【田原市立衣笠小】みんなが楽しい学校にしよう 〜縦割り班遊び〜

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 最近、異学年との交流が少なくなってきており、本校でも、休み時間に異学年の子と遊んでいる姿を見ることがほとんどありませんでした。また、上の学年の子が下の学年の子とどう接していいのか分からなかったり、下の学年の子が上の学年の話を聞けなかったりという様子をしばしば見かけていました。
 そこで、今年度から、「全校のみんなが楽しい学校にしたい」という目標のもと6年生が中心となって全校縦割り班遊びを行っています。1年生から6年生を8人前後の班に分け、月に2回程度、運動場を使って遊んでいます。6年生のリーダーたちが、班のみんなが楽しめる遊びを考え、活動をしています。遊びは、おにごっこ、帽子取り、ドッジボール、どろけい、長縄などです。
 初めは、20分という時間を持て余している班もありましたが、回数を重ねるごとに、6年生のリーダーの説明や指示が上手になり、下の学年の子たちをリードして遊べるようになってきました。今では、どの学年の子も、全校縦割り班遊びを楽しみにしており、異学年の活発な交流が至るところで見られるようになりました。遊びが終わると「低学年の子がもう終わりなの?もっとやりたいと言ってくれたよ」と6年生がうれしそうに報告してくれます。
 2学期以降も全校縦割り班遊びを計画して、全校児童の絆を深めていくとともに、みんなが楽しい学校づくりを目指して子どもたちと一緒に活動していきたいと思います。

【豊橋市立幸小】いのち・こころ・ともだち〜みんな幸せ,だから幸せ〜

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 幸小学校では,毎月2回のあいさつ運動や年2回のサンキューレターの作成などの活動をしています。あいさつ運動では,通学団ごとに当番制で順番に校門に立ち,登校してくるみんなが気持ちよく挨拶できるように,元気に笑顔で挨拶しています。サンキューレターでは,校名にちなんで「美(み)行(ゆ)木(き)」と名づけ,春と秋の2回の活動ではありますが,児童一人一人が「ありがとう」という気持ちをこめて,葉一枚一枚に書き,美行木の木を繁らせています。また,給食時の放送では,児童が書いた「ありがとう」の葉を紹介しています。
 今年は,新たに6月24日(月)に健全育成会の講演会を実施しました。児童だけでなく,地域のみんなで考える機会をもとうと,5・6年生の児童と保護者,そして校区の方々を対象に,岐阜大学教授の近藤真庸先生から,「いのち・こころ・ともだち〜みんな幸せ,だから幸せ〜」というテーマの話を聞きました。親からのプレゼントである自分の名前の話や友達の大切さを,笑いや歌や真剣な話を織り交ぜながらしていただきました。瞳をうるうるさせている児童もいました。

児童の感想より
・ 「自分が悲しくてつらいときにそばにいて励ましてくれる「本当の友達」がいると, とても心強い気持ちになれる。そんな友達と出会いたい。」
・ 「自分のよいところを探したい。」
・ 「友達という友達がいない。友達をつくるために自分からいろんな人に話しかける勇 気が出た。」

 児童一人一人にとって,心に響く話となり有意義な時間を過ごすことができました。よりいっそう,地域の方々の参加が増えるように呼びかけていきたいと感じました。

【刈谷市立富士松南小】(H25)携帯安全教室

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 ここ数年間、パソコンや携帯電話、スマートフォンの急激な普及に伴い、子供たちもそうした機器を利用して、インターネットをしたり、音楽を聴いたりする機会が増えてきている。そこで、本校では、そうした機器を利用する上で気をつけた方がいいことの学ぶ必要性を感じ、刈谷市立亀城小学校の石鎚一則先生を講師としてお招きし、6年生を対象に「携帯安全教室」を開催しました。
 出会い系のサイトの危険性やDVDの違法コピーについて教わり、特に出会い系サイトでは、こちらが返信をすることで、気付かないうちにいろいろな情報が漏れることを学びました。例えば、公園が分かるとどこの小学校かが特定されることや、それによって、自宅が分かると非常に危険であること、細切れの情報をつなげて電話をかけてくることもあることを教わりました。
 また、そのようなことが起きて困ったときには、大人に相談することやネットで知り合った人とは会わないこと、個人情報をむやみに教えないことも教えていただきました。子供たちは、パソコンや携帯電話でインターネットを普段よく利用することが多い子たちでも、こうした知識を持っていない子が多く、「ゲームのサイトに登録しようかと思ったけどやめて良かった」と感想を漏らしている子供もいた。
 この他にも、メールでは、言葉足らずで相手に正確なことが伝わらないこともあることや、SNSでは言葉の行き違いから殺人事件にまで発展してしまったケースもあることを、具体的な事例を基に紹介していただきました。
 子どもたちは、初めて知ることが多く、今回の携帯安全教室を通して、ネットマナーの大切さを痛感し、ネットやアプリを使って、嘘をついたり、いじめをしたりないしないことの重要性を改めて感じていました。

