”発信なければ受信なし”


　この言葉は、木曽川中学校の平林哲也校長先生から教えていただいた言葉です。短い言葉ですが、この言葉の中に学校ホームページの重要性がつまっています。私が毎日＜校長室より＞の記事を書くようになったのは平林校長のおかげです。大和中学校で校長になった年に「毎日校長ブログを書いてみてはどうか。学校のことがよく見えてくる。」とアドバイスをいただきました。以前から平林校長が黒田小学校や木曽川中学校で素晴らしい記事を毎日365日更新していらっしゃいましたので、自分もやりたいという気持ちはありましたが、「毎日書けるだろうか」という不安もありました。しかし、この一言で背中を押され、毎日更新をすることとしました。

　毎日、カメラを持って校内を巡回し、子どもたちの姿、先生方の姿、掲示物や環境の様子、季節の移り変わりなどを撮影し、気がついたことをブログ記事にするようにしました。ほとんどが平林校長のブログをまねしながらの更新でした。記事を毎日更新していくにつれ、普段気がつかなかったことや教育界の動向、子ども達や先生の表情の素晴らしさなどがに自然と目がいくようになりました。学校経営に対する取り組み姿勢も変化してきました。毎日更新の素晴らしさを認識できるようになりました。

　時折、平林校長から「先日の先生の記事は良かったので使わせていただきました」というような嬉しい言葉もいただけるようになりました。また、子どもたちや保護者の方、地域の方などからも感想や意見をいただけるようになり、学校経営のあり方を考える大切なツールの一つにもなりました。

　昨日、写真の本を平林校長よりいただきました。学校ホームページの大切さと素晴らしさをまとめてある本です。先述の自分が学んできたことがわかりやすくまとめてあります。学校関係者向けの本ですが、目を通していただくと学校ホームページの重要性や可能性を感じていただくことができるのではないかと思います。大切な学校ホームページのバイブルとして大切にしてきたいと思っています。平林校長先生、ありがとうございました。