊かな心を育んでいきたいと考え実践に取り組んだ。
・ 地域の人に植物栽培の方法や遊びなどを教えていただいたり、一緒に遊んだりする中で、子どもたちに異世代の人たちとのつながりができ、「ありがとう」「また遊ぼうね」など、感謝の気持ちを伝える姿が見られ、心の育ちが感じられた。
・ 絆づくり交流会議で活動計画を立てることで、地域の方々も園児との交流をより楽しんでくださり、絆づくりに積極的に参加していただけた。
・ 保護者に実際に活動に参加してもらったり、子どもたちの交流の様子を伝えたりすることで、地域と連携して子どもたちを育てていく大切さを発信することができた。
・ 今後も計画的に交流の機会をもち、地域の方たちとの絆を深めながら、子どもたちの豊かな心を育む交流をしていきたい。
 詳細は、こちらをご覧ください。 → 半田市立乙川幼稚園

【小牧市立三ツ渕小】ハッピートークトレーニング

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 12月4日(木)に、池上晴美先生を講師にお迎えし、「『ハッピートークトレーニング』〜プラスのことばで脳と体を元気にしよう!〜」というテーマで6年生の児童が授業を行いました。
 私たちは、普段、話すことで自分の考えや思いを伝えています。しかし、話すことが苦手だったり、気づかないうちに相手を傷つけてしまったりする児童もいます。そこで、「上手にコミュニケーションを図る方法を、具体的に体験し、だれとでも円滑な人間関係を築くことができるようになろう。」というねらいで、授業に取り組みました。
まず、【ハッピートークとは】ということを考えました。先生の「ことばはナイフと一緒。そのぐらい、ことばは大切なもの。」という言葉に、子どもたちは真剣に聞き入っていました。
 「脳の中にはBOXがあって、引き出しのように分かれている。一番上の引き出しには、よく使う言葉が入っており、下の方の引き出しには、あまり使わない言葉が入っている。よい言葉を上の引き出しに入れておけば、すぐに使うことができる。自分が話した言葉は自分の耳から入り、身体中にまわるので、嫌な言葉を減らし、楽しい言葉を増やすことは、相手のためはもちろん、自分自身のためにもなる。」というお話でした。わかりやすいお話に、子どもたちのイメージは膨らんだようです。
 次に、【すきなことばを書いてみよう】で、自分がいいな、うれしいなと思う言葉をできるだけたくさん書き出してみるということに取り組みました。子どもたちからは、『ありがとう』『サンキュー』『がんばってるね』『すごいね』『気にしないで』『やるね』など、たくさんの言葉が出てきました。
 その後、リズムに合わせて、自分の好きな言葉を言っていく【ことば送りゲーム】を行いました。楽しい雰囲気の中、プラスの言葉をたくさん使うという体験を通して、自然に笑顔が生まれていました。
 池崎先生からは、『毎日、いいことばを探していこう。楽しいことを探していこう。よい言葉のパワーは、気持ちを幸せにしてくれる。家族、友達、先生など、周りの人と【ハッピートーク】を続けていこう。』というメッセージをいただきました。
子どもたちからは、「よい言葉、楽しい言葉をたくさん使っていきたい。」「相手だけじゃなく、自分にとってもよい言葉を使った方がよいということがわかった。」などの声が聞かれました。今後も、言葉を大切にし、人とのかかわりを豊かにできる児童を育成していきたいと考えています。

