最新更新日:2024/04/19 | |
3.29 平凡こそ非凡学校西方にそびえる伊吹山の残雪が、青空をバックにくっきりと輝いています。 私の手元に、全日本中学校長会の会報冊子『中学校』No.702号が届きました。この中に、「釜石の奇跡」と呼ばれた岩手県釜石市立釜石東中学校の校長先生が書かれた文章が掲載されました。 東日本大震災発生と同時に釜石東中学校は停電となり、校内放送も使えない中で、教師と生徒は自主的判断で校舎外に避難し、点呼を取ることもなく第一避難場所へ走り出したといいます。校地外に全員が出るまでに10分もかかっていません。 第一避難場所の裏の崖が崩れていたため、さらに上にある第二避難所に向かいました。その際、後から避難してきた小学生や保育園児の手を引き避難している写真がマスコミに報じられたのは、みなさんの記憶にも鮮明に残っていることでしょう。 第二避難所にも津波が迫ったために、さらに上に避難し、生徒・職員全員が無事であったことから「釜石の奇跡」と呼ばれています。結局、釜石東中学校の校舎は3階まで浸水し、全壊しました。 校長先生の話によれば、日ごろから徹底した防災教育をしてきたお陰だと言います。小中合同避難訓練、津波模型を使ったシミュレーション体験、ボランティア精神の醸成など、防災教育を生徒が常に真剣な態度で取り組んできた成果が、その日の生徒たちの行動に生かされたのだそうです。生徒は「決して奇跡ではなく、当たり前のことをしたまで」と言い切っています。 何事もいい加減な態度で取り組んだのでは、いざという時に最善の行動はできないものです。「当たり前のことを、当たり前にすること」、つまり「凡事徹底」こそ重要なキーワードなのです。まさに、平凡を積み重ねれば非凡となる、です。 本校もこの釜石東中学校に学ぶべきことがたくさんあります。 3.29 鍛錬【剣道部】次なる目標に向かって稽古に励み、鍛錬を続けます。 3.29 溌剌【男女テニス部】声もよく出て、溌剌としたプレーが続きます。 近づく市民大会に向けて、せいいっぱいがんばります! 3.29 練習試合【ハンド部】力の差がほとんどないチーム同士の試合は、競り合った時の練習になります。 暖かい陽射しのお陰で体がよく動き、思い切ったプレーができました。 3.28 キーワードこの校訓は、平成24年度も本校の教育目標の中心にすえます。それを具体的に実現するためのキーワードとして、『凡事徹底』・『千人力』を設定します。 『凡事徹底』とは、「当たり前のことを当たり前にやってのける」という意味だけでなく、さらに高く、「当たり前のことを人には真似できないほど一生懸命やる」という意味も含んでいます。つまり、「平凡を積み重ねることによって非凡をめざす」のです。まずは、生活面・学習面ともに「当たり前のことを当たり前にやる」ことから始めたいと思います。 『千人力』は、言うまでもなく本校のキャッチフレーズでもあります。平成24年度は、今年度よりも生徒数が50名ほど増え、全校で1,063名を予定しています。1年生11学級(35人編制)・2年生9学級(40人編制)・3年生9学級(40人編制)・特別支援学級2学級の合計31学級となります。引き続き市内随一の規模です。大規模校には小回りが利かないという悩みもありますが、調和した集団の力が発揮されれば、どこにも負けない大きな力となります。学校・学年行事や部活動、生徒会活動などでこの『千人力』が存分に発揮できるように指導したいと思います。 どんな活動にも、この2つのキーワードを生徒も教職員も意識しながら取り組む学校づくりを進めていきますので、保護者・地域のみなさまには、力強いご支援・ご協力をお願いします。 3.28 練習試合【サッカー部】選手権大会に向けて、レベルアップを図るための練習試合です。ディフェンス連携の乱れからファウルを犯し、相手にPKを与えるなど、反省すべき点もありました。 一つ一つ修正をしながら大会を迎えたいと思います。 3.28 鍛える【陸上部】日々、自己記録との戦いを通して鍛えます。 3.28 練習試合【女子卓球部】日ごろの練習の成果を試すには、やはり練習試合が大切です。いろいろな相手と対戦する中で、自分の長所と短所が見えてきます。 3.28 練習試合【女子バスケ】春の選手権大会に向けて、チームとしての課題克服がどこまでできているか、チェックするには格好の場です。 3.27 和敬清寂手元にある『ほっとする禅語70』(二玄社刊)の中に、「和敬清寂(わけいせいじゃく)」という禅語を見つけました。人間関係に悩む人に、何か参考になればと引用します。 ☆☆☆以下引用☆☆☆ キュウリとしらすの和え物は、それぞれの味が引き立って美味しいけれど、これをミキサーにかけてどろどろのジュースにしてしまったら、どちらの味も死んでしまう。キュウリとしらすは、それぞれの個性はそのままで一緒に小鉢にいてくれるのが平和です。 仲良しでいるということは、自分を相手に合わせていればいいというものではなく、自分という個性をそのままに、相手の個性もそのまま認めて一緒に過ごすということ。これが「和」です。人間が同じでなければ仲良くできないのではありません。同じでないからこそ、1+1=2以上になる可能性もあるのです。だから、「あの人は自分とは違う」と思えば思うほど、近づいて声をかけてごらんなさい。人との出会いがあなたを豊かにするはずです。 和でいるコツは相手を敬うこと。その結果、居心地のよい清々しい関係が出来ます。 ☆☆☆引用終わり☆☆☆ 人間関係がすべてこれで円満に解決するとは言えません。