【田原市立泉中】福祉実践教室で育む思いやり視覚障害者体験では、アイマスクをつけた友だちを、周りの環境を知らせる声かけをしながらガイドヘルプする体験を行いました。高齢者疑似体験では、白内障の状態を再現するゴーグルをつけて新聞を読んだり、関節が曲がりにくい状態で髪を洗ったりする動作を体験しました。冒頭の写真は、視界が限られ、関節が動かしづらい状態でお手玉をしている様子です。車いす体験では、「扱い方の答えは乗っている人がもっている。乗っている人が安全に、安心できるようにしてあげてください。」と思いやりの心でコミュニケーションをとりながら支援することの大切さを教えていただきました。また、「車いすの方を見かけたら一声かける」ことが講師の方から宿題に出されました。 「声をかけるだけでも泉地区なら何かあっても大丈夫だ、と障害のある方が安心して外出できるきっかけになる」と、地域全体で誰もが安心、安全に暮らせる社会にしていく大切さも教えていただきました。これらの体験によって、障害のある人や高齢者の視点に立って接することの大切さ学んだり、一人一人が地域で果たせる役割について考えたりすることができました。 <生徒の感想> ○ 車いす体験では、車いすを使う人がどういう状態の人なのか考えて行いました。車いすを押す側になったときには、自分が乗っていて「怖いな」と思ったことを相手にも声をかけて、安心させてあげることが大事でした。また、一人でも多くの車いす利用者が安心して外出できるように、車いすの人に会ったら「大丈夫ですか」「何か手伝うことはありますか」などちょっとした声かけをしていきたいです。 ○ 視覚障害者体験で、アイマスクをつけて歩いたときには、真っ暗でとても怖かったです。でも、友達の声でとても安心できたし、頼りになりました。これから私が生活していく中で、体が不自由な方を見かけたら、声をかけてあげたいと思います。 ○ 高齢者体験では、目と手の不自由な高齢者の気持ちになってやったときに、ひじが曲がらなくて何をやるにもやりにくくて、新聞を読むときはほとんど見えませんでした。実際に高齢者の方に道で出会ったら、声をかけて助けたり、自分が道を空けてあげるといいなと思いました。自分も将来、そんなふうに気づかいをしてくれる人がいたらいいなと思いました。 【瀬戸市教委】著作権についての研修会子どもたちが各教科でWeb上の情報などを調べて利用するときには、どのような点に注意する必要があるか、よいレポートを作成するために何をすればよいか理解させる必要があります。 また、Web上で利用する「動画投稿サイト」や「着うたサイト」については、著作権についての知識が必要不可欠となります。 教師自身も、授業の教材を研究をしたり、学校行事を計画したりする際に、著作権についての正しい知識が必要となります。 子どもたちへの著作権教育についての理解を深めつつ、教師自身も再確認するよい機会となりました。 【瀬戸市立八幡小】情報モラル教室実施前に、携帯電話の利用についてアンケートを取り、実態を把握しました。「自分のものを持っている」65%。、使用目的は、「音楽を聴く」「メール・LINE」「ゲーム」が多く、「通話のために使用する」という児童はほとんどいませんでした。また、「家庭で利用方法についてルールはありますか」という質問に対して、「ない」と答えた児童が65%いました。 そこで、「『ルールや決まりを守る』ということの社会的意味を知り、尊重すること」という目標で、「携帯電話の約束事について」「個人情報を簡単に教えてしまう疑似体験」「無料ラインゲームの落とし穴」という3本立てで、情報モラルについて学びました。活用したのは、キューブプラザの「情報安心・安全モラル」です。 まず、自分たちの携帯電話に対するアンケート結果を知りました。次に、気をつけるときのキーワードについて、どの程度知っているか聞いてみました。「ダウンロードは勝手にしない・使いすぎに注意する」といったことは知っていましたが、「肖像権・不正請求」といったことは、あまり知りませんでした。