【豊橋市立高豊中】携帯電話について学ぶ

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 携帯電話・スマートフォンに関するアンケートを行ったところ,1年生でも各クラス半数以上の人がどちらかを所持している,または家族と共有して使用しているということが分かった。最近はゲーム機などからでも,インターネットに接続して友達とつながることができる。今では,携帯電話やスマートフォンは生徒にとって,友達とコミュニケーションを取る上で,必要不可欠なものとなっている。
 しかし,「LINE」が原因で起こるトラブルも増えている。人との関わり方が,相手の顔を見て話すという直接的なものでなく,間接的な関わりの場面が多くなってきているので,互いに誤解が生じ,友達とのトラブルへと発展してしまう。
 そこで,中学に入学して間もない時期に,ケータイ安全教室を行った。NTTドコモの方を招いて,実際の事例を基に,携帯電話の使い方やアプリの危険性について学んだ。
 生徒の感想には,「携帯電話は便利だけど,知らない人とつながってしまうため,危険だと感じた。」「勝手に写真を載せないようにしよう。」など,携帯電話の使い方一つで,加害者にも被害者にもなることを知った。どんな時も相手のことを考え言動が大切だと,生徒たちは気付くきっかけとなった。

【稲沢市立稲沢中】 テーマ 情報機器を適切に使うことを目指して〜「ケータイ安全教室」〜

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 学校公開日に合わせて,NTTドコモから講師をお招きし,「ケータイ安全教室」を開催しました。全校生徒に対し,携帯電話の適切な使い方,またSNS等の利用上の注意すべきことなどを教えていただきました。講義ではまず,最近の中高生の携帯電話の利用状況についてと,インターネットの特徴についてのお話がありました。スマートフォンの利用率が増加していること,また,インターネットは世界とつながっており,インターネット上で何かを情報発信したら,元の投稿を削除したとしても,誰かによってコピーされて情報が出まわり続ける恐れがあることを事例を示しながら教えていただきました。また後半では,コミュニケーションアプリのグループ機能でのいじめ,インターネット上で顔の見えない知り合いを気軽につくることの危険性をついてお話がありました。それぞれについて,実際の事例に基づいた再現ビデオを交えてのお話は,子どもたちにとって様々な情報機器の危険性を自分にも起こりうるものとして実感できた様子でした。子どもたちにとって身近な情報機器の使い方について見直す良い機会になりました。

【豊田市立崇化館中】自分の身を守るためにできることは?

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1 学校保健委員会「情報モラル&コミュニケーション」
−情報化社会を生き抜くためのコミュニケーション能力を身につけよう!−
6月14日に学校保健集会を行いました。前半では,生徒と保護者に生活習慣と携帯電話に関するアンケートをとり,その結果を保健委員会が発表しました。自分の携帯電話を持っている生徒は約65%で家族の携帯電話を使用している生徒が約19%であること,その中で保護者とルールをきめている生徒が約54%であることが分かりました。一方で,トラブルがあったり,いやな思いをしたりしたことがある生徒が約32%いることも分かりました。
 後半では,講師の方をお招きし,携帯電話を含むトラブルから自分の身を守るためにはどのようにすれば良いのかをお話しいただきました。いやな要求をされたときには,理由を付けて断るとそこをつけこまれるので,理由を付けずに嫌だということのみを相手に繰り返し言い続けることを教えていただきました。また,チェーンメールや架空請求などには無視することが一番大事だということも知りました。

2 2年生での実践「ネット依存に注意」
 携帯電話やパソコンを正しく利用するために,ネット依存について考えました。まずは携帯電話やパソコンの良いところと良くないところを考えました。生徒の意見として良いところは色々なことを調べられる,離れていてもコミュニケーションがとれるなどがありました。良くないところとしては,使いすぎてしまう,寝るのが遅くなる,相手の顔が見えないなどが出ました。使いすぎるという点から,ネット依存とはどのようなことか?何がきっかけでネット依存になるのだろうか?ネット依存にならないためにはどのようなことに気をつければよいのか?ということを考え,お互いの意見を発表しあいました。ネット依存にならないために,自分で時間を決める,メリハリをつけた生活を送る,実際に友だちに会って話をする,家族で一緒にいる時間を大切にするなどの意見が出ました。

