携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【みよし・中部小】情報モラルに関する授業報告

 本校6年生において、以下のような内容で情報モラルへの関心・意識向上を目的に授業を行った。
○ソーシャルネットワークの危険性について
 最近では小学生も高学年になると、多くの子どもがインターネットを使用するようになる。携帯電話を持つ子どもが増えたこともその要因であり、アンケートの結果では、6年生の6割の児童が自分専用の携帯電話を持っている。また別のアンケート結果から、ソーシャルネットワーク(例えばアメーバピグ)を利用する児童が多いことが分かった。しかし、ソーシャルネットワークについての正しい知識もないまま利用している児童が多く、また、それを知らなくても利用できてしまうことが、犯罪等の被害者になってしまう原因となる。。そこで今回の授業では、情報モラルに関するDVD教材を見ながら、ソーシャルネットワークの危険性について考えると共に、利用する上で知っておくべきことを指導した。
 一つ目は、自分に関する情報を載せないということである。名前はもちろん、連絡先や住所などの個人に関わる情報は、インターネット上に載せたり他人に教えたりしてはいけないことを指導した。
 二つ目は、インターネット上の会話ややりとりは、匿名で行われているわけではないということである。インターネット上の誰も見ていないような空間だから情報を配信している自分のことはだれもにも分からないと勘違いしてしまいがちであるが、実際は通信元をたどれば誰がどのような内容を配信したか、また、閲覧したかが分かるということを指導した。
 三つ目は、インターネット上で知り合った相手とは実際に会わないということである。インターネット上では、顔も年齢なども知らずに友達になった気分になってしまうことがある。しかし、実際に会ってしまったことにより、犯罪に巻き込まれる場合があることも知らせた。

 子どもたちは、普段気軽に利用しているソーシャルネットワークやインターネットサイトの危険性を知り、驚いた様子だった。今回の指導を通して、子どもたちの中でインターネットを利用する上でのモラルが向上した。

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