【一宮市立木曽川東小】インターネットの怖さ

画像1 画像1
 本校では,情報モラルとネットワークの危険性について授業を行いました。
 まず,児童にインターネットについて知っていることや考えなどを聞いてみると,「便利である」というものが大半でした。インターネットの危険性について触れる意見も一部ありましたが,どこか他人事のようで,自分たちからは縁遠いものだと思っているような印象を得ました。
 続いて,ネットワークの仕組みについて簡潔に理解するため,ICT活用教育支援ソフト「スカイメニュープロ」を使いました。児童が各自の画面で思い思いの作業をしたものを,全員の画面に送り,自分が入力した情報が公開されるということの実感をもたせました。自分の作業した内容がすべての画面に表示されると,写された児童は恥ずかしそうにしたり,声をあげて喜んだりしていました。しかしその後,「これがもし,この教室だけでなく世界中に広がってしまうと考えたら,どうですか」と問いかけると,児童は一様に黙っていました。
 それから,ネットワークについて説明した上で,「ネット社会の歩き方」(http://www.cec.or.jp/net-walk/)というウェブサイトを活用し,情報モラルやネットワークの危険性について学習しました。個人的に携帯電話を持っている児童は増えてきており,児童の身近でネットワークにつながるものとして,その使い方のルールについても確認しました。
 児童からは,「ルールを決めて使うことが大切」「よく考えて使わないと怖い」といった意見が出ました。
 最後には,ネットワークでのトラブルに起因する事件の一例として,2004年6月1日に起きた佐世保小6女児同級生殺害事件に触れ,ときには命に関わるものでもあると,児童に注意を呼びかけました。

【豊田市立飯野小】「気をつけよう,インターネットの使い方」

画像1 画像1 画像2 画像2
 携帯電話を使っている児童がたくさんいます。また,学校でも家庭でもインターネットを使って活動する機会が増えてきました。しかし,これらの情報機器は使い方を間違えると事件に巻き込まれたり個人情報を不正に使用されたりする危険をはらんでいます。そこで,これらの機器を正しく安全に使うために児童と保護者に向けて,学校で講演会を開きました。
 6月19日(水)にPTA主催で,劇団「笑劇派」による「携帯電話,インターネットを正しく使おう」というテーマの公演が行われました。2時間目は低学年,3時間目は高学年が参加しました。どちらも保護者と共に観賞したので情報機器の扱いについて家庭で話題にすることができました。
 「世界中の人が見ることのできるパソコンの画面に自分の悪口が書いてあったらどう思うか」という事を切り口に,インターネットやブログに友達の悪口を書かないという事を学びました。
 児童の半分ぐらいがメールを使ったことがあることから,メールを書くときには相手の気持ちになって文章を書くこと,言葉だけでは本当の気持ちが伝わりにくいので気持ちを伝えるときには相手の顔を見て伝えることが大切であることを学びました。
さらに,DSなどを使って知らない人と通信してゲームをすることはとても危険だということも劇団の人が教えてくれました。
 劇を観賞した後の児童の感想には,「インターネットをする前にお父さん,お母さんに相談したい。」「知らない人とゲームをしないようにする。」などが見られ,情報モラルを学ぶ良い機会になりました。
フィルタリングソフトを使って有害な情報から児童を守ることや児童だけでインターネットを扱わないなど,保護者にとっても子どもをネットの危険から守る有意義な公演となりました。
 劇団の人が情報機器の扱い方や危険性を分かりやすく楽しく教えてくれたので,あっという間の45分間でした。児童と保護者が一緒に参加し考えることができ,とてもよい時間をすごすことができました。


【豊橋市立汐田小】「心のバリアフリーをめざして」〜お年寄りと交流したよ!