【清須市立新川中】人の心を考える「しんちゅう人権スマイルキャンペーン」

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 今日、生徒を取り巻く生活環境は急激な勢いで変化し、未成年の携帯電話やスマートフォンの使用に関して、様々な点が問題視されています。本校でも、「LINE」によるトラブルが発生しています。そこで、人権を理解し、学校で起こる様々な問題を認識し、良くないことは許さないという学校の雰囲気をつくろうと、生徒会執行部が中心となり「しんちゅう人権スマイルキャンペーン」に取り組みました。
 まず、各クラスの道徳の時間に、「人間愛・思いやり」「生命の尊重」など、いじめや人権に関するテーマで授業を行いました。その後、生徒一人一人がいじめ撲滅のための行動宣言と人権標語を作成し、NHKが主催している「100万人の行動宣言」に応募しました。そして、学年ごとに心に響く人権標語をひとつずつ選び、朝の会で表彰しました。さらに、標語を廊下に掲示することで人権について深く考えるきっかけとしました。
 行動宣言や人権標語の作成が、すぐにいじめ撲滅に繋がるわけではありません。しかし、この活動を通して他者の考えに触れ、自分自身の行動を振り返り、周りへのいたわりの心を育んでくれたと信じています。

【一宮市立丹陽西小】卒業期における「一人一鉢運動」

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 本校では、毎年卒業期に、「一人一鉢運動」を全校児童で行っています。この運動は、卒業する6年生に、全校の児童一人ひとりが一鉢ずつの花を育てて、卒業式の会場を飾るという形で、今までの感謝の気持ちを伝えるという運動です。どの子も、通学団、ペア学級、清掃の補助、委員会、クラブや部活動などの様々な場面で、6年生のお世話になってきています。6年生を送る会などの行事とも連動させながら、感謝の気持ちとともに、自分自身も次の学年に進級するんだという気持ちを高めさせることもねらいとしています。全校児童が、心を込めて一生懸命に世話した花々が、全校児童の前向きな気持ちとともに、卒業式会場を立派に飾ってくれることを願っています。

【豊田市立美里中】 道徳教育「世界夢ケーキ宣言」

 本校の2年生では,「世界夢ケーキ宣言」の著者である,菓匠Shimizuのシェフパティシエ清水慎一さんについて,道徳の授業を行った。授業を通して,夢をもって生きることや夢について親と語る時間をもつことの大切さを学ぶことができた。

 1月には,清水さんを長野県から講師としてお招きし,講演会を行った。講演会は,働くことの意味や夢について深く考えさせられる内容で,生徒一人一人が将来についてのイメージをもつことができた。また,お礼の手紙では,「将来の夢をあきらめかけていたが,講演会で勇気をもらった」「まだ夢がないと焦っていたが,これからはじっくりと自分の夢について考えていきたい」など,夢について前向きな考え方ができるようになったことがうかがえた。

 2月に行われる自然教室では,今までの自分を振り返り,将来の誓いを立てる立志式が行われるが,その式に向けて,より気持ちを高め,将来の目標をもって生きる生徒の育成に努めたい。

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【豊橋市立福岡小】お互いを思いやる心を伝え合おう 「ありがとうメッセージ」

 思いやりを育む数々の行事や学習のまとめとして、「ありがとうメッセージ」に全校で取り組みました。
相手の思いやりのある行為や行動を思い出すことで、お世話になった人へ湧き上がってくる感謝の気持ちの質を高めるのがねらいです。関連の授業をしてから、各学級で書くようにしました。1〜5年生の児童は、6年生の個人に向けて書きました。また、6年生からは、1〜5年生の交流学級や通学団、部活動などに向けてメッセージを書きました。書きあがったハート型の用紙を全校分掲示しました。自分へのメッセージカードを見つけて、微笑む6年生の姿や、自分たちの学級のカードを見つけて喜ぶ低・中学年の姿など、カードを介してお互いの気持ちが通い合った瞬間を見るようです。小学生はもちろん、訪れた校区の方も食い入るように読む姿が見られ、関心の高さがうかがえました。
《カードの記入例》
・わんぱくタイムに、いつも迎えに来て遊んでくれて、楽しかったよ。すごくやさしかったよ。(低学年)
・登校するとき、忘れ物がないか確認してくれたり、1年生ともおしゃべりをしてくれたりして、本当にうれしかったです。(中学年)
・部活でみんなに声をかけて、盛り上げて、すごいなと思いました。来年は、私が声をかけます。(高学年)
・いつも、休み時間に遊んでくれて、ありがとう。いつも、きみがいたから、とても楽しい1年だったよ。(6年生からペア学年の1年生へ)
《児童のスピーチより》
・通学班の班長さんの言うことを聞かないことがあったのに、楽しかったと書いてあったので、びっくりしました。優しいと思いました。(低学年)

