【東郷町立東郷小】命の学習で赤ちゃんとふれ合いました。

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 本校の6年生は、命の学習で養護教諭の先生から「すばらしい命の誕生」を学んでいます。命の誕生の瞬間やお母さんのおなかの中での赤ちゃんの成長の過程を、赤ちゃんの実物大のカードや映像教材を使ってつかんでいきます。臨月になった赤ちゃんの重さを実際の重さに合わせた赤ちゃん人形をだっこして体験します。新生児サイズの人形でも「意外に重い。」「首がぐらぐらする。」など子供たちはおっかなびっくりです。
 本年は、学区内で赤ちゃんを育てているお母さんに協力していただき、赤ちゃんとふれ合う会を持ちました。栄養士をしていたお母さんから、妊娠直後に気を付ける食べ物や生活のしかたや、飲んではいけない薬の話を聞いたり、お母さんにおなかに赤ちゃんができたときの喜びの気持ちを質問したりしました。
 児童からは、「赤ちゃんが泣くのは何かのサインだという話を聞いて、お母さんも赤ちゃんと一緒に成長していくことが分かりました。」「お母さんが、赤ちゃんに生まれてきてくれてありがとうと思ったと聞いて、命の誕生はすばらしいと思いました。」という感想が聞かれました。
 赤ちゃんは、8か月の女の子でたくさんの6年生にだっこされてもにこにこしていました。赤ちゃんのにおいや柔らかさに学級が笑顔いっぱいになる忘れられない授業となりました。

【豊橋市立章南中】安心・安全!わたしたちと情報メディア

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 本校の3年生は、約5割の生徒が携帯電話・スマートフォンをはじめとする通信機器を所持しています。そして、その多くが1日約2時間以上使用しています。メール、LINE、SNS等でのトラブルや依存などの問題を抱える生徒も増えつつあります。相手のことを考え、モラルやマナーを意識して正しく使用していくために、道徳授業「安全・安心!わたしたちと情報メディア」を実施しました。
 情報メディアの利便性の裏に潜む危険性や信頼性について疑問を投げかけることで、携帯端末の使い方を見直す授業を展開しました。実際に起こりうるトラブルや事件を題材とし、危険を実際に感じることで身近な問題としてとらえ、対策や自分なりの情報メディアとのつき合い方を決定し、実践できる生徒の育成を目標としました。生徒の感想からは、「気をつけて使っているつもりだったが、認識が甘かった。」という意見が多く、これからの生活を見直すきっかけとなりました。
 通信機器を所有する子どもは今後も増加することが予想されます。学校と家庭で連携して、継続的に情報モラル教育を行っていくことが大切だと感じます。

【長久手市立市が洞小】「心豊かな児童」の育成をめざす異学年交流

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 今年度、開校6年目となり、3月には市が洞小学校で6年間を過ごした児童が卒業を迎えます。そんな本校で開校以来続けている教育活動のひとつに、異学年交流があります。6年生と1年生が一緒に行く「交流遠足」や、1年生から6年生までの縦割り班を構成し、毎日取り組む「なかよし清掃」、縦割り班を活用した「いっちーフェスティバル」などを行っています。
 「いっちーフェスティバル」は、年2回、5・6年生が委員会ごとに委員会カラーのゲームブースを出店します。4年生以下は、縦割り班で各ブースを回り、エコキャップまたはベルマークと引き換えにブースで楽しむことができるというものです。5・6年生が話し合いを重ね、1年生から4年生までが楽しめるようにゲームを工夫したり、分かりやすくゲームのルールを説明したりする姿が見られました。また、4年生は下学年をリーダーとしてまとめ、協力しながら各ブースを回っていました。そうした活動を通し、自然と高学年には自主性や低学年を思いやる心が、また低中学年には協力する心が育ってきました。さらに1月に行われた第2回では、参加券代わりのエコキャップが大きい袋2杯分にもなり、発展途上国へのワクチン寄付につながるということで、これも心の教育に役立っています。
 今後も異学年交流を積極的に行うことで、児童同士が互いに触れ合う機会を大切にし、「心豊かな児童」の育成に努めていきたいと考えています。

