【武豊町立衣浦小】e−ネット安心講座開催

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 近年、小学生でも高学年になるに連れ携帯電話をもつ割合が増加し、パソコンでインターネットにアクセスする機会も多くなってきている。それに伴って様々な危機やトラブルが心配されるようになった。そこで、本年度は文部科学省が広く推薦しているe−ネットキャラバン活動を利用し、株式会社CACより2名の講師を招き6年生とその保護者を対象に「e−ネット安心講座」を開催しました。
内容は、ケータイ依存、チェーンメール、ネットいじめ、ネット誘引、ネット詐欺等の実態、その対処方法等について、主にパワーポイントのスライドで具体的に説明していただき、子どもも保護者もたいへんわかりやすいものとなっていました。参加した保護者は学年の半数ほどでしたが、最後に簡単なアンケートを実施したところ、概ね有意義な内容であったという結果でした。トラブルに巻き込まれないためには、子どもと保護者で家庭での約束をきちんと決めて使用することが、とても大切だということがわかりました。また、トラブルに巻き込まれてしまったときには、誰かに相談する勇気をもつことが大切だということもよく分かりました。
 ネット社会の技術の進歩はめざましいものがあり、日々変化していく危機に対処していくためには、定期的にこのような講座を開催していく必要があると感じました。

【一宮市立千秋中】小中連携あいさつ運動

 千秋中学校区では生徒会と児童会が中心となって,小中連携のあいさつ運動を実施しています。1学期は5月から6月にかけて学区内の3つの小学校の登校時にあいさつ運動を行い,続く児童集会にも参加して,あいさつの大切さを小学生に説明して来ました。
 実施してみると,小学生に対して中学生があいさつの大切さを説く新鮮さはもちろんですが,中学生にとっても,小学生の元気なあいさつに,中学生が自分たちを振り返ったり,「中学生は小学生のすごい憧れでお手本になっているんですよ」と小学校の先生から教えてもらい,改めて自己を振り返る機会になりました。
 この運動は2学期も各小学校を舞台に展開する予定です。

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【一宮市立葉栗中】情報モラル講座を実施

 5月2日(水)5限、愛知県警の方を講師に招き、1年生と保護者を対象に「情報モラル講座」を実施しました。
 インターネット上で多発しているサイバー犯罪について、メールがきっかけで起こるトラブル、「出会い系」サイト、ブログ・掲示板への書き込みで起こるトラブルなどを、実例や映像を交えながら分かりやすく説明していただきました。
 また、それぞれのトラブルに対する防御方法や対処法も教えていただきました。特に、なりすましメールやチェーンメールに関する事件についての映像は、生徒も興味を持ち、その危険性を身近に感じることができました。
 インターネット上でのルールやコミュニケーションマナーに加え、情報発信の責任についても学習し、有意義な1時間になりました。

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【小牧市立応時中】 GWT

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 本校では、人間関係を体験的に学んでいく人間関係づくりの手法であるGWT(グループ・ワーク・トレーニング)を道徳の時間に取り入れている。人の話を聴き、自分の考えを伝えたり、級友と協力したりする態度を身に付けさせたいと考えている。そこで、学期初めにこのGWTを全学級一斉に行い、学級における良好な人間関係を築くきっかけとしている。
 1学期に実施したGWTでは、『GWTはいくらしゃべりかけるのが苦手でも、しゃべらないと相手に思っていることが伝わらないので、しゃべるっていうのを続けていくうちに、自然にしゃべれるようになる魔法のトレーニングだと思いました。』『グループ全員が余すところなく協力できていたと思います。普段はあまり見られないような優しい行動や、リーダーシップなども見えて、こんな人だったんだな、と再確認できました。』というふりかえりがありました。
 このように、模擬体験を通して生徒は人と関わることの大切さに気づき、学級づくりに良い影響を与えています。