画像1 画像1
 6年生では,総合的な学習で「心のバリアフリーをめざして」という実践を行っています。前期はお年寄りとの交流を通して,身近な人への思いやりや自分にできることは何かを考えることを目標に実践をしました。
 自分の家のお年寄りがどんなことで困っているのかを話し合った後、高齢者疑似体験セットを使い、お年寄りの体を体験してみました。「耳栓をすると何て言っているのか全くわからなかったよ。これからは,大きな声ではっきりと話すようにしようと思った。」「関節がうまく曲がらなくて,歩くのが大変。階段でつまずいて転んでしまった。荷物を持って支えてあげたい。」とお年寄りの気持ちを考えて歩み寄ろうとする気持ちをもつことができました。
 さらに、近くにあるデイサービスセンターへ出かけて実際にお年寄りと交流をしました。お年寄りと一緒に遊んだり,スタッフの方の支援の仕方を見たりして「優しいスタッフと安全な施設のおかげで,お年寄りは笑顔になれるのだなあと感じた。」「デイサービスでお年寄りと交流をして,お年寄りのために少しでも手伝うことができたらなあと思った。」という感想をもちました。

【岡崎市立六ツ美南部小】えがおいっぱい!にこにこタイム

画像1 画像1 画像2 画像2
 本年度、本校では「心わくわく 体すくすく すすんで考え行動する六ツ南子」をスローガンに掲げ、日々の教育活動に取り組んでいます。その活動の一つとして、本年度から実施している異学年交流「にこにこタイム」は、子どもたちの心の育成を図るよい機会となっています。
 内容は主に、「交流活動」「サポート活動」「相談活動」の3つです。
 まず、「交流活動」は、七夕の短冊作りなどの合同活動、レクリエーションなどを通して、よりよい仲間づくりを進めることを目指します。次に、「サポート活動」は、清掃や給食、学習などの活動を、上学年の児童が下学年の児童を支援することで、互いに自己有用感を高めることを目指します。そして、「相談活動」は、下学年の児童が自分たちの問題を解決するために、上学年の児童の考えや意見を聞いたり、話し合ったりする活動を通して、進んで考え行動する力を養うことを目指します。これらの活動を通して、異学年の子どもたちの温かい絆を深めるよいきっかけとなっています。
 保護者の方からは、「毎週木曜日の朝は、『行ってきます』とうれしそうに家を出て行く」、「下学年の子にやさしくしている姿を最近よく見かける」といった声が届いています。
 また、子どもたちからも「頑張って計画した後に『ありがとう』と言われると、また頑張るぞって思える」、「すれ違ったときに声をかけてくれたり、遠くから手を振ってくれるのがうれしい」という声が挙がりました。
 2学期も、子どもたちの心の成長を願って教育活動に取り組んでいきます。

【豊明市立三崎小】スマイルツリーキャンペーン

画像1 画像1
 本校では、昨年度より「友達に感謝の気持ちを伝え、友達を大切にする気持ちをもつ。」をねらいとして、スマイルツリーキャンペーンを行っています。本年度は、5月20日から5月24日に児童会の福祉委員会が中心となって取り組みました。
 スマイルツリーキャンペーンは、「友達への感謝の気持ち」を児童一人一人が色画用紙の花びらに書き、廊下に掲示し、全校児童でスマイルツリーを完成させるものです。
 各学級では、道徳の時間に「思いやり・親切」をねらいとする授業を行ったり、「言われてうれしい言葉、言われていやな言葉」の授業を行ったりして、花びらカードへの記入を行いました。また、学級活動で「うれしかったことを思い出して書いてみよう。」の授業を行って、取り組んだ学級もありました。
 児童は花びらカードに、「いつも遊んでくれてありがとう。これからも一緒に遊ぼうね。」「友達になってくれてありがとう。これからもよろしく。」「係の仕事を教えてくれたり、登校するときや下校するとき、いつも気をつかってくれてありがとう。これからもいろいろなことを教えてね。」などの言葉を書いていました。
 児童は、友達への感謝の言葉を書くことにより、自分の気持ちを再確認することができます。また、自分への感謝の言葉を目にすることにより、自己肯定感も高まっていきます。
 児童が日々スマイルツリーを目にすることにより、学校全体に笑顔の輪が広がっていくことを願っています。