その後、アニメのストーリーを見たり、疑似体験をしたりして、携帯電話を使うときには、「あ・あっという間のつかいすぎに気をつけよう」「い・いやなメールは書かない・受け取らない」「う・写すとき肖像権に気をつけて」「え・えらぼうね。使ってよいとき・よいところ」「お・おかしいな?と思ったらすぐ相談」という「約束事(あいうえお)」を学びました。 児童は、授業後の感想に「携帯にはいろいろな危険があるから、気を付けながら使わないといけないと思いました。」「いろいろな、携帯のルールを知ることができました。無料のゲームでもお金を使うものがあるのを初めて知りました。」など、とても勉強になったようでした。 【豊川市立豊川小】第3回学校の日1月18日には、保護者や地域の方をお招きして、「ふれあい活動」(第3回学校の日)を行いました。1年生「むかしの遊び」・2年生「傘ロケット作り」・3年生「親子で百人一首大会」・4年生「二分の一成人式」・5年生「絵手紙作り」・6年生「お手玉作り」をそれぞれ実施しました。子どもたちはどの子も笑顔で、大人と一緒に活動を楽しみ、ふれあうことの心地よさを感じ取っていたようです。また(同日)、豊川小学校青少年健全育成推進協議会と学校が協力して、海洋楽研究所の所長、林正道氏をお招きし、「海洋楽のススメ」と題した講演をお聴きすることができました。子どもたちは、林さんの熱く心のこもった話(海に住む生物を模倣したロボットの映像と興味深い話)を通して、生き物の命の大切さに気付き、美しい環境を守ろうという熱い願いを受け止めることができました。 今後も、学校の様々な教育活動を心の教育に活かしながら、心豊かな人間形成を図っていきたいと思います。 【東海市立加木屋小】携帯電話やインターネットの安全な使い方1 ねらい ・ 携帯電話のよさと怖さを知る。 ・ 携帯電話を使う上でのルールやマナーを知る。 ・ 近年、社会問題となっているネットいじめなどの危険性を理解する。 2 講話の内容 ・携帯電話の使用場所・・・自転車の場合は止まって話す。また,歩きながら かけない。 ・違法ダウンロードはしないこと。 ・迷惑メールは無視すること。 ・ネット上の他人とは出会わない。 ・サイトに個人情報は載せない。友達の写真も載せてはいけない。 ・掲示板上での悪口は書かない。見たら相談すること。 3 活動後の児童の感想 ・友達の写真を勝手に載せるのもだめだとは知らなかったので、びっくりしました。 ・まだ、携帯電話は持っていないけれど、いつかは持つので、今日勉強したことを忘れないようにしたいです。 ・もしも悪口とか、困ったことを見つけたりしたら、大人に相談したいと思います。 4 今後にむけて 小学校高学年から中学生にかけて,インターネット上でのトラブルに巻き込まれるケースが増えてきます。場合によっては被害者になるだけでなく,加害者になってしまうこともあります。ネット上での悪口などのいじめは発見しにくく,解決も難しい傾向にあるようです。 情報モラル教育は家庭の理解・協力が必要です。この講座は人権教室として,保護者の参加も呼びかけ行いました。今後も家庭へも啓発し,児童が心健やかに成長できるよう促していきたいと思います。また,他学年でも発達段階に応じた情報モラルに関する学習に取り組んでいく予定です。 【東海市立富木島中】情報モラルって何?『ケータイ安全教室』を視聴し,インターネットを利用する上での注意点を確認したり,教師が考えた三択クイズを出したりした。 携帯電話やスマートフォンを持っている生徒は多く,生徒同士の情報交換や約束をメールやラインを使って行っている。しかし,使い方次第で加害者にも被害者にもなりうる。 携帯電話やスマートフォンを利用する上でのマナーやモラルについて学びを進めた。 ◎ 教師が考えた情報モラルに関する三択クイズ(抜粋) Q1 自分の個人情報の取り扱いについて正しいものはどれか。 1 みんなに知ってほしいので,どんどん教える。 2 両親に許可を得て,教える。〈正解〉 3 教えてほしい人にだけ教え,相手からも教えてもらう。 Q2 ブログなどの掲示板への書き込みについて正しいものはどれか。 