【東海市立平洲小】“ケータイ”でいじめが起きるとき

 5年生は3学期に国語科と社会科で情報について学習をします。国語科「ゆるやかにつながるインターネット」の単元では,インターネットの「便利なところ」「気を付けるところ」を読み取り,電話や手紙についてのコミュニケーションの特徴について,自分の考えをもつようにしました。また,社会科「情報科社会」の単元では,情報を送る側と受け取る側の情報の扱い方を考えました。教科での情報の学習を終え,2月に「“ケータイ”でいじめが起きるとき」について学習しました。
 NHK for Schoolの「いじめをノックアウト」の番組を視聴し,携帯電話やスマートフォンのよい面と気を付ける面について考えました。「いじめノックアウト」の番組は,AKBのメンバーが出演していることもあり,興味をもって視聴することができました。そして,自分自身のことを考えたり,他教科で学習したことを思い出したりして,「メールだと素直に気持ちが書ける」「調子にのってしまう(エスカレートしてしまう)」「顔が見えないから,行き違いが起こってしまう」など,自分の経験や知識から意見を出し合いました。
 最後に,携帯電話やスマートフォンを使うとき,気をつけようと思ったことを考え,コミュニケーションの難しさや,携帯の先に相手がいることなどを意識した正しい使い方について学習することができました。携帯電話のメールのやりとりについて,繰り返し粘り強く指導していくことが大切だと感じました。

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【春日井市立篠原小】篠リンピック

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 5月の連休明けに結成される異年齢交流活動「なかよし班」は、各学年2、3名ずつで構成されます。班をまとめ、低学年のお世話をする6年生を中心に、リーダー見習いの5年生。だんだん学校生活のリズムをつかんできたアシスタント役の3・4年生。先輩に成り立ての2年生と小学生に成り立ての1年生というチーム編成です。
 「なかよし班」は、1年間を通して、各週ごとの朝のレクリエーションを軸として、班員が協力し合いながら、いろいろな行事に取り組みます。
 その中で、班の活動のスタートとなる大切な行事が、6月に開催される「篠リンピック」です。
 ボールや遊具などを利用した全9種目の競技に「なかよし班」で参加し、班対抗で競い合うのです。高学年が班員にルールを説明、作戦を伝授しつつ、運動場と体育館の競技場を引率しながら巡ります。
 「なかよし班」の活動は、子どもたちに新しい出会いを与え、兄弟姉妹の少ない児童にとっては、新鮮な体験です。また、高学年にとっては、自分たちの計画性とコミュニケーション能力を高めるための絶好の機会です。
 学級・学年を超えたこの活動は、「協力の精神」と「人を思いやる温かな心」を育み、本校篠原っ子たちの「心の成長」につながっています。

【清須市立西枇杷島小】ケータイ安全教室

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 12月13日、5,6年生の児童及び保護者を対象に、KDDIより講師をお招きして、ケータイ安全教室を行いました。携帯電話には、便利性と危険性があり、社会の中でのマナーやルールをきちんと守って使用することが大切であることを、映像を見ながら学びました。 
自転車に乗りながらの携帯電話の使用は危険であること、病院のように電源を切る場所があること、多くの人が集まる場所ではマナーモードを活用すること、安易に写真を撮ってはいけないことなど、携帯電話を使用するときのルールを教えていただきました。また、メールの使い方については、相手に誤解が生じないように慎重にメールを送ること、チェーンメールや知らない人からのメールには関わらないことなどを学びました。そのことを機に、コミュニケーションにおいて大切なことをみんなで話し合いました。
 携帯電話には、自分自身の安全を守るためにマナーやルールがあることが分かり、これからの携帯電話の使い方について考えることができました。