【日進市立西小】インターネットの利点、問題点について考えよう

画像1 画像1
 昨今、パソコンやスマートフォン、インターネットを利用できるゲーム機の普及により、児童が情報機器に触れる機会が急増しています。日進市では、児童への情報教育の充実と学校間での指導内容の共通化を図るため、教育課程を作成し、各学校で実践しています。それに加えて、専門的な部分については、ICTサポータの指導に基づいて進めています。
 本年度、3年生では、インターネットの利用が増える夏休みを前に、「インターネットっていい物?悪い物?」という内容で授業実践をしました。インターネットの利点や問題点について考える学習活動を行い、アニメーションを用いて、調べ学習でインターネットを利用する際の注意点についても考えさせました。
 児童の感想から、インターネットで調べたことを写すのではなく、調べたことから自分が「わかったこと」「考えたこと」をまとめることが大切なのだと理解できていたようです。なお、教育課程に基づき、2学期以降には、「顔写真は大切な情報」、「著作権について考えよう」という内容で授業実践をしていきます。
 以上のように、日進市では、児童の発達段階に応じた情報モラル教育の充実に努めています。

【扶桑町立高雄小】「情報の広がりについて考えよう」

 ここ数年でゲーム機やパソコン、スマートホンなどでインターネットを利用する児童が増えてきている。本校でも、総合的な学習の時間等で、調べ学習に利用するなど、インターネットがとても身近なものになっている。家庭内にネット環境がある場合はネット上のブログやアプリケーションを通して、友だち同士が遊ぶ約束をすることもあり、子どもたちが情報の発信者になっているという実態がある。
 本校では、年間3回の情報モラル教育を実施している。そこで、今回は5年生を対象として、ネット利用時のトラブルに巻き込まれないために、「情報発信時に気をつけること」に関する内容の授業を行った。
 指導にあたり、「事例で学ぶNETモラル」の中から、「情報の広がりについて考えよう」を活用した。短い映像クリップでまとめられているので、付録のワークシートと併せて指導することでより高い効果を得ることができる。
 まずはアニメーション映像による具体的な事例をみながら、ネット上で発信した情報は瞬時に広がるということを理解させた。次に、一度発信した情報を削除することは困難であるということも理解させ、真偽を確かめてから、責任をもって発信することの必要性を学ばせた。児童たちの感想としては、
 ・困ったら親に相談する。
 ・ネットの情報はすぐに信用しない。
 ・自分からは情報を発信しないようにする。
 ・ネットの世界はこわい。
 などが挙がった。
 目には見えないが、ネット上では全世界とつながっているということを自覚させることで、軽い気持ちで情報発信をせず、見直したり、立ち止まったりすることを常に意識させていきたい。また、保護者に対しても本時の単元の学習内容や、要点をまとめたプリントを配布することで、家庭と学校が連携して情報モラル教育の啓発を行っていくという体制も強化し、見守っていきたい。


画像1 画像1 画像2 画像2

【あま市立七宝小】携帯安全教室

画像1 画像1
 七宝小学校では、5.6年生183名を対象として「携帯安全教室」を開催しました。NTTドコモさんから講師を招き、トラブルに巻き込まれないようにするための安心・安全な使い方や携帯電話を使う上での基本的なルールやマナーについて学びました。
 5,6年生の中で、携帯電話を使ってメールをする児童が多いという実態を踏まえて、携帯電話のトラブルの中でもメールがきっかけで起こるトラブルには、様々な種類の迷惑メールがあるということを知りました。そうしたメールは、迷惑メールだとは気づきにくいものがいくつもあることが分かり、子どもたちは驚いていました。他にも、ブログ等に書き込んだことから、個人が特定される危険性があることや、不特定多数の人が見ることから問題が起きやすく注意が必要だということが分かりました。
 子どもたちの感想には、「携帯を使うときには、使い方に気をつけて、安全に使いたい」「困ったときにはすぐ家族に相談しようと思う」という感想が多く見られました。