1 誰が書き込んだのか分からないので,自由に書き込む。 2 たくさんの人と仲良くなりたいので,名前や住所を書き込む。 3 相手を不快にさせないよう,注意して書き込む。〈正解〉 ◎ 生徒の感想 oラインをよくやるので、個人情報を流さないようにしたい。 o友達との連絡はメールが多いので、送る内容や言葉に気をつけたい。 o加害者にも被害者にもなり得るということを初めて知って驚いた。 【豊川市立長沢小】情報モラル教育これまでの調べ学習の際に、ネットから引き出した情報をどのように活用したか考えさせた。ほとんどの子が、自分が考えたことのように書いていた。また、自分が考えたアイデアや意見を、他人が勝手に使っていたらどうだろうかという立場で考えさせた。自分が考えたこと(小説、物語、などのアイデア)を、知らない人が勝手に発表していたらどういう気持ちになるか考えさせた。アイデアを盗用されたことで生じる損失にまで考えがおよび、深い話し合いができた。(アイデア採用によって、盗用者が獲得する賞金や名誉など) これまで、なにも考えずに、好きにインターネットを使っていた子どもがほとんどだった。インターネット検索や調べ学習などにおいても、著作権などについて意識する機会もなく、問題点を意識している子はほとんどいなかった。今回子どもたちは、自分が盗用される側に立って考える活動を通して、調べた内容の取扱いや、「自分の意見とは区別しなくてはならない」という考えをもつことができた。 ネットの情報の丸写しでは、なんの学習にもならない。その情報をもとにして考えを深めたり、発展させたりしなくてはならないということも確認しなくてはならないだろう。パソコンがこれだけ普及しているという現状を踏まえ、知らず知らずのうちに行っていたことが、重大な問題に発展していたということがないよう、小学生のうちから指導していかなくてはならないことだと思った。 【津島市立北小】「パソコンを使うときの約束」の学習をしました【ねらい】 パソコン・スマートフォン・タブレットなどのデバイスは小学生が使っていると思われる。しかし、インターネットやSNSなどを使う上でのマナーや禁止事項を十分周知しているとは限らない。人の心を傷つけることのないようにしたいため児童全体に対して指導を行う必要があると考えたため。 【実践】 校内ではパソコンでインターネット利用する上での約束事を確認させました。「他人の氏名や住所、電話番号などをインターネットの掲示板など不特定多数の人が見るものに書きこまない」、「永久に消せないものもあるので他人の悪口や事実でないことを書き込まない」など基本的事項を中心にした内容で行いました。 最近では、スマートフォンを所持する児童が増加し、「LINE」や「skype」に代表されるような無料通話ソフト、あるいは「twitter」などSNSが広がり、学校がネットいじめの実態を把握しきれない現状が生まれています。そのようなときだからこそ、児童にはインターネットがとても便利な反面、いじめをにつながる行為になっていることが深刻な問題となることを強く認識させていかなくてはなりません。また、通り一遍の指導では児童や家庭に浸透しないので、繰り返し啓発していくことにと、地域や保護者の方のご協力も得て児童一人一人に考えさせることによって学年に応じた情報モラルをしっかり身につけさせていきたいと考えています。 【児童の感想から】 自分はスマホを持っています。友達とLINEもやっています。この前、急に用事ができて返事を送るのが少し遅れたら、次の日いやなことを言われました。しかし、理由をよく説明したので仲直りすることができました。相手の顔が見えないので、ついつい自分中心の考えになってしまうのかなと思いました。(原文を要約) 【豊橋市立高師台中】こころイキイキ☆生活キラキラ☆高師台元気アップ大作戦はじめに,保健委員会の発表を行いました。「ストレスを感じているか。」「学校は楽しいか。」などといったアンケートの結果を発表しながら、どうしたら心も健康に保つことができるのかを考えました。また、各学級で「前向きに生きる」をテーマにした標語を考え、発表しました。 