【知多市立旭南小】デジタルカメラを使うときのマナー

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 特別支援学級の生活単元学習で,デジタルカメラを使うときのマナーについての学習をしました。許可なく顔写真を撮られた人の気持ちや,ホームページ等に画像を載せられた人の気持ちを考えることで,どうすればよいかを話し合いました。そして,写真を撮らせてもらいたい相手にお願いをする仕方や,写真を発表に使ってもよいかの確認の取り方について練習しました。練習の様子をビデオカメラで撮影し,お願いの仕方で気を付ける点についてビデオを見ながら一人一人が振り返りました。できている点と課題を客観的に捉え,交流学級の友達にモデル役を依頼する際の目標にして取り組みました。写真撮影後,写真を動画作品にまとめ,特別支援学級の友達同士で撮影した作品は学習発表会で,交流学級の友達にモデル役を依頼して撮影した作品は知多市特別支援学級交流会(なかよし交流会)で放映しました。
 子どもたちは,この学習を通して「人の写真を撮るときや撮った写真を使いたいときには,相手に許可をもらうことが大切だと分かった」「相手にとって気持ちのよいお願いの仕方ができた」などの感想をもつことができました。具体的にどのような言葉かけが必要かを考えて行動することで,人とのよりよい関わり方や情報を発信する場合のマナーを知り,守っていこうという気持ちが高まりました。

【豊山町立豊山中】「サイバー犯罪防止講演会」

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 7月1日(月)KDDIから2名の講師の方をお招きし、携帯電話やスマートフォン、インターネットにかかわるトラブルや事件・事故を事例に自らの判断で危険を回避していくことの大切さを教えていただきました。また、生徒自身がネット犯罪者となる可能性のあることも学びました。さらに、携帯電話やスマートフォンの過度の使用による睡眠不足や体調不良を引き起こしている現状をふまえ、保健便りや学年集会等で、節度ある使用を呼びかけました。
【生徒の感想】
・「犯罪の入り口」がこんなに身近なところにあるなんて思いもしなかった。スマートフォンや携帯電話は便利だけれど、使い方に注意しないと本当に危険だということがよくわかった。
・犯罪に巻き込まれるだけでなく、自分自身が犯罪者になってしまう危険性があることがわかった。マナーを守って使うよう心がけたい。

【春日井市立藤山台小】二分の一成人式

 10歳になる4年生が「二分の一成人式」を行いました。自分の小さかった時のことの思い出や将来の夢が書かれた「自分史」の巻物を、みんなの前で発表した後に保護者に手渡しました。「大人になること」の呼びかけに続いて、校長先生や担任の先生からお祝いの言葉をもらいました。その後、保護者から「お祝いの手紙」が渡されました。その手紙を読んで、目に涙を浮かべている子もいました。
 多くの人に見守られて育まれ、今の自分がいることに、改めて気付いたことでしょう。いろいろな人たちとの心と心がつながる、あたたかい時間をもつことができました。
 こうした時間は、大きくなっても、ふとした瞬間に鮮明に思い出すことがあります。きっと子どもたちの心の中に、素敵な思い出として根付いたことでしょう。
 二分の一成人のみなさん、二分の一成人式、おめでとう。

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【岡崎市立北中】ネットいじめは絶対にやめよう

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 携帯電話やスマートフォンなどが身近にあるれている今日。高度情報化社会を生きている生徒たちにとって、電子メールの基本的な知識やマナーを学ぶことは、他者とのよりよいコミュニケーションを築くことや自分の身を守る上で重要であると考えます。そこで、生徒が加害者にならないようにするために、電子メールのルール・マナーや危険性を学ばせようと、広島県教科用図書販売株式会社から出されている「事例で学ぶNetモラル、ネットいじめは絶対にやめよう」を活用して取り組みました。
 映像クリップを視聴した後、2つの場面「教室で言い争いになったとき」「ようこが学校を休むようになってから」で、登場人物の気持ちを考えさせました。電子メールを用いたコミュニケーションで大切なことは、通常の会話以上に相手の気持ちや状況を考えて言葉を選ぶこと、そして掲示板には不特定多数の人が見ることによる影響を考えさせることを強く意識させた授業を展開しました。その中で、「ネットいじめ」という言葉を取り上げ、絶対に許される行為ではないことを強く訴える授業となりました。
 今後も、機会をとらえてインターネット上のルールやマナーを守り、携帯電話やスマートフォン、パソコンの正しい利用の仕方が身に付く授業を実践していきたいと思います。

