携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

「学びネットあいち」の「情報モラルについて」をご活用ください。

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 愛知県生涯学習情報システム「学びネットあいち」に情報モラルについて学習できるページを掲載しました。ケータイ電話によるトラブルの様子やフィルタリングのかけ方、家庭でのルール作りや子どもの見守り方、掲示板などへの誹謗中傷の書き込みの削除依頼の仕方、家庭教育において大切にしたいことなどを知ることができます。特設ページの「情報モラルについて」をクリックしてご覧ください。
 また、役に立つ教材、相談窓口や参考になるサイトなども沢山掲載しています。
 PTA研修や保護者会、現職教育などで是非ご活用ください。
「学びネットあいち」http://www.manabi.pref.aichi.jp/

春野家ケータイ物語実践サイト紹介

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 各学校からの実践報告の中にしばしば登場する情報モラル教材に「春野家ケータイ物語」がありますが、その教材を使った授業実践例が掲載されているサイトをご存じですか?
 そのサイトはこの キッズケータイ活用プロジェクトサイトの「 プロジェクトレポート」のコーナーです。このサイトを提供しているのは、「春野家ケータイ物語」を制作し提供したチームです。
 愛知県教育委員会でこの「春野家ケータイ物語」を取り寄せたところ、DVD映像教材、黒板に貼る大型カード(上記写真はその一例)など、とても充実しており、すぐにでも情報モラル授業ができる教材だとわかりました。しかも無料で提供されており、市町村教委を通して教材の取得をお勧めしました。
 このサイトには、「春野家ケータイ物語」を活用した授業実践者の思い、授業での工夫、子どもたちの様子などのレポートがたくさん掲載されています。授業作りに大いに参考になる情報満載です。ご覧いただくことをお勧めいたします。
 ちなみに「プロジェクトレポート」の一つに「 2009.9.30 愛知県教委が県内市町村教委に『春野家ケータイ物語』を薦めた理由」というレポートもあります。(義務教育課)

国語に関する世論調査「インターネットと言葉」

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 文化庁が9月に「国語に関する世論調査」を発表しました。今回は、その中から「インターネットと言葉」に関する項目を紹介します。

<問> メール以外に,インターネットを利用することがあるか?

<分析>
― 全体では55%。20代と30代では9割前後,16〜19歳では全数近くが利用している ―

 パソコンや携帯電話などを通して,メール以外に,インターネットを利用することがあるかを尋ねた(選択肢の中から一つ回答)。結果は以下のとおり。
 「よく利用している」「時々利用している」「利用したことがある」をそれぞれ選択した人の割合を合わせた「利用している(計)」は55.0%であった。年齢別に見ると,16〜19歳では98.6%が利用しており,20代と30代は9割前後,40代では8割強である。
 一方,60歳以上では,「利用したことがない」と答えた人が8割弱となっており,年齢によって,回答が大きく違う結果となっている。

<問> どのようにインターネットを利用するか?

<分析>
―「買い物をしたり,オークションに参加したりする」がトップ ―

〔全体・年齢別〕
 問16の「利用している(計)」の人たちを対象に,どのようにインターネットを利用するかを尋ねた(当てはまるものはすべて選択)。結果は以下のとおり。
 「買い物をしたり,オークションに参加したりする」(47.6%),「官公庁や企業のホームページやブログを利用する」(46.1%)を選択した人の割合が高く「一般個人のホームページやブログを利用する」(37.2%),「芸能人や文化人等のホームページやブログを利用する」(24.2%),「ホームページやブログを公開する」(19.7%)が続いている。

<問> 匿名性の高い電子掲示板などでの言葉の使い方の問題点について

<分析>
― 利用者の5割台半ばが「攻撃的できつい言葉が多い」を選択 ―

〔全体〕
 「匿名性の高い掲示板などを利用する」を選択した人(8.1%)に,インターネット上の匿名性の高い掲示版の書き込みなどでの言葉の使い方について,問題を感じることがないかを尋ねた(当てはまるものはすべて選択)。結果は以下のとおり。
 「攻撃的できつい言葉が多い」(56.3%),「若者言葉や俗語,流行語などが多い」(42.5%)を選択した人の割合が高く,「誤字・脱字や文章の間違いが多い」(25.3%),「特に問題を感じることはない」(23.0%)が続いている。

以上です。

国語に関する世論調査「情報機器と言葉:電子メール)

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 文化庁が9月4日に「国語に関する世論調査」を発表しました。「情報機器と言葉」という調査項目もありました。今回はその中から、電子メールについての項目を紹介します。

<問> ふだん,電子メール(携帯電話でのメールも含む)を使っているか?