【あま市立七宝中】インターネット利用安全・安心講座

 本校では、愛知県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課の杉原好則氏を招いて、第1学年を対象にインターネット上におけるコミュニケーションマナーやルール、情報発信の際の責任等について学びました。
 特に、身近な携帯電話やパソコンによる“ブログ”“プロフ”“メール”を行う上で、中学生としてどんなことに注意しなければならないのか、問題が発生した場合どんな対応をすればよいのかなど、大切な点や覚えておくべきことなどを、具体的な事例を挙げた説明を聞き理解しました。
 また、インターネットでコミュニケーションをする際の3つの約束「人の嫌がることをしない」「簡単に信用しない」「困ったら相談する」を確認し、「インターネットは、マナーとルールを守り活用することが大切」という意識を高めることができました。
画像1 画像1 画像2 画像2

【一宮市立葉栗北小】道徳「生命の尊重」の実践

 4年生で、「すべての生き物はせいいっぱい生きている」という主題で、道徳の授業を実践しました。
 近づいてくる虫を見て大声で避けたり、学級内で友達を傷つける言葉を発したり、小動物や友達を尊重する気持ちに欠けている児童の実態から、「身近な動植物に優しく接し、生命あるもの全てを慈しむ心を育てる」ことをねらい、「ヒキガエルとロバ」という資料を用いて、授業を行いました。
 一生懸命逃げ回り生きようとしているヒキガエルを前にして、そのか弱い生命を脅かそうとする子どもたちの姿と、苦しい立場にあっても渾身の力を込めて助けるロバの姿を対比することで、生命ある物に対する両者の心を明確に理解させました。そして、資料では何も話していないロバの気持ちを役割演技で表出させ、演技をした児童と見ていた児童で意見交換をすることで、ねらいにせまらせていきました。
 児童のワークシートには、「小さな命でも大切にしたい。」「育てているツルレイシが少しずつ伸びている。生きているんだなと思った。」など、身近な小さな命に目を向け、大切にしようという気持ちが書かれ、「生命を大切にしようとする気持ち」を高めることができたように思います。
 「死ね。」という言葉を簡単に口にしてしまい、友達の心を傷つけることが多い昨今。このような授業をより多く行い、「命を尊重することの大切さ」を児童の心に訴えかけていきたいと考えています。








画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

【西尾市立西野町小】情報モラル教育に関する実践

画像1 画像1
◆6年生実践
 6年生では、メールやラインで相手の気持ちを考えずに思ったことをそのまま書いてしまい、人間関係が上手くいかなくなったことがあるという実態を受けて、実践を行った。
(1)授業のめあて
 メールなどによる文字のやり取りは、誤解を招きやすいことを知らせ、相手の気持ちを考えて伝えることの大切さに気付かせる。
(2)授業のながれ
 相手の気持ちを考えない内容や、いい加減な内容を書いたメールを題材にして、どこ が良くなかったか、自分ならどんな返事をするかをワークシートを使って考えさせる。
(3)授業後の児童の振り返り
・メールは、受ける側の気持ちを考えて書かないと知らないうちに相手を傷つけることが分かりました。
・私は、「○○ちゃん、むかつく」などと書いてしまうことがあったから、これからは絶対やめます。
・相手が嫌な気持にならないように、メールは打ってから送信する前に1回読んで、良ければ送信するようにします。
・自分は楽しいことだと思っても、相手には悪い方に思われることがあるから、気をつけないといけないと思いました。

◆4年生実践
4年生では、動画サイトを見たり、掲示板にコメントを書いたりすることがあるという実態を受けて、実践を行った。
(1)授業のめあて
ネット上のコメントは、書いたことがすぐに広がることや消すことはできないことを知らせる。
(2)授業のながれ
 ネット上で悪口を書いてしまった事例から、何が良くなかったかを話し合い、その後ネット上の掲示板を使う上で、自分は何に気をつけるかをワークシートにまとめる。
(3)授業後の児童の振り返り
・ネットで、悪口を書くと全国の人に見られるので、絶対に書かないようにします。
・ネットで悪口を書くと、名前は書かなくても、内容から他の人にばれてしまうし、書かれた人はすごく傷つくから、絶対に書いてはいけないと思います。
・インターネットは便利だけれど、すごく怖いものだと思いました。
・ネットで変なことを書くと、自分も嫌な思いをするし、他の人にも迷惑をかけるから、気をつけます。