【一宮市立浅井北小】インターネットの使い方を考える

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 1年生の子どもたちの多くがインターネットを利用したことがあります。そこで、大勢の人が見るインターネットの掲示板の使い方を考えました。
 「さるお君と学ぼう」の「ひぼうちゅうしょうってなんだろう」のフラッシュアニメを見て、問題に答えながら学習を進めていきました。途中途中で出される「掲示板に悪口をかきこんでいるさるお君を見かけたらどうしますか」「インターネットで他の人の悪口を見つけたらどう思いますか」「あなたが悪口をかかれたくまお君だったら、どんな気持ちになりますか」の問題は全員で意見を出し合い、考えました。
 「みんなが見るのにうそをかいたらいけないから、だめっていってあげる」「悪口を見たら、その人は悪い人だと思ってしまう」「悪口をかかれたら悲しいし、嫌な気持ちになる」などたくさんの意見がでました。どの子どもも掲示版にうそや悪口を書くことはいけないと感じていました。これからインターネットの使い方に気を付けて使っていってほしいと思います。
 6年生は「ネチケット」について学習しました。「ネチケット」とは、「ネットワーク上のエチケット」を意味します。ディズニーのホームページの「ネチケットについて学ぼう」で、ゲームやクイズに取り組みながら楽しく学習しました。子どもたちに感想を聞くと、「ネチケットを守ることは、みんなを守るだけでなく、自分自身も守ることにつながると思った」「ブログやメールは文字だけの世界だから言葉づかいにも気をつけなければいけない」など、どの子もネチケットを守ることの大切さを口にしていました。
 社会の常識(マナー)で考えて、マナー違反のものは、ネットワーク上でもマナー違反となるので、今後もインターネットの使い方に気を付けていってほしいです。

【扶桑町立扶桑北中】情報モラルの授業

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 扶桑町では、全小中学校に情報モラルを学ぶ教育ソフトとして「事例で学ぶNetモラル教材」(広島教販)が導入されています。町内で、小中の学びのつながりと発達段階を考慮し、統一したカリキュラムを定め,情報モラル教育を進めています。
 また、中学校では道徳の時間の資料として「春野家のケータイ物語」(独立行政法人メディア教育開発センター)も利用しています。写真は、6月29日に1年生で実践した「相手を思いやるコミュニケーション」の様子です。メールのやりとりに関する内容とともに、日常生活におけるコミュニケーションの在り方について考える授業を進めました。
 さらに、7月2日には愛知県警察本部より、サイバー犯罪防止講話担当者様に外部講師として来校していただき、著作権の話を通して「加害者」にも「被害者」にもならないことが大切だと学びました。

【知立市立知立中】第1回学校保健委員会「思春期の生き方と性」

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 3年生全員が参加した第1回学校保健委員会では、「思春期の生き方と性」をテーマに、岐阜大学教授 近藤真庸先生の講演を聞きました。新聞記事にもなった10代の望まない妊娠・出産など、実例を基に、『恋のルール』(恋愛関係におけるルール)などについて話してくださいました。
 「近藤先生の話を聞いて、(望まない出産をした)女の子の気持ちを察したとき、苦しくなり、泣きそうになりました。彼女はとてもかわいそうでした。しかも、この辛い気持ちが相手の男の子に分からないのが悔しかったです。自分のことについて、誰かに話されることは、もっと嫌です。『恋のルール』は、恋人だけでなく、友達との関係でも同じで、人間性もでてくると思いました。今日の話を聞いて、自分を見直し、これからも人を傷つけないようにしていきたいです。」「今まで何度か恋をしてきましたが、『恋のルール』を守ってきた自信はありません。恋をしているうちは楽しくても、恋が終わったからといって相手を傷つけるようなことを言ってはいけないなと思いました。これからまた、たくさんの人と出会い、恋をすると思います。そのときは、『恋のルール』を思いだし、楽しくつきあいたいです。『恋のルール』を守ることは、人としてのルールを守ることでもあると思います。そういう人になれるといいです。」「これからの人生で、心から信頼し相談できるような人を作りたいと思いました。また、自分が周りから信頼されるようにしていきたいと思いました。」「赤ちゃんを産むには、いろいろな大きな決断が必要だったと思います。だから、その大きな決断をして、今まで大切に育ててくれた親に感謝したいです」
 人に嫌な思いをさせない、考えて行動するなど、人間関係を築く上でも大切なことを改めて学ぶ機会となりました。