保健委員会の発表後は、元日本航空パイロット・航空評論家・危機管理専門家である小林宏之氏による講演会を行いました。講演テーマは「夢に向かって Yes I Can」ということで、小林氏自身の体験を交じえながら話していただきました。話の中には次の三つのポイントがありました。 ・今やっていることの何が大切なのかを考えながら取り組み、なりたい自分を具体的にイメージすることが大切だということ。 ・友達のよいところを探すことで,これができるようになれば、自分のよいところもおのずからみつかるということ。 ・夢をあきらめない。才能なんて関係なく,努力した「量」は「質」に変換できるということ。 最後に、「ONLY ONE(かけがえのない一人)・NOW HERE(今、ここに集中)・YES I CAN(私はできる)」という言葉を伝えていただきました。 集会に参加した生徒たちの感想は以下のとおりです。 ○ONLY ONE(かけがえのない一人)という言葉を聞いて,自分もかけがえのない一人だから,もっと自分を大切にしようと思いました。 ○人との比較はせず,昨日の自分と今日の自分を比較して,できていないことをできるようにしたいと思いました。 ○私は,進路のことで不安になっていて,あきらめようかと思っていたけど,やっぱりがんばって実現させたいなあと思いました。 【安城市立安城西中】ボランティア美化活動
本校では毎年秋に、「ボランティア美化活動」と称した学区内の美化活動を、生徒会と町内会がコラボして実施しています。
この活動は25年以上前から実施されており、保護者の中にも中学生時代に実施された方が多く、西中の伝統行事になっています。この活動は、自分たちの町をきれいにしたいという願いから、生徒会の美化委員会が中心になって進めているものですが、通学団ごとに実施することから、町内会が全面的に協力してくださり、地域の方々とのかかわりを深めるためのよい機会になっています。 本校には5つの小学校から生徒が入学しており、マンション群が立ち並んでいる地域もあれば、田畑に囲まれ、川や用水が流れる自然に恵まれた地域もあります。落ちているごみの種類も量も地域によって違うため、町内会ごとに地域の実態に合わせて活動内容を考え、中学校に提案してくださっています。活動の中には、公園や道ばたのごみ拾いだけではなく、たとえば川の中に入ってごみを拾ったり、通学路脇にパンジーの苗を植えたりと、地域の協力がなければ行えない活動もあり、当日は、とても熱心に、そして楽しそうに活動している生徒の姿がたくさん見られました。 活動した生徒からは、「手に持っている袋がごみで一杯になるのは少し悲しかったけれど、それだけ町がきれいになっていくと思うと、本当にやってよかったなと心から思いました」とか、「みんなが一生懸命に活動している姿を見て、私もこの活動を通して地域のために役立てる人になりたい」というような感想が数多く聞かれました。 自分たちの住んでいる地域を、地域の方と一緒にきれいにするこの活動は、勤労奉仕の精神を養うと共に、地域の方とのふれあいができる大切な機会でもあります。今後もぜひ続けていきたい活動です。 【豊田市立広川台小】相手を思いやる心をはぐくむトロロ班活動毎月1回実施するトロロ班遊び(縦割り班遊び)では、小グループに分かれてドッジボール、鬼ごっこ、Sケンなど、6年生の班長が考えた遊びで仲間意識を深めることができました。班長は、班員が楽しめるような遊びを考えたり、運動場に白線を引いて準備してくれました。 12月には、東山動物園でトロロ班活動を行いました。班ごとに分かれて自分たちで見学コースを回りました。見学した後には、学校で東山動物園見学リーフレットを班ごとに作成しました。完成したリーフレットを体育館に掲示してお互いに鑑賞しあいました。リーフレットは各学年ごとにイラスト、詩、動物の説明などをまとめることができました「好きな動物を決めて班のみんなで見学して、わかりやすいリーフレットを作ることができたから楽しかった。」と6年生班長は感想を述べていました。 