携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【一宮・萩原小】インターネットの使い方を知ろう(資料の引用について)

 3月2日(金)、インターネット資料の引用の仕方について学習をしました。「情報モラル教育実践ガイダンス」に記載された情報モラル教育指導例【国立教育政策所】を参考に授業を組み立てました。
 4年生の国語でことわざについて学習してきました。児童にことわざについて更に詳しく調べさせたり、ことわざを覚えさせたりするために、インターネットを活用しています。インターネット資料を活用する中で、ことわざに対する興味・関心も高まってきました。
 インターネットには、数多くの写真、イラストなどが掲載されています。授業では、これらの写真やイラストを活用させ、調べ学習のまとめをさせることがあります。ことわざの学習でも同じようにインターネット資料を活用させ、授業を進めています。児童に、「インターネットの写真やイラストを勝手に使ってよいですか」と尋ねると、多くの児童は「駄目です」と答えます。これまでに、情報には、作成者の著作権があることを伝えてきています。
 現在学校で活用しているコンピューターソフトは、インターネットの写真やイラストを印刷すると情報源が印刷されます。このソフトのよさを生かし、インターネット資料を使い、情報を引用するときには、情報源を明示することを再確認しました。
 今後も、著作権とともに、引用の仕方について学習を進めていきたいと考えています。
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【一宮・葉栗中】情報モラルについて

 5月6日(月)5限、愛知県警の方を講師に招き、1年生と保護者を対象に「情報モラル講座」を実施しました。インターネット上で多発しているサイバー犯罪について、メールがきっかけで起こるトラブル、「出会い系」サイト、ブログ・掲示板への書き込みで起こるトラブルなどを、実例や映像を交えながら分かりやすく説明していただきました。また、それぞれのトラブルに対する防御方法も教えていただきました。インターネット上でのルールやコミュニケーションマナーに加え、情報発信の責任についても学習し、有意義な1時間になりました。特になりすましメールやチェーンメールに関する事件についての映像は、生徒も興味を持って見ており、その危険性を身近に感じたようです。
 また、本校では、パソコンの学習がある技術科の時間を利用して「インターネット使用のルールとマナー」について、学習をしています。多くの生徒がインターネットや携帯電話を活用できるようになってきていますが、ルールやマナーについては、ほとんど知らないで活用しており、インターネット利用におけるマナーやルールの重要さに気づいたという感想が多くありました。
 パソコンや携帯電話の利用で発生する、様々な危険を回避できるよう、授業を含めた様々な場面で学ばせていきたいと思います。

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【蒲郡・蒲郡西部小】2年生・生活科の実践

 本校では2年生以上でパソコンを活用した授業を展開している。低学年では文字入力が難しいため、マウスを操作してホームページを閲覧できるよう学習している。その中で、「情報モラル」に関した次のようなマナー、ルールを確認するようにしている。

確認事項
<マナー、ルール>
1.家の人と使う時間を決める。
2.アンケートなどの「住所」や「電話番号」などを勝手に答えない。
3.掲示板などに勝手に書き込まない。
4.HPの内容を容易に信じない。

 本校の2年生では、全家庭でPCを所有しているが、低学年の児童にとってはTVゲームの方に関心が高く、PCをあまり身近なものとは考えてはいないようである。しかし、今後学校や家庭での使用頻度が高まってくることを考え、情報モラルを理解した上で利用していくことを説明した。

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【蒲郡・蒲郡中】「メールの落とし穴」

 本校で生徒のメールの使用状況を調査した結果、70%の生徒がメールを利用しているという実態がわかりました。メールを利用する利点としては、1位から順に、「いつでもどこでもできる」「ひまつぶしになる」「個人的に話せる」「友達とのつながりを感じられる」「直接言えないことが言える」というものでした。メールが生徒にとって重要なコミュニケーションの手段になっていることがわかりました。
 そこで、メールが便利である反面、人間関係のトラブルにもつながることを知らせるために、学校集会を計画しました。講師はスクールカウンセラーにお願い、テーマを「伝える、伝わる〜コミュニケーションについて考えよう〜」とし、講演していただきました。言葉のみによるコミュニケーションの場合、受け手によって解釈が違ってくることを生徒に体験させました。送り手は受け手がどう思う可能性があるのかを想像することが必要であることを身をもって学ぶことができました。