<分析> 
― 6割を超える人が電子メールを使用。平成15年度調査から15ポイント増加 ―

〔全体・過去との比較〕
 ふだん,電子メール(携帯電話でのメールも含む)を使っているかを尋ねた(選択肢の中から一つ回答)。結果は以下のとおり。
 「使っている」と答えた人が6割を超えた。同じ問いを立てた過去の調査結果(平成12年度,15年度調査)と比較すると,「使っている」を選択した人の割合は,平成15年度からは15ポイント,平成12年度からは37ポイント増加している。

<問> どんな機器を使って電子メールをやり取りするか?

<分析>
― 電子メール利用者の9割強は,携帯電話を使ってやり取りをしている ―

〔全体〕
 問17で「使っている」を選択した人(62.6%)に,どんな機器を使って電子メールをやり取りしているかを尋ねた(当てはまるものはすべて選択)。結果は以下のとおり。
 「携帯電話」と答えた人の割合が9割を超えている。
・携帯電話  92.2%
・パソコン・ワープロ 48.8%


<問> 電子メールでどのような表現を使うか(パソコン等/携帯電話)

<分析>
― 携帯電話では,7割を超える人が「手紙よりくだけた表現」 ―

 電子メールを作成するときにどのような表現を使うか,「パソコン・ワープロ」と回答した人,「携帯電話」と回答した人,それぞれに尋ねた(選択肢の中から一つ回答)。結果は以下のとおり。
 パソコン・ワープロを使ってメールをやり取りすると答えた人のうち,5割を超える人が「手紙などに用いている表現と同様の表現」を選択した。一方,携帯電話を使ってメールをやり取りすると答えた人では,7割を超える人が「手紙などに用いているよりもくだけた表現」を選択している。

以上です。

読売教師力セミナー2009「ネット社会をどう生きる〜親の役割・教師の役割〜」

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情報モラル どう教える 「考えさせる授業」実演

 読売新聞社は10月10日、「ネット社会をどう生きる〜親の役割・教師の役割〜」をテーマに、「読売教師力セミナー2009」(愛知・岐阜・三重県と名古屋市の各教育委員会後援)を名古屋市昭和区の南山大学名古屋キャンパスで開く。ネットいじめや出会い系サイトによる性犯罪被害など、子どもたちとネットをめぐるトラブルが増え続ける中で、模擬授業やパネルディスカッションを通して、情報モラル教育実践のための具体的な指針を教師や保護者に示すのが狙いだ。

 セミナーではまず、愛知県教委義務教育課の玉置崇主査が教師役、保護者や若手教師が生徒役となって、情報モラル教育の模擬授業を行う。従来の情報モラル教育に目立つ知識詰め込み型でなく、子どもたち自身に考えさせる新しいタイプの模擬授業を提案し、現場の教師に授業づくりのヒントにしてもらう。

 解説では、NPO法人「元気な学校を支援し創る会」の大西貞憲理事が模擬授業を分析しながら、情報モラルに関する授業のスキルアップの方法を示す。また、愛知教育大学教職大学院の志水廣教授が、模擬授業の出演者らへの質問を通して子どもたちが自ら学び考える授業の本質を浮き彫りにする。

 さらに、パネルディスカッションでは、愛知県警生活安全総務課サイバー犯罪対策室長が現在、ネット上で起きているトラブルの実態などを説明、玉置主査や模擬授業に参加した保護者の代表も加わって、情報モラル教育における教師の役割、親の役割を考える。

 申込みは住所、氏名、電話番号を明記し、読売新聞中部支社社会部教師力セミナー係へ。はがき(〒460・8470=住所不要)、ファクス(052・211・1085)、Eメール(konwa21@yomiuri.com)のいずれかで。先着順。参加者には聴講券を送ります。問い合わせは同係(052・211・1812)。