【あま市立甚目寺南小】携帯電話の安全な使い方

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 スマートフォンによるいじめ等のトラブルについての記事を最近よく目にします。トラブルを未然に防ぐため、愛知県警から情報セキュリティーアドバイザーを招き、教員対象に「インターネット安心・安全講座」を開催しました。
 最近トラブルが増えてきた「LINE」について学び、個人情報を公開しないこと、知らない人からの友だち申請を許可しないこと、自動的に「友だち登録」をしたり「友だちを追加」できないよう設定しておくことなど、アプリの設定方法について理解を深めました。
 その講座をもとに、5年生対象で「ケータイ安全教室」の資料を活用した学習を行いました。この学習では、小学生にとって必要な知識として、
1.携帯電話やスマートフォンを使ってよいとき・いけないとき
2.著作権や個人情報を守るには
3.犯罪に巻き込まれないために
の3つを中心としました。
 学習を進める中で、クイズ形式で子どもたちの本音を聞きました。しかし、判断を誤ることによって起こるトラブルや犯罪について考えさせると、なるほどと考えを改める姿も見られました。
「自転車に乗りながら携帯電話を操作すると、事故に遭うからいけない」
「住所や名前を公開してしまうと、悪い人に見られてしまうかもしれない」
「自分が知らないメールに返信したり、電話をしたり、会いに行ったりしない」
など、正しく使わないと思わぬ事になってしまうと感じることができました。
 今後も、高学年を中心に、コンピュータを用いた授業など、折に触れてルールやマナーを守った使い方を心がけ、子どもたちの発達に応じた情報モラル教育を続けていきたいと思います。

【日進市立南小】インターネットを使用するときの注意点

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 日進市では市内共通の情報教育に関する教育課程を作成し、それに基づいて学校ごとに指導を行っています。本校ではICTサポーターの指導の下、各学年が児童の発達段階に応じて年2回の情報モラル教育を行っています。
 7月には4年生が、「正しい情報を得よう」というねらいで、インターネットを使うときの注意点についての授業を受けました。家庭用のコンピュータの普及により、ほとんどの児童がインターネットに親しむようになりました。夏休みを控え、各家庭で自由研究に取り組むときなどに、インターネットを使う機会が増えることが予想されます。
 インターネットで情報を集めるのはとても手軽で便利である半面、古い情報がそのまま更新されずに載っていたり、制作者の個人的な思い込みが正しいことのように伝えられたりする危険性があります。コンピュータ画面のイラストを見ながら、インターネットの情報を過信せず必ず複数の方法で情報の確認をすることの大切さについて学習しました。
 この授業後「インターネットはとても便利だけど、危険なこともあるから気を付けようと思った。」「インターネットの情報だけでなく、本などでも調べてみることが大切だと分かった。」などの感想が出され、情報モラルへの理解が深まったことが分かりました。

【一宮市立起小】通学団遊び(異学年交流)