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【蒲郡・蒲郡東部小】インターネット利用安全安心講座

 6年生が「情報モラル教育」の一環として、愛知県警サイバー犯罪対策室の方をお呼びし、インターネット利用について学びました。インターネットを利用すると様々な情報を知ることができたり、遠くの人とコミュニケーションをとれたりして、楽しくて便利なことがいっぱいありますが、犯罪につながるような危険性もかくれていることを教えていただきました。

 子どもたちは、思っている以上に小さな危険がたくさんあることを知りました。
○サイトを通じて知らない人と会わない。
○知らない人に名前、住所、電話番号、学校名や写真などの個人情報を教えない。ネットに載せない。
○ネットゲームなどで人のIDやパスワードを勝手に使うと「不正アクセス」という犯罪になる。
○音楽や動画を無断でダウンロードすることは法律で禁止されている。
○人の悪口を書き込むことや、人がいやがることをしたり、勝手に人の情報を載せたりしてはいけない。

 学びを終えた子どもたちは、家庭で何気なく使っているインターネットの使い方を考え直していました。情報を集めるだけでなく、簡単に発信できて共有することのできる時代となった今、子どもたちに新たな情報モラル教育が必要であるとあらためて感じました。

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【蒲郡・形原中】自作資料による情報モラル(道徳)

<授業の様子>
 過去掲示板に自分の写真が無断で掲載されたり、メールで悪口を書かれたことがあるA男。やはり資料を読んで、「転送すべきでない」立場で発言した。他にも多くの生徒が同様な立場で意見を出した。
 途中B子の「(メールで命を救うことは)友だちを救うことではない。悪い人が「自分は悪い人」とは言わない。それを信じて転送するべきではない」の発言にメールを出した相手の様子を考える兆しが見えだした。生徒たちは次第に資料から登場人物の心理を探りはじめた。A男の発言はメールを出すことで「(自分の)信頼を失ってしまう」とその危険性を自分の経験に結びつけ、発言したように思われる。
 C男は命に関わる内容に重点を置き、話し合いに参加した。「いたずらメールと決めつけている。一度考え直した方がいい」の発言に対し、A男は「人を助けるならやっぱりメールじゃなくて呼びかけをするとか自分の顔を出して呼びかけないと信じてもらえない。メールより他のやり方がある」と内容の信頼性を別のかたちで伝えることを訴えた。後半での話し合いは、内容を疑ってかかるだけではなく、信頼できる内容をいかに伝えるか、その難しさを考えることにもなった。

<成果と今後の課題>
 授業後B子は「メールや携帯は使わないけど、友だちの話を聞いていて、よい部分と危ない部分がはっきり分かった。それにしてもみんないろいろ考えていて、聞いていてもおもしろかった」と本時の思いを話してくれた。週1時間の道徳の授業を生徒たちは「知的な楽しさ」ととらえだしている。
 情報モラル問題に関連した資料を自作し、実践した今回の取り組みから、やはり「危険回避」や情報社会における「正しい判断力や望ましい態度の育成」は、単に指導的なものだけではなく、生徒の内面から育てていく必要性を感じた。そういった意味でこの教材は意味のあるものだと考える。