これらの活動を通して、上級生は下級生をいたわり、導こうとする態度を身につけ、下級生は上級生の姿を見て、人との関わり方を学び、次へと引き継がれていきます。 縦割り班活動を通して、リーダーとフォロアーの関係ができ、共感的な人間関係を築いていきます。 【豊川市立御津中】人権に関する標語づくり・いじめ問題 ・児童虐待問題 ・男女差別問題 ・外国人問題 ・障がい者問題 ・高齢者問題 ・インターネットによる誹謗中傷問題 など テーマによっては、難しいと感じた生徒も多くいたましたが、友だちと相談しながらも一人一標語を作ることができました。いじめについての標語が多く考えられた中で、次のような作品が代表に選ばれました。 ○ やさしさで みんなが笑顔に 幸せに ○ 考えて 自分の言葉の 責任を ○ 消せないよ 言われた側の その気持ち ○ お年寄り みんなで手をとり 助け合おう ○ つくろうよ 男女差別の ない世界 ○ 人間は 個性は違うが 同じ人間(ひと) ○ 家族愛 感じることで 生きられる 人権という言葉を聞いて、難しい、自分とはあまり関係ないという考えをもっていた生徒もいたようですが、自分たちの身近にある大切な権利であるということを考えることができました。 また、1月下旬には生徒会が主体となり、「人権・いじめに関する集会」を行う予定です。いじめが人権侵害にあたることを学び、いじめのないより温かい雰囲気を作っていこうと、アンケートや事例、劇や作文の朗読を行います。人権について考えいじめについて全校で向き合っていく雰囲気を学校全体で作り上げていきたいです。 【豊川市立音羽中】携帯ネット安全教室・ネット上の情報は必ずしも正しいものとは限らないので、自分でその情報が確かなものなのかを確認してから活用することが大切であること ・相手に顔や個人情報などが知られることはないからといって、相手を誹謗中傷するような書きこみをしないこと ・ネット上に本名や学校名など個人を特定することができる情報を発信すると、不特定多数の人に知れ渡ってしまうこと 高度情報化社会である現在、ネット上のトラブルが後を絶たないのが現状です。そして、中学生も加害者・被害者どちらの立場にもなってしまうことがあります。使い方さえ間違えなければ便利なものですが、一歩間違えれば重大なことに巻き込まれかねないということに気づかせることができる良い機会となりました。 【豊田市立大畑小】情報モラル学習の様子
本校では、「事例で学ぶNetモラル」の教材を利用し、各学年で情報モラルの学習をしました。
〔6年生〕 最初に、インターネットや携帯電話を利用した時に起こるトラブルの事例を、アニメーションのビデオで見ました。その後、ワークシートで振り返りながら、個人情報管理の大切さについて、話し合いをしました。 次に、パソコンのメール体験ツールを使用して、クラス内で実際にメール交換を行いました。途中で「指導用の嫌がらせメール」を児童に送信し、悪意のあるメールを見て、どのような気持ちになるかを考えました。メールやSNSでは、相手の顔が見えないから何でも書くのではなく、顔が見えない時こそ、注意して書かなければいけないことを学びました。 (児童の感想) ・授業で、変なことの書いてあるメールが突然送られてきたとき、びっくりしました。送った人の表情が見えないので、冗談か本気か分からなくて困りました。本当にあんなメールが送られて来たらいやだと思いました。メールを送るときは顔が見えないので、相手の気持ちを特に考えないといけないと思いました。 〔1、2年生〕 最初に、コンピュータのルールやマナーについて、アニメーションのビデオを見て学びました。その後ビデオの内容について、クイズに答えながら振り返り、コンピュータ室の使い方や決まりについても学びました。 〔3年生〕 道徳の授業で読み物資料「電話番号」をもとに、個人情報の扱い方について考えました。自分や友達の電話番号は大切なものなので、簡単に人に知らせてはいけないと言うことに気づくことができました。 【安城市教委】矢作川の水がとりもつ交流明治用水は矢作川から水を取り入れています。