最新更新日:2024/05/17 | |
1月30日(火)久しぶりの集会●生徒指導担当からの話 ・挨拶の気持ちよさ ・ポケットに手を入れることの安全面、相手に与える印象面 ・グレーチング盗難箇所に注意 ●保健委員会からの話 ・インフルエンザについて,症状,出席停止期間,予防方法 ・手洗い後のためにハンカチをポケットに,換気は自発的に誰もが窓開け ●生徒会執行部からの話 ・各学年の3学期の残りの生活 ・挨拶運動,帰りに昇降口で,目標設定,挨拶に関するアンケートに回答を 校長からは以下のような話をしました。 ======== 能登半島地震で被災し,2次避難を決断した少年は「水があって,勉強できるのでよい」と取材に答えていました。 私たちの今の生活では,蛇口をひねれば水が出ます。水を飲んだり,調理に使ったりしています。蛇口をひねるとき,その存在や仕組みについて,感謝の気持ちを持つことはあまりないのではないでしょうか。 エコスクール運動の名のもとに,電気や水をはじめとする省エネルギーや,ごみの分別による省資源・リサイクルに取り組んでいます。 この活動は,日ごろから,エネルギーや資源の有限性を知り,その中で,どう生活するのが環境に優しいのかを意識することが目的です。 災害時においても,今あるものをどう使うか,ないときにどうするかということにつながると考えます。 勉強できる環境への感謝も日ごろはあまり感じることはできないことです。学校に行けば,友達や先生がいて,自然に学びの時間が始まります。家に帰れば,慣れた屋根の下で落ち着いて自分の時間を計画的に使うことができます。 これが避難所では,互いに配慮しつつ,再生,復興に向けて,できることは何かを考え,行動しなければなりません。 皆さんには,今,目の前にある学びの機会を逃したり見送ったりせず,自分にとって意味あるものとして受け止めて生活してほしいと思います。 それが自分も人も大切にする出発点であり,苦難がやってきても共に乗り越えていく力を持つための基礎となると思います。 令和5年度はもうあとわずかになってきました。集団避難した生徒の中で,やっぱり地元といって戻る生徒もいるようです。千秋中での4月当初の自分を思い出し,自身の成長を実感すると同時に,まだまだ足りないことにしっかりと取り組む中で,千中生としての自覚を高めていってほしい思います。 1月29日(月)カーブミラーで安全確認
先週,北と南にカーブミラーを設置しました。
北門から出た生徒は,交差点に差し掛かる前に北側から人や車が来ないかを,南門から出る生徒は,門を出る前に西側から人や車が来ないかを確認してほしいと思います。 1月24日(水)安全な登校を強く意識1月24日(水)雪のため登校時の安全を
予報通り,雪が積もり始めています。家を出る時間,登校方法,身に着けるものなど,安全を第一に考えて選択し,対応できる千中生でいてほしいと思います。
1月18日(木)愛知県新型コロナ第10波入り宣言
愛知県知事により,定点医療機関あたりの報告数が連続で増加し,14.17(定点195で報告2763)となったことを受け,第10波入りが宣言されました。
一宮市は,17.58(定点11で報告211)です。 また,インフルエンザ警報も発令中で,定点医療機関当たりの報告数は17.58となっています。 昨年から入試は始まっていますが,年が明けて3年生は多くの生徒がそのときを迎えます。引き続き感染症対策を強く意識する必要があります。 ※図は県のウェブサイトのものです。 https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/ 1月17日(水)阪神・淡路大震災から29年 今の能登の人たちは
阪神・淡路大震災から29年,能登半島地震から2週間余り,力強く生き抜いた人たち,生き抜こうとしている人たち。
