最新更新日:2024/04/29
本日:count up45
昨日:351
総数:2287460
南部中生徒としての誇り「プライド」と強い意志をもち、最後までやりぬく力を身につけよう

12月2日(月) 人権講話

画像1 画像1
本日の朝礼で校長による人権講話を以下の内容で行いました。

 どの学校でも毎年この時期になると人権に関する授業を実施します。これは、「世界人権宣言」が、1948年12月10日に国連で採択されたことを記念して、12月10日を「人権デー」と定め、すべての加盟国に、人権思想の啓発を行うように国連が要請しているからです。
 本校でも、毎年人権の授業を実施しています。皆さんはこれまでも、人権というと、いじめはダメ、差別はダメと学んできています。何度も聞いているから、そんなことは分かっているよという人たちが大半だと思います。しかし、いじめなどの人権に関わるトラブルは私たちの身近からなくなりません。そこで、昨年度も話しましたが、人権に関する根本的な考え方を話します。
 今合唱コンクールが近づき、皆さんは日々真剣に取り組んでいることだと思います。一方で真剣に取り組んでくれない子もいます。合唱に真剣にやるのかは、「俺の、私の勝手だろ」と思っている人はいると思います。つまり、自分がどうするのかは「自由だろう」と言いたいのですね。
 この「自由だろ」を考えていきます。人は生まれながらにしていろいろな権利を持っています。その中でも、「自由」であることは最も大切な権利の一つです。これは皆さんの誰もが、自分らしく自由に生きたいと思っていることからも分かります。しかし、全ての人が、人間は自由なのだからと言って、まさに自由に「自由権」を行使すれば、いろいろな問題が起きます。皆さんの周囲でも実際起きていることだと思います。そこで、今日紹介するのは「自由の相互承認」という考え方です。これは、簡単に言えば、自分の自由を守るためには、相手の自由も守らなければいけない。そのため、お互いが相手の考えを知り、お互いが折り合いをつけながら、相手の自由を守りつつ、自分の自由を守っていくことが大切だという考え方です。そのためには、自分の考えを言うだけでなく、相手が何を考えているかを知り、相手の考えていることに対して、自分の考えていることを伝えることが大切です。つまり、お互いがコミュニケーションを十分にとるなかで、お互いが納得できる方法や回答を見つけ出すことで、お互いの自由が守られるのです。
 生活の中で「自由の相互承認」という言葉の意味を考えながら生活してみてください。今までとは少し違った友人関係や社会の見方ができるようになります。


一宮市学校給食会

南部中学校は南部共同調理場(中学校)をご覧ください。
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
学校行事
3/31 通信制後期合格発表
4/4 第5回PTA役員会
4/6 小学校入学式 一宮市防犯の日
一宮市立南部中学校
〒491-0871
愛知県一宮市浅野字土井ノ内1番地1
TEL:0586-28-8753
FAX:0586-77-3549