携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【田原・田原東部小】著作権を考えよう

 田原市立田原東部小学校では、6年生を対象に情報モラルの授業を行いました。6年生では、総合的な学習の単元『ふるさと再発見〜田原のよさ伝えよう〜』の発表会で、プレゼンテーションソフト「パワーポイント」を利用しています。そのために、文書や記事の引用、写真・イラストの利用などについて、「著作権」について考える授業を行いました。
 最初に、スズキ教育ソフトの「あんしん・あんぜん情報モラル」より、「そのイラスト、使ってもいいの?」を活用して学習しました。友だちの描いたイラストを無断で利用して、自分のホームページにのせたという事例を見せた後、自分のイラストを利用されたモモコが怒った理由を考えさせました。「まずモモコに尋ねてから、使わせてもらった方がよかった。」という意見が多く出されました。
 次に、解説を見せ、イラストや文章、音楽などの人が考えて作ったものには「著作権」という権利があり、勝手に使ってはいけないことを知らせました。また、著作権者の許可を得てからなら利用できることにも触れました。これらのことは、お互いの作品を大切にしようという気持ちからできたルールであることを確認しました。
 事後の感想には、「苦労してつくった人の作品を勝手に利用してしまうと、相手を傷つけてしまうので、著作権を考えて行動したい」「多くの人に見てもらうようなものをつくる時には、モラルを守るよう気をつけたい」「テレビなどのキャラクターを気軽にポスターなどに利用しないようにしたい」などが出されました。
 発表会へ向けた学習を通して、子どもたちは「著作権」を考え、責任ある言動をとることの大切さを学びました。

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【津島・西小】、『防犯教室』を行いました

 津島市立西小学校では、1月27日、5・6年生の高学年の児童と保護者を対象に、愛知県警サイバー犯罪対策室から講師の方をお招きして、『防犯教室』を行いました。 プレゼンテーションを通して、インターネットはわたしたちの生活にとても便利な道具である反面、その情報には間違っているものも多いので信用しすぎないこと、安易に個人情報を扱うことで知らない相手から特定されてしまうといった、さまざまなトラブルにまきこまれてしまう危険性について教えていただきました。そして、今後わたしたちはどのようなことに気をつけてインターネットを使えばよいのかを考えることができました。
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【常滑・南陵中】チェーンメールについて学習をしました

 生徒の間で、チェーンメールで困っていることがあり、チェーンメールの内容を取
り扱うことにし、広教のNetモラルを使用してチェーンメールについて学習をしまし
た。
 生徒の感想では、「『○○人に転送して』『できるだけ多くの人に送って』といった内容がきて、自分が送ってしまったために多くの人が困ってしまった。」「無駄にネットワークを使用してしまった。」などと書かれており、ネットワークの利用にもマナーが必要であり、安易に送ってはいけないことが学習できた。
 また、チェーンメールの5問の問題にも意欲的に取り組むことができた。

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【春日井・八幡小】情報に責任をもとう

 本校では、「相手のことを思いやる」「自分の身は自分で守る」を基本に、児童の発達段階に応じて情報モラルの指導を進めています。
 5年生では、『事例で学ぶNetモラル』や、『春野家ケータイ物語』などの教材を使い、「個人情報の保護」「著作権、プライバシーなどを意識した望ましい情報の発信」について学習しました。ついうっかり個人情報を流してしまうとどんなことになるのか、掲示板へ悪口を書きこんだり、悪口を書いたメールを送ったりすると、相手がどんな気持ちになるのかなどを考えることを通して、情報に対する責任について理解を深めることができました。