【豊田市立竹村小】わたしたちの手で新池をきれいにしよう!〜新池ボランティア〜

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 竹村小学校では、総合的な学習(若竹学習)や生活科、道徳の時間で、地域の方や社会にかかわり、そこで生まれた驚きや気づきから課題を見つけ、追究していくことを大切にして学習を進めてきました。
 学校の近くにある「竹村新池公園」は、毎年持久走記録会の会場として、子供たちになじみのある場所です。また、低学年では、季節を見つけるネイチャーゲームや生き物探検の場として親しまれています。昨年度までは、新池公園の環境を守る活動として、6年生が「新池ボランティア」を行ってきました。
 今年度は4年生が担当し、地域の方とともに6月1日、29日にごみ拾い活動を行いました。きれいだと思っていた公園内に、タバコの吸殻や空き缶などのごみが落ちていることに驚き、改めて「ぼくたちの新池公園をきれいにしていこう」という、気持ちが高まりました。

【新城市立八名小】親子ふれあい教室

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 6月30日(土)に,「親子ふれあい教室」を行いました。PTA委員の企画・運営によるもので,親子でゲームを楽しんだり,弁当を食べたりすることをとおして,親子のふれあいを大切にすることをねらいとした催しです。今年度は,校舎内でゲームを,運動場で地区対抗ドッヂビー大会を行った後,親子で楽しく弁当を食べました。
 天気にも恵まれ,ドッヂビー大会は,ドッヂビーのディスクが行き交うごとに,大きな歓声が上がり,盛り上がった大会となりました。ゲームでは,「しゅりけんとまと入れゲーム」,「新聞紙でサバイバル」,「箸使いゲーム」,「ストロー吸い取りゲーム」,「空き缶魚釣り」,「何があったかな?思いだそうゲーム」,「空き缶積みゲーム」,「ペットボトルボーリング」など8つのコーナーが設けられ,親子で楽しんで取り組んでいる姿がみられました。子どもたちも,「空き缶つみでは,最高記録がでました。それは母さんのおかげで,曲がっているところをまっすぐに直してくれたからです。今日は,母さんといろいろ楽しめました」 と,親への感謝の気持ちを表しながら親子で楽しめた様子を日記に記すなど,親子の絆の深まりがみられた日となりました

【田原市立堀切小】 交通事故ゼロ〜交通安全花束運動を通して〜

 堀切小学校区には、国道42号線が走っています。毎年、車に乗る人の交通安全を願って、「交通安全花束運動」を行っています。今年も、4月28日(土)の午前中、6年生とお巡りさん、自治会の方が参加して、花束運動を行いました。事前に、全校児童が3通ずつ手紙を書き、花束に1通ずつくるんで準備をします。当日、お巡りさんが車を止めてくださり、6年生が1台ずつ、「気をつけて行ってください」と言いながら花束を渡しました。「花束運動は楽しかったです。私が最初にあげた人は、奈良に行くと言ってみえました。ありがとうと言って笑顔で受け取ってくださってうれしかったです。交通事故がなくなるといいなと思いました。」子どもが書いた日記です。
 また、数日たつと、学校にお礼のお手紙を送ってくださる方もあります。「○○君、昨日はお花をありがとう!〜中略〜堀切小学校の皆さんや、お父さん、お母さん、先生の心の温かさを感じました。おじさんもハンドルを持ったら、絶対に事故は起こしません。渥美に行って、気持ちのよい旅ができました。本当にありがとう!」
 子供達は、この活動を通して、人のためになったことに喜びを感じるのとともに、交通事故を起こさないようにしようという気持ちも強くしています。今後も実践力を伴った命の教育をしていきたいと思います。
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【一宮市立浅井南小】サイバー犯罪防止教室