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【高浜市立港小】命の授業を行いました

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 2月13日(金)に、岐阜大学大学院地域科学研究科教授の近藤真庸氏をお招きし、5、6年生を対象に命の授業をしていただきました。テーマは「ひとりで生きる!みんなと共に生きる」でした。冒頭からの歌あり笑いありの近藤先生の話術に、子どもたちはぐいぐいと引き込まれ、50分という授業時間はあっという間に過ぎました。「一人一人の幸せがみんなの幸せにつながり、一人でも幸せでない子がいたらみんなの幸せはない」という近藤先生のメッセージは、子どもたちの心にずしんと響きました。授業後には、「人が生きていくということが少し分かった気がしました。クラスの一人でも幸せでない子がいたら、一緒に考えてあげたいと思いました」「いじめがどんなにつらいことか考えるきっかけになりました。私は絶対にいじめはしないと決めました」などの感想が聞かれました。
 また、保護者の参加もあり、「このような心に響く話が聞けるなんてとてもよい機会だと思いました。自分の子がどう感じたのか家で聞いてみたいと思います」という感想がありました。港小学校では、近藤先生をお招きしての命の授業を隔年で行い、すでに10年以上になります。高学年で必ずこの命の授業を受ける取組は今後も継続していく予定です。

【豊橋市立つつじが丘小】ほんとかな?簡単に教えると危ないよ

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2年生を対象に「ほんとうかな?」というテーマで授業を行いました。2年生でも自分専用のスマホや携帯電話を持たされている子もいます。また、3DSなどゲームや家庭にあるパソコンを使って、容易にネットに接続できる環境にいる子も多くいます。そのような環境の中、いろいろな情報があふれている今こそ、情報を受け取る側として、どのようなことが必要なのか考えることにしました。
 「1000万円が当たりました。あなたの住所や氏名・電話番号を知らせてください。」という架空のメールを資料にして、これがみんなに届いたら、みんなはどうするということで考えました。
 子どもたちは、「1000万円が欲しいけど、本当かどうかわからないから教えない。」という子が多かったです。また、「お家の人に相談する。」という意見も言っていました。
多くの子がその「情報」が正しいのか正しくないのか判断することに気づくことができました。
 「このメールをあなたのなかのよい子にも教えてあげてください。」と書かれていたらどうするかということも話し合いました。
 子どもたちは、「友達にも知らせてあげたいけど、嘘だったら嫌な思いをさせるだろうから教えないようにします。」と話していました。
 最後に、住所・氏名・電話番号などは「個人情報」といい簡単にいろんな人に教えてはいけないと話をしました。教えると自分の他に家族や友達に迷惑がかかるということも話しました。
 子どもたちは自分の個人情報や友達の情報も大事なものだと気づくことができました。