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【蒲郡・大塚小】情報セキュリティ「その情報、ホント?」

 スマートフォンやタブレット型PCの普及により、インターネットを活用した生活がさらに手軽で身近なものになってきている。家庭における子どもたちのインターネットの活用状況を調べると、ゲームをはじめ、調べごと、ショッピング、地図などで子どもたちが積極的にインターネットを活用している実態が分かった。一方で、インターネット上の情報は必ずしも正しいとは限らず、友達と同じテーマで調べた内容が、すり合わせてみると食い違ってしまったという経験を持つ子もいた。
 こうした子どもたちの実態から、情報モラル教材「青野家ケータイ物語」を用いて、インターネットやメールからの情報との上手なつきあい方について考えさせようと考えた。その中で日常レベルで実践できることや、情報を正しく活用する姿勢の習得を目指して情報モラル教育を実践した。

<指導の実際>
1 本時の課題を考える
・体験を想起させweb上の情報が生活に役立っていることを意識する
2 情報をめぐる事例ドラマを見て考える
・「役に立ったこと」「問題だったこと」を整理していく
・失敗しないための対策を具体的に考えることで、インターネット上に発信された情報との上手な付き合い方を意識する
・同様な失敗体験を持っている子どもの発言から、次に同じような場面に出会ったときはどうしたらよいか考える
3 学習内容をまとめ、情報と付き合っていく自らについて考える
・感想を書き、発表する
・インターネット以外の手段に注目させる
・一人ひとりが責任をもちながら正しい情報を発信する大切さにも触れる

 冒頭で得意そうにインターネットの便利さを話していた子どもたちからも、「大切なことは、友達に直接言いたい」「いろんなサイトや人に聞くなどして、情報が正しいことを確認してから人に伝えたい」「本や電話で確認したい」などの感想が出された。
 インターネットは便利であるが、他の情報入手の手段と組み合わせ、照らし合わせることで得られた情報の質が高まっていく。便利であればこそ、そこにある危険性を意識して、責任を持って情報を扱えるように、今後も指導していきたい。

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【岡崎・竜谷小】netモラルの授業(6年生)

 本校では、6年生の児童を対象にnetモラルの授業を行った。高学年になると家庭で、インターネットを使ったり、携帯電話を使ったりする子たちがいる。特にインターネットは、ほとんどの家庭で使用しているようだった。そこで、日常の使い方を発表し合い、正しい使い方ができているか、考えてみることにした。
 著作権の問題や出会い系サイトなど、聞いたことはあるけど実際にくわしくは知らないということであったので、パソコン室に行って、「事例で学ぶNetモラル」で学習した。様々な事例がアニメになって自分が知りたいことを見て、学ぶことができた。特にこれから、使用したりする可能性のあるフィッシングの対処,インターネットオークション、ネットショッピングなど経験する前に学習することができてよかった。
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【岡崎・細川小】メールの送受信について

 本校の3年生では自分の携帯電話を持っている児童はいないが、半数以上の児童が家族の携帯電話を使用しており、メールの送受信も行った経験があると答えている。現在、学級で携帯電話やパソコンに関するトラブルの事例はないが、それらが児童にとって身近なものになる前に、トラブルを未然に防ぐこと、だれでもトラブルに遭遇する可能性があることを知っておくことが大切であると考えた。
 そこで「事例で学ぶNetモラル」から、メールの送受信に関する動画クリップを視聴した。「いいよ。」の文面から受け取る登場人物の気持ちの違いを考え、どのような文章でメールを打てば正確に伝わったかを考えていった。
 子供たちは、相手の気持ちだけでなく、メールの特性を踏まえ、どのように対処していけばよいかを考えることができた。また、相手の気持ちを考えてメールを送ることが大切であることに気付くだけでなく、このような状況が普段の生活でも同じように起こり得ることに気付くことができた。このことから,メールのやりとりなどのネットワーク上の交流でも、現実の生活で友達と接するときと同様に、相手の気持ちを思いやる必要があるという意見を引き出すことができた。

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【岡崎・岩津中】技術家庭科・道徳でも情報モラル学習

 岡崎市立岩津中学校では、技術家庭科の技術分野で、情報モラルについて学習しています。また、各クラスの道徳の中でも情報モラルの学習を取り入れています。写真は授業参観での授業の様子です。
 授業は『Netモラル』のソフトを使って行いました。迷惑メールの疑似体験や掲示板への書き込みや著作権など、生徒たちの身の回りにあることを見つめなおしながら、情報モラルの学習を進めていきました。便利なものの中に潜む危険性に生徒たちも認識を新たにしました。

