最新更新日:2024/04/19 |
2月19日(月) ものの見方(1年生)「伊賀の影丸」という漫画は、昭和30年代後半に一世を風靡した忍者漫画です。その漫画が大好きな主人公である私は、父に「その漫画はおもしろいのか」と尋ねられます。「とてもおもしろいよ。伊賀の忍者が甲賀の忍者と戦うんだよ」と答える私に、父はこう話します。「その漫画は、伊賀の忍者が善玉で、甲賀のほうが悪者となっているようだな。それは、あくまで伊賀の立場から見ての話だ。甲賀の忍者から見れば、伊賀の方が悪者になる。どちらが正しいかは、簡単には決められない。物事を判断するときには・・・・。」主人公の私、実はそのお父さんは「相田みつを」さんです。相田さんのこうした考え方は、作品の中にもはっきりと表れています。 生徒は、これまでの経験を振り返りながら、立場や考え方の違いなどを理解した上で物事を考えることが大切であることを感じていました。 |
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