【南知多町立内海小】ネチケットについて学びました

 本校では年々、携帯電話を所持する児童が増え、メールのやSNSに関するトラブルも発生してきている。ネットでのトラブルや犯罪が増える中、児童がその実態や怖さをなるべく早い時期から知り、巻き込まれないようにすることが大切である。そこで、3〜6年生の全クラスで各1時間ずつ、情報アドバイザーによるネチケットについての授業を実施しました。チャット体験を通して、互いのやりとりが雑になっていく様子を実感し、相手を中傷する言葉等がエスカレートしていく怖さを学びました。児童からは「自分の名前がわからなければ悪いことを書いちゃうかも。」「嫌なメールには、やり返してしまうと思う。」「みんなの書き込みを見ているだけで嫌になった。」等の感想が出ました。授業のまとめでは、一度ネットにアップしたものは消せないし、関係のない知らない人にまで広がってしまうという怖さについて考え、トラブルに巻き込まれないように心がけることを確認しました。

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【東栄町立東栄中】あいさつ運動

1 活動のねらい
 生徒会が中心となってあいさつ運動をすることで、生徒が主体的にマナーのよい東栄中学校をめざす意識を高める。
2 生徒の実態
 東栄中学校は山間部にある小規模な学校である。生徒たちは、落ち着いた生活をしており、穏やかに過ごしている。人に気持ちを伝えることが苦手な傾向にあり、あいさつもしっかりとできないところが見られた。
3 活動の様子
 生徒会が中心となり、あいさつ運動を計画した。
 3年生全員でのぼりを作り、校門から校舎前に立てた。それに合わせて、週に1回、当番の生徒が他の生徒を出迎える「朝のあいさつ活動」も始めた。
また、9月に行われた体育大会では、来校された地域の方々にティッシュを配布した。ティッシュには、「あいさつで 笑顔が広がる 東栄町」などの標語が書かれた紙が入っており、あいさつが町中に広がることを願っていることを伝えた。
4 生徒の感想
 生徒会では、「9月の体育大会でのティッシュの配布を通して、中学校であいさつを大切にしていることが地域の方に伝えることができてよかった。」「あいさつ運動を継続していったことで、みんながあいさつしようと意識をもつことができた。」


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【東海市立富木島小】朝のあいさつ運動〜7,000人達成 ありがとう

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本校では、毎朝あいさつ運動が行われています。中心は児童会ですが、それだけでは広がりがありません。主役は一般児童による「あいさつボランティア」です。今年度も春休み中に児童会役員がプラカード等を準備し、4月10日(水)に「あいさつボランティア7,000人達成」を目標にスタートしました。実施可能日はおよそ150日です。1日に50人近く集まらなければ達成できない数値です。また、本校児童数は618名なので1人12回の参加が目安となります。達成できるか不安の中でのスタートでしたが、保護者の皆様からの働きかけや地域の方の協力により、1学期最終日に3,672人、2学期最終日には6,883人と順調に増え続け、1月16日にとうとう7,000人が達成できました。以下は後期児童会長の感想です。
 「私は、前後期と連続で一年間、児童会をやらせていただきました。あいさつ運動ボランティア7,000人を目標にして活動してきましたので、到達した時はとてもうれしく、大きな達成感と満足感に浸ることができました」
 これに満足せず、来年度はいよいよ10,000人を目指していきます。

平成25年度道徳教育総合支援事業「思いやりの心を育て、生き生きと活動する『あかはにっ子』の育成」田原市立赤羽根小学校

思いやりの心を育て、生き生きと活動する「あかはにっ子」の育成
―家庭や地域と連携した活動を生かした道徳教育を通して―
       平成25年度研究推進校 田原市立赤羽根小学校 

<取組と成果のポイント>
・全職員参加の授業研究を積み重ねることによって、多くの教員が、自信をもって道徳の授業に取り組むことができるようになった。
・道徳の時間で学んだ道徳的価値を実践する場として、地域を巻き込んだ活動や学級での活動を意図的に取り入れることによって、道徳的実践力を向上させることができた。
・全校一斉の道徳の公開授業など道徳の授業を公開することによって、保護者の道徳に対しての関心が高まった。

詳細はこちらをご覧ください。→田原市立赤羽根小学校 平成25年度研究報告


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平成25年度道徳教育総合支援事業「自己をみつめ、よりよく生きようとする子どもを育てる道徳教育」大口町立大口西小学校

「自己をみつめ、よりよく生きようとする子どもを育てる道徳教育」
― 道徳的価値に照らして、自己を振り返り、よりよく生きようとする自分を感じることができる道徳授業過程の工夫を通して ―
            平成25年度研究推進校 大口町立大口西小学校