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【飛島村教育委員会】「飛島村教育委員会情報セキュリティ研修」を開催しました

 「飛島村教育委員会情報セキュリティ研修」
平成24年2月、飛島村教育委員会では、飛島学園教職員を対象に、情報セキュリティ意識の高揚を図ることをねらいとして、以下の内容で研修を行いました。

1 セキュリティとは?
(1)安全・安心 (2)保護・防御 (3)無事・確実 
(4)保障・保安 (5)警備・防衛 (6)保証・担保
 全ての国民・市民・顧客に対して「安心」と「安全」を提供すること。
2 個人情報の利用について
 個人情報の利用目的は、あらかじめ、あるいは取得後に通知・公表などをする。
3 個人情報の保護に関する法律の目的とは
 情報と、それを取り扱う人を危害や危機から積極的に守る姿勢を保護といい、その方策を情報セキュリティ対策という。
4 原因と理由どちらで捉えて対策立案するのか
 75%が「人」の不注意によるもの。誤操作・盗難・誤廃棄・紛失等
 人がやることだから起こり得ることとして考えてみると、ケーススタディ・ルールスタディ・暗号化・認証強化・運搬方法の見直し等の検討をするとよい。
 情報を持ち出すときの申請・許可等、注意事項を策定すること。
5 情報漏えい事故の実例
 ・紛失・置き忘れ・ひったくり・車上荒らし など
6 他 インターネットトラブル・コンピュータウイルス・ウィニーによる漏えい・パスワード等について

 本研修をとおして、情報管理を徹底することの大切さを学ぶことができました。教育委員会として、次年度以降も情報管理の研修を継続していきたいと思います。
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【北名古屋・師勝南小】みんなで考えよう、肖像権と著作権

 本校では、今年度は5年生を対象として学級ごとに情報モラルについて考える授業を行った。従来は、情報受信者として児童が被害者となるケースが多かった。しかし、今後は児童も情報発信者となる可能性が強い。情報モラルについて考える機会がないと、知らずして加害者になることも考えられる。また、国語科教材『ゆるやかにつながるインターネット』、社会科単元『情報を生かすわたしたち』と関連させ、上記のテーマを設定した。
 最初に、Webサイト「ネット社会の歩き方」より「肖像権に気をつけて」を活用し学習した。友達の写真を勝手にブログにアップしたという事例の表示後、何が問題かを考えさせた。「何がいけないのか、なぜいけないのか」という問いかけに、「相手の立場や気持ちを考えていない」という意見が多く出された。
 次にWebサイト「情報モラル研修教材2005」の「カメラ付き携帯電話のマナー」を活用し、著作権について学習した。店頭の雑誌のページを撮影して友達に送ったという事例の表示後、「問題がある」「問題はない」の2つの立場で話し合った。「店の迷惑になるから問題になる」と考えた児童が多かった。話し合いの後、肖像権や著作権を守る法律があることを知らせ、それは、人権を守るためのものであることを確認した。
 事後の感想の主なものは、「気軽にやってしまいそうなことが相手に迷惑をかけることもあるので気を付けたい」「法律があることを初めて知った」「法律は一人一人を守るためにあることを知った」などである。
 課題としては、法律イコール処罰という意識をもつに留まった児童がいたこと、国語科教材や社会科単元との関連付けが不十分で、情報モラルについて考えた経験が生かされないままであったという2点が挙げられる。
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【岡崎・城北中】サイバー防犯の現状と対策