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 本校では、6年生児童とその保護者を対象に、「インターネット・ケータイを考える」と題して、サイバー犯罪防止教室を開催した。講師に愛知県警サイバー対策本部の方をお招きし、実際にあったネット被害の話をしていただいた。
 児童は、三択クイズに答えながら、インターネットや携帯電話を利用する際、何に気をつけるべきかを理解していった。この教室を通して、携帯電話やパソコン、ゲーム機などを通じて入っていくインターネットの世界は、児童にとって身近でたいへん便利な世界である反面、危険もとても多いという側面があることがわかった。
 また、最近5・6年生の児童の間で広まっているコミュニティサイトについて、学年集会を開いた。楽しさや手軽さから安易に始めるコミュニティサイトであるが、サイト内では匿名であり、規制が少ないため、ややもするといじめや中傷にエスカレートする可能性があること。いったん書き込みや写真等のアップをすれば、それは第三者に悪用される危険性があることなどを、本校教師から児童に話した。

【江南市立古知野南小】通学班で遊ぼう

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 本校は、「明日が待ち遠しい学校」をキャッチフレーズに、知・徳・体の調和がとれた、心豊かにたくましく生きる力をもつ児童を育てることを教育目標としています。全校児童数が867名と、大規模校となっているため、学年同士で活動することは多くあるものの、異学年集団での活動がなかなかとりにくくなっています。今までの、「運動会の応援合戦」「長縄跳び大会の練習」に加えて、今年度から「通学班で遊ぼう」が児童会主催で計画、実践されました。
 まず、班長会で児童会から提案された案に基づいて通学班の班長同士が集まり、遊びを計画する。次に、通学班担当者に相談する。当日は、班長が中心となり会を運営する。限られた時間と限られた場所でも十分対応できるような遊びがそれぞれ計画されました。
 当日は、どの教室からも楽しそうな声や笑い声が聞かれ、充実した時間を過ごすことができました。登下校で毎日顔を合わせていても、一緒に遊ぶ機会はなかなかないため、どの子も楽しい時間を過ごすことができました。「班長さんにおんぶしてもらった」「6年生の○○君に教えてもらった」という声が低・中学年から聞かれました。
 今後もこの異学年交流活動をすることにより、自発的・自主的に活動する力や互いを思いやり行動する力を高めたいと思います。

【知立市立猿渡小】「事例で学ぶ Netモラル」を使ってチェーンメールへの対処の仕方を学習しました(5年生)

 本校の5年生では,約20%の児童がケータイを持っており,(スマホは0人)その中で,ケータイでいやな思いや怖い思いをした子はまだいなかった。持っていない子でもケータイやスマホを持ちたいという子がほとんどであり,児童のスピーチにもナメコ栽培のアプリの話が出てくるほどである。将来は,ほとんどの子がケータイやスマホを持つと考えられる。小学校高学年は,ケータイやスマホを持ち始める時期であり,まだ危険な体験をしていないうちに,ケータイなどの使い方や気をつけることを指導しておくと,将来,危険なことに巻き込まれることを予防できると考え,本実践を行った。
 ケータイなどで,最初に気をつけなくてはいけないことは,いたずらとしてよく起こりがちなチェーンメールである。受け取った子はいやな思いをするばかりか,メール独特の問題もある。また,一見善意のメールにみえ,予備知識がないと判断に迷い,間違った行動をしてしまうことも考えられる。
 まず,チェーンメールとはどのようなものであるか,映像クリップで学習した。5人に転送しなかったら不幸になるとか,止めたらわかるという内容であった。授業後の感想では,今日このような学習をしなかったらきっと転送していたという子がたくさんいた。
 次に,一見善意にみえるチェーンメールを映像クリップで学習した。ある病院で手術を受けたいが,輸血用のRh−の血液が足りないから,メールを転送して献血の協力を呼びかけてほしいという内容である。いたずらのチェーンメールを学習した後なので,そのまま転送するという子はいなかったが,ほとんどの児童が,本当かどうか病院に確認し,本当なら転送するという意見であった。もし,みんなが病院に確認したら病院が大迷惑であること,また,どんな内容であっても,メールを転送したらネットがパンクしてしまうことを伝え,一見善意にみえても絶対転送してはいけないことを学習した。
 児童の感想
「私はこの映像クリップを見ていなかったら,メールを5人にしていたかもしれないの で,今日の授業はとてもためになりました。私がメールをしてしまっていたら,何千, 何万・・・という人に迷惑をかけてしまうので,チェーンメールは絶対削除します。」