【瀬戸市立陶原小】手軽さに潜む危険〜LINEについて〜

画像1 画像1
 個人懇談で,6年生の多くの保護者から,LINEを使った子ども同士のやりとりが頻繁に行われていることを懸念する声が聞かれた。ダウンロードすることで,無料で通話やメールができることが売りのアプリだが,子どもたちは,さまざまな危険もはらんでいることを知らず,手軽さだけにひかれて使用している実態が,保護者から様子を詳しく聞いていくうちに浮き彫りになった。そこで,そうした手軽さに潜む危険について知らせるとともに,LINEの使用について考える機会を設けることを考えた。
 まず,LINEの持つ危険について知らせた。LINEの利用を開始すると,自身の電話帳に登録した番号が皆,友達リストに載り,改めて登録する煩わしさが無くなる反面,すでに番号が変わった全く知らない人も登録される場合がある。例えば,その人から送られたメールが良くない内容だったとき,自分に送られたものと思い込み,それがきっかけとなり,トラブルに発展する。さらに,これを悪用すると,個人情報の漏洩やなりすましが横行することになる。また,メールのやりとりを盗み見られることもある。
 こうしたことから,心を痛めたりするだけでなく,場合によっては犯罪に巻き込まれるケースもあるという実状を話した。
 次に,実際に犯罪に使われたケースを話した。先日,広島県で起きた事件で,被害者とは面識のない者が加害者達の中にいたが,こうした加害者同士のつながりはLINEによるものであった。また,事件の発端もこのLINEによるものであった。この話は,ごく最近の,悲惨な事件であり,しかもLINEを使う子どもたちから見れば,LINEによってつながり,何かの目的で集まるということは,決して現実離れした話ではないだけに,神妙な顔で話に聞き入る子も少なくなかった。
 こうした話を基に,それぞれのスマートフォンをはじめとする端末機器使用の様子について,振り返ってもらった。LINEを使ったことのある子どもたちからは,「簡単だと思って使っていると大変なことになる」「知らないうちに犯罪をしているのはこわい」「自分に何か起きる前に知ることができてよかった」といった感想が聞かれた。LINEをこれまで使ったことがない子どもたちからも,「そんなに危険なものとは知らなかった」「絶対にLINEはやらない」といった感想が出てきた。
 手軽さ,便利さはあるが,それを使うのはあくまで人である。その人をきちんと教育してこそ,本来の手軽さや便利さを感じられるものになる。今後も家庭との連携を密にして,子どもたちを守っていきたい。

【豊田市立小清水小】(4年生)掲示板の使い方を考えよう

画像1 画像1
1 ねらい
・掲示板の書き込みは、読む相手の気持ちを考えた内容を書くことが大切さであることを知る。

2 児童の実態
 ライン、メール、フェイスブック、ブログを使ったことのある児童は少数である。しかし、多くの児童が学校、家庭でインターネットを活用して調べ学習を経験している。また、児童たちは、携帯電話、スマートフォン、アイフォン、パソコンなどが身近にある環境で生活している。

3 授業の流れ
(1)映像クリップを視聴する。
掲示板を見て、相手を中傷する内容を書いた3人の子がいた。その掲示板を見た人たちの様子が画面に映される。
(2)3人の書き込んだ内容について、クラスの友だち、掲示板を書いた子、掲示板を読んだ人の気持ちを考える。
(3)掲示板の書き込みの際に気をつけることを考え、話し合う。
(4)掲示板を模擬体験し、使い方を知る。
(5)掲示板の書き込みについて、クイズに答えながら正しい対応の仕方を確かめる。

4 授業の感想 
・書き込みをするときは、よく考えて、自分が言われたらいやなことは書かないように気をつけたいと思う。
・掲示板だけでなく、メールなどで送る文章は、相手の気持ちを考えて書き込むことが大切であることを学ぶ機会になった。
・参観した保護者からは、言葉遣いが悪くなってきた子どもの様子から、相手の気持ちを考える授業内容がよかったと言われた。