 城北中学校では、本年度、全校を対象にサイバー犯罪教室を開催しました。
 インターネットの特徴として、「匿名性」「情報の真偽が判らない」ということをあげ、それをもとにブログや出会い系サイトのおそろしさを具体例とともにわかりやすく話していただきました。子どもにとって身近な話題に、生徒は真剣なまなざしで聞いていました。
 教室に戻ったあとに書いた感想の中には、「そういうこわい部分には手を出さないようにしたい」という声がありました。各教室でも情報モラルについての話題に触れ、生徒たちが情報モラルを身に付けられる指導を継続していきたいと思います。

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【春日井・東野小】ネチケットについて学びました

 インターネットを利用してコミュニケーションをとるSNSを利用する児童が増えたためインターネットを使用する際の、ネチケットについて学びました。内容は、「このインターネットの使い方は危険かどうか」という形で、「身に覚えのない請求」「ネット上の言葉遣い」などについて考えました。
 「ネット上の言葉遣い」については、ケースワークとして班で分かれて「ネット上のコミュニケーションの問題点」を洗い出し、「何が原因なのか」を考えました。児童の中には、「短い言葉ですぐに発信できるSNSだからこそきちんとした言葉遣いが必要」「普段から学校でもコミュニケーションをとっておくことが大切」という感想が設けられました。

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【春日井・鷹来小】「ネットモラルの学習」

 鷹来小学校では、平成23年7月、6年生が「ネットモラル」について、学習ました。
 授業では、大型テレビに、模擬メールなどを提示し、プリントに自分の考えを記入しながら、携帯メールやパソコンメールで個人情報を出さないこと、知らない人とのメール交換は相手の顔が見えないので危険性が高いことなどを学習しました。最後には本校の「た・か・き」の言葉を使った携帯電話の注意事項を確認しました。

 た…大切な個人情報書いちゃダメ!
 か…考えよう!相手の気持ち 書きこむ前に
 き…気をつけよう!知らないメールと迷惑メール

 児童は画面を見ながら一生懸命聞いていました。授業を終えた児童は、携帯メールやパソコンメールの安全な使い方について理解を深めることができました。今後の生活の中に活かしていけると良いと思います。

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【刈谷・小高原小】<6年生>疑似体験チャットを通して、トラブルを回避する方法を考えよう

 小高原小6年生は、ほとんどの家庭でパソコンを所持し、インターネットを利用できる環境にある。児童は家庭のパソコンを使用して、自分に興味があることをインターネットで調べたり、メールやブログなどで友達とコミュニケーションをとったりしている。今後、コミュニケーションとしてチャットを使用することが予想される。そこで、事前にチャットについて学ぶ必要があると考え、「事例で学ぶNetモラル」を活用し、チャットについて学習することにした。また、保護者にもネットモラルについて知ってもらうために、授業参観の授業として設定し、親子でチャットについて学んだ。
 最初に、「事例で学ぶNetモラル」の映像クリップを視聴した。クリップは、チャットを楽しむ3人に「アラシ」が勝手な話をし、3人が感情的になってしまう、という内容である。児童はアラシの書き込みを見て、「自分たちが楽しんでいるのに、嫌な気持ちになる」「じゃまをしないでほしい」など、アラシについて否定的な意見が出た。そして、アラシに対してどのように対応すればよいのかを話し合った。児童は、「相手の気持ちを考えて書き込まなければいけない」「変なことを書かれても相手が嫌がることを書き込まない」など、チャットでも相手のことを考えることが大切であると確認することができた。
 最後に、各自で疑似体験チャットを行った。アラシの書き込みがあっても、話し合ったことをもとに、冷静に対応する児童の姿があった。授業後、保護者から「パソコンの使い方について子どもと話したことがなかったので、このような機会があってよかった」と感想をいただいた。今後も家庭と連携しながら、児童のネットモラル教育を進めていきたい。

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【蒲郡・中央小】3年生・検索サイトを活用した調べの方法を学びました