 * 2009年7月17日 読売新聞より

【ぜひチェックを】家庭での情報モラルシート

 「情報モラル指導実践キックオフガイド」に家庭での「情報モラル指導チェックノート」が掲載されています。
 以下に示しますので、いくつ○が付くかチェックをしてみてください。

1 社会で情報モラルに関わるどのような事件や課題があるのか新聞やテレビ,インターネットで調べている。

2 家庭で子どもと話し合って,コンピュータを使う際のルールを作り,守らせている。

3 コンピュータは子どもだけで使う場所には置かず,家族の目が届く居間などに置いている。

4 子どもに携帯電話を与える前に,本当に必要かどうかをよく検討し,子どもに使わせる場合はフィルタリングサービスの契約を解除せず,ルールやマナーの指導も行うようにしている。

5 ブラウザやフィルタリングソフトのページ閲覧履歴を定期的に見て,子どもがどのようなページを見ているか確認している。

6 子どもにクレジットカードの番号を教えたり,勝手にネットショッピングをさせたりしない。

7 子どものネット利用の時間や料金を調べ,使いすぎの状態ではないか注意している。

8 子どもの様子から気になることがあれば学級担任やカウンセラーと連絡を取り合うようにしている。

9 困った場合の連絡先として警察の生活安全課や消費者相談窓口などを知っている。

10 家族での会話を大切にし,学校や家での出来事について何でも話せて相談できる雰囲気を作っている。

※○が5個以下では要注意です。
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【情報】大口町広報に情報モラルシリーズ

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 大口町の広報紙には「シリーズ 携帯電話にひそむ闇」と題した記事が今年度から連載されています。許可を得ましたので、8月号の掲載記事から一部転載します。ご興味がある方は、http://www.town.oguchi.aichi.jp/jouhou/kouhou/k...をご覧ください。

【情報】違法配信された音楽・映像の無断ダウンロードも違法に

 これまでの著作権法では、違法配信からのダウンロードを禁止する規定がなかったため、著作権を侵害して配信されている音楽や映画であると知っていても、個人的な利用のためにダウンロードすることは違法とはされてきませんでした。

 権利者団体などを中心に、これまでも、違法配信対策が精力的に行われてきましたが、違法な流通の規模はますます大きくなり、技術的にも制約があることから、違法配信への対処だけでは限界が生じていました。

 そこで、今回、著作権法の改正が行われ、著作権を侵害した配信だと知りながら、権利者に無断で音楽や映像をダウンロードすることは、個人的に楽しむ目的であっても、違法(権利侵害)であるとされました。

 詳しくは、政府公報オンラインhttp://www.gov-online.go.jp/useful/article/2009...でご覧ください。

学校裏サイト・プロフいじめ先生向け相談窓口

 総務省は「学校裏サイト」や「プロフ(自己紹介サイト)」でのいじめなど、教育現場のネット・トラブルに関する相談窓口を開設したとのことです。
 ネットに精通した専門相談員が学校関係者からの相談を受け付け、違法な書き込みへの具体的な対応策などを助言がされるそうです。
 窓口は「違法・有害情報相談センター」で、相談は教師などの学校関係者からに限定。電話(03・5644・4800)は、月曜日から金曜日の午前10時から午後5時まで。インターネットによる受付はこちら(http://www.ihaho.jp)で、24時間受付可能とのこと。
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【お勧め番組】ケータイ親子の道しるべ

 NHKでは毎年夏には、ネット社会を行く抜くためのさまざまなノウハウを番組で提供しています。
 今年は8月3日(月)午前9:30〜10:00<再放送は8月14日(金)午前10:00〜10:30>に、ケータイ親子の道しるべと題した番組が放送されます。携帯電話を子どもに与える際のルール作りのポイントや、コミュニケーションツールとしての新たな可能性が描かれるとのことです。
 下の画像はNHKのホームページから、番組紹介の部分を切り取ったものです。サイトはhttp://www.nhk.or.jp/school/net/osusume/osusume...です。
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フィルタリングソフトを利用しない理由

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 総務省が行った調査からの抜粋です。調査対象とした人数は1000人で、回答者は960人です。

