暑い日が続くことが予想されています。熱中症対策に気をつけてください。十分に水分を取ることと帽子の着用をしてください。

3月24日 助走のとき

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 修了式が行われました。1・2年生559名が、それぞれの課程を終え進級します。
 校長先生の式辞の一部を紹介します。
 今日は一年のゴールです。皆さんは様々な場面を通して大きく成長してきました。成長して力を発揮するには、次の3つの条件が必要です。
 1.自分の目標、目的をはっきりさせて行動する。
 2.やろうとする気持ちを持って、一生懸命に努力する。
 3.自分や相手の考えをお互いに理解しあい、力を発揮する。
今年一年、苦しいこともあったでしょう。しかし、苦しいことは全部自分の力になったのです。この春休みは、次のステップへの助走のときです。助走なくして飛躍はありません。力を蓄えましょう。
 続いて生徒指導、安全指導、部活動指導の先生からお話がありました。その中から。
 チームとグループは何が違うのか分かりますか?皆さんの学級はチームかグループかどちらですか?皆さんの部活動はどちらですか?組織行動学という学問では、成果の総和がそのまま成果として現れるのがグループ。成果の総和を越える成果を生み出すのがチームといわれています。すなわち、1+1が2にしかならないのがグループで、1+1が3にも4にも100にもなるのがチームです。よいチームを作るための3つのポイント。敬意・傾聴・感謝。この3つを、顧問にだけでなく、お互いチームメイトにも持ち続けることが、チーム力を向上させるポイントです。よいチームを作り、つよいチームにしていきましょう。
 どの先生からも、この春休みを助走期間とし、次へのステップアップを図ろうとのお話に通じていました。皆さん、良い春休みを、力となる春休みを過ごしましょう。

3月6日 卒業式 校長式辞

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 昨日の感動の余韻が、まだ残る今日です。あらためてご卒業おめでとうございます。

今日は、昨日の卒業式での式辞を掲載しますので、ご一読ください。

(一部割愛)
卒業生の皆さん。ご卒業おめでとうございます。

 今日の卒業に際して、なによりもまず、周りの全ての人への「感謝」の気持ちをしっかりと言葉にして伝えてください。皆さんにとって、この世に生まれてから今日まで関わった人のなかで、たった一人でも欠けていたら、今日の皆さんはありませんでした。ですからまず「ありがとう」の気持ちを伝えてください。

 さて、私は入学以来三年間「自立と貢献」を掲げ、自分の「根」をしっかりと張ることの大切さを、繰り返しお話してきました。あらためて今日、次の言葉を送ります。

「自分は 自分の責任者 
    世界でたったひとりの 自分をつくっていく 責任者」
                             東井義雄

 この言葉には、皆さんがこれからの人生を生き抜くための大きなヒントが込められています。
人生は、「努力の縦糸」と「運命の横糸」からなる織物です。縦糸がしっかりと張られていなければ、いくら横糸を通してもいい布はできません。努力を重ね、人との出会いを活かしきることで運命は開けます。
 ではいつ、どのように「自分の責任者」として努力していけばいいのでしょうか。その答えは、すでにみなさんの中学校生活三年間にありました。
 日々の学習、清掃、生徒会活動、部活動、そして修学旅行などの宿泊活動、体育祭、合唱コンクールなどの群団活動。さらに、「小中合同のあいさつ運動」老人会のみなさんとの「ごみゼロ運動」などのボランティア活動を思い出してください。
 それぞれの活動に、より高い目標をもって、誠実に、しかも粘り強く取り組んだことで、「自分への責任」を果たせたのだと思います。
そして、それと同時に、みなさんはかけがえのない貴重なふたつの「心」を手に入れたことに気づいているでしょうか。

 そのひとつは「利他の心」です。他者への思いを第一に考え、行動しようとする「利他の心」です。
 みなさんには、相手を思いやる優しさ、自然やいのちの尊さを感じ取る繊細な心が、着実に育ちつつあるのです。
 たとえば、ごく自然に教室や廊下の汚れが気になる習慣が身に付き、懸命に清掃に取り組む姿や、「群団活動」で、後輩たちのために、指導方法を工夫したり、励ましの言葉を投げかけたりする姿に、「利他の心」はしっかりと現れていました。