【幸田町立深溝小】情報モラルの学習について

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本校では、2学期の授業参観日に、PTA行事として、保護者向けの情報モラル研修会を行いました。NTTドコモ『ケータイ安全教室』の方を講師にお招きし、下記のような内容をスライドを使ってわかりやすく説明していただきました。
・携帯、スマホ、インターネットの最新情報について
・トラブル事例(なりすまし、スマホ不正アプリ、情報漏えい、ワンクリック請求など)について
・ラインなどのトラブルから子どもを守る方法について
・家庭でのルール作りについて
 参加した保護者からは、「さまざまなトラブル事例を聞き、驚いた。子どもたちは、わたしたち大人・親が守ってやらなければならないと改めて感じた。情報機器を扱うときは、子どもとともに安全に使えるように注意していきたい。」などの感想が聞かれた。
また、その日、5年生と6年生のクラスでは、「情報モラル」についての授業に取り組みました。6年生は「ラインでのトラブルについて」、5年生は「ネット依存症」について考えました。
〈5年生の授業「ネットに夢中になりすぎると…」〉
○授業の流れ
・ネット依存症になってしまったS子さんの話を読む。(ネットゲームに夢中になり、友達の誘いもことわり、夜遅くまでゲームをし、その結果、朝起きられず、学校にも行けなくなるお話)
・ワークシートを使い、S子さんの行動を考える。
・S子さんが気をつけるべきだったことを考える。
・自分自身について考える。
○子どもの感想より
・「自分もS子さんみたいに、ゲームをクリアしたいから、あとちょっと、あとちょっとと思って、寝るのが遅くなってしまったことがある。依存症は怖い。気をつけたい。」
・「ゲームをやる前に、タイマーをセットしておこうと思う。」
・「ゲームをやる前に、お母さんに一言言ってからやるようにする。そうすれば、止めてくれる。」
○子どもの日記より
・「ぼくは、これから月曜日と火曜日は、ゲームをしない日と決めました。今、本当にやっていません。」
・「A君がゲームをやらない日を作ったと聞いて、ぼくもゲームをやらない日をつくりました。」
 
 子どもたちはこの授業を通して、ネット依存にならないよう、使いすぎに気をつけたいなどの感想をもったり、また、実際に気を付けようとしたりするようになりました。
 今後も情報モラル講習会や情報モラルの授業を通して、情報社会の中で、子どもたちが安全にそして豊かに生活していけるよう支援していきたいと思います。

【蒲郡市立形原北小】全校のみんなで、学校に遊具を!

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 学校の遊具が老朽化のためにほとんど撤去することになりました。全校児童586名が放課になっても遊べる遊具がありません。遊具が買えるように2回、資源回収を行いましたがまだ足りません。
 そこで、児童会が遊具を買うためのバザーを企画しました。全校のみんなに喜んでもらえるように何度も検討をしました。問題点を出し合い、自分たちの力で練り直し、改善していきました。
 全校に呼び掛け、「資源回収週間」に家にあるアルミ缶、牛乳パックを登校の時に持ってきます。持ってきた個数に応じてポイントがもらえます。「品物回収週間」には、家にある不用品を学校に寄付してもらいました。それもポイントとなります。「バザー週間」には、ポイントに応じた好きな品物と交換することができました。待ちに待ったバザーがやってきました。会場では、子どもたちでがとても楽しそうに持っていたポイントで素敵なぬいぐるみや文房具を手にしていました。笑顔があふれていました。児童会の子たちも今まで苦労して準備してきただけに、とてもうれしそうに対応していました。
 地域の人たちの協力で多くのアルミ缶と牛乳パックが集まりました。資源を大切にすることを学び、学校の役に立つ喜びも感じることができたようです。
 この活動を通して全校が一丸となって意欲的に取り組むことができました。「遊具を学校に!」という思いで始まった活動。一歩を踏み出すことができました。

【豊橋市立高師台中】LINEを使ってネットモラルを考える。

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 スマートフォンを使っている生徒のほとんどが使用しているアプリ、「LINE」。使用していない生徒も、ほぼ全員がこのアプリについて知っている。生徒たちは、便利だから使用するが、反面、LINEでの会話が原因でトラブルが起こることもしばしばあった。そこで、インターネット上に紹介されていた「中学生にLINEをこう授業する。」というパワーポイントの資料を使い、特にトラブルの目だった2年生で授業をすることにした。
 まず、LINEの長所と短所を挙げる。身近な話題なため、生徒たちからは多くの意見が出た。そして、LINEに限らず、ネット上で実際に起こった事件について事例を挙げ、「どうしたらよかったのか。」という視点で、ネットマナーについて考えていった。ここで留意したことは、ただLINEは危ないものだ、という結論に至るのではなく、「ネット上に潜む危険を考えながら、正しく使おう」という結論に至るようにすることだ。生徒の中には、写真を掲載している者も多く、感想の中に、「写真を送りあったことがあった。どう利用されるかわからないから、今後は気をつけたい。」というものが多くあった。また、「気軽に話せるからこそ、発言には気をつけたい。」「一つまちがえると恐ろしいものになってしまう。全員が気持ちのよい使い方をしたい。」などの感想もあった。少しでも、ネットに潜む闇と光を考えるきっかけとなったと思う。