 この調査の中で、フィルタリングソフトを利用しない理由を問う設問がありました。その結果を見ると、一番多い理由は、親子でコミュニケーションをとり、利用のマナーやルールを身に付けさせればよいというものでした。
 この回答は、昨年度と比べると10ポイントほど上昇しているとのことで、家庭での話し合いの大切さについての理解が進んでいることを表しているとは思いますが、一度の話し合いではなく、折に触れて、家庭で話題にしていただくことが重要だと思いました。(文責 義務教育課)
 

情報モラル教育の学習(小・中学校の学習指導要領解説総則編より)

 以下の文章は,小学校及び中学校の学習指導要領解説総則編から,情報モラル教育の学習活動の部分を抜粋したものです。

(1) 小学校
・情報発信による他人や社会への影響について考えさせる学習活動
・ネットワーク上のルールやマナーを守ることの意味について考えさせる学習活動
・情報には自他の権利があることを考えさせる学習活動
・情報には誤ったものや危険なものがあることを考えさせる学習活動
・健康を害するような行動について考えさせる学習活動
 これらの活動などを通じて,情報モラルを確実に身に付けさせるようにすることが必要である。

(2) 中学校
・ネットワークを利用する上での責任について考えさせる学習活動
・基本的なルールや法律を理解し違法な行為のもたらす問題について考えさせる学習活動
・知的財産権などの情報に関する権利を尊重することの大切さについて考えさせる学習活動
・トラブルに遭遇したときの主体的な解決方法について考えさせる学習活動
・基礎的な情報セキュリティ対策について考えさせる学習活動
・健康を害するような行動について考えさせる学習活動
 これらの活動などを通じて,小学校段階の基礎の上に,情報モラルを確実に身に付けさせることが必要である。

 こうした指導内容を計画的に指導することが望ましいことはいうまでもないが,また同時に,各教科等の授業の中で,随時行う日常的な指導も大切である。特に,コンピュータを使った各教科等の授業では,情報モラルを指導できる場面はたくさんあり,その場に応じて必要な情報モラルの指導を行うことは大変効果的である。

情報モラルの指導の在り方(教育に情報化に関する手引より)

 文部科学省が3月に発行した「教育の情報化に関する手引」(p77〜p78)からの抜粋です。
 情報モラルの指導の在り方として、「考えさせる学習活動の重視」を掲げていることに注目しておくべきだと思います。

(1) 不易の部分の指導と変化への対応
 情報モラルは,道徳などで扱われる「日常生活におけるモラル(日常モラル)」が前提となる場合が多く,道徳で指導する「人に温かい心で接し,親切にする」「友達と仲良くし,助け合う」「他の人とのかかわり方を大切にする」「相手への影響を考えて行動する」などは,情報モラル教育においても何ら変わるものではない。
道徳における指導の内容には,
・主として自分自身に関すること
・主として他の人とのかかわりに関すること
・主として集団や社会とのかかわりに関すること
などがあるが,情報モラルでは,ネットワークを介してこの「他の人」や「集団や社会」とかかわることとなる。
 したがって,その指導に当たっては,携帯電話やパソコンなどを通じてインターネットを利用することにより,知らない人や社会とのつながりが簡単にできることや,顔を見なくてもあるいは名前を知られなくてもコミュニケーションができるといった,情報社会やネットワークの特性を踏まえることが必要であり,それに伴う危険などにも触れていく必要がある。
 情報モラル教育において重要なことは,第1 節でも述べたとおり,情報社会やネットワークの特性とその危険を知ることのみがねらいではなく,ネットワークを通じて他人や社会とよりよい関係を築けるよう,自分自身で正しく活用するために的確な判断ができる力を身に付けさせることである。

(2) 考えさせる学習活動の重視
 第1 節で述べたとおり,情報モラルの指導は,各教科等において指導するタイミングをうまく設定し,繰り返し指導することが大切であるとともに,児童生徒どうしで討論することや,インターネットで実際にあるいは擬似的に操作体験をしたり調べ学習をしたりするなどして,「情報モラルの重要性を実感できる授業」を実践する必要がある。特に,学習指導要領解説総則編においては,情報モラルの指導のための具体的な学習活動について,一方的に知識や対処法を教えるのではなく,児童生徒が自ら考える活動を重視している。