 ふたつめは、「あきらめない心」です。
 勇気を出して、困難に立ち向かおうとする力は、これからの人生を生き抜くための、大きな糧となることでしょう。大会で、苦しい試合を勝ち抜いて手にした「勝利」の喜びを味わった人。体育祭や合唱で、思うように力を出し切れないまま終わってしまった人もあるでしょう。時には、自分を見失いそうになることさえあったはずです。でも、そのひとつひとつが、今のみなさんを強くたくましくさせているのです。
 若さの中心を占める価値のひとつは、「飢え」、つまり空腹感です。人一倍の夢や希望、理想や目標、憧れを見失うことなく、求め続ける力、飢餓感こそが、努力や自己変革のエネルギー源になります。
 ただがまんするのではありません。夢の実現に向けた「あきらめない心」をしっかりと持ち続けてください。
 そして卒業後も、いや卒業後こそ、「利他の心」そして「あきらめない心」を胸に刻み、夢の実現に向けて情熱を燃やしてほしい。本物の幸せをつかんでほしい。心からそう願っています。

 最後に、イギリスの貴族の家に生まれ、さまざまな人生を紡いで、現在京都大原、築百年以上の古民家に暮らすイギリス人女性、ベニシア・スタンリー・スミスさんの「幸せ」についてのメッセージをみなさんに送ります。

人生は月のように満ち欠けするもの
良い事もあれば悪い事もある
次に何が待ち受けているかわかりません 
予想もしなかったことが起きたり、愛する人を突然失ったりすることもあるでしょう

ありのままに受け入れるすべを、ゆっくりと身につけていくのです
そして 運命は偶然ではなく、自ら選びとっているのだと気づくのです

その瞬間を一生懸命に生きることが人生を楽しくしてくれる
心を静めれば美しい世界に囲まれていると気づくでしょう
髪を揺らす風や赤ちゃんの笑顔
美しい花に止まる蝶のように

幸せは自分の心しだいです

                            ベニシアスミス

 人は、年を重ねただけで、老いるものではありません。二十歳の年寄りもいれば、百歳の若者もいます。大切なことは、「心の持ち方」なのです。いつも夢を失わず、日々成長し続けるみなさんであってほしいと思います。

 いよいよ巣立ちのときです。今日まで皆さんを支え続けていただいた、ご家族はもちろん、皆さんが、地域で貢献できるように、機会を惜しみなく与えていただいた、地域の皆様への感謝の気持ちを忘れずに、心豊かな人生を自ら切り拓いていってください。皆さんの健闘を、心から祈っています。

         平成27年3月5日 
            一宮市立今伊勢中学校長   森 義 朗


2月27日 心を磨く

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 3年生の皆さんは、今日を含めて学校に登校する日が残り5日となりました。本日6限の学級活動は「報恩清掃」です。今まで使ってきた机の脚を一本一本丁寧にふきます。机の中もロッカーの中もきれいにします。お世話になったトイレ。普段はやり切れていない、個室の天井部分、入り口の柱。昇降口では、自分たちの名前の貼ってあるシールをはがしました。いろんなところを掃除しながら3年間が思い出されます。今日と言う日は二度と戻ってきません。でも、思い出はいつまでも心に残ります。今伊勢中学校の3年間を思い出しながら、来週の一週間を過ごしましょう。

1月19日 あいさつについて(アンケートから 4)

 今日は、学校運営協議会による、小中合同あいさつ運動でした。記事にあるように、地域の皆さん、保護者、学校関係者、小学生、中学生が一体となって取り組んできた活動のひとつです。その成果を考えるひとつの結果として、生徒アンケートがあります。グラフから分かるように、学校では90%の生徒が、また家庭や地域でも80%の生徒があいさつをしていると答えています。今後も、今伊勢連区の朝が、気持ちの良いあいさつからスタートできるようにするために、学校が活動の中心となって地域に働きかけていきたいと考えます。
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1月13日 読書について