 中央小学校の3年生では、総合的な学習の調べで、コンピュータ室のパソコンを利用しました。今回は学習に際してインターネットに個人情報を発信することの危険性や、インターネットから得た知識などをそのまま使うことの問題点についても指導を行いました。
 学校では、危険なサイトには接続できなくなっていますが、個人でもインターネットに接続している家庭が増えている中では、いつ子どもたちが被害にあってもおかしくありません。子どもたちが、携帯電話やスマートフォンを持つようになる前に、悪意のあるホームページがあること、自分の個人情報を守る方法や、自分が加害者にならないためのコンピュータの知識なども指導する必要性を感じました。
 実際の調べでは今年、ローマ字を学習したばかりで、キーボードから文字入力を行うのもぎこちない子が多くいました。検索ワードを選び、子どもたちは自分たちで総合的な学習で学んだ、綿の木の育て方や木綿産業のことの紹介してあるページを探していきました。検索サイトは「Kids goo」を活用しました。「Kids goo」を検索サイトとして活用することで、子どもの学習に必要な情報に優先的につながるため、不必要・危険な情報に触れる危険性が少なくなると考えました。また、ページに振り仮名を付ける機能があるため、子どもたち自身で、情報を読み進めることができます。
 インターネット上のホームページで公開された情報は、大人向けのものが多く、調べる内容によっては3年生の子どもでは読めないものも多く存在します。自学自習の助けとして、コンピューターやインターネットを活用するためには、こうしたツールが必要になります。コンピュータで調べた資料を使って、自分たちの学習をまとめることができました。
今後も、情報収集のスキルを高めるとともに、危険な情報から身を守る事を授業の中で指導していきたいと考えています。

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【みよし・三吉小】平成23年度における本校の取り組み

 本年度は、昨年度に引き続き、高学年向けに携帯電話の利用における注意事項の指導に加えて保護者向けにも現状等を説明し広く注意を呼びかけた。
 5年生では、学級活動の時間に市の情報教育支援員の協力を得て、DVD『ちょっと待って、ケータイ2』を利用して授業を行った。携帯電話におけるルールや個人情報を守ることを指導した。この授業におけるアンケートから5年生であっても約3割近い児童が携帯電話を保有している実態が明らかになった。また、5・6年の参加するクラブ活動の中で、情報モラルを学習する民間サイトを利用した授業も行った。チャット中に個人情報を得ようとしてきた場合どう対処するかについて3つの中から選ぶ問題である。ほぼ全員が正答を選ぶことができたが、実際に遭遇した時に冷静に、だまされないように判断できるかどうか疑問もある。
 また、6年生の保護者に携帯電話利用時の注意事項(フィルタリングなど)の徹底を呼びかけるパンフレットを配布した。また、修学旅行説明会の際に携帯電話やインターネット(特にオンラインゲーム)の利用についてトラブルの事例等を示しながら注意するようお願いした。
 今年度はインターネット上のブログサイトへの書き込みが中高学年を中心に判明した。これを機会に児童向けに匿名のアンケートを行い、パソコンや携帯電話等の活用の実態把握に努めた。結果を基に、各家庭に『家族で考えよう サイバー犯罪対策』(警察庁監修・財団法人社会安全研究財団作成)を個別懇談会で配布し注意を呼びかけた。保護者の中からは「○○(ブログサイト名)は、とても簡単だから、小学生も使うのね」「新聞等で読んで知ってはいたが…」と言った声も聞かれた。
 今後は、パソコンや携帯電話の利用の仕方だけでなく、パスワードの重要さ、著作権にまで踏み込んだ情報モラルの指導をさらに充実できるように、教材や指導の段階等を教職員で共有していくほか、保護者にも呼びかけていきたいと思う。

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【春日井・松原小】低学年からの情報モラル

 学校にある『Netモラル』を活用して、情報モラルを今年度は低学年で行いました。低学年とはいえ、ほとんどの家庭にパソコンがあり、3分の1をこえる児童が、ネットを自分で使うと答えています。中には「YouTubeをみている」と言った児童もいました。
 そこで『不適切なWebをみてしまったら』『個人情報に気をつける』の2点にしぼって授業を行いました。『不適切なWebをみてしまったら』では、まぎらわしい言葉から間違ってクリックしてしまうことによる問題を注意しました。『個人情報に気をつける』では、知らない人からの問いかけには答えないことを注意しました。
 ネットがパソコンだけでなく、ゲーム機(DS等)で行える現在では、低学年から情報モラルを身につけていけるようにしていきたいです。