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【あま市立篠田小】うさぎとの交流を通して命の大切さを学ぶ 〜3年生の実践を通して〜

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 篠田小学校では、昨年度から、学校のうさぎの飼育を通して命の大切さに気づく機会をつくっています。子どもたちは、1・2年生の生活科『げんきにそだて』の中で、うさぎをなでたり抱きかかえたりする活動を行い、生きものとのふれあいをしてきました。そして、うさぎはどんなえさを食べるのかや掃除をどのようにするのかなど、世話の仕方を考えてきました。3年生になると、「うさぎにえさをあげてみたい」、「うさぎの世話をしてみたい」と思う子どもたちが何人もでてきました。
 そこで、3年生の子どもたちもうさぎの飼育活動を行い、命の尊さを感じさせていきたいと考えました。家族学級に獣医師をお招きし、うさぎの心音と人の心音を聞き比べながら生きていることを実感したり、うさぎの健康チェックの方法を学んだりしました。また、臆病なうさぎに近づく時は、大きな物音を出さずに低い姿勢で近づくとよいことも知りました。その後、獣医師に質問をする子どももたくさんいて、関心の高まりを感じました。
 命の尊さを知り、これからの飼育活動では「うさぎに優しくして怖がらせないようにしたい」、「大変だけど頑張って世話をしたい」など、うさぎを気遣って世話をしようとする思いを語る子どもがたくさんいました。これからも自他の命を尊重する態度を育てていきたいと考えます。

【高浜市立高取小】道徳の授業を通した情報モラル教育の実践〜意見の異なる相手への思いやり〜

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〜あらすじ〜
「主人公の由衣は小学生の女の子。とあるアニメーション番組にはまっています。そして、そのアニメのファンが集まるインターネットの掲示板を見ては、感想を述べ合ったりして楽しんでいます。
 あるとき、由衣の意見に対し、意見の異なる書きこみをする人が現れます。一度だけでなく、何度も反論のような返信をする相手に対し由衣は不快感をもち、相手を攻撃してしまう内容のメールを送ろうか迷います。 しかし、他の掲示板の人たちが思いやりのあるなごやかなやりとりをしている中で由衣は、相手の相手の考え方を理解していきます。」
           資料名「やっぱり気になる」 出典『6年生の道徳』(文渓社)

 授業の冒頭では、「インターネットでの交流サイトなどを見たことがありますか。」と、実際のサイト名を例に挙げながら質問をすると、多くの子が反応をしており、インターネットでの交流に興味を持っている子が多くいることが分かりました。
 今回の実践では、資料に集中させるために、紙媒体の資料は使わず、プレゼンテーションソフトを使用して資料を提示していきました。プロジェクターの画面をパソコンの画面に見立て、子どもたちは掲示板に文字が打たれる様子を思い描くことができ食い入るように見ていました。
 主発問「由衣が画面を見つめた後、(相手を攻撃する内容の書き込みの)送信ボタンを押さずに文章を消したのは、どんなことを考えたからでしょう。」では、活発な意見の発表があり、悩む由衣の気持ちをしっかりと考えることができました。意見の異なる相手に対する掲示板での対応の仕方に悩む由衣の気持ちに共感することで、普段の生活での相手への思いやりの気持ちを育てるとともに、上手なインターネットコミュニケーションの仕方について考えるきっかけになったかと思います。
 終末の教師の説話では、前任校の中学校で実際にあったネットトラブルの事例なども紹介することにより、ネットトラブルの怖さについても考えました。