 本日、12月までの本校の読書量の調査結果がまとまりました。
 生徒を取り巻く生活は、ラインなどのSNS、ネットゲーム、映像メディアやテレビ等の情報端末から限りなくあふれてくる「情報」に押し流されてしまい、大人でさえ心のゆとりをなくし、家庭から会話を奪い、人間関係を薄っぺらなものに変えつつあるように思います。
 しかし、思春期に読んだ一冊の本が、その後の人生を変えることさえあるのです。良い本に親しむ機会を少しでも増やしたい。そう考え、今年度も、様々な取り組みを行ってきました。
 具体的には朝読書の充実、保護者地域の皆さんのボランティアによる毎月1回の読み聞かせ、家庭の日の読書奨励、そして、「冬の読書月間」など、図書館担当教諭、市の図書館司書、各担任の協力のもと、実現してきました。
 思春期の貴重な一日、1時間が、刻々としかも永遠に続く薄い「情報」で覆い尽くされる前に、心を豊かにする本との出会いを、これからも充実発展させていきたいと考えます。この積み上げが、必ず真の学力向上につながると考えます。
 さて、グラフから、全学年とも読書量は、昨年度を上回りました。また12月に実施した「冬の読書月間」で、読書量がたいへん増加しました。このことからある程度の成果が上がったと考えられます。
 今後も毎年、期間を決めて多くの良書に親しめるように取り組んでいきます。

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12月14日 心温まる話

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 学校では、毎週先生方の今週の指導内容、来週の授業計画を記載する週案というものがあります。そのなかに、先生方が考えたり実践したりしたこと、また感じた事や悩んだことを、反省・所感として記入する欄があります。
 その中にある女性教師の心温まるコメントがありましたので、紹介したいと思います。
(以下引用)
 給食の片付け返却中に、大食缶の残菜(残ったおかず)を廊下にこぼしてしまった生徒がいた。周りの生徒が手伝いながら、新聞紙で汁気を吸い込ませて始末していたが、要領も悪い。見過ごすこともできず、見かねて雑巾で拭き取った。汚れた雑巾を洗っていると、「先生、わたしがやります。」と気持ちの良い女子生徒の声。今どき、雑巾を洗う、ましてや残菜で汚れた雑巾を、冷たい冬の水道で洗うなど、頼んでもできない生徒も多いなかで、とても心が洗われる場面であった。
 翌日、私と会うや否や、「きのうはありがとうございました。」とさわやかな笑顔とお礼の言葉。おとなでもなかなかできないような言動に、感動と驚き。今中3年生。見捨てたものではない。(引用終わり)
 時間は、ほっておいても前に進み、人を変化、成長させます。しかし、どのように成長していくかが大切です。権利や主義主張が優先するのではなく、まずは人。柔らかく豊かで温かい心を持った日本人がもっと育ってほしい。痛みや苦しみに共感できる謙虚な日本人に育って欲しい。そう願って教育を進めていきたい。そう改めて思います。
 「たとえ人にだまされても、人をだますな。」と言った直江兼続のことを思い出しました。
 

12月8日 「冬の読書月間」です。

 今年から始まった今伊勢中学校「冬の読書月間」。国語の授業や昼休みを使ってたくさんの生徒が図書館を利用しています。一回の貸し出し冊数を増やし、期間も大幅に延長しました。1,2年生の国語でも図書館での授業も行われています。写真は、図書館内外の掲示の様子です。特に図書委員のPOPの力作は見ごたえ読みごたえがあります。大好きな本の内容を、とてもうまく伝えています。た人権週間にちなんだ、本の紹介や、人権宣言の紹介、マララさんの本や、最新の情報も提供されています。
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11月29日 ボランティア活動

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 去る11月2日の日曜日に、グリーンプラザ北側の冨田山ひろばで、第14回かしの木フェスティバルが開かれました。このフェスティバルに、本校の17名の生徒さんが参加し、会場設営や模擬店での販売、片付けなどに活躍しました。本日、そのかしの木の会のスタッフさんがみえ、皆さんがとても一生懸命はたらいてくれたことへの感謝を述べられるとともに、入所している方々が心をこめて書いてくださった色紙をもってきてくださいました。温かい心が伝わってきます。ありがとうございました。
 誰もがバリアフリーで生活できる世の中になることを願わずにいられませんね。

11月28日 『冬の読書月間』まもなくスタート!