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 最近は、以前と違って異学年の交流が少なくなってきています。また、通学団の中での異学年間のトラブル等が問題になることもあります。起小学校でも同じ傾向が見られ、放課など異学年で仲良く遊んでいる姿はあまり見られないのが実情です。
 そこで本校では、異学年交流として、ペア学年による清掃と通学団遊びを実施しています。通学団遊びは、毎月1回月曜日の一斉下校前に通学団ごとに集まって遊ぶものです。各通学団の班長が中心となって、実施する1週間前までに、担当の先生にどんな遊びをするのか計画書を提出し、遊びの種類や場所を調節して決定します。実施する時間は10分程度です。遊びの種類としては、大縄跳び・ハンカチ落とし・だるまさんがころんだ・ドッジボールなどです。
 短い時間ですが、1年生から6年生までが仲良く遊んでいます。低学年の児童は、終わった後に「ああ楽しかった。」とか「今度はいつやるの?」など楽しそうな笑顔を見せて感想を言う児童が多くいます。また、高学年の児童は低学年の児童に、「楽しかった?」とか「今度は何がやりたい?」など、優しく接している姿を数多く見かけます。
 今後も継続して実施することにより、異学年間の触れ合いを深めていきたいと考えています。

【一宮市立赤見小】 ケータイ安全教室を開きました

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 愛知県安心ネットインストラクターを講師に、ケータイ安全教室を開きました。この教室は、毎年野外教育活動の説明会とセットで5年生の保護者の方対象に行っています。
 ケータイやスマホを気軽に与えてしまうとどんなに大変なことが起きるのか、保護者の見守りがいかに大切なことか等を教えていただきました。困った時に子どもが相談できるような親子関係を作っておくことが何より大切だということが分かりました。
 ネット依存症になってしまう子、ネットいじめにあっている子など、学校生活の中では発覚しにくいトラブルが全国で増え続けているようです。赤見小学校の中で起きない保障はありません。
 キーパーソンは保護者の方です。ケータイを与える前に、親子関係をよく見つめ、親子で約束事を話し合い、上手に使うことができるような教育を必ずしましょう。与えてしまってからの話し合いは、なかなか難しいものです。
 保護者の方からは、「ケータイを持たせるなら、親がしっかりと勉強してから持たせないといけないと思った」「自分たちが『知らない』ではすまされないと思った」といった感想をいただきました。
 わが子を被害者にも加害者にもしてはなりません。絶対にするわけにはいかないのです。

提出物 【一宮市立開明小】メールのマナー、情報モラルを身につけよう

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 本校では、毎年6年生を対象に、情報に関するマナーやモラルを学ぶ機会を設けています。メールやインターネットは、便利で、楽しく、おもしろいものですが、逆に、犯罪や、トラブルに巻き込まれる危険性もあり、子どもたちに、正しい使用法や、モラル・マナーを身につけさせたいと考えています。
 特に、6つの約束として、1.人を傷つけないこと 2.自分の情報を知らない人に伝えないこと 3.サイトなどを通じて、知らない人と知り合わないこと 4.人のパスワードを教えない、伝えないこと 5.困ったことが起きたら大人に相談すること 6.違法なファイルをダウンロードしないこと の6つの約束を守れるよう指導しました。
 子どもの感想からは、「便利な道具だけれど、危険がたくさんあることがわかった」とか、「利用するには、十分にルールやマナーを守れているか確かめ、正しく利用したい」という意見が聞かれました。
 また、全校体制で、「よりよい人間関係づくり」をテーマに年間を通して、ソーシャルスキルや、構成的エンカウンターを学び、実践しています。互いの顔を見て、あいさつや、「ありがとう」「おねがいします」「ごめんなさい」などがきちんと言え、相手の立場になり考え、行動できる子どもを育成したいと願っています。
 

【一宮市立木曽川中】事例から考える

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 本校では、携帯電話やパソコンを利用し、インターネットを介した言葉のやりとりをきっかけとした、生徒同士のトラブルが問題となっています。1学期の保護者懇談会では、どの学年においても話題に上りました。その多くは、「人の悪口、誹謗中傷の言葉が生徒たちのネットワーク上に書き込まれていて心配である。」「深夜遅くまでスマホを手に持って送受信している。」とのことでした。
 そのため、全校生徒に対し1学期末、一宮警察署生活安全課の署員の方にお越しいただき、「サイバー犯罪防止講習会」を開催しました。インターネットの問題点や注意点を、実例を交えてわかりやすく教えていただきました。
 また、3年生の技術科の時間には、グリー株式会社の情報モラル教材を利用し、実際に起きた2つの事例をもとに情報モラルについて考えました。
 生徒からは、「インターネットでふざけてやってしまったことは、日常生活と違って、冗談ですまないんだと思った。」「インターネットは、便利ではあるが、間違った使い方をしてしまうと、人の心を傷つけてしまうので、気をつけながら使う。」「インターネット上の書き込みは、気をつけておかないと、人生をボロボロにされてしまうと思った。」「自分がネット上に書き込んだことを消すことができないことがわかった。」「気づかないことや、知識がないことはおろかだ。知ることが大切だと思った。」などの感想があり、情報モラルについて、より身近に感じ、考えることができました。

