今日は、午後から島文楽保存会の方に「傾白阿波の鳴門　巡礼歌の段」を上演していただきました。3年に1回の割合で中学校にお招きし、中学生に地域の伝統芸能であり、一宮市の指定文化財でもある「島文楽」を間近に感じて、故郷・葉栗の魅力を知ってほしいと願い、継続上演していただいています。今年がちょうど全校で鑑賞する年にあたっていましたが、感染症対策で鑑賞者の人数を減らして３年生だけで実施することになりました。１，２年生には来年度以降にぜひ機会を作りたいと思います。

今日は保存会の方の演技だけでなく、本校の島文楽部の生徒１０名による演技も披露されました。日曜日に保存会の練習に参加し、稽古をつけていただいた成果を十二分に発揮し、たいへん素晴らしい発表となり、仲間から大きな拍手が送られていました。

保存会の方には、人形操作体験の講師も務めていただきました。３人一組になって人形に直接ふれて、人形の手足を動かしたり、移動したりして、全員が人形の操作を体験し、保存会の方と交流することができました。笑顔が体育館いっぱいに広がる素敵な時間になりました。

生徒の皆さんには、故郷・葉栗を愛し、葉栗で育ったことに誇りをもち、社会人になっても葉栗を大切にできる人になってほしいといつも願っています。今日は、葉栗を大好きになる貴重な機会をいただきました。保存会の皆さん、本当にありがとうございました！