【東海市立横須賀中】携帯電話のマナーについて

 携帯に関するアンケートを行ったところ,3年生の普及率が最も高いことが分かりました。また,2年生よりも1年生が普及率が高い結果になりました。
本校では,6月2日(月)に全校で「情報モラル講演会」を実施しました。健康被害やいじめ,個人情報の流出など,便利さだけでなく危険が隣り合わせであることを学びました。携帯依存症チェックを行い,自分自身についても振り返ることができました。自分のルール,友達とのルールを作るなど,安全な使い方について考えました。
 また,1年生においては,3学期に情報モラルについて道徳を行いました。実際に起こったLINEのトラブルを元にし,自作の資料を作成しました。
 『女の子が,同じクラスの男の子を好きになった。そこへ「好きな子がいる人は,ここに書いてね。」というLINEが届く。そこに,ついつい書いてしまい,クラスの子だけでなく他クラスのみんなにも広まった。その女の子は,学校に行きづらいし,男の子とも会いづらい。』という内容で,LINEに書いていいこと,いけないことは何かについて考えました。また,相談されたその内容を他の子に回すのはいいのかにもついて考えました。
最後に,教師よりLINEのマナーについて話をしました。その後,LINEの取り扱いについて変化が見られました。
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【岡崎市立愛宕小】道徳の時間における情報モラル教育

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 スマートフォンや携帯ゲーム機などを中心に、本校でも、家庭でインターネットを利用している児童が増加しています。こうした現状をふまえ、全学年において情報モラル教育を実践しています。5,6年生では、道徳の時間に「ひびけ!心のハーモニー 2−(3)友情・信頼」という情報モラルをテーマにした資料を利用し、実践しました。
 「主人公あゆみは、合唱大会の練習でリーダーの耀子が威張っているような気がし、電子掲示板に耀子の悪口を書き込んでしまう。次の日、クラスの歌がうまくなるよう、何度も先生に相談に行っていたという事実を聞いたあゆみは、一目散にパソコンに向かい、書き込みを削除するが、これだけじゃいけないと、耀子の家に走り出す。」というあらすじの資料です。耀子の家に走り出した時の主人公の気持ちを考える場面では、子供たちから「耀子は本当はがんばっていたんだ。」「歌が上手になるようにがんばっていたのに、あんな書き込みをしちゃって、あやまらなくちゃ。」といった主人公の気持ちに沿った意見が出ました。また、授業の最後には、「人の気持ちも考えないで、一方的に掲示板に悪口を書いてはいけないと思いました。」「何も聞かずに悪口を書き込むのではなく、まず相手に理由をちゃんと聞くことを大切にしたい。」「掲示板はたくさんの人が見るので、軽い気持ちで悪口を書き込むと大変なことになってしまうと思いました。」などの感想が出て、電子掲示板の特性や掲示板に書き込むときのルールをおさえながら、友情を大切にしようとする心情を引き出すことができました。
 情報モラル教育は、繰り返し行うことで、子供たちの行動に反映されていくものだと考えられます。今後も道徳の時間の中で、計画的に継続して取り組んでいきたいと思います。

【田原市立堀切小】心を伝える交通安全花束運動

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「学校長様
 拝啓 街路樹の若葉が目にしみる季節が到来です。…」