【豊田市立中山小】 地球にいいこと始めよう〜優しさ満載エコプロジェクト〜

画像1 画像1
中山小学校では、今年度エコちょびプロジェクトが発足しました。
エコちょびプロジェクトとは、中山小全校で取り組む環境教育活動のことです。
この活動を通して、日々の生活の中でエコを意識し、環境学習で学んだことを家庭や地域に広げていこうという気持ちを高めたいと考えています。
今年度立ち上げた環境委員会では、全校に呼びかけ、下記のようなエコに関するさまざまな活動や提案を行っています。
◎エコエコデーの呼びかけ
 毎月20日をエコエコデーとし、節電や節水などエコを意識して生活できるよう呼びかけています。給食の時に放送でエコに関するクイズや情報を流しています。
◎低学年へのエコ普及活動
 環境委員会では、低学年が地球に優しい生活を心がけることができるように、エコ紙芝居の読み聞かせを行いました。給食はなるべく残さないように食べよう、物をすぐに捨てるのはやめようなど、身近なエコについて知ることができました。
 低学年の子どもたちは紙芝居に熱心に聞き入り、「給食をがんばって食べようと思った」「これからはおもちゃを直して使う」など、自分にできそうなことを考えていました。
◎エコちょびプロジェクトキャラクターの名前募集
 全校集会でエコプロジェクトについて説明し、キャラクターの名前を募集しました。各クラスでキャラクターの名前を話し合い、よく考えらえた名前がたくさん提案されました。
 子どもたちはこのような活動を通して、エコについての興味、関心が高まり、意欲的に自分にできることを探して、行動するようになりました。また高学年の子どもたちは、環境学習で学んだことを身近な生活に生かしていこうという気持ちが高まっています。
これからもさまざまなエコ活動を行い、自然と共生していく気持ちや、今の生活を工夫して気持ちよく生活していこうとする気持ちを育てていきたいと考えています。

【碧南市立南中】自己肯定感を高め、心を育てる

画像1 画像1
 保健委員会では、自分や友だちを大切に思い、認め合うことができる生徒をめざして、様々な運動を行っています。
 『学校保健委員会』では「心の不思議−I’m OK. You are OK.−」を演題に両木スクールカウンセラーを講師として実施しました。ストレスへの対処方法や見方を変えることについて学び、「見えないゴリラ」の映像から “見方の大切さや、思い込みの危険性”を、生徒に理解させることができました。
 『友だちのいいとこ探し』では、1人がクラスの仲間8人について、それぞれのいいところを見つけてカードに書き、カードを渡しあいました。カードをもらって、嬉しそうに何度も読み返したり、大切にポケットにしまったりするなど、生徒は自己肯定感を高められたようでした。友だちのいいとこ探し活動は、改めて自分の良さを知らされ、驚きと喜びと自分への自信と、そして、友だちへの温かい心を感じとることができました。
 また『ありがとうの花を咲かせよう』運動では、身近な人の温かな行為や気持ちに気づき、感謝する心を育てることをねらいに取り組んでいます。たくさんのありがとうのことばをクラスごとに貼り、昇降口に掲示しました。
 生徒たちの感想には、「普段あまり言葉に出せない『ありがとう』もたくさん書くことができ気持ち良かった。そして、心が温かくなりました」などがありました。ありがとうのメッセージを書く生徒もメッセージを読む生徒も優しい表情で、改めて感謝の気持ちをことばに表すことは、生徒の心を育てるものであったと感じられました。こうした運動の事前事後でのアンンケート結果を比較すると、「自分にもいいところがある」が75%から83%、「自分のことが好き、どちらかというと好き」が46%から56%と増加し、自己肯定感が高められたことが確認できました。今後も、自他の良さを確認し大切に思う心が育つよう取組を継続していきたいです。