【春日井市立柏原中】情報モラルについて考えよう

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 柏原中学校では、携帯電話等の安全な利用の仕方について学ぶとともに、利用方法を考える機会を設け、生徒がトラブルに巻き込まれることを未然に防ぐ意識の向上を目的として情報モラル教室を実施しました。
 愛知県警情報セキュリティアドバイザーの方に講師を依頼して、「サイバー犯罪防止教室〜自分や相手を大切にするために〜」というテーマで行いました。講演後の生徒たちの感想をみると、個人情報を安易に教えてはいけないことやブログやラインを利用するには、社会的なルールがあり、他人を誹謗中傷するようなことは絶対してはいけないと思ったなどの感想をもつことができた。さらに、自分も周りの人も大切にしようとする思いやりの気持ちが育ってきたと感じました。
 また、保護者の方にも講演会に参加していただくことができました。家庭でも被害者や加害者にならないために正しい知識を身につけ、「フィルタリングサービス」を利用してもらうなど犯罪に巻き込まれないように、安全な利用の仕方について家族で話し合いをする機会をもっていただけるようにお願いしました。


【あま市立秋竹小】インターネットって何だろう?

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 3年生で情報モラルの学習をしました。『webサイトの情報を活用しよう』のコンテンツを活用し、事例をもとに、インターネットについて子どもたちと一緒に考えました。
 この学習の目標は、「1.間違った情報に気を付ける 2.大人向けの情報に気を付ける 3.個人情報に気を付ける」の3点にしました。
 今回の学習では、子どもたちに、「何が問題だったのか?」「なぜ、こうなってしまったのか?」「どうすればよかったのか?」などを考えさせました。コンテンツがアニメーション形式になっており、短い時間で問題場面が提起され、主人公の気持ちになって考えることができました。
 この授業を終えて、子どもたちからは次のような感想が出されました。
・インターネットは便利だけど、危険なこともたくさんあることが分かりました。
・個人情報を教えたら、変な電話がいっぱいかかってくることがあり、怖いと思いました。
・無料の情報が怖いと思いました。うその情報もたくさんあることが分かりました。だまされないためにも、こういう勉強は大切だと思いました。
 今後も、児童の実態をふまえ、学年の発達段階に応じた情報モラル教育を継続していきたいと思います。

【尾張旭市立三郷小】異学年交流「なかよし班活動」

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 「これ,どうやってやるの?」と聞く子に,「箱の中に手を入れて,中に入っているものを当てるんだよ」と優しく教えている子。「ぜんぜん,とれない」とあきらめ顔の子に,「こうやってやるといいよ」と教えている子。「次,何やりたい」と低学年の子のやりたいことを優先しようとする高学年の子。児童会主催の「なかよし班活動」では,こうした微笑ましい光景が,たくさん見られます。
 高学年の子たちが,低学年の子たちも楽しめるいろいろなお店を準備します。そのお店を,低学年と高学年の混ざった5・6人の班で回ります。お店を担当する高学年の子たちは,お店に来た班の子たちを案内したり,やり方を説明したりします。そうした中で,困っている子がいたら,優しく教えたり,助けたりしています。班の中の高学年の子たちは,低学年の子の世話をしながら,お店を回ります。トイレに気を配ったり,給水に気を配ったり,お店を回る順番を考えたりします。
 高学年の子たちは,「お店の係は,楽しい。どうしたらみんなが楽しくなるかやってみて,うまくいったときはすごくうれしい」「低学年の子が,うれしそうにゲームを楽しんでいると,よかったと思う」と言い,低学年の子たちは,「とっても楽しかった。お兄さんやお姉さんが優しく教えてくれてうれしかった」「私も早く高学年になって,お店をやってみたい」と言います。
 こうした経験を積むことによって,高学年の子たちは,人を喜ばせることは,楽しくてやりがいのあることだということを知ります。それは,人のことを考え,その人が何をしてほしいかということを考える,「思いやり」につながります。低学年の子たちは,高学年の子たちが生き生きと人を喜ばせるために働く姿を見て,あこがれます。そうして「思いやり」を育てる連鎖が生まれます。
 これからも「なかよし班活動」を通して「思いやり」のある子どもたちをたくさん育てていきます。