子どもが利用する携帯電話やパソコンには保護者の判断でフィルタリングを

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 以下は、政府広報オンラインサイトhttp://www.gov-online.go.jp/useful/article/2009...からの転載(記事&カット)です。

 子どもがインターネットを安全に、適切に利用できるようにするために、一番重要な役割を果たすのは家庭です。

 子どもに携帯電話を持たせたり、パソコンを使わせたりするときには、保護者自身が、インターネット上に有害な情報が数多くあることを認識し、子どもがその悪影響を受けないようにフィルタリング機能を取り入れたり、子どものインターネットの利用状況を把握したりするなど、適切に管理することが必要です。

 青少年インターネット環境整備法の施行後は、18歳未満の子どもが利用する携帯電話やPHSを購入する場合、保護者はその旨を事業者に申し出ることが義務づけられます。18歳未満の子どもが利用する携帯電話などには、事業者がフィルタリングサービスを提供します。フィルタリングサービスを利用するかどうかは、保護者の判断に委ねられており、保護者からフィルタリングサービスを利用しない旨の申し出があれば、フィルタリングを外すことができます。

 どの方式のフィルタリングを利用するか、また、フィルタリングを外すかどうかは、子どもの希望に応じるのではなく、保護者が、子どもの年齢や成長を考えながら判断していくことが大切です。


緊急 【ご案内】親子のためのネット社会の歩き方セミナー

 コンピュータ教育開発センターが主催する「親子のためのネット社会の歩き方セミナー」をご存知でしょうか。
 このセミナーでは講師の無償派遣、以下の写真のようなテキストの無償提供がされます。一度、以下に示す事業の概要をお読みいただき、希望がありましたら、申し込まれるとよいと思います。
 
<目的>
 本事業は、子供達がIT社会に正しく対応できることを目的として、子供とその親を対象に、IT社会に対応するための情報モラル・セキュリティに関するセミナーを実施し、家庭でのコミュニケーションの題材となるような情報を提供するとともに、学校の先生が親子を指導するための情報を提供するものです。

<概要>
 子どもたちに、IT社会のメリットを認識してもらうと同時に、被害にあわないための知識をもってもらう。
 教師・親にも、IT社会の実態を理解してもらい、子どもたちを影の部分から守るための知識をもってもらう。また家庭でのコミュニケーションの題材になるような情報を提供する。
 教師が親子にネット社会の歩き方について指導するための一助となる情報を提供する。


■ 「親子のためのネット社会の歩き方セミナー」開催地募集案内
 以下の内容で、セミナーを開催するものを募集します。
テーマ : 「親子のためのネット社会の歩き方セミナー」
開催期間と開催箇所数 :
  第1期開催期間 : 平成21年 7月 〜 平成21年 9月   5ヶ所
  第2期開催期間 : 平成21年10月 〜 平成21年11月  10ヶ所
対象受講者 :
  児童・生徒、保護者、教員、教育関係者
  原則として児童生徒向けセミナー、保護者向けセミナーのセットとします。
  児童生徒は、主として小学生高学年と中学生とします。
公募対象 :
  教育委員会、学校、保護者会、PTA連合会、地域の教育関連団体
公募期間 :
  第1期分:平成21年 5月15日(金) 〜 6月19日(金)
  第2期分:平成21年 5月15日(金) 〜 8月12日(水)

■ 申し込みサイト
 http://www.cec.or.jp/jka/h21oyako_index.html#01

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情報モラルを各教科で指導するにはどのようなことに留意すればよいか