【犬山市立東部中】電子メールでのコミュニケーションを考えよう

 本校では、情報教育年間計画を立て教科、学級活動、道徳、総合的な学習、行事などで計画的に情報教育を進めています。学級活動や道徳の時間には、学年の実態に応じて、情報モラルを高めるための取り組みを行っています。
 本年度は、6月に電子メールや掲示板などの利用場面における、情報モラルを形成する目的でスクールアシスタントを講師として招き、学級担任とのTTの形式でPC室にて全学級で授業を実施しました。
 視聴覚教材
 1年生は、「パスワードはひみつの合言葉」
 2年生は、「知らない人との出会いは危険がいっぱい」
 3年生は、「その情報本当かな」
 全学年共通、「その書き込み読み手にどう伝わるか」
というビデオを観て、思ったこと・感じたことをワークシートに記入し、話し合いの後「解説」「まとめ」をする授業内容でした。
 7月には、主題名「信頼し合える関係」、資料名「メールの友情」を3年生で実施しました。
 携帯電話やスマートフォンが普及し、気軽にメールやSNSができる環境にある現在、メールでつながっている友達、いわゆる「メル友」という存在が浮かび上がってくる。「秘密性」というメールの特殊な性質の中でつながっていく人間関係は、危険性も併せもっています。人とつながりたい目的でメールの世界にのめり込んでいく中学生ですが、どんなに状況が変わっても、人との関係を築く上で忘れてはならない「敬愛」の念をもつことで、尊い友情関係を結ぶことができるはずです。情報ツールを通してはぐくむことができた友情の尊さに触れ、相手に対する「敬愛」の念を感じさせることで適切な判断力を育てたいと考えました。
 授業を終えた生徒からは「本当のことを伝えるのはとても大事なことだと思った。見えない相手だからといってうそをついてしまうと、そのうそをつらぬき通さないといけないので、自分はそのようなことをしたくない。」「言葉を発するときは、メールであろうが注意しないと相手も自分も傷つくことになると思った。」「メールで知り合った相手でも友情を築くことができることを知った。相手との交流を深めるための手段としての情報ツールも活用したい。」という前向きな態度を養う機会となりました。
画像1 画像1 画像2 画像2

【豊山町立豊山小】親子ふれあい給食

画像1 画像1 画像2 画像2
 本校は、「強く、正しく、明るく」の校訓を基盤に、「健康で明るく、心豊かな児童」・「自らすすんで学び、粘り強く取り組む児童」・「いのちを尊び、互いを思いやり、協力し合う児童」をめざす子ども像として教育活動を進めています。
 その中でも、毎年、1〜6年生の各学級ごとに親子ふれあい給食を実施しています。親子ふれあい給食は、親と子の心の交流や食に関する指導の充実をねらいとしており、保護者の参加率もたいへん高くなっています。
 児童も保護者との会食をとても楽しみにしており、ランチルームでの和気あいあいとした配膳や会食の雰囲気は、心温まる一場面です。会食後は、栄養教諭による「朝ごはんパワーで元気になろう」というテーマで講話を聞きます。朝食を食べることが、脳の目覚め、体の目覚め、おなかの目覚めにつながることや、よくかんで食べることが消化によいだけでなく、体温が上がり体にもよいことを学習します。朝食の栄養バランスや食生活について、あらためて親子で考えるよいきっかけとなっています。
 「お母さんといっしょに給食を食べることができてうれしかった」「栄養士さんの話を聞いて、あらためて食事の栄養バランスを考え直してみようと思います」などの感想が聞かれ、充実した時間となりました。

【豊橋市立つつじが丘小】縦割り班活動で異学年交流♪

画像1 画像1 画像2 画像2
 本校では、「集団での活動を通して、ともに活動することの楽しさ・よさを味わわせ、豊かな社会性を育てる」「自分たちのアイディアで、豊かで楽しい学校生活をつくっていこうとする実践的態度と実践力を育てる」をねらいとし、1〜6年を40班にわけて縦割り班活動を行っています。
 本年度は、月に2回程度(年間16回)の『ふれあいタイム(木曜日の昼放課)』での遊びを定着させられるように取り組んでいます。6年生の班長を中心に計画・運営し、自主的な実践活動のなかで達成感を味わわせる機会を多くし、共によりよい班づくり、思い出づくりができるように心がけています。
 活動を終えた子ども達は、「下級生の子が楽しそうに遊んでくれて良かった。」「なかなか言うことを聞いてくれなくて大変だった。」「お兄ちゃんが優しく遊んでくれたよ。」など、それぞれの学年に応じて感じたことがある様子でした。
 10月には校区内にある公園をチェックポイントとしてオリエンテーリングをする『つつじウォークラリー』、2月には5年生主導のレクリエーション『ふれあいタイム』、3月には縦割り班を中心とした6年生とのお別れ会『かがやけ集会』を計画しています。今後の活動を通して、一人ひとりの子ども達がどのような成長をしていくか!?今後の活動、子ども達の成長がとても楽しみです。 