【豊田市立矢並小】 鈴木正三のご縁に結ばれて

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 本校は、平成10年度から、「夢を育む天草交流 〜郷土の偉人 鈴木正三のご縁に結ばれて〜」というテーマで熊本県天草市立本町小学校との学校間交流を行っている。昨年度は、本町小を矢並に向かえ、本年度は本校の5・6年生15名が天草へ行き、本町小と隔年で交流をしている。
 宿泊は、本町小の児童の家庭に3泊4日ホームステイをし、子供同士だけではなく、保護者や地域の方々とも交流を深めることができた。
 学習発表会では、自分たちの地域の特徴や鈴木正三、鈴木重成の業績など、調べたことをまとめて発表しあった。本校の子供たちは、愛知県の特徴や鈴木正三の修行の場などを劇や画像で紹介した。発表を聞く中では、「なるほど」という声が上がり、お互いの地域のことや知らなかった歴史などを学習するよい機会となった。
 何よりも心に残ったのは、天草の地域ぐるみでの取り組みである。ホームステイだけでなく活動への配慮や食事など、PTAの方々や地域の方々が中心になって活動を盛りたてていただいたその温かい心遣いが子供たちにも響き、お別れでの感想交流ではどの子も感謝の言葉を述べた。そして、「来年は、自分たちが迎える番だ。楽しみだね。」という声が聞かれた。
 このように、毎年交流を繰り返しながら、郷土のよさ、人の結びつきの大切さを感じる心が子供たちの中にも育まれていく。正三がとりもつ縁を、今後も全校児童の心の誇りとして受け継がせていきたい。

【春日井市立勝川小】情報モラル教育

 本校では、学級活動、道徳、総合の時間を中心に、「事例で学ぶNetモラル」のクリップを使って指導案を作成し、情報モラルの授業を行っています。
 昨年度の5年生は、「インターネットの使い方」を社会、国語の教科と関連づけ授業を行いました。一度発信した情報は、削除することができないこと、たくさんの情報の中には間違いもあること、たくさんの情報から、取捨選択し活用していく必要性があることなどを学びました。その上で自分の調べた情報をクラスの友だちに向け発信しました。
 そして、「携帯電話教室」での携帯電話の正しい使い方の授業を受けました。その授業を受けた児童の感想は次のようなものがありました。
 『私は、今回の授業で携帯電話の正しい使い方を教わりました。
 今まで携帯電話とはどんなものかよく知りませんでした。携帯電話とは電話もメールもゲームもLINEもできる便利なものだと思っていました。でも便利であるものでも、そうでないことがたくさんあるということがわかりました。今では普通にブログという物に自分の情報を載せたりできる反面、情報が漏れていたりするというような怖いことが沢山あるとわかりました。そんな怖いことが起きないように正しい携帯の使い方も知って、自分でも変なページやブログなどで情報が漏れないように気をつけて正しく扱っていきたいと思いました。
 また、いろいろな人が正しい携帯電話の使い方を少しでも知って、少しでもこんな怖いことが起きないようになればよいなと思いました。』
 
 また、6年生では、LINEやメールを使っている児童が多く、児童間で夜遅くまでLINEやメールをしていて困るなど、トラブルが起こり、担任に相談されることがありました。LINEやメールの使い方自体は、日常のマナーやルールが身についていれば、決して難しいことではありません。しかし、実際にはルールやマナーをなかなか守れない児童もおり、定期的に情報モラル教育をしていく必要性を感じています。