【蒲郡・形原中】資料1
【蒲郡・形原中】資料2

【春日井・鷹来中】情報モラル教育への取組

 本校の生徒も、携帯電話やコンピューターを級友とのコミュニケーション手段として利用している。その利便性の恩恵を受けるだけでなく、友達を増やすために様々なサイトにアクセスすることで、問題に巻き込まれる危険もさらされているのが現状である。
 ソーシャルネットワークサービス(SNS)が普及していくなかで、情報端末も入手しやすくなり、中学生においても、簡単に利用できる環境にある。
 このような状況の中で、むやみに無料のサイトへアクセスすることへの危険性を考え、ゲームサイトだからと安心して個人情報を書き込んだり、ネット上で知り合った人とむやみに会ったりしてはいけないことを「Netモラル」教材で学習し、問題に巻き込まれないようにするための授業を行った。
 また、愛知県警こども政策課の方を講師にお迎えし、1年生を対象に「インターネット安全・安心講座」を聞き、インターネット犯罪やネット上のいじめ等に巻きこまれないよう、安全にインターネットを利用することができるように学習した。

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【安城北部小】情報モラル授業の実践

実践1(4年1組の実践)
1 扱った情報モラルの内容と参考にした資料
 内容は「Webページやメールに書かれている情報が本当に正しいかどうかを確かめて、自分で判断できるようにする。情報の発信源にならないように、正しい情報発信者としての態度を身につけさせる。」である。資料は「大変だ、地震が来るぞ」を使う。
2 授業の様子と児童の感想
(1)インターネットでホームページを見た経験を尋ねると、自分の好きなアニメやゲームのホームページを見たという児童が多かった。
(2)「大変だ、大地震が来るぞ」のアニメ版を視聴し、「まさお君は地震情報を流すべきだったのか」と問いかけたると、「みんなを心配する気持ちはあったと思うけど、大人に確認したほうが良かった。」「ニュースや新聞でも調べてみるべきだった。」という意見が出てきた。
(3)インターネットを使う時どんな点に注意すべきかを書かせた。多くの児童は「1つのホームページの内容を信じるのではなく、2つ以上のページを参考にするべきだ。」という内容を書いていた。

実践2(3年3組の実践)
1 扱った情報モラルの内容と参考にした資料
 内容は、「肖像権と著作権について理解し、肖像権、著作権を守るためにどうしたらよいのか、適切な対応を知る。」である。資料は豊田市立梅坪小学校の実践資料「ホームページ」を使用した。
2 授業のようすと児童の感想
(1)自分を書いた文章や絵を勝手に人に使われた経験についての発表では、自分の描いた絵を使われた経験があるという児童が5名ほどいて、「嫌な思いをした。」「その絵を早く消してほしいと思った。」といった感想を述べた。
(2)ホームページの資料を読んで、友だちにからかわれたけいと君の気持ちについて話し合うと、「自分の書いた文章を勝手にホームページに載せられて、けいと君は何も悪いことがないのでかわいそう。」「なぜ勝手にホームページに載せたのか分からない。」など、ホームページに載せたことへの非難の言葉が出た。
(3)ホームページに載せたかえでさんは、他人の文章や絵を利用する際にどうすべきだったのかを話し合うと、「自分の言葉で紹介すべきだった。」「自分で写真を使うことを先にけいと君に聞くべきだった。」という意見が出た。
(4)著作権と肖像権について知らせた後、他人の文章や写真を使いたいときはどうすればよいかについて書かせた。多くの児童が、「ホームページに載せるときには、その人に名前や写真を載せてよいか、文章を載せてよいかを許可してもらってから載せる。」という内容を書いた。
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【あま・甚目寺東小】正しい携帯電話の使い方