 本校は、心を耕す取り組みとして、読書指導に力を入れて取り組んでいます。
 毎月恒例となった、PTA、地域の方々による読み聞かせ、そしてたっぷりと時間を確保した朝読書実施しています。
 読書の秋。とはいっても11月の合唱コンクールに向けて集中して取り組むために、どうしても十分に時間を確保できず、なかなか成果が上がりませんでした。
 そこで、今年度から、図書館司書さんの全面的な協力もいただき、今中『冬の読書月間』として12月1日から19日までの期間、さまざまな取り組みを展開します。
 貸し出し冊数を大幅に増やし、期間も延長します。また、ランチタイムには委員会から『オススメ図書の紹介』、4日から10日の人権週間にちなんだ、図書の『紹介コーナー』や、世界人権宣言(谷川俊太郎訳)の展示紹介、さらに読書紹介カードの作成も行う予定です。
 また、図書館の書架、新刊紹介、廊下掲示など、大きく変貌して、素敵な空間が生まれています。この機会に図書館を大いに活用してほしいと思います。
 「子ども読書のまち」を宣言をした一宮市。読書好きの生徒たちをもっともっと増やしたい。そんな願いを込めて取り組みます。
『図書館だより』は、ホームページの「図書館より」をクリックしてご覧ください。y
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11月27日 人権集会のお話から

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利他の心  「バスと赤ちゃん」

東京にいた今から16年程前の12月も半ば過ぎたころの話です。
 
私は体調を壊し、週二回、中野坂上の病院に通院していました。
 その日は今にも雪が降り出しそうな空で、とても寒い日でした。
昼近くになって、病院の診察を終え、バス停からいつものようにバスに乗りました。バスは座る席はなく、私は前方の乗降口の反対側に立っていました。社内は暖房が効いていて、外の寒さを忘れるほどでした。
 まもなくバスは東京医科大学前に着き、そこでは多分病院からの帰りでしょう、どっと多くの人が乗り、あっという間に満員になってしまいました。立ち並ぶ人の熱気と暖房とで先ほどの心地よさは一度になくなってしまいました。
 バスが静かに走り出したとき、後方から赤ちゃんの火のついたような泣き声が聞こえました。
 私には見えませんでしたが、ギュウギュウ詰めのバスと人の熱気と暖房とで、小さな赤ちゃんにとっては苦しく泣く以外方法がなかったのだと思えました。
 泣き叫ぶ赤ちゃんを乗せて、バスは新宿に向い走っていました。
 バスが次のバス停に着いた時、何人かが降り始めました。
最後の人が降りる時、後方から、「待ってください 降ります」と、若い女の人の声が聞こえました。
 その人は立っている人の間をかきわけるように前の方に進んできます。その時、私は、子どもの泣き声がだんだん近づいて来ることで、泣いた赤ちゃんを抱いているお母さんだな、とわかりました。
 そのお母さんが運転手さんの横まで行き、お金を払おうとしますと、運転手さんは「目的地はどこまでですか?」と聞いています。その女性は気の毒そうに小さな声で、「新宿駅まで行きたいのですが、子どもが泣くので、ここで降ります。」と答えました。すると運転手さんは「ここから新宿駅まで歩いてゆくのは大変です。目的地まで乗っていってください。」と、その女性に話しました。
 そして急にマイクのスイッチを入れたかと思うと、「皆さん!この若いお母さんは新宿まで行くのですが、赤ちゃんが泣いて、皆さんにご迷惑がかかるので、ここで降りるといっています。子どもは小さい時は泣きます 赤ちゃんは泣くのが仕事です。どうぞ皆さん、少しの時間、赤ちゃんとお母さんを一緒に乗せて行って下さい。」と、言いました。

