最新更新日:2024/03/28 |
2月13日(火) 全校集会 校長先生の話【校長先生の話】 2年生、3年生は覚えているかな。昨年の今頃、僕がよく口にしていた言葉は「日常と非日常」でした。 姉夫婦が親孝行ということで、正月に母親を旅行に連れて行きました。その際、こんな事件がありました。 母親が「トイレに行ってくる」と言ってトイレに向かいました。しかし、待てども待てども戻ってこなかったそうです。「倒れていないか!!」という気持ちで、姉はトイレに向かいました。トイレで「おかあちゃん」と声をかけたところ、返事が返ってきました。とりあえず正月早々の不幸はなかったことが確認できました。では、なぜ母親はトイレから出てこなかったのでしょうか。 用は済んでいました。でもトイレから出られなかったのは、水を流すことが出来なかったからです。日常生活で母親が使っているトイレは、用が済んだあと、自動的に水が流れるというもの。それだけに本人の頭の中には自分がレバーを使うという意識がなく、水が流れないことに焦り、どうしてよいのか分からず、トイレの中に居続けたということでした(本人はパニックになっていた可能性あり)。 母親もかつては手でレバーを操作するのが「日常」でしたが、今はそれが「非日常」になってしまったことからの笑い話です。 「非日常」に備えて大切なのは、時間や物などのゆとり。また、「日常」の時に「頭」と「体」と「心」にどれだけ余裕をもてるようにしておくかということです。先週までに3年生のほとんどの人は「非日常」を経験しましたね。そして、まだ多くの人が新たに「非日常」を経験しますね。 1,2年生も明日からある意味「非日常」ですよ。 |
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