 本校は、全校児童733名で、あま市の中でも中規模校と呼ばれる小学校である。学校の周囲は、田畑に囲まれ、のどかな景色が広がっている。校区が広く、中には家から1時間以上も歩いて登下校している児童も多い。活発で明るい雰囲気の学校である。
 本校では、情報モラル教育と防犯教育に関する行事を隔年で計画し、子どもたちの健全な育成をはかっている。
 本年度は、NTTドコモより3名の講師を招き、本校児童5年生・6年生(計244名)を対象に「ケ−タイ安全教室」を実施し、携帯電話の安全な使い方について約1時間の講習を受けた。主に、携帯電話の使い方のルールやマナーについて、クイズ形式で分かりやすく説明してもらった。高学年ともなれば多くの児童が自分専用の携帯電話を持っており、メールやインターネットを利用した経験もあり、初級編の内容ではあったが児童にとって、とても重要な事柄を学習できた。
 最後に、講師の方より「じ・も・く・じ・ひ・が・し」の頭文字を使った「じぶん(自分)で止めようチェ−ンメール」・「がっこうめい(学校名)、インタ−ネットに書いちゃだめ!」などの標語を作ってまとめをしていただいた。児童にとっては、楽しく充実した1時間であった。
 子どもたちが、この学習を生かし携帯電話での事件や犯罪に巻き込まれないように願っている。 
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【安城・桜林小】情報化社会における子どもへの指導について

 金城学院大学の長谷川元洋先生を講師としてお招きし、「情報化社会におけるこどもへの指導について」と題して、PTA講演会を開いた。
 ネット社会は、便利な面ばかりでなく、まちがった使い方により、子どもたちが被害にあったり、逆に加害者になったりする事例が増えていることを学んだ。特に、最近では、スマートホン、TV、ゲーム機など、ふだんからネットとつながる機器に囲まれているので、子どもたちが常に危険な面にもさらされていることを再確認することができた。
 また、身のまわりに溢れる多種多様な情報の中から、単に情報を受け取るだけでなく、情報の背後を見抜き、適切な選択ができるかどうか、判断力を身につけることが自分の身を守りながらネットを上手に活用するために大切であることも学んだ。
 この講演会を終え、保護者は「便利なぶんだけこわさもあることがわかりました。」「インターネットの世界と現実はちがうということをわかった上でインターネットをやるようにと子どもに指導します。」「あまり考えていなかったですが、子どもが日常使っているゲーム機で買い物などもできることを知りました。」という感想をもつことができた。
 学校としても、何か問題が起きてからではなく、定期的に情報モラルの授業を行っていかなければいけないと強く感じた。

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【安城・里町小】全校で取り組む情報モラル教育

 本校の情報モラルの学習では、以下の3点をねらいとして取り組みました。
・インターネットを適切に活用することができるようにするために正しい知識を身に付けるようにする。
・インターネットへの接続により、迷惑メール、個人情報の流出、ネットいじめ、犯罪被害に巻き込まれないようにする。
・日常生活でしてはいけないことは、インターネットでもしてはいけないことを理解し、実践できるようにする。

 2学期に全校で情報モラルの授業に取り組むために、夏休みにSEと打ち合わせをして学習内容や教材について計画を立て、職員会議で提案しました。そして、2学期になってすぐに現職教育の時間を利用して、情報モラル教育についてSEを講師に招いて職員研修を行いました。その後に、毎週金曜日に安城市教育センターよりSEを派遣していただいて、授業実践をしました。
 1・2年生では、最初に電源の入れ方、ジャストスマイルの使い方(学年と名前の選択)、シャットダウンの仕方などコンピュータの基本操作を学習しました。その後に情報モラルについて学習しました。1年では「みんなで使うコンピュータ」、2年生では「自分を守るパスワード」を教材にして学習しました。授業後のふりかえりカードには「パスワードは、だれにもぬすまれないように、これからちゅういしたいと思った。」と書かれていました。
 3〜6年では「ネット社会の歩き方」より教材を選択して学習しました。教材の選定や授業の進め方について事前に学年で協力して教材研究を行いました。
 また、SEには担任への適切なアドバイスやクラス間の指導内容の調整などを依頼しました。そして、取り組んだ教材の記録をまとめ、情報教育主任に報告してもらうようにしました。
 来年度も今年度と同じような取り組みをするならば、今年度に実施した内容を記録しておき、来年度の実施の際に教材が重複しないようにするとよいというような意見がありました。

