今日の給食は、『北海道の郷土料理』です。
ご飯　ザンギ　石狩汁　手作りいももち　牛乳　です。

今月は、震災の復興応援献立で宮城県の郷土料理と今日の北海道の２回郷土料理を紹介しています。海に囲まれ自然豊かな北海道は、農業、漁業、酪農もさかんです。生産量が全国一の食材がたくさんあります。
　
ザンギとは、鶏肉のから揚げのことです。給食室で味付けし揚げました。いつもより大きめです。

石狩汁は、石狩地方に伝わる郷土料理。秋になると産卵のために鮭が石狩川をのぼってくるので、江戸時代から明治時代の頃までは鮭漁が盛んでした。ぶつ切りにした鮭と野菜を味噌仕立てにした鍋料理です。漁師のまかない料理として作られてのが始まりです。

『いももち』は、北海道の郷土料理。給食室で手作りしました。じゃがいもを蒸してからつぶし、でんぷんとまぜあわせ、人数分を平たい団子にして、給食室で焼いて、甘辛いたれをかけました。
北海道は、じゃがいもの生産量が全国一を誇ります。明治の開拓期に、北海道の涼しい気候にあった作物としてじゃがいもの栽培がすすめられました。道南で農業を経営していた川田男爵がイギリスから病気に強いじゃがいもの品種を導入し「男爵いも」と呼ばれるようになりました。今でも一番多く作られる品種です。