安城市は、矢作川の源流域である長野県根羽村と長年、交流を持っています。また、根羽村に安城市の野外センターがあるので、市内の中学生が自然教室で出かけたときは、現地で交流をもっています。その縁で、安城市で七夕まつりが催されるときに、根羽中学校の生徒を毎年招待しています。 今年は、篠目中学校の生徒と交歓会を開きました。篠目中学校の生徒が根羽中学校の生徒を案内して、安城市内の歴史博物館やデンパークにも出かけました。根羽中学校の生徒の保護者には、中学生の頃、安城市へ七夕招待で来たという方も多くいました。 矢作川の水がとりもつ仲をこれからも大切にしていきたいです。 【安城市教委】郷土の偉人を身近に感じて
「ごんぎつね」で知られる童話作家の新美南吉は昭和13年4月に安城高等女学校に教師として赴任し、29歳で亡くなるまでの約5年間を安城で過ごしました。安城市では、その南吉が7月30日に生誕百年を迎えることをお祝いする「南吉先生のおたんじょうび会」が開きました。
市内の保育園や小中学校から多くの園児や児童生徒が会場の市文化センターに集まり、おめでとうの気持ちをステージで披露しました。南吉にまつわる歌や踊り、和太鼓演奏や詩の朗読など、それぞれの「南吉ワールド」が展開されました。それは、南吉作品を読み込み、描写から南吉の心情までつかもうとした各校の取り組みがあったからです。郷土の偉人を身近に感じながらの発表に、出演者も観客もひとつになり、わが町安城のよさをまたひとつ発見できました。 【犬山市立犬山南小】「豊かな心とたくましさを育む学びを目指して」春,ぬかるんだ土の中での田植えの作業に,初めは楽しく取り組んでいた児童たちですが,しばらくすると疲れを見せ始めました。しかし,みんなで声をかけあい3時間かけて終了しました。広い田に青々と植えられた小さな苗を見て,どんどん大きくなっていくことを願いました。その後,もっとお米のことについて考えていこうと,いろいろな種類の米について調べたり,耕作放棄地や休耕田の問題にまで発展させて考えたりする児童も出てきました。また,もっとお米の良さを知ってほしいとお米を使った料理やお菓子などを調べたり自分で考えたりする児童もいました。 秋,しっかりと実った稲を,全員で鎌を持って刈りました。泥の中に長靴をとられながら,刈りとった稲を10本ずつ束にして縛りはざかけをする作業は,田植え以上に大変な作業でした。 冬,収穫した餅米で餅をつき,お世話になった方々への感謝の会を行いました。きねが重くて大変でしたが,みんなで力を合わせて8升の餅をつき,あんこやきなこ,しょうゆの3種類に味付けし,みんなでおいしくいただきました。感謝の言葉を述べる児童は,今までのたくさんのお礼の気持ちが伝わるような挨拶にしたいと心をこめて話しました。 その後の作文では,「お米の一粒一粒に感謝して食べていこう」「米だけでなくいろいろな食べ物に対して感謝して食べたい」「こういう体験ができたのも地域の方のお世話があったから」など,多くの児童の心の成長を読みとることができました。さらに2月には,自分たちが体験して感じたことや興味をもって調べてことを,4年生や保護者に向けて発表する予定です。 今後も,地域の人とのかかわりを大切にして,感謝の気持ちを忘れない豊かな心を育む活動に積極的に取り組んでいきたいと考えています。 【豊橋市立旭小】いじめをなくそう 〜いじめ防止標語作りの取り組み〜ここに選抜した標語の一部を紹介します。 「やめようよ 人がきずつく 知らんぷり」(6年) 「いじめっ子 人の気持ちを 考えて」(5年) 「いじめはね 心の弱い 人がやる」(4年) 「ほんとうは いじめているの 自分かも」(3年) 「やめようよ ぼう力 悪口 しらんぷり」(2年) 「やさしくいえば その人も やさしくしてくれる」(1年) いじめをなくし、相手に思いやりをもって接したいという気持ちがこれからも育ってくれることを願っています。 【新城市立鳳来東小】希望のどんぐり〜東北支援への活動〜平成25年6月8日、全校児童15名を代表し、6年生2名が学区の方、保護者、先生たち、どんぐりモンゴリの方々と宮城県岩沼市「千年希望の丘プロジェクト」へ参加し植樹活動を行いました。 参加した児童は、「震災から2年以上たっているのに、がれきや仮設住宅があるとは思っていませんでした。私たちの育ててきたどんぐりが少しでも復興の役に立つと思うとうれしいです。」という感想を述べています。 今でも、校庭で東北へ届ける苗木を育て続けています。 【豊田市立朝日小】みんなを笑顔に〜なかよし集会〜