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【蒲郡・西浦中】学年から全校へ「ケータイ安全教室」

 本校では、昨年は学年で行った「ケータイについての学習会」を全校に広げ、NTTドコモさんの協力により「ケータイ安全教室」を開きました。中高生が関わることの多い、携帯電話でのメールやブログにおけるトラブルについて、ビデオや実演を交えて教えていただきました。生徒たちは、被害者になるだけでなく、時には加害者になってしまうことも知り、携帯電話の使い方を考える機会になりました。以下は生徒の感想です。

・昨年、学年だけでケータイ安全教室を行いました。その時はよくわからなかったことが、今日の説明でとってもよくわかりました。
・正しく使えばすごく便利だけど、何も考えずに使えばすごく危険なことがわかりました。
・私は携帯をまだ持っていないので、いつか買うときになったら今日聞いたことを忘れず正しい使い方をしたいです。
・今日教わったことを家族に教えてあげたいです。
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【田原・中山小】『インターネットを正しく使いこなそう!』

 3年生でインターネットを使って調べ学習をした。これまで、コンピュータを使って、お絵かき等の学習は経験しているが、インターネットを使っての調べ学習は初めてのことであった。
 学級の実態として、家庭でのインターネットの活用状況は、『よく使う』と答えた子が22人中6人、『時々使う』が8人、『使ったことがない』が8人であった。このことから、子どもたちにとってインターネットが比較的身近な情報媒体であることがうかがえた。
 授業の感想では、「字を入れるだけで、いろいろなことが調べられて便利」という声が多く聞かれた。しかし、必要な情報を取捨選択することの大切さや、ネットに潜む様々な危険性に気づいている子はほとんどいない。そこで、教育ソフト『キューブきっず』の「あんしん・あんぜん情報モラル」というコンテンツを活用して、インターネット上には、正しい情報とそうでない情報があることを学習した。
 学校のコンピュータには、有害サイトにフィルタリングがかかっているため、子どもたちがネット上の危険にさらされる可能性は低いと考えられる。その反面、家庭では、まだまだペアレンタルコントロール等の対策が不十分であるのが現状である。今後、家庭でもインターネットを使って、調べ学習をする機会が増える子どもたちのために、保護者と連携して情報モラルについての意識を高めていくことの必要性を感じた。

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【東海・加木屋南小】『情報化社会を生きる』の実践

 5年生は、社会科『わたしたちのくらしを支える情報』の小単元『情報化社会を生きる』で、情報化社会の利点とさまざまな問題点について学習しました。その一環で、自分たちの身の回りにあるさまざまな情報やインターネット、携帯電話などの利用方法や問題点などについて調べました。調べたことを発表する中で、実際に知らない人からメールやメッセージが届いたり、不審な請求をされたりといった経験のある児童もいて、子どもたちは、不用意に情報を扱うことの怖さを実感しました。
 みんなで話し合い、情報を扱うときには、個人情報を出さない、安易に情報を信用せずいろいろな方法で確認してから利用する、困ったときにはすぐに大人に知らせるなどの確認をして、学習のまとめをしました。
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【豊橋・松葉小】コンピュータを正しく使いこなそう!

 〜事件から身を守るために〜
 コンピュータの正しい使い方についての授業をした。子供たちにとって身近な情報媒体は、コンピュータであり、中でもインターネットを使って、調べ学習をしたり、必要な情報を選択したりと授業においても扱う機会が多い。
 本時では、特に掲示板への書き込みの際に、「個人情報」を提供するよう求められたり、危ないサイトへのアクセスへつながったりとする事例をあげ、このような状況になった場合、どのような対応をとればいいかを考えた。欲しい情報のためなら情報を提供してしまうと最初はいっていた子供でも、それによる事件や被害を伝えると考えが変わってきた。また、インターネットには誘惑が多く、甘い言葉で、情報を引き出そうとする手口を紹介した。
 今後のコンピュータの使い方について、安易な情報提供をひかえるようにし、「何か危ないと感じたときには保護者の人に聞く」や「サイトをすぐに閉じる」などの手段を取ることを学んだ。コンピュータは正しく使えばとてもいいものであるが、一歩まちがえると危険度も増す。一人一人がインターネットを使うことの楽しさと危なさを学び、今後の授業においてもこの知識を持って取り組んでいきたい。