<取組と成果のポイント>
・「自己を見つめ、よりよく生きようとする」ことを道徳の時間で具体化するための基本的な授業構成の工夫
・読み物資料の読み込みと指導案作成のための手順の工夫

詳細はこちらをご覧ください。→大口町立大口西小学校 平成25年度研究報告

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【豊田市立大沼小】思いやりの心を育てる交流活動

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子どもたちが将来社会に出て,自分を生かすと共に人の役に立つ人間に成長し,社会的自立を果たす支援をしていきたいと考えています。自分を温かく見つめ,包み込んでくれる自然,人々,仲間,学校という環境の中で育まれた存在感がその後の生き方を確かなものにします。そして、様々な体験をし,実感をともなった感動や目標を達成した満足感・楽しさ・おもしろさを子どもたちの心や体の中に残していくことが大切であると考えています。
古瀬間小との交流会は今年で3年目になります。互いの地域の自然環境や伝統・食文化の交流活動を進めていくことにより,自分たちの地域の特色やよさを自覚でき,愛情や理解が深まっています。
今年度、「大沼雅楽」と「古瀬間ばやし」の伝統芸能で交流しました。縦割り班に分かれて活動に参加し,楽器体験やゲームを楽しむことができました。
まず10月に、古瀬間小学校4年生全員が来校し,ジャンボ五平餅作りと雅楽演奏と楽器体験を行いました。五平餅作りの講師や保護者の協力を得て,地域ぐるみの活動を行うことができました。そして、11月は大沼小学校が古瀬間小学校に出かけ,古瀬間ばやしの演奏を聞いてから,和太鼓のたたき方を教えてもらいました。
交流後,子どもたちはお互いに手紙を交換をしました。その内容は、「私に笑顔で話しかけてくれてありがとう。仲よくなれてとてもうれしかったです。大沼小でみなさんが教えてくれた篳篥や龍笛のえんそうの仕方をわすれません。とても楽しい時間をすごすことができました。11月に,みんなと会って遊びたいです。(4年生女子)」と交流活動の喜びを素直に作文に書いていた。
このように喜びを「また,会いたい」「来てください」という言葉で素直に伝え,心の交流を図ることができました。

【岡崎市立夏山小】飼育活動を通して伝わる優しさと心の浄化

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 今年度の5月から夏山小では、1年生がモルモットを飼うことになりました。1学期は、衣装ケースに新聞を敷いてわらを入れて教室で飼いました。衣装ケースは毎日水洗いをしたので、子供たちも手伝うことがたくさんありました。
 夏休みは、1年生でも掃除ができるモルモット小屋を作りました。ペンキは子供たちと塗りました。床は竹を割って敷いてあるので糞は下のスレートに落ち、スレートに水をかけると雨どいを伝い、バケツに入る仕掛けです。
 2学期になると、子供たちが楽しそうに、毎朝、小屋の掃除と餌やりを行っていたので、教頭先生が感心しておられました。冬が近づくと、小屋にわらを敷いたり、小屋の中に寒い冬でも大丈夫な小屋を作ったりしました。モルモットがいつも健康でいられるように、体重も毎週計ってグラフも付けました。
 モルモットの世話をしたり遊んだりする子供たちの顔は、自然と笑みがこぼれ、みんな生き生きしていました。「先生、僕たちが近づくとピーピー鳴くんだよ」とこれまで愛情をもって接したからこそ伝わった心を、モルモットの飼育活動から感じ取ることができました。