【安城市立安城南中】南中文化を広げよう〜いじめ撲滅運動に向けて〜

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 安城南中学校では、南中文化として、「あいさつ、歌、花」を掲げ、日々取り組んでいます。そして、4年前に南中文化に新たに加わった「イエローリボン運動」。
 イエローリボンには、いじめ撲滅の意味が込められています。例年行われているふれあい会議とイエローリボンを組み合わせ、イエローリボンをより生徒たちに浸透させるため、本年度からイエローリボン会議を行っています。各学級で、いじめを学級で起こさない学級3箇条を話し合いで決め、学級3箇条の取り組みを中心に、各学級の代表生徒、教師、地域の方、PTAの方が一緒になって、「いじめ」をテーマに真剣に話し合いを行いました。生徒だけではなく、地域の方からの貴重な意見を聞くことができ、生徒たちは刺激を受けているようでした。
 会が終わった後の生徒の感想では、「普段聞くことのできない大人の考えや、他のクラスの取り組みについて聞くことができ、すごく有意義な時間であった。この思いをぜひクラスの他のみんなで共有したい。」、「他のクラスで行われている学級3箇条を毎朝必ず言うというものを自分のクラスで実行したい。」などの前向きな意見がありました。
 また、PTAの方の感想では、「子どもたちがこんなにも真剣に、いじめについて向き合っているということを始めて知った。何かあったときには、何か行動を起こすことがとても大切なんだと感じた。」というものがありました。
 このイエローリボン会議をきっかけに、南中全体でいじめ撲滅に向かって取り組んでいます。

【小牧市立一色小】 ケータイやインターネットの安全な使い方について

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 小牧市立一色小学校の4年3組で「これだけは知っておきたい! 小中学生のためのインターネット安全教室〜パソコンや携帯電話で思わぬトラブルや犯罪にまきこまれないために〜」という教材を使って学習しました。
 自分のケータイを持っている児童は2割強でした。使用内容は、ほとんどが親との連絡のみで、友達と連絡をとるという児童はいませんでした。しかし、自宅のパソコン等でインターネットを使用している児童は9割を超えており、動画サイトや無料サイトやオンラインゲームなどをしたことがある児童も数人いました。また、兄弟や親が音楽をダウンロードしていたり、メールをしていたりと知識はかなり持っていると感じました。
 今回の教材では、ダウンロードできるゲームや着メロ、また占いなどの無料でできるものの裏に潜んでいる危険について知ることができました。
 児童は、「ダウンロードしたことある〜」  「お父さんのケータイに変なメールが来た」「こわい」 「ケータイもちたくない」 「家の人に教える」など、「怖さ」を感じている様子でした。
 ふりかえりでは、「ケータイは絶対に落としたらいけない」 「ダウンロードは絶対にしない」「ネットやりたいけど、気をつけたい」 「タダはあぶない」 「家族で話し合いたい」などの内容が多くでました。多くの児童に気付きがあり、成果を感じました。
 今回で終わりでなく、継続的にインターネットやケータイの問題について取り上げていかなくてはいけないと感じました。