 私はどうしていいかわからず、多分皆もそうだったと思います。ほんの数秒かが過ぎた時、一人の拍手につられてバスの乗客全員の拍手が返事となったのです。若いお母さんは何度も何度も頭を下げていました。
 
 今でもこの光景を思い出しますと、目頭が熱くなり、ジーンときます。私のとても大切な、心にしみる思い出です。


自分のことよりも他人の幸福を願うことが利他。
人に良かれと思い、行動することが利他。
「自利とは利他をいふ」(最澄の言葉)とは、利他を実践すればいつかは自分の利益になるのではなく、「利他の実践がそのまま自分の幸せなのだ」という考え方。
自利利他とはつまり、人に良いことをする利他の行い自体が幸福なのであるということです。
 自利利他の利他は巡って自分に返ってくる。
     自利利他を考えるときそう思ってもいいのかもしれません。

11月27日 人権を考える

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 校長先生による人権講話。生徒会によるいじめアンケートと寸劇。この2本立てて本日の集会は行われました。
 「利他の心」他の人の幸せを願って行動することが自分のためになると言う言葉です。 バスの中で泣き叫ぶ赤ちゃんをかかえた若いお母さんが、周りに遠慮して、何駅も前からバスを降りようとしたとき。運転手さんが、何も遠慮することではない、赤ちゃんは泣くのが仕事だ。とお母さんに話し、乗客の皆さんに理解を求める。すると、お客さんはその言葉に温かい拍手で応える。お互いがお互いの気持ちを考えて行動をしたという、目頭が熱くなるお話でした。
 生徒会の皆さんからはいじめに特化した寸劇を、「見て見ぬふりバージョン」と「勇気を持って対応バージョン」で行ってくれました。最後に会長から、「お互いの違いや良さを個性として認め合っていきましょう」という力強い言葉がかけられました。寸劇は、素人が行っているものであり、劇は上手くなかったのでしょうが、一生懸命に演じる生徒会執行部とそれを真剣に見ている生徒の皆さんとの一体感を感じました。今日の「いじめ」があってはならないこと、当然お互いに注意しあえるものとしていきましょう。

11月19日 サルビア

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 本校では、一人一鉢運動でサルビアを育ててきました。また、職員室前の花壇にも、夏前からサルビアが植えられ、私たちの目を楽しませてきました。サルビアと聞くと、夏の花、暑さに耐える花、甘い蜜線のある花とのイメージがわきます。また、体育祭を飾る花としてのイメージがあります。暑い夏に似合う花の一つです。
 しかし、本当に真っ赤になるのは気温がぐっと下がる晩秋から初冬にかけてです。写真をご覧ください。夏の赤さと今の赤さは全く違います。この赤さは、気温の寒暖差がもたらすものだということです。厳しい寒さに耐えるから、今の美しさがあります。
 勉学に励み、部活動に励み毎日がとても忙しい中学生。中間テストや期末テストの点数に一喜一憂し、部活動の成績に胸を躍らせる。友達との友情を感じたり時にはけんかをしたり。進路決定に向けて日夜励む3年生。この相反するような私生活の試練が、このサルビアの彩のような、明るく輝く未来を作るのです。今日の苦しみが、明日の自分を大きく育てるのです。真っ赤なサルビアのように光輝く明日を見つめ、今日もがんばっていきましょう。