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【小牧市立北里中】心の教育推進活動 「地域貢献学習」

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 北里中学校の3年生は「地域貢献学習〜人として生きる道〜」と題して、地域のためにできることを自ら考える活動を行っています。素直で、言われたことに対して熱心にがんばる北里中学校の3年生。そんな進路選択が迫っている3年生に対し、自分で考えることとと、人のために自主的に行動することの大切さを実感してもらう取り組みです。
生徒は、自分ができることは何かを考え、地域の公園の掃除をしたり、2年生の職業人体験でお世話になった事業所の周りを掃除したり、朝の時間にゴミを拾いながら登校したり、地域の盆踊りでお茶配りや会場設営、運営の手伝いをするなど、それぞれの生徒が工夫して、人のために活動することができました。
 職業人体験でお世話になった事業所へ行った生徒は、飲食店の周辺で草抜きやゴミ拾いをする予定でしたが、当日はあいにくの雨。生徒のことを気にかけてくださった事業所の方が、店内に招き入れてくださり、モップがけをさせていただきました。店の人のあたたかさにふれて、生徒は熱心に清掃活動に励むことができました。
 活動を終えた生徒は「地域のために少しは役に立つことができてうれしかった」や「がんばっているね…などの声をかけてくれた人がいてうれしかった」や「普段は気がつかなかったけれど、通学路が思ったより汚れていて、また機会があれば掃除をしたい」などふりかえることができました。

【北名古屋市立栗島小】みんなが一人一鉢育てたら

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 本校では、一人一鉢運動に取り組んでいます。 
 ペチュニア、大豆、アサガオ、夏野菜など、各学年でそれぞれ植物を育てています。子どもたちは毎日水遣りをしたり、草抜きをしたりして、大切に世話をしています。そして、「つぼみができた」「紫色の花が咲いた」と、変化が起きるたびに歓声を上げています。
 園芸委員は、さくら草も育てています。さくら草は、毎年親子ボランティアで株分けをします。その後園芸委員の手に渡り、大事に育てられます。さくら草の鉢づくりは、8年前に本校の児童が進学する天神中学校で育てていたさくら草の株を分けてもらったことからスタートしました。今日まで、そのさくら草は自然に種を落とし、成長し、株を分け、花を咲かせてまた種を落とし、受け継がれてきました。一人一鉢の代表植物として、本校の伝統になりつつあります。
 園芸委員に育てられたさくら草は、卒業式や入学式で舞台の上に飾られます。ピンクや白の可憐な花で、式場全体が華やかな雰囲気に包まれます。さくら草の花言葉は「希望」です。卒業生の門出を祝ったり、新入生を迎えたりするのにピッタリです。園芸委員のお世話にも自然に熱が入ります。
 自分で育て始めてから、子どもたちの植物を見る目が変わりました。植物の成長を自分や友達のことのように喜び、心も癒されているようです。徐々に友達にも優しい気持ちをもてるようになりました。「早く大きくなってね」と水遣りの時に話しかけたり、「○○ちゃん」と名前を付けたりしている児童もいます。手塩にかけて育てた植物が、すくすく大きく立派になっていく姿を見て、子どもたちの笑顔が増えました。
 校内には、約400鉢の植物を見ることができます。友達が大切に育てている植物を見て、互いに温かい気持ちになります。
 一人一鉢を通して、今後も生命を大切にする心、優しい気持ちを育んでいきます。

【大府市立吉田小】情報モラルって何だろう?

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 6年生で情報モラルの学習をしました。ネット社会(インターネット・携帯電話)の問題について,事例を挙げて子どもたちといっしょに考えました。
 特に,道徳副読本『明るい心』の「こんなメールがとどきました。あなただったら転送しますか?」を使って,子どもたちにチェーンメールについて考えさせました。チェーンメールとは,受け取った人が感じる親切心や恐怖心を利用して多くの人に広めさせようとするメールで,本当かどうか確かめられないものを多くの人に広めてしまう危険性があることを考えさせました。
 この授業を終えて,子どもたちから次のような感想が出されました。
・個人情報やIDは,友達から友達へと伝わり,自分が知らない人に悪用されてしまうこともあるから,人に教えてはいけないことがわかりました。
・インターネットの情報は,全て信じないで,本当かどうか確かめるようにしたいです。
・インターネットを使うと世界に広がってしまうから,自分が広げて欲しくない情報や写真をアップしてはいけないと思いました。
・顔や名前がわからないからと言って,人を傷つけるようなことを書いてはいけないと思いました。

