最新更新日:2024/04/27
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南部中生徒としての誇り「プライド」と強い意志をもち、最後までやりぬく力を身につけよう

12月4日(月) 校長講話 人権集会「わたしのいもうと」

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 今日は人権について話をします。みなさん、人権とはなんでしょうか?人権というのは、一人一人がかけがえのない、尊い存在であることを保証する権利です。誰もが生まれながらに持っている、侵されてはならない権利です。この人権について考える機会として、12月10日を「世界人権デー」とし、その前の1週間が人権週間となっています。
 みなさんの日常生活の中にも、この人権を侵害する出来事があります。いじめです。
 いじめは、人の心を壊します。そして、相手の心に大きな傷を残します。この傷は一生癒されることはありません。今から、一冊の本を読みます。「わたしのいもうと」という題です。いじめによって心を壊され、心を失くした「わたしのいもうと」 彼女の心について考えながら、聞いてください。

「わたしのいもうと」 ―松谷みよ子 文 ・ 味所ケイコ 絵  偕成社―
(朗読) 

 以上です。この本の最後のページの挿絵には、「いもうと」のこんな言葉が添えられています。
 「わたしを いじめたひとたちは もう わたしを わすれて しまった でしょうね あそびたかったのに べんきょうしたかったのに」

 著者の松谷みよ子さんの「あとがき」を読みます。
 「数年前、一通の手紙がきた。わたしのいもうとの話を聞いてください、という手紙であった。いじめにあい登校を拒否し、心を閉ざしてしまった子。最後の、『わたしを いじめたひとたちは もう わたしを わすれて しまった でしょうね』という言葉まできたとき、わたしはこみあげてくるものをとどめることができなかった。
 ある時期、わたしもいじめにあっている。そのときの辛さは、地獄の底をはうようであった。イソップのカエルのように、『おねがいだから石を投げないで。あなたたちには遊びでも、わたしにはいのちの問題だから』と、なんど心でさけんだことだろう。」

 今日の人権集会の最後にもう一度言います。
 いじめは、人の心に傷をつけ、そして心を壊します。誰もが決して許してはいけないことなのです。いかなる理由をかざしても、「いじめ」は許されません。このことをしっかりと胸に刻んで、これからの人生を歩んでいってください。

一宮市学校給食会

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