最新更新日:2024/04/19
自分の夢や目標をもち、その達成のために、その過程、準備にしっかりと取り組もう。

7月20日(金) 1学期終業式

本日、1学期の終業式と夏の大会などの表彰を行いました。
外気と同じくようにアリーナ内の気温が高くなることが予想されたため、生徒たちの体調を考え、内容を精選して短時間で行いました。生徒たちは、とても立派な姿勢で終業式に臨んでいました。以下に校長先生の式辞を紹介します。その時の様子をご覧ください。

1学期のまとめと長い夏休みに向けて「頭」と「心」と「体」の話をします。

まず「頭」です。
 好きなものを最初に食べるタイプと最後に食べるタイプがあります。僕は最後に食べるタイプです。すると、こんなことを言われます。「お腹がすいている時に、一番好きなものを食べる方がよりおいしさを味わえるんじゃない? 後にすると、お腹が満たされているから、おいしさが味わえないんじゃないの!」。「なるほど」と納得しますが、僕は好きなものを食べられる楽しみをずっと残していたいので、後回しにしてしまうタイプです。
 では、嫌いなものの場合はどうですか? 後にすると、どうしてもそれを食べなければならないと気にかけてしまいます。そのため、楽しんで食べていても、それを見るたびになんとなく憂鬱な気持ちになります。ですから、僕は最初に目をつぶって口に入れ、場合によっては飲み込んでしまうタイプです。その結果、その後は余分な気遣いをせず、食事を楽しみます。
 夏休みの課題が嫌いな人は多いでしょうね。でも、あえて言います。では、嫌いな課題は最初にやりますか? 最後にやりますか?
 大人になっても、いくつになっても、「やりたいこと」と「やりたくないこと」があります。「好きなこと」と「嫌いなこと」があります。ただ、「やりたくないこと」や「嫌いなこと」を後回しにしても、何も解決はしません。ずっと憂鬱な気持ちが続くだけです。

つぎに「心」の話です。
 先週、有名人を親にもつ二人のゲストのトークを聞きました。二人ともお金に困ることなく大人になりました。
「お宅の子育ては、どういう方針でしたか?」という質問に対して、ゲストの二人はともに「いわゆる放任主義でした。『やりたいことをやりなさい』」という感じでした」と答えていました。
 そのトークの続きで、ゲストの一人が、「だから僕は自分で門限を決めていました。自分で決めた門限を守るために必死でした。中学生の門限は何時と決めて、それを守るために必死に走りました。」とコメントしました。もう一人は笑いながら、「門限というのは破るためにあるのだろう」とツッコミを入れていました。
 「やりたいことをやる」ということは、常に自分に厳しさを求めていかなければならない。常に自分の責任を意識し、覚悟しなければならない。他人が決めた「門限」には文句は言えますが、自分が決めた「門限」には文句は言えません。しかも、妥協すればするほど、自己嫌悪に陥ります。

最後に「体」の話です。
 暑いです。分かっていることです。だから、皆さんは正しい知識を身につけ、この暑さを乗り切るだけの体力をつけていく必要があります。こうような暑さと付き合いながらでは、これから何十年も生きていく体力をつけていくことが必要です。
覚悟して「頭」と「心」と「体」を鍛えましょう。

9月3日、充実し、納得した時間を過ごせたという笑顔で会えることを楽しみにしています。

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