【みよし市立南中】ケータイ安全教室

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 携帯電話やインターネット等の安全な利用の仕方について学ぶとともに、よりよい活用方法を考える機会を設け、生徒がトラブルに巻き込まれることを未然に防ぐ意識の向上を目的として情報モラル教室を実施しました。
 NTTドコモ「ケータイ安全教室」担当の方を講師に招き、実際に起こった携帯電話に関するトラブルやその対処方法についての話をしていただきました。スクリーンを使って説明を聞いたり、具体的な事例をドラマ仕立ての映像で見たりして、普段何気なく使用している携帯電話によって加害者にも被害者にもなり得る可能性があることを学びました。保護者も40人ほどの参加がありましたが、すべての保護者へ向けて、「ケータイ安全教室」の内容についての生徒指導通信を発行しました。
 その週には、友達とメールのやり取りから誤解が生じて、友達関係が崩れてしまうという資料を用いて道徳の授業を行いました。トラブルが起こった原因やそのためにどうすれば良かったのかを話し合うことで、自分の今までの行動を振り返ったり、これから気をつけなければならないことを考えたりするきっかけとなりました。
 授業後の生徒の感想には、「誤解やトラブルに発展しないように携帯電話の使い方を改めたい。」「メールでのやり取りの怖さに気づいた。」「秘密を守ることの大切さを知った。」などがあり、多くの生徒が情報モラルについて理解を深めることができました。

【岡崎市立根石小】 ネットモラル授業の取り組み

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 近年,スマートフォンの爆発的な普及やSNS、アプリの急速な拡大など、携帯電話やインターネットを通して子供たちを取り巻く環境は、大きく変化している。ただ,それらの変化はよいことばかりではなく,新たな問題も生まれてきている。そこで、スマートフォンやインターネット使用のルールやマナーをきちんと理解するために、5年生の道徳の時間に情報モラル教育を行った。
 内容は,インターネット上に人の悪口を書いてはいけない,いたずら目的で嘘の情報を流してはいけない,ネット上で知り合った人に個人情報を教えたり会ったりしてはいけないことなどをクイズ形式で学んでいった。
 授業の前半では「スマホ使ってみたい」とか「自分の携帯が欲しい」と軽い気持ちで利用しようとする発言が続いた。しかし,「インターネット上にいたずら目的で、嘘の情報を流すことは軽犯罪法違反である」と聞くと,とても驚き,表情が変わってきた。
 いたずらが罪につながる可能性があることを知り,「よく考えて行動しないと自分も犯罪者になってしまう」と認識できたようだ。子供たちは真剣に考え,理解していたため,今後の情報端末の利用状況を見守っていきたい。
 
<児童の感想>
・ぼくは、携帯を持っていません。だから,携帯が欲しいなあと思っていたけれど,今日の授業を聞いて,携帯は使い方を間違えると怖いなあと思いました。
・ネットで知り合った人と会うのはとても怖いことだと知りました。ネットだと簡単に嘘がつけるから,会おうと言われても絶対に会いません。
・今もスマホは欲しいけれど,使い方を家の人とよく話し合っていきたいです。
・先生が「携帯はとても便利な道具だけどとても怖い道具だ」といった意味が今日の授業を聞いて分かりました。自分が気づいていない間に犯罪をしていないように気をつけたいです。

【豊橋市立花田小】忘れずに マナーもいっしょにケータイしよう

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 「みんなのくらしの中にあるきまりやマナーは,どんなものがあるかな。」と,本学級3年生28名に聞きました。「お店の中ではさわがない。」「廊下は走らない。」といったような答えが出てきました。
 子どもたちの中には,すでに携帯電話を持っている子がいます。今後は,さらに多くの子が持つようになることを考え,みんなが気持ちよく生活できるように,携帯電話を使う際にもマナーがあるという内容の授業を行いました。
 情報モラル教材のDVDを視聴し,携帯電話のよい使い方とよくない使い方を話し合いました。携帯電話と言われてもぴんと来ない子には,持ち運びのできるゲーム機に置き換えて考えました。「歩きながらや,自転車に乗りながら電話をしない。」「電車やバスの中ではマナーモードにする。」「人がいる場所では大声で話さない。」などの意見が出てきました。
 ルールを守り,マナーよく使えば便利なものですが,周りの人のことを考えて使うために必要なことを話し合い,上手に利用していきたいという気持ちを高めることができました。