10月2日 図書館は、本の宝石箱や

 中学生は、読書離れが多く、もっぱらゲームばかり・・・そう言われて久しいですが、季節は秋。読書にはもってこいの季節になりました。今伊勢中学校の図書館は、たくさんの本大好き中学生で、今日もにぎわっています。
 ある先生の、図書館についてのコメントを紹介します。
「今日もたくさんの生徒が図書館に行き、本を抱えて戻ってきます。この学年を受け持つようになって感じることは、熱心に本を読む子が多いということ。これも、小学校からのよい習慣の賜物なのかもしれません。(小学校でもらった多読賞のしおりを使っている子も見つけました。)
 湊かなえの「白ゆき姫殺人事件」を読んでいる男の子がいました。私も読みたかった本。どうしたのか聞いてみると、母親に借りてきてと頼まれ、ついでに自分も読んでいるとのこと。こんな図書館の使い方もあるのだなあと感心しました。
 また赤茶色の紙の古ぼけた本を読んでいる生徒がいました。タイトルを見ると、なんとあの松岡花子が訳した「赤毛のアン」。私ももう一度読みたくなりました。いつまでも親しみやすい図書館であり続けてほしいと心から思います。」
 15分間の朝の読書の時間。教師、PTAや地域の方の読み聞かせ。そして魅力ある図書館。毎日たくさんの生徒が来館しては良書を借りていきます。
 読みたい本を事前に予約できる「予約カード」や、次に学校で購入してほしい、または友達に紹介したい本のための「リクエストポスト」など、楽しいアイデアがいっぱいです。
 いままであまり図書館を利用していなかった生徒の皆さんも、ぜひ一度来館してみてください。素敵な世界が待っていますよ。
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9月25日 整理整頓

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 本校の廊下には、壊れた机を利用したぞうきんがけがいくつも置いてあります。雑巾は床や机を拭くもの、使うほどに汚れるものです。どんなに汚れた雑巾でも、最後にしっかりと洗い乾かすことで、また明日使おうと思います。
 ぞうきんの整頓から次に使う人への思いやりや環境への気配りがみえてきます。落ちないように、一つ一つ洗濯ばさみで止めてみたり、重ならないようにかけてみたり。その反面、急いでいたのでしょうか、並べたぞうきんの上にそのままずうずうしく場所をとっているぞうきんもあります。ちょっとした心遣い。いつも気にしたいものですね。

9月24日 心を磨く

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 清掃は、目にみえる場所を美しくするだけではありません。
1、「心を清める」
 昨日やり残したところや汚れが目立つ場所などを自己イメージし、気持ちを切り替え、清掃に取り組む準備をする。
2、「心を磨く」
 どこが汚れているのか、どうすればもっと美しくなるかを判断し実行する。清掃しながら自らの心を磨いていく。
3、「心を鍛える」
 10分間、全力で清掃に取り組む。私語をせず時間いっぱい清掃に取り組む。
(三心清掃より引用)
 自分の心を自分で磨き鍛え、世界で一つの美しいものにしましょう。清掃は、勉強や運動と違って、「できる・できない」はありません。「やる・やらない」があるだけです。

9月16日 15日、敬老会が行われました。

 昨日は今伊勢連区の敬老会が今伊勢小学校で開かれました。会場は満席で、たいへんな賑わいでした。今伊勢連区には2700人ほどの75歳以上の方がお見えです。100歳以上の方は、一宮市内に103名が、今伊勢連区にも7人の方がご健在ということでした。今伊勢3校の校長もお祝いに参列して来ました。これからもさらにお元気でという思いを込めて、心からご挨拶してきました。 
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9月12日 高校の体育祭に行ってきました。

 昨日は、一宮南高校、尾西高校に、そして今日は一宮高校、大成高校にお邪魔しました。各校の個性豊かな体育祭の様子が印象的でした。伝統を受け継ぎつつ、新しいアイデアを盛り込んで、楽しく、しかもすばらしい内容の発表や競技への姿勢が見られました。今日も多くの今中の先輩たちが活躍している姿を目にして、安心して学校に戻りました。
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9月8日 掃除

「掃除」というのは、やろうと思えば誰にでもできることです。ほうきで掃く、ゴミを集めて捨てる。雑巾で拭くなど、複雑な思考も高度な技術も必要ありません。
 しかし、しっかりできる人、逆にできない人がいます。その違いは何なのでしょうか。
ずばり言えば、それは「心」の持ち様の違いです。
 清掃は心を磨く時間だと思っています。
 私が新任の頃、清掃時、「床の光は、心の光」と子どもたちに教えている先輩の先生がいました。
「 床を磨いてるんじゃないよ。心を磨いてるんだ。その証拠に、自分がぴかぴかに磨いた床をみると気持ちがいいでしょう。床と一緒に、あなたの心も光ってるから気持ちがいいんだよ。」うむ、なるほどと、感心したものです。
 清掃を掃除の手順や清掃道具の使い方を知って、やらされていると考えるのではなく、心の勉強だと考えてみてください。
 今伊勢中には、清掃中に、見て回ると、生徒と一緒になってぞうきんを掛け、ほうきを持って掃除に取り組む先生がたくさんいます。だからこそ、この学校は心を磨く生徒でいっぱいになるのだと思います。これこそすばらしいことなのです。

