携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【豊田・御作小】「ネット社会の歩き方」

 本校の5年生11名に、インターネットについて質問をしたところ、「何でもすぐに調べられるから便利」、「ゲームができて楽しい」、「楽しい動画いっぱいある」など自由にインターネットを利用している様子が見られた。そこで、インターネットを正しく使うためにルールを身につけさせる必要を感じたので、情報指導員の方と協力をして情報モラルの授業を年間通じて計画した。
 そこでまずは「情報検索」、「情報発信」、「個人情報・著作権」などについて様々な事例を分かりやすく紹介して『ネット社会の歩き方』を活用して、紙芝居形式で事例の紹介を行った。そこでの子どもたちの反応は、今まで当たり前のように使っていたインターネットは便利である反面、知らないところで危険にさらされていることに気付いたり、今はまだ経験したことがないが掲示板の書き込みやメール発信などの際に気をつけなくてはいけないことを学んだりしていた。
 次に、子どもたちにネット社会の疑似体験をさせるため、コンピュータ室内でのスタディーノートを利用したメールのやり取りや掲示板への書き込みなどを経験した。ここでは、顔の見える友達とのやり取りのため、さほど危険性を実感することはない様子であった。そこで、最後に『School Online』というサイトを利用してメールの疑似体験を行った。知らない相手へのメールを送信すると返事が返ってくるという経験は子どもたちにとってとても新鮮で何気ない言葉が危険を含んでいること実感することができた。
 今後は学校でのインターネット利用だけではなく、家庭での利用する際のルール作りを家庭と連携して考えていきたいと思う。

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