【設楽町立田口小】インターネットやメールを責任をもって正しく使おう」

画像1 画像1 画像2 画像2
『インターネットやメールを、責任をもって正しく使おう!!』
 最近では、インターネットを使う児童は当たり前で、携帯電話を持っている児童も少なくない。本校で6年生20人にアンケートを行った結果、家でインターネットを使ったことのある児童は、100%、自分の携帯電話を持っている児童は20人中1名であった。携帯電話を持っている児童は少ないが、家の人の携帯電話を使ってメールをしたことがある児童は10人と、半数を占めていた。メールによる問題が頻発している現在、夏休みを前に、情報モラルについて学習した。

 その1:国語の授業で
単元「意見文を書こう」では、新聞に投書することを目的として各自が意見文を書いた。新聞の投書を読んだり書いたりすることで、出来事やテーマをめぐる議論に参加することができる。つまり、投書は、一種の社会参加の方法と言える。したがって、自分の書いた意見文の意見や主張、根拠となる事実、資料などに責任をもつことが必要となる。意見文の書き方と合わせて、情報を発信したり受信したりすることの責任について考えさせたうえで、意見文を書かせた。意見文を書く際には、「人に読まれても恥ずかしくない内容にしよう」「どんな反論が返ってくるかな」など、読み手を意識して、書くことができた。
 その2:学級活動で
例年、夏休みの事前指導では「夏休みのくらし」をもとに、「交通ルールを守り事故にあわないようにする」「知らない人の車に乗ったりついて行ったりしない」などの指導をしている。本年度は、特にインターネットの使い方について詳しく指導した。その内容としては、1個人情報流出…自分の情報だけではなく友達の情報も流出する。2ネット詐欺…知らない間に多額の請求が来ることがある。3ネット誘惑…出会い系の犯罪に発展することがある。4ネットいじめ…匿名で書き込みができ、遊び感覚でいじめがエスカレートしてしまう、である。これらの学習を通して、「インターネットやメールは家族の許可をもらってからやろう」という感想を多くの児童がもった。

児童の身近にあるパソコンや携帯電話の利用について、責任をもって利用すること、便利だが危険があること等、これからも指導を継続していきたい。

【蒲郡市立大塚小】地域みんなで海岸清掃心を一つにして

 本校は、南に三河湾を臨み、北には緑豊かな山がある。その御堂山には県指定の天然記念物ヒメハルゼミが生息している、自然豊かな地域にある。
 本校では、縦割りで、児童会を中心とした活動(ヒメハル活動と名付け)と地域を中心とした活動(通学団活動)を行っている。
 その縦割り活動の一つに海岸清掃があり、すでに30年以上続いている伝統的な活動である。
 この活動は、自然を大切にする心を育てるとともに、地域社会に奉仕することで、地域社会の一員としての自覚を高めることをねらいとし、大塚地区の小・中・高校と保護者・地域役員らと交流を図りながら大塚海岸を清掃する。
 本年度は、6月8日(土)に行われた。2年連続雨に見舞われ、全員一緒に活動できなかったが、今年度は天候に恵まれ、暑さの中、みんなで声を掛け合いながら協力してゴミのないきれいな海岸にすることができた。

 今年は例年より暑いし、ゴミもすごく多かったです。草も多いし、ちくちくする草もあって大変でした。とっても大変だったけど、だんだん海岸のゴミが減って行くにつれて楽しくなってきました。たくさんのゴミの袋を集めることができました。協力して運びました。ゴミの袋の山ができてびっくりです。(6年女子)
画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3