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【豊橋・東部中】携帯電話の使い方を考えよう

 本校では、携帯電話のルールや危険性について考えるために、NTTドコモ映像教材「ケータイ安全教室」を視聴し、学習を進めた。教材の内容は、携帯電話を使用する上でのルールやマナーだけでなく、中学生が巻き込まれやすい犯罪やトラブルおよびその対処法についてドラマを交えながら具体的に解説してあり、生徒たちも真剣に視聴することができた。
 本校の1年生のアンケートでは、3割程度の生徒が携帯電話を持っており、持っている生徒のほとんどが出会い系サイトに導くメールやチェーンメールなどの悪質なメールを受け取ったことがあることがわかった。しかし、その悪質なメールによってどんな被害に遭うか具体的に知っている生徒は少なかった。
 視聴後の話し合いでは、迷惑メールの種類やその危険性や対処方法の説明があり、とても参考になったという意見が多かった。ネットへの書き込みで起こるトラブルの事例もあり、
「遊び半分の悪ふざけで人を傷つけてしまうことがわかった。」
「ブログをやっているけど、気をつけることがわかってよかった。」
という意見があり、被害者でなく加害者になってしまうということを意識することができた。
 携帯電話を持っていない生徒も振り返りカードに
「いつか自分が携帯電話を持つときに気をつけることがわかった。」
「自分のやったことに責任をもてるようにならないと携帯電話は持てない。」
という感想を書いており、今後携帯電話を持ったときの心構えについて考えさせることができた。
 この実践で、ネット社会のルールを守ることの大切さ、携帯電話を持つことの責任を意識させることができた。

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【豊橋・豊城中】サイバー犯罪防止について学習しました

 携帯電話、インターネット…、私たちを取り巻く世の中は、以前に比べてずいぶん便利になりました。今の私たちの生活は、知らず知らずのうちに、こうした便利さの恩恵をずいぶん受けています。
 しかし、その便利さの裏に以前にはなかったさまざまな危険の存在が叫ばれてきています。中学生のあなたたちも気づかぬうちにその危険にさらされているかもしれません。そんな危険から身を守るためにはどうすればよいのでしょうか。
 そんな時代の流れを受け、5月19日(木)の午後、豊橋市役所から安全生活課の田中さんと崎下さんを講師としてお招きし、体育館にて「防犯教室」を開催しました。
 最近問題となっている「サイバー犯罪」(出会い系サイトやプロフをめぐるトラブルや架空請求に関する犯罪)についての内容で、映像資料を使ってわかりやすく説明がありました。また、不審者被害についての話もあり、遭遇した際にどのような対処をすればよいのかについても、熱のこもった話がありました。大人も子どもも「そんなの他人ごとだから…」と思わずに「いざ」に備えて考えておく必要があると感じました。

【豊橋市のサイバー犯罪】  
・出会い系サイト犯罪   
・出会い系以外(プロフなど) 
・無料ゲーム:ゲームは無料だが…アイテムの購入に関わる部分で高額料金の課金が起こりやすい

《被害を防ぐために》
・個人情報の流出を防ぐ。書き込まない。教えない。流さない。
・身に覚えのない高額請求はとにかく無視する。
・チェーンメール等には気をつける。
・自分からは絶対に連絡しない


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【豊山・志水小】5年生が「ケータイ安全教室」で保護者と一緒に学習しました