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【春日井・中部中】サイバー犯罪防止教室

 6月28日、春日井中部中学校では、第一学年を対象にサイバー犯罪防止教室を開催しました。

「身近にある携帯電話からトラブルが…」個人情報トラブル、架空請求、著作権侵害…
気軽に使ってしまう携帯電話だからこそ、知っておきたい。そんな事例を警察の方々がわかりやすく説明してくださいました。自分に関わりのあることだから、全員真剣に聞いていました。
教室に戻ってクラスの仲間と感想を伝え合い、理解を深めました。

【豊山・新栄小】情報発信の怖さと責任について学習しました

 本校では、道徳の時間に、情報モラルについて学習しています。今年度も5年生では「春野家ケータイ物語」(メディア教育開発センター)のDVDを使い、情報モラルについての学習を行いました。携帯電話やコンピュータのインターネットを使った犯罪が増加の一途をたどっていますが、その対策として、子どもたちには被害者にならないための様々な注意を、学校や家庭でしてきました。ところが最近では、子どもが加害者側になってしまう事件が増えてきているようです。それはブログに自分自身の情報を流してしまったり、許可なく他人の情報をのせてしまったり、著作権に触れるようなものをのせてしてしまったりして、トラブルを引き起こしてしまう事例が増えているからだそうです。そこで、情報発信の責任について考えさせ、気付かせるためにこの授業を行っています。
 ドラマ中の主人公がとった行動についての是非や、その時の主人公の気持ちについて考えさせ、さらにこの主人公がとった行動によってこの先、引き起こされるかもしれない騒動について考えさせました。授業を受けた感想を児童に聞くと、「主人公は悪意もなく、軽い気持ちでブログに情報をのせたのに、結果として、大変なことになったかもしれないと思うと怖い」とか、「情報を発信するときは、しっかり考えないといけないと感じた」といった内容が多くありました。情報発信について、責任をもって行う必要があることを学んでくれたと思います。

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【蒲郡・形原北小】インターネットで知り合った人

 本校6年生の学校の中での会話を聞いていると、しきりに「アメーバピグ」と言う言葉が聞こえてきました。調べてみると、アメーバピグとは、自分にそっくりなアバター(ピグ)をつくり、代々木公園・渋谷・浅草などを模した広場(オープンチャットルーム)などでチャットを行うのがメインのWeb上のサービスでした。子どもたちは、「6年生はみんなやっているよ」と話すので、ネットの利用について6年生82名を対象にアンケートを取りました。アンケート結果は以下の通りです。
 「家庭でパソコンを自由に使える」・・・・・・・・・64%
 「アメーバピグを利用したことがある」・・・・・・・58%
 「ネット上で知らない人と会話したことがある」・・・59%
 アンケート結果から、家庭でパソコンを使える子のほとんどが、アメーバピグを利用しており、チャットで知らない人と話していることが分かりました。この結果を受け、早急にネットの利用法について考えることが必要だと感じ、ネット上で顔の知らない人とチャットで話をすることの危険性をテーマにした授業を6年生対象に行いました。
 授業では、「情報モラル教育推進の手引」の中の「インターネットで知り合った人」のビデオ教材を活用し,チャットの危険性について考えさせました。授業後の児童の感想には、「知らない人には絶対個人情報を教えないようにしたい」「怪しいと思う質問をされたら答えない」「困ったら一人で悩まずに家族や先生に相談する」といったものがあり、ネットを利用することに対して、危機意識が高まったようです。今後、6年生以外の学年でも、発達段階・児童の実態にあった情報モラルの指導を続けていきたいです。

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