しかし、「和」とは何かを考える一つの指針にはなると思います。 3.27 部活日和こんな日は、身体を動かすのがうれしくなります。 3.26 来年度に向けて今朝、出勤してすぐ、西方にそびえる伊吹山を眺めると、新たな冠雪を見せていてビックリしました。冬と春がこれほど長くせめぎあいを見せる年は、私の記憶にはありません。指摘されている世界的な気候変動が、最近の猛暑を呼んだり長い冬を呼んだりしているのでしょうか? 春休みに入った学校は、生徒たちの部活動の声が響き渡り、活気を帯びています。4月に入ればすぐに各種の大会が始まります。目標を目指してがんばっている姿は、目に眩しく、清々しさを感じます。 一方、職員室は今年度の書類の整理、校内の環境整備、来年度のスタートに向けた素案づくりが忙しく行われています。もうあと10日ほどで新年度を迎えます。私自身も、具体的な生徒たちの姿をイメージしながら、来年度の学校経営方針を練り直す一日でした。 3.26 環境整備(その2)3.26 消防音楽隊との合同練習会♪【吹奏楽部】消防音楽隊と市内中学校との合同演奏会は、下記のように開催されます。木曽川中学校も出演しますので、是非足をお運びください。 「第12回中学生と消防音楽隊のふれあいコンサート」 【日時】平成24年6月10日(日) 午後1時30分開演 (午後1時開場) 【会場】一宮市民会館 2.26 コムネックスみずほ訪問【合唱部】披露した合唱は ・SAKURA・3月9日・ドナドナ・空も飛べるはず・テルーの唄・ふるさと です。 曲と曲の間にダンスや歌のソロなども披露しました。お年寄りや施設の方々と楽しい一時を過ごすことができました♪ 3.26 躍動生徒たちは この春休み 積極的に 部活動に取り組んでいます 3.26 連覇達成!【男女剣道部】緊張感が張り詰める中、チーム一丸となって最後まで諦めずに闘い抜いてくれました。その結果、今回も、前回同様、男女ともに優勝旗を手にすることが出来ました。今回の大会を通して経験した喜びや悔しさを、これからの稽古に繋げていき、常に前を向いて頑張っていきましょう! 最後になりましたが、ご支援をいただいた皆様方に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 3.25 道の世界今日行われた「一豊杯剣道錬成大会」会場には、参加した団体の応援旗が掲げられていました。その旗には、「元気」「錬」「心」「無」などの文字が染め抜かれていました。これらの文字に共通するのは、日本人の精神世界を表す文字であることです。 「道」の文字が付く言葉はたくさんあります。剣道・柔道・合気道などの武道に属するもの、武士道などの生き方に関わるもの、書道・茶道・華道・香道などの芸術や生活文化に関わるもの、さまざまです。これらは、日本という風土の中で培われてきたものばかりです。 どれも、技能さえできればよいという考え方を戒め、礼儀・作法を重んじながら「心技一体」を求めます。それは、日本人が古来から大切にしてきた部分でもあります。 私は「伝統」がすべてという考え方は持っていません。時には「革新」の発想を持つべきだと常々思っています。しかし、どんなに時代が移り変わろうとも、決して変わらないもの(変えてはならないもの)が存在するはずだと考えています。いわゆる「不易」の部分です。 東日本大震災の混乱の中で、日本人は冷静に対処しました。その行動は、世界中の人を驚かせたことは記憶に新しいところです。このような日本人の行動のバックボーンは、日本人の生活規範の中に脈々と受け継がれてきた「道」の精神が含まれていると私は思います。古くさいと片づけてはならないものがそこにあると。 国境を越えたグローバル社会になればなるほど、日本人は日本人の心・精神世界を大切にすべきなのではないでしょうか。 3.25 一豊杯【剣道部】開会式後、一宮北高校太鼓クラブによる和太鼓演奏がありました。 今日は団体勝ち抜き戦。男子も女子も優勝旗を返還し、連覇をねらいます!ご声援よろしくお願いします。 3.24 準備毎年のことですが、この春休みほど気ぜわしい期間はありません。しかし、この時期の仕事が次の年度1年間の方向性を定める、と言っても過言ではありません。学校経営の構想を練りながら4月を迎えます。 今日から春休みに入り、春の大会に備えて各部活動が活発に動いています。ところが、このところ週末に天気が崩れることが多く、グラウンドコンディションが思わしくありません。残念ですが、今日も予定していた練習試合ができなかった部があります。聞けば、5週連続で練習試合ができなかったという部もあります。春の大会に備えての練習計画を見直さなければなりません。でも、他校も条件は同じ。大会に向けた調整を工夫するしかありませんね。 明日は剣道部が「第7回一豊杯剣道練成大会」に出場します。この大会は、新市合併を記念して、山内一豊の出生地である木曽川町を会場に始まった大会です。市内小中学生剣士たちが集うこの大会が、今回で7回目を迎えるということは、新市合併から早いもので7年が過ぎたことになります。会場の地元校として、本校剣道部の活躍を期待しています。 来年度も、本校の部活動が「木中、恐るべし」と言われるような活躍を続けてくれることを期待しています。生徒のみなさんには、そのための準備期間としての春休みを過ごしてください。 |
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