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 「やってみよう情報モラル教育」サイトには、以下に示すように各教科で情報モラルを指導するための留意点が書かれてありました。情報モラル教育は携帯電話やコンピュータの正しい使い方を学ぶ教育だけのように思われている方もありますが、常日頃行っている学習指導の中でも、情報モラルに関した指導ができる、あるいはすべきであることが以下の文章でお分かりになると思います。
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 各教科で情報モラルを指導することは大切です。特別なカリキュラムを用意するのではなく、従来の授業の中に情報モラルの視点を持った学習活動をはさみこむことで実践できます。
 国語では、「伝え合う力」の育成がさらに強調されるようになりました。以前から、自分の気持ちや思いを相手の人に伝える手紙の指導はなされてきましたが、今後は電子メールの書き方や掲示板による交流のしかたなども国語の授業として取り組まれるようになるでしょう。そこでは情報モラルの指導を併せて行うことが必要になります。
 社会科や理科では、様々な課題や疑問に対して情報手段を使って主体的に調べる活動も積極的に取り入れられるようになりました。いわゆる「調べ学習」の学習活動では、ネットワークを利用した活動が含まれています。これらの活用を初めて体験するときには、その利点の紹介と同時に併せて情報モラルを指導することが必要です。
 このように,各教科で情報モラルの指導を行う場面は数多くあります。しかし、散発的で一貫性が乏しくならないように注意が必要です。また、学級間や学年間で温度差も生まれがちです。そこで,情報モラルの重要さについて学校全体としてコンセンサスを得るとともに、実施した授業を同じ学年に広げ、次年度以降も「定番化」していくような取り組みが必要です。このような授業の積み重ねによって、学校全体の情報モラルの指導計画を策定する段階まで進めることができるでしょう。(やってみよう情報モラル教育サイトより引用

学校・情報モラルお困り相談サイトに指導例あり

 「愛知1000校の取組」には、毎日、県内の小中学校から寄せられた情報モラルに関する取組が紹介されています。
 もしどのような取組を行ったらよいかお悩みの学校がありましたら、「学校・情報モラルお困り相談サイト」をご利用ください。
 このサイトの「情報モラル指導」というカテゴリーには、以下のように情報モラル指導に関して役立つリンク集が備えてあります。
 学校・情報モラルお困り相談サイトここをクリックしてください。

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ネットいじめにあっている子どものサインを見逃すな

 『「学校裏サイト」からわが子を守る!』(安川雅史著、中経文庫)のp77からp79にタイトルに示す内容が記されていましたので、ご紹介します。

 ***
 ケータイメール、プロフ、学校裏サイトなどのインターネット機能を媒体とする「ネットいじめ」にあっている子どもは、実質的に昼夜、平日、休日の区別なくいじめにあっていることになります。昔とは違い、いじめは学校や教室だけで行われるものではなくなってきているのです。
 クラスメートからなりすましメールなどでいじめを受けている生徒は、クラスの中での孤独感を癒すために、プロフなどを通じて学校外に作った友だちとケータイメールでやり取りをしていることがあります。
 本来、なりすましメールなどの嫌がらせを受けている場合は、ケータイを解約してしまうことが最善のいじめ回避策と言えるのですが、心を開ける友だちが学校外にいる場合、いじめの被害生徒にはケータイを解約するという発想が出てきません。また、ケータイメールで嫌がらせにあっているということを親に相談すれば、ケータイを取り上げられてしまう可能性が高いので、いじめや嫌がらせにあっていることを絶対に親に話さないのです。
 しかし、ケータイメールやプロフ、学校裏サイトなどの「ネットいじめ」にあっているこどもは、言葉に出さなくても必ずSOSのサインを出しています。親は、子どもから発せられたそれらのSOSのサインに何としても気づかなくてはなりません。
 子どもの多くは、自分の着メロを他人に聞かせることを楽しみにしています。新しくて珍しい着メロをダウンロードし、それを周囲の友だちに聞かれ、「その着メロ、いいねえ」と言われることに優越感を感じるのです。
 ところが、いじめにあっているほとんどの子どもが、着メロが鳴ることを恐れてケータイをサイレントモードにしています。それまでは着メロが鳴ると嬉々としてケータイをチェックしていたのが、嫌がらせのメールが増えてくると、着メロの音が心臓を突き刺すような音に感じるようになってしまうのです。
 ところが、このような大きな変化が子どもの身の上に起こっているにもかかわらず、多くの親が子どもの異変に気がつきません。今まで大音量で流れていた着メロがサイレントモードに変わるというのは、一番わかりやすい変化です。親御さんたちには、この時点で何かがおかしいと感じ取ってほしいと思います。
 ***