【岡崎市立大樹寺小】自立の心を育む家康学習

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 本校では、岡崎の心の醸成をテーマに「自立の心」を育もうと、家康学習に取り組んでいます。徳川家康の菩提寺・大樹寺の寺領に起源をもつ本校は、大樹寺の陣における登誉上人や祖洞和尚の献身によって、家康が「厭離穢土 欣求浄土」の教えを授けられ、自立の道を歩み出した場所に建つ学校です。家康との深いつながりをもつ本校の環境や伝統の中で学ぶことを通して、家康の自立の心のよさに気付いた子供たちは、生き方や志の一つのよりどころになるものを得て、自分の考えを深めていくと考えています。
 4年生では、家康の人生を追究することで、学びは岡崎から全国へ、また家康の一生へと広がっていきます。その手掛かりとして、なじみの深い家康公遺訓を中心にすえ、学習の要所で家康公遺訓に立ち返りました。また、学んだことを「すごろく」にまとめることで、家康の自立の心をより身近なものとして捉えることができました。
 家康学習を通して、大樹寺小や郷土岡崎の家康に関わる人・もの・ことを、学んだ子供たちからは、「自分が通っている学校が大樹寺小学校でよかった」「家康のようなすごい人がいた岡崎を誇りに思う」「家康のような立派な人になりたい」といった意見が出されました。これからも郷土に誇りをもって、新しい未来を切り拓く大樹寺っ子の育成に取り組んでいきたいと思います。

【豊橋市立北部中】「掃除で羽ばたこうプロジェクト」(3年生の取り組み)

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 本校の3年生では、掃除の時間を通して生徒の心の成長をはかろうと2月末に9日間、次のことを生徒に呼びかけ、「掃除で羽ばたこうプロジェクト」を行いました。
 1 我慢の心を磨く …極力話しかけない・邪魔しない。目標にしたことをやり
                通す。何分続くか。
 2 親切の心を磨く …困っている友達に手を差し伸べる。助けてくれる友達の
                心に触れる。“気を配る”
 3 見つける心を磨く…汚れた場所を見つける。きれいにする方法を見つける。
                友達の良さを見つける。
 4 ○○の心を磨く[○○は自分で考え、見つける]
 以前からNo Talk清掃など、掃除にしっかり取り組んできましたが、この取り組みによってさらに意識を高く持って生徒が掃除に取り組めるようになりました。
〔生徒の感想〕
・ 今日で、中学校生活での最後の掃除が終わりました。私は、今まで、掃除を話しながらやったり、ただ単に、やればいいと思っていました。でも、自分が使っている学校を自分の手で、きれいにして、感謝の気持ちを持ちながらやることで、さらにきれいになった気がしたし、うれしい気持ちにもなれました。友達が手伝ってくれた時もあったし、自分から友達を手伝ったりする力が身についた気がします。掃除は、今までやってきて、楽しかったと感じられました。掃除でこんな気持ちになれるのです。初めてでした。
・ 私は、このプロジェクトで、掃除に対する意欲が高まったと思います。いつもなら「この掃除やったら終わり」って思ってやっていたけれど、このプロジェクトを始めてから「この掃除が終わったから、次はあそこをやろう!」と見つける心を磨けたり、「No Talk 清掃」だから「掃除中、極力話しをしない→我まんの心が磨けた」と思います。また、先生から言われて掃除をするのではなく、私自身、無意識というか、自らすすんでやれたと思います! 今まで3年間の感謝の気持ちを、このプロジェクトで、伝えられたらと思います!

【長久手市立市が洞小】「心豊かな児童」の育成をめざす異学年交流

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 今年度、開校6年目となり、3月には市が洞小学校で6年間を過ごした児童が卒業を迎えます。そんな本校で開校以来続けている教育活動のひとつに、異学年交流があります。6年生と1年生が一緒に行く「交流遠足」や、1年生から6年生までの縦割り班を構成し、毎日取り組む「なかよし清掃」、縦割り班を活用した「いっちーフェスティバル」などを行っています。
 「いっちーフェスティバル」は、年2回、5・6年生が委員会ごとに委員会カラーのゲームブースを出店します。4年生以下は、縦割り班で各ブースを回り、エコキャップまたはベルマークと引き換えにブースで楽しむことができるというものです。5・6年生が話し合いを重ね、1年生から4年生までが楽しめるようにゲームを工夫したり、分かりやすくゲームのルールを説明したりする姿が見られました。また、4年生は下学年をリーダーとしてまとめ、協力しながら各ブースを回っていました。そうした活動を通し、自然と高学年には自主性や低学年を思いやる心が、また低中学年には協力する心が育ってきました。さらに1月に行われた第2回では、参加券代わりのエコキャップが大きい袋2杯分にもなり、発展途上国へのワクチン寄付につながるということで、これも心の教育に役立っています。
 今後も異学年交流を積極的に行うことで、児童同士が互いに触れ合う機会を大切にし、「心豊かな児童」の育成に努めていきたいと考えています。