最新更新日:2024/04/25 |
4月5日(木) 新任式・始業式 校長式辞新任式では、この4月より中部中学校へ赴任した先生方を紹介しました。始業式の中では、新入生と新2・3年生の対面式を行いました。 【校長式辞】 平成30年度がスタートします。始業式で伝えたいことはいつも同じです。ですから、2年生は2回目、3年生は3回目の話です。 3年間の締めくくりである「卒業式で涙を流せますか」です。言葉は悪いですが、「泣くこともできないような3年間にするな」ということです。 ライフステージごとに器があります。皆さんには中学校時代という器があります。3年間かけて、その器にいろいろな思いをためていきます。 自分が努力し、目標を達成できたといううれしかった思い、逆にできずに悔しかった思い、友達と仲良くなった思い、時には喧嘩して辛かった思い、好きな人ができ、どうしようもないほど切ない思い、とにかくいろいろな思いためていきます。 そうした思いは人と出会い、その人とかかわり、助けたり助けられたり、支えたり支えられたりする中で作られていくものです。学級、部活動などありとあらゆる場面でつくられていくものです。 いろいろな思いをためた中学生活に区切りをつける日が卒業式です。その日までにあなたの器にあふれんばかりの思いをためましょう。卒業の日、それらを思い出すという最後の一滴が入ると、器からあふれ涙になります。みんなが堂々と涙を流がせるようにしっかり思いをためてほしい。 ただし、ためてほしくない思いがあります。確認します。 人は優しくしてあげたこと、親切にしてあげたことなど、プラスの行為は結構忘れてしまいます。しかし、「嘘をついたこと」、「誤魔化したこと」、「意地悪したこと」、「いじめをしたこと」など、マイナスの行為は忘れたと思っても、心から消えず、何かあるごとに思い出されます。人生の中でいつまでも背負わなければなりません。だからそんな思いはためてないでほしい。 最初に言った「卒業式で涙を流す」ことができるほど思いをためることは簡単ではありません。でも、そんなシーンを夢見て、新しい年度をスタートしましょう。 3年生、残された時間は1年を切りました。 2年生、一番たくさんの思いをためられる時期です。 1年生、始まったばかりですが、3年間というのは、実はアッという間です。 先生方、1年後、2年後、そして3年後、生徒といっしょに涙を流しましょう。 4月5日(木)1年7組スタート(1年生)4月5日(木)1年6組スタート(1年生)4月5日(木)1年5組スタート(1年生)4月5日(木)1年4組スタート(1年生)4月5日(木)1年3組スタート(1年生)4月5日(木)1年2組スタート(1年生)4月5日(木)1年1組スタート(1年生)4月5日(木) 平成30年度入学式 校長式辞校長先生からお祝いと激励の言葉をいただいた後、新入生代表が「誓いの言葉」を述べました。 【校長式辞】 例年になく早く季節が進み、校庭の葉桜よりも新緑がまぶしく感じられます。本日、本校に入学される240名の皆さん、そして、保護者の皆様にお祝いを申し上げます。誠におめでとうございます。 さて、新入生を迎える時、その初々しい姿を見つめながらも、私自身は3年後の卒業する時の姿を想像します。そして、それに向けて私が繰り返す言葉は「自分探しの旅」というものです。 「自分とは何だろう」「自分は何のために生まれてきたのだろう」「自分はどのように生きていけばいいのだろう」というように、自分の存在意義を見つめる旅、私はそれを「自分探しの旅」と言い、先輩である2,3年生の入学の際にもその言葉を伝えてきました。 「自分探しの旅」をイメージしてみましょう。人の成長をライフステージごとに絵を描くことにたとえてみます。皆さんは幼稚園・保育園時代の絵、小学校時代の絵を描き上げてきました。今までは、お父さん・お母さんがそばで寄り添い、手助けしてくれることをうれしいと思うことが多かったでしょう。しかし、これからはどちらかと言えば自分の好きに描かせてほしいと思うことが増えていくと思います。その気持ちの変化が「自立」への歩みです。そして、「自立」という気持ちに応えるために、誰かが下描きをしてくれたキャンバスではなく、あなただけのための真っ白なキャンバスが用意されています。 今日から、中学校時代の絵を描いていきます。用意された真っ白なキャンバスに向かって、中央から描きはじめる人。隅から描きはじめる人。大胆にいきなり色を使う人。細かに輪郭をとってから描く人。本当にいろいろでしょう。描き方が一人一人違い、描き上げるスピードも違います。だから、できあがる絵も同じものはありません。他の人があなたの絵を見て、「上手」だとか、「下手」だとかいうかもしれません。しかし、そんな言葉に惑わされる必要はありません。大切なことは、あなたの絵は、あなた自身が責任をもって描き続けることです。そして、あなたが描く絵には絶対に失敗作はありません。すべてがかけがえのない絵であり、「自分探しの旅」の終着点にあるあなたの個展を彩るものです。 私も自分のキャンバスに絵を描き続けています。そして今日、そのキャンバスに新たにあなた方の姿が加わります。そのうれしさをしっかり噛みしめて式辞とします。 平成30年4月5日 一宮市立中部中学校長 小川 正彦 4月5日(木) 中学校生活のスタートです(1年生)4月5日(木)2年7組スタート(2年生)4月5日(木)2年6組スタート(2年生)4月5日(木)2年5組スタート(2年生)4月5日(木)2年4組スタート(2年生)4月5日(木)2年3組スタート(2年生)4月5日(木)2年2組スタート(2年生)4月5日(木)2年1組スタート(2年生)4月5日(木)始業式(2年生)4月5日(木) 学級発表(2年生)4月4日(水) 剣道部 前年度・新年度あいさつ前年度、本校剣道部の活動にご理解、ご協力いただきまして、ありがとうございました。まだ、残念ながら入賞という結果は新チームになってから得られていませんが、生徒たちはとてもよく頑張っています。さらなる稽古を重ね、心身ともに成長していきたいと思いますので、新年度も引き続き、応援よろしくお願いします。 剣道部生徒のみんなへ 前年度、稽古に一生懸命取り組み、よく頑張ることができました。全員が強くなっていることを、稽古を見たり、一緒に地稽古をしたりして感じています。しかし、今までの成長だけで、先生は満足していないし、みんなもしていないと思います。もっともっと稽古をして、強くなっていこう!必ず、目標を達成しよう! みんなならできる!可能性を可能にする!! |
|