 このような内容です。参考にしていただければ幸いです。

携帯使う中2の1割「すぐに返信せず友だちにキレられた」経験

 日本PTA全国協議会は13日、子どもとメディアに関する意識調査の結果を公表した。調査は2008年11月、小学5年生1902人と中学2年生1992人、その保護者3610人を対象に実施した。

 携帯電話・PHSを持っている小5は20.4%、中2は42.4%。1日のメール送受信数では、小5は「1〜5通」(34.3%)、中2は「51通以上」(16.0%)が最も多かった。1日の通話時間では、小5は「1〜5分」(47.7%)、「ほとんど使わない」(21.6%)、中2は「ほとんど使わない」(32.0%)、「1〜5分」(30.8%)が多かった。

 子どもが携帯電話・PHSを使う上で当てはまることとしては、小5(携帯電話・PHSの所有者388人)では「絵文字で気持ちを伝えることが多い」が46.9%に上ったほか、「メールの返信がないととても不安になる」は24.5%だった。「すぐに返信しないで、友だちにキレられたことがある」は 2.3%にとどまった。

 中2(携帯電話・PHSの所有者845人)の回答では、「絵文字で気持ちを伝えることが多い」が60.2%に達した。「メールの返信がないと不安になる」については25.9%、「すぐに返信しないで、友だちにキレられたことがある」は11%だった。一方、「学校裏掲示板に書き込みをしたことがある」と答えたのは3.2%、「メールなどでいじめられたことがある」という回答は1.5%にとどまった。

 携帯電話・PHSの1カ月の使用料金は、小5では「2000円〜3000円未満」(27.5%)、「3000円〜4000円未満」(26.0%)、中2では「7000円〜8000円未満」(17.2%)、「5000円〜6000円未満」(10.8%)が多かった。

 携帯電話やPHSにフィルタリング機能が付いていると答えた小5は28.4%、中2は23.3%。一方、保護者に同じ質問をしたところ「導入している」が57.1%と半数を超え、子どもの回答と大きな差が見られた。「導入していない」と答えた保護者に理由を尋ねたところ、「子どもを信頼しているので」が最も多く、小5保護者で40.7%、中2保護者で65.1%に上った。

 保護者が心配することとしては、「メール機能などの悪用や学校裏掲示板などによるいじめや恐喝」が49.8%に達したほか、「料金を使いすぎてしまう」(48.9%)、「有害サイトにアクセスする」(44.6%)、「出会い系サイトなどから性犯罪などに巻き込まれる」(39.3%)などが挙げられた。

【転載】http://k-tai.impress.co.jp/より

グーグル地図に家庭訪問先 うっかり公開

 インターネットの検索大手「グーグル」の無料地図サービスで、家庭訪問先の児童・生徒の住所や氏名がだれでも閲覧できるケースが、先月から相次いでいる。昨秋、この問題が表面化した際、文部科学省は都道府県教委に注意を呼びかけていたが、家庭訪問の季節を迎え、学校の先生が不用意に作成したらしい。

 問題が起きているのはグーグルマップの「マイマップ」と呼ばれる機能上。確認できただけでも、徳島県の市立中学校の生徒31人分、鹿児島県内の県立高校の生徒約30人分、宮崎県の県立高校の生徒15人分のそれぞれ氏名(一部名字)と住所を、ネット上でだれでも見ることが出来た(いずれも現在は出来ない)。

 徳島では中学校の教諭が「家庭訪問」と名付けて行き先を記した地図を作成。教育委員会が昨年11月、個人情報の適切な管理を指示していたが、徹底されていなかった。宮崎では高校の担任が家庭訪問のために先月作成。学校側によると、担任は「作った本人しか(地図を)見られないと思った」と話した。鹿児島も「操作に不慣れな先生が使っていた」(県教委)という。

 マイマップでは地図の上に利用者が目印やメモを書き込み、保存しておけるが、初期設定はだれでも閲覧できる「一般公開」。本人と地図のURL(ネット上の住所)を共有した人しか見られないようにするには、自分でマップ上で「限定公開」を選び、保存する必要がある。後からこの操作をしても、ネットに流れた情報を手がかりに検索・閲覧できる場合があり、グーグル日本法人の広報担当者は、不適切な情報の場合は削除を申請するよう勧めている。(松村北斗)

【転載】asahi.comより
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