【春日井市立小野小】ゆたかな心を育む「なかよし班」活動

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 小野小学校の教育目標は,「たくましく心ゆたかな子」を育てることです。その教育目標を達成するために様々な取り組みを行っており,その1つが「なかよし班」です。本校では,1年生から6年生までの縦割り班を作り,異年齢集団による交流活動を行っています。
 5月に行った「なかよし班」での大縄跳びでは,初めて8の字に挑戦する1年生がたくさんいました。縄の中に入ることすらできないでいる1年生のために,お兄さん,お姉さんたちは「高くジャンプするんだよ!」とアドバイスしたり一緒に跳んだりしていました。
 1年生に跳び方を教えるお兄さん,お姉さんたちの顔は本当にやさしく,1年生の子にできるだけわかりやすく教えていました。1年生が初めて8の字を跳んだ時には,班のみんなから拍手や歓声が上がっていました。跳べた1年生もにっこり笑顔でした。
 また,1学期にみんなでアイデアを出し合って作った班の旗は,集合には欠かせない目印のアイテムとなっています。広い運動場で迷子になってしまいそうな時,自分たちの作った旗を探し,見つけた時にはほっと一安心しています。そして,1年間大切に使った後,3月に6年生が旗を長方形に切ってリボンをつけ,しおりにします。これは1〜5年生へのプレゼントとして渡します。
 初めての「なかよし班」では,6年生は1〜5年生をまとめることの難しさを感じていたようです。けれど,回数を重ねるにつれ,班長らしく堂々とみんなをまとめられるようになってきており,班の中でもお互いに助け合う姿が見られるようになりました。「なかよし班」での活動以外でも,うれしそうに声を掛け合い,休憩時間には一緒に遊ぶ姿はほほえましいものです。
 低学年の保護者の方からは,お兄さん,お姉さんたちの温かい言葉に感動したという声も上がりました。この交流活動を通して,子どもたちに豊かな心を育んでいってほしいと願っています。

【大口町立大口中】情報モラル教室を開催しました

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 大口町立大口中学校では、毎年1年生を対象に情報モラル教室を開催しています。
 平成24年度も7月3日(火)にNTTドコモより2名の講師の方にお越しいただき、情報モラル教室を開催しました。インターネットや携帯電話を使ったコミュニケーションについて学びました。
 モラル教室後の感想では、「今までに『チェーンメール』で嫌な思いをしたので,対応を覚えておきたい。」「今までは,なんとなくやってみたいと思っていた『ツイッター』や『チャット』がどういうものかが分かった。正しく利用したい。」「インターネットや携帯電話で困ったことに巻き込まれたら、すぐに大人に相談しようと思う。」というものが多く、情報モラルについて知識を深めることができました。

【安城市立桜町小学校】情報モラル教育の取組

 本校では、情報モラル指導計画を作成し、各学年で実践を行っています。1学期に行った実践について紹介したいと思います。
 2年生では著作権についての授業を行いました。「新聞に載っていた作文を写して提出してしまった。」という事例を児童に紹介して話し合い、参考にしたいときにはきちんと許可をもらうことや、作品は自分の力で作るというルールを確認しました。
 3、4年生では、個人情報についての授業と文字のみのコミュニケーションについての授業を行いました。個人情報の授業では、「インターネットサイトに名前や住所、電話番号を入力したら知らない会社から電話がかかってくるようになってしまった。」という事例を紹介して、なぜそうなったのかを考えました。個人情報とは個人が特定されてしまう情報であること、知られることによって悪用されることがあるのでむやみに教えてはいけないことを学びました。
 文字のみのコミュニケーションについての授業では、「友達を誘ったら、手紙でいいよと返事がきたので、来てくれると思ったら来なかった。実は、断る意味のいいよだった。」という事例を紹介して、どうしてうまく伝わらなかったかを考えました。そして、どうすればきちんと伝わったか、文字のみで相手に伝えるにはどうしたらよいかを考えました。
 6年生では、学校に配布されている「春野家のケータイ物語」という教材を使い、携帯電話の使い方やルール、マナーについて学習を行いました。電車やバスなどの中では使わない、知らない人からのメールには返信しないなど、基本的な使い方について学びました。また、携帯電話は個人情報がたくさん入っており、失くすと自分だけでなく他の人にも迷惑を掛けてしまうことがあることも学びました。

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