1 本校の取り組み
本校では、お互いの人権を大切にした人間関係づくりについて取り組んでいる。お互いのよいところを見つけあったり、月別なかよし目標を意識して、学級・学年で話し合ったりしている。委員会活動でも、「なかよし目標」を意識した活動を行ったり、生活委員会が全校に呼びかけ、0の日あいさつ運動を行ったりしている。 また、PTA役員による挨拶運動も行っている。5・9・1月には、児童理解を深め、児童との信頼関係づくりやいじめの発見、児童の心の居場所づくりにいかすことを目的として、教育相談「あのねタイム」を設けている。担任が学級の児童と個別に面談することにより、問題の早期発見ができている。12月には「人権週間」にあわせて本校では「なかよし週間」を設定している。 2 「なかよし週間」のねらい 人権尊重の精神に基づき、自分たちの暮らしの中にある偏見や差別、不条理を見抜き、これを許さない心情を養うとともに、力を合わせて問題を解決し、望ましい人間関係を築くことができる児童の育成をねらいとしている。 3 活動内容 (1)人権啓発記事の掲載 学校だより「あさひの窓」や学年通信などに啓発記事を掲載し、全校児童だけでなく保護者への周知も図った。 (2)なかよし集会について 12月4日に、「人権」について知ること、相手の気持ちを考え、いじめをしないという気もちを高めることをねらいとして全校集会を実施した。 <みんなで考えたこと> ・「いじめとはどういうことだと思うか」 ・「もしも自分がいじめられたらどうしたらよいと思うか」 ・「もしも、誰かがいじめられているのを見たらどうしたらよいと思うか」 ・「『いじめ』をなくすには、どうしたらよいか」 事前に人権標語の募集を行い、集会前には、学級毎に以下のことについて話し合いの時間をもった。集会当日、12月のなかよし目標「いじめについて考えよう」をテーマになかよし集会を行った。人権・いじめという難しい内容であったが事前の各学級での取り組みもあり、低学年も真剣に集会に参加することができた。 福祉委員会の寸劇の後には、全校児童に意見を問うコーナーも設けた。自分がいじめていると思っていなくても、知らないうちに相手につらい思いをさせてしまったり、いけないなと思っても止める勇気がなくて一人ぼっちにしてしまったりという設定の劇について、「いけないことだと思います。」「(劇中で仲間に誘ってもらえなかった)Aさんも誘ってあげればいいと思います。」など、学年の実態に合わせてたくさんの子が意見を発表することができた。 また、3名の教師からは、自身の子どものころのつらい体験について話を聞いた。大人になった今もつらい思いとして残っている過去について赤裸々に述べた先生の話を多くの子どもが涙を浮かべながら聞いていた様子から、子どもたちの心に大きく響いたものと思われる。 さらに、養護教諭からの具体的ないじめの件数あげた本校の実態について話を聞くことで、子どもたちはいじめについてより自分たちの問題として捉えてくれたことと考える。 事後指導として、発達段階に合わせて各クラスで、各教科・道徳の時間で「いじめ」や「友だち」について考える時間をもった。また、子どもたちは、みんなが楽しく笑顔で過ごすために、自分は「〜しない」の約束をした。決めた約束は小さいカードに記入し学級で掲示をしたり、福祉委員で募集した人権標語をお昼の校内放送で放送したりして、意識の継続を図った。 (3)いじめに関する講演会 1月11日㈯には、保護者と5,6年児童を対象に財団法人いじめから子供を守ろうネットワーク事務長・丸山秀和氏を招き、演題を「『いじめ』発見の仕方、携帯電話の扱い、学校との対応など」として講演会を実施した。 |