 志水小学校では、9月16日の学校公開日に、5年生とその保護者を対象に「ケータイ安全教室」を開きました。NTTドコモ東海より講師の方をお招きし、携帯電話の正しい使い方やメール等の危険性とその対処法などについてお話していただきました。携帯に関する「マナークイズ」もあり、児童は楽しく学習することができました。
 また、参加した5年生はもとより保護者の方々にとっても 、携帯電話の「便利さ」に隠れた「怖さ」を知ることができ、自分達が被害者にならないようにするにはどうしたらよいかを考えるよい機会になりました。
 この教室をきっかけに、家庭でも携帯電話について話し合っていただくとともに、学級活動や総合的な学習の時間を活用し、情報教育を充実させていきたいと考えています。
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【あま・甚目寺南中】日頃の取り組みと「ケータイ教室 安全・安心講座」

(対象:全校生徒・職員)
 本校では、日頃から技術科の情報教育と並行して、道徳の時間や朝のSTなどで生徒たちに身近な事例の迷惑メールやいじめにつながる中傷メールを話題にして考えさせたり、全校集会で携帯電話やインターネットを利用したときに犯罪に巻き込まれる危険性について話をしたりして情報モラル教育を行ってきました。
 11月16日にはKDDIより講師を招いて「ケータイ教室 安全・安心講座」を行いました。携帯電話やパソコン使用のインターネットに関わるマナーやトラブルについて考える機会となりました。講師の方から迷惑メール、出会い系サイト、チェーンメール、ブログ・掲示板での誹謗中傷・いじめ、学校裏サイトなどについて、自分が被害者だけでなく加害者にならないようにするにはどうしたらよいのかということを具体例とともに教えていただき有意義な会となりました。講師の方の話術や資料の内容に引き込まれる一時でした。
 生徒の事後感想を読むと、「気軽に自分の世界をブログやプロフでつくっているが、実は外の世界と無制限につながっていることに気づいた」という内容が多く見られ、便利さの裏側に潜む危険性に気づかせることができました。
 今後も、情報社会にきちんと対応できる生徒を育てるために、情報モラル教育を生徒の発達段階や実態を踏まえ道徳の時間をはじめ、各教科・領域、総合的な時間、特別活動など、学校教育活動全体で取り組み進めていきます。また、教員自身も校内研修や授業研究を通して情報モラル教育を進めていきます。
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【新城・八名中】「インターネット利用におけるモラルの向上をめざして」

 インターネット・パソコン・携帯電話の普及に伴い、小・中学生を中心にでこれらの不正使用や使い過ぎによって生活習慣が崩れるケースなどの深刻なトラブルが発生しています。本校でも、携帯電話の持ち込みは禁止するなど不正使用をしないよう指導してきました。そして、家庭でのインターネットの利用についても、集会や授業などにおいて、その利用時の危険回避など、情報の正しい安全な利用を含めた活用能力の育成やマナーの向上をめざした学習を継続的に行ってきました。
 本年度は、まず全校生徒に対して、1学期終業式後と2学期終業式後の2回にわたって情報モラルの集会を開きました。家庭での利用マナーの向上をはかり、生活習慣が崩れないようにと長期休業前の時期に行いました。本校独自に作成した資料を配布し、特に動画サイトの利用の仕方やSNSへのアクセスについて、そのモラルを向上すべく具体例をあげて説明しました。
 また、今年度新しく中学生になった1年生においては、道徳の時間に同じ資料を利用して意見を出し合いながら学習しました。生徒からは、「ケータイを使ったことがないけれど使うようになったら注意して使いたいです。」「オンラインゲームの落とし穴にはまらないようにしていきたいです。」「インターネットの悪用されやすい面を知ってびっくりしました。」などの感想が聞かれました。
 さらに、保護者にもインターネット利用のモラル向上の共通理解をはかることにしました。本年度は、7月28日の学校説明会の中で話題として取り上げました。学校説明会は、学校の取り組みについて説明するとともに、保護者の考えを聞くよい機会になりました。
 子どもたちが、「被害者とならない、加害者とならない、加害行為に手を貸さない」ために、今後もインターネットの利用について考えていく機会を多く設定していきたいと考えています。

【新城・八名中】資料
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県教委