千秋の朝の空は快晴で,雲一つありませんでした。この空の続く先で,この空に続いてきた場所で,多くの人が当たり前の日常を奪われても,人としての生活を,学生としての学びを求めて日々戦っています。 先日の佐藤隆治さんの話にもあったように,千中生には「今できることをする」ことで,着実に生きる力をつけていき,平時に自分を生かし,災害時に負けない強さをまとい,共に手を取り合って互いに気遣える人へと,一歩一歩成長してほしいと願うばかりです。 朝登校後は,スクールライフノートの心の天気やノートの入力,読書,Classroomの連絡を確認しています。 1月16日(火)授業に目標をもって取り組みを音楽科では,いきものがかりの「○○○○○」を練習しています。感謝の意を伝えるには,もってこいの歌です。 数学科では,平面図形のまとめをしています。これまで身に付けた知識や技能を使って,直観が正しいかどうかを調べる力を確認しています。 美術科では,千秋中の校章を紙にかいて,その成り立ちや意味を考える活動をしていました。 学ぶ内容には,身に付けるべきこと,使っていくうちに大きな意味をもたせられることがあります。何となく頭に詰め込んだり,やってみたりするだけでなく,その後の振り返りが重要になります。 1月9日(火)3学期が始まりました生徒指導担当からは,辰年の竜にまつわる故事成語「竜頭蛇尾」「画竜点睛を欠く」についての話がありました。どちらもそうならないよう新年に自分なりの自分らしい目標を立て,その目標に向かって進んでほしいと思います。 校長からは以下のような話をしました。 ======== 2024年は,元日から能登半島地震により大きな災害が起きてしまいました。 倒壊,火災,津波などによる命にかかわる甚大な被害。 停電,断水などによる生活環境の悪化。 道路の遮断などによって支援が届かない避難生活。 さらに,目の前にある命を救い出せないもどかしさ。自分の命をどこまでつないでいけるのか,いつになったら平常の生活に戻れるのかという不安。 自然災害は,一瞬にしてそれまでの当たり前を奪ってしまいます。 当たり前を無抵抗に奪われても命をつないでいくには「備え」が必要です。 自ら生き抜くための最低限の「ものと健康」,共に生き抜くための「知恵と工夫」,互いに生き抜くための周囲の人との「関係性や距離感」。 「ものと健康」「知恵と工夫」「関係性や距離感」は,学校生活において日々学んでいることです。 もの・ことを得ること,健康を維持することとその過程。 知恵を使って工夫し,発信や体現をする力。 それぞれの個性と状況を理解し,支えたり支えられたりする関係。 これらは,学校で多くの人が生活する中で,授業やさまざまな活動を通して,身に付けられることです。 平時において確実に身に付け,実行できるようにすることで,災害のような非常時に状況を冷静に受け止め,的確に判断し,行動できる力を蓄えていきます。 学校生活は,人生の「備え」だと考えます。授業や諸活動に取り組む中で,本年度のまとめへと向かってほしいと思います。 論語の中には,「知者(ちしゃ)は惑(まど)わず,仁者(じんしゃ)は憂(うれ)えず,勇者(ゆうしゃ)は懼(おそ)れず。」という言葉があります。 物事の真理を知ることは,いつでも最善の判断を迷いなくすることにつながります。 思いやりの心を絶えずもつことは,自分と同じように他人の命を大切にすることができるため,行動を選択するときに心配することはありません。 物事に勇敢に立ち向かうことは,強い意志をもって行動することであり,動揺したり恐れたりすることはありません。 これらの三つを平時に身に付けられるように生きていくことで,非常時にも,自ら行動し,共に切りひらき,互いに助け合う社会を構成する一員になれると思います。 命を大切に,仲間を大切に,感謝できる,最後までやり切る「千中生としての自覚」を,さらに高める3学期にしてほしいと思います。 1月4日(木)新年を迎え志高く生徒たちが,志を高くもち,平時も非常時も命を輝かせて社会に役立つ人となれるよう,学校生活においては,小さな一歩とその伸びを共に大切にして指導に当たっていきたいと思います。 本年も引き続き本校へのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。 |
一宮市立千秋中学校
校長:内田 正弥 〒491-0804 愛知県一宮市千秋町佐野字高須2982番地 TEL:0586-28-8763 FAX:0586-76-1560 |