 5月、学校のポストにこんな手紙が舞い込みました。

「…この度は伊良湖へ行く途中、貴校の生徒さんたちに素敵な花と交通安全の手紙を頂き、メンバー共々とても感動させてもらいましたので感謝の気持ちを込め、お礼の手紙を書きましたので、受け取って頂ければ幸いです。
 生徒さんたちが毎日楽しく学校生活を過ごせるよう願っています。     敬具」

 温かな手紙に職員室の空気も和み、朝会でも子どもたちに紹介いたしました。本校では1973年以来40年以上にもわたって続けられてきたのが、「交通安全花束運動」です。花卉栽培の盛んな地元の農家と交通安全を願う子どもたちが協力して、継続して実施されてきたのです。心を癒やす花と安全を素直に願う子どもたちの心。そんな心が伝われば、と考え続けているのです。
 堀切小学校では他にも「独居老人宅への学校産さつまいもプレゼント」、「ひだまり組(老人会)との学習・体験活動」、「全校縦割り班による通年活動」、「みんなの畑での全校野菜栽培」等々、様々な行事・活動を通して子どもたちの心を耕し続けております。

【半田市立横川小】  保護者のためのスマートフォン講座

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 1学期末に本校児童,保護者対象に携帯電話のアンケートを行いました。携帯電話を持っている児童は,まだまだ多くありませんが,保護者の心配や悩みはとても大きいことがわかりました。
 そこで,2月13日,縁エキスパートの方を講師にお招きして,「保護者のためのスマートフォン講座」を開催しました。実際にスマートフォンを手にとって,子どもたちの利用実態や利用の陰に潜む危険について教えていただきました。
 講座では,SNSやゲームアプリによって起きた子どもたちのトラブルに,「怖い!」と思わず声が出たり,また,トラブルに巻き込まれないための予防対策について質問を熱心にしたりと充実した時間を過ごすことができました。今回は,保護者向けの講座でしたが,今後は児童への講座についても計画中です。
 下に参加された方の感想を紹介します。
○自分自身,携帯を変えたばかりだったので,わからないことばかりです。今日のお話を聞いて子どもに携帯を持たせるのは,とても怖いと感じます。そして,性能が進化し続ける携帯についていけず,親子でトラブルに巻き込まれるのでは……と不安になりました。
○軽い気持ちの行動が他人にも迷惑をかけることを知り,驚きました。この春に子どもに携帯を持たせる予定ですが,その前に家庭内ルールやマナーについて教えたいと思います。

【碧南市立新川中】 思いやりのある人間関係を築ける生徒の育成

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  本校では今年度、愛知淑徳大学非常勤講師の柴田八重子先生を講師に招き「自己肯定感を高め、思いやりのある人間関係を築ける生徒の育成」というテーマで研究を推し進めています。「自分のよさに気づく」、「周りの人のよさに気づく」対話活動をくり返し行い、自己肯定感を高め、共に生きる人への思いやりの心を育む道徳教育を目指し、年間を通して授業研究や研修会を行い、道徳性の育成に努めています。

 【9月25日 柴田先生による道徳の授業】
  2年2組で生徒の身近にある「LINE」に関するトラブルを取り上げた資料を用いて柴田先生に授業をしていただきました。「LINE」により仲間はずれになってしまった主人公が取るべき行動を理由とともに考えました。
  生徒は発表者の方を見て話を聞き、友達の意見で「はっとしたこと」「なるほどと思ったこと」を授業の後半で発表しました。
  授業後の振り返りでは、「自分の中にはなかった意見などがたくさん聞けてとてもよい勉強になりました。」「クラスのみんなは僕の意見が出るまで静かに待ってくれました。とてもクラスの温かさを感じました。」という感想を書いている生徒がいました。
  生徒たちは、周りの仲間のよいところや、意見を発表することができた自分のよさに気づくことができました。

  柴田先生にご指導いただいた後、全ての学級で対話活動を通した道徳の授業を行いました。今後も、研究授業や研修会を通して「自分のよさ」や「周りの人のよさ」に気づくことができる生徒を育てていきたいと考えています。