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9月3日 「成長」の2学期が始まりました。

 写真は、教室の背面黒板の担任の先生からの熱いメッセージです。1学期に成長できたことを土台に、まだ努力が足りなかったこと、これからさらに伸ばしたいことを、行事、授業、体験活動などを通して、しっかりと身につけていってほしいと思います。
 集会等でいつも伝えていますが、「自分を育てる責任者は自分しかいません。」さらに良くなりたいという、心からの願いがあれば、どんどん成長できるのです。一緒にがんばりましょう。y

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7月30日 中干し

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 今日30日も、新体操の選手が、県大会に参加しています。また6日には、合唱部が1年から3年までの生徒がひとつになって、NHKコンクールに挑戦します。
 
 今年はサッカー部をはじめ、多くの部活動での目覚しい活躍の姿が見られ、3年生を中心とした、まとまりのある部活動の地道な練習の成果が、好結果に結びついたのだと思います。どの部の戦い方を見ても、今伊勢中学校らしい、誠実で素直で、そしてあきらめない心を感じました。たのもしい3年生に成長しつつあることが、なによりも大きな喜びです。
 中学校時代。勉強、部活動、友人関係、思春期、汗と涙、  さまざまな言葉で表現できます。でも、もっとも人を成長させるのは「青春の飢え」だと考えます。

こんな話を紹介します。
 
 稲作は、「水の管理」がとても大切だ。
その中で、田植えから1ヶ月過ぎ、ちょうど今からの季節に「中干し」という作業を行う。
「中干し」は、土壌の還元に伴って発生する有害ガスを除き、また、水をなくして、土の中に十分な酸素を与え、根を育てるために行う。
 これをすることで、根がしっかりと太く丈夫になり、自然とたくさんの茎が出るため、病害虫にも強くなり、収穫もふえる。
 その程度は、田んぼに亀裂が生じるくらい。結構水を制限する。

 稲の育て方は、人が成長するのに似ている。
若さの中心を占める価値のひとつは、「飢え」、つまり空腹感だ。
 人一倍の夢や希望、理想や目標、憧れを見失うことなく、求め続ける力、飢餓感こそが、努力や自己変革のエネルギー源になる。
 ただがまんするのではない。夢の実現に向けた「あきらめない心」をしっかりと持ち続けることだ。
 よどんで流れない水は、やがて腐る。
 本物の強さは、本物のやさしさに通じる。そこに、弱いものいじめは存在しない。
自分の弱さを隠すためのうそは相手に通じない。ひきょうものになるな。

 君たちの中学校時代の三年間は、決して80分の3ではない。その何倍もの密度と、可能性と選択肢に満ちた時代だ。
 誰にもチャンスがある。君は今日、何をする?
 平等に与えられている一分、一秒を大切にしよう。

 ただ一度の今年の夏!どう生きるのか、どう過ごすのか。自分の責任において思考し、行動しよう。「自分を育てる責任者は、自分」しかいない。  y
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ジオターゲティング
一宮市立今伊勢中学校
〒491-0057
愛知県一宮市今伊勢町宮後郷中茶原52
TEL:0586-28-8760
FAX:0586-45-2199

行事予定表

保護者向け配布文書

1年学年通信

2年学年通信

3年学年通信

保健だより

図書館だより

相談室だより

部活動

大会組合せ

今伊勢中学校いじめ防止基本方針

いじめ対策広報紙

学校運営協議会報告と次回案内

いまいせスマイル

お知らせ

保健室の利用について

生徒会通信