最新更新日:2024/03/29 |
7月15日(日) つなぐ(ソフトボール部)ソフトボール部の3年生部員は3名です。誰よりも真面目で、みんなからの信頼も絶大なキャプテン。これまで投打に活躍してきたエース。そして、若い内野陣のリーダーとしてメンバーをけん引してきた副キャプテン。 この3名の2年半の部活動は波乱万丈でした。入部したての頃、部員は20名近くいましたが、当時の3年生が引退し、部員は10名となりました。練習試合に行くと、1名がベンチ。時には相手チームにメンバーを借りないと試合をできないこともありました。また、当時2年生だったエースは、一人で何試合も投げぬかなくてはなりませんでした。3名にとっては、大きな負担がかかり、不安も大きかったと思います。 そして迎えた昨年の春、6名以上の新入部員を迎えないと試合を行うのに必要な9名が揃わない状況でした。幸いにも今の2年生が何名か入部してくれました。とはいえ、1年生です。このチームの先行きに大きな不安を抱えながらの新チームはスタートとなりました。しかし、練習や試合のたびに先頭に立ってチームを引っ張っていったのは、やはり3名の3年生部員でした。負けていても大きな声でチームを鼓舞するキャプテン。後輩がエラーをしても笑顔で大丈夫と声をかけるエース。そして、練習から中心に立って努力の大切さを伝えてくれた副キャプテン。この3名に導かれるように勝ち取ったのが「新人大会3位」でした。 冬を越えて迎えた春の大会。勝利を目の前に、敗れてしまった悔しさ。その悔しさが夏への練習の糧となりました。 そして迎えたこの夏の大会。チームの合言葉は「3名の3年生と1日でも長く部活動をする。先輩たちと一緒に西尾張大会に行く」でした。暑さや緊張もあり決して自分たちの全てを出し切れたわけではないかもしれません。しかし、3名の3年生のその姿が見ている人たちに感動を与え、共に戦う後輩たちに勇気を与えたことは事実です。 ここまで数多くの先輩たちがつないできてくれた中部中ソフト部のバトン。3名の部員はきちんと次へとつないでくれました。3名の3年生と喜びも悔しさも味わってきた、この2年半の部活動は顧問にとって最高の時間でした。素晴らしい時間をありがとう。 さて、バトンは2年生へと引き継がれました。素晴らしい先輩たちが残してくれた財産を感じながら、チーム一丸となって前に進んでいきましょう。 たいへん暑い中応援に駆け付けていただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。保護者の方々の熱い声援、拍手などが励みとなりました。今後とも変わらぬご支援よろしくお願い致します。 |
|