最新更新日:2024/04/24
「中中っていいな」「中中っていいよね」と自分たちが思える、周りからもそう思ってもらえる「誇れる学校」を、先生と生徒のみんなでつくっていきます。

よりかかわりを求めて  平成25年 冬号

指導力向上を目指し、いじめ対策研修会を開催
 一宮市いじめ対策推進委員会では、教員の力量向上をめざして年間2回の研修会を行っています。 8月の第1回研修会に引き続き、11月5日(火)に一宮市総合体育館多目的室で第2回いじめ対策研修会を開催しました。今回の研修会は、スマホ時代の注意点について理解を深めようと、ネット依存やネットいじめについて焦点をあてて実施しました。講師は、群馬大学名誉教授・NPO法人青少年メディア研究協会理事長の下田博次先生と同協会講師、下田真理子先生です。
市内小中学校の代表として参加した教員からは「ネット中毒がどれほど深刻なものかが理解できた。家庭にスマホの危険性を積極的に伝えていくべきだと感じた。」「SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の怖さを改めて知った。ネット依存やいじめの危険性をまず私たち教師が知り、しっかりと子どもを守っていかなくてはならない。家庭との連携も大切にしていきたい。」などの意見がありました。今後も、スマートフォンの普及により広がる、SNSの問題やネット依存の問題について研修を深め、ネットいじめ防止につなげていきたいと考えています。
〜「ペアレンタルコントロール」が大切  スマホ18の約束〜
研修会では、講師の先生からスマートフォンの子どもの使用について「ペアレンタルコントロール」が重要であるという話がありました。「ペアレンタルコントロール」とは、親が子どもの携帯電話やスマートフォン、コンピュータなどの使用を管理し、制限することです。SNSの使用は家庭が中心となるため、保護者の方が理解を深め、家庭で対応することが必要であるとのことでした。
また、話の中で、アメリカのマサチューセッツ州のある母親が、13歳の息子にスマートフォンをプレゼントした際に一緒に渡した、使用契約書「スマホ18の約束」が紹介されました。

「スマホ18の約束」(一部抜粋)
1これは私の携帯です。私が買いました。月々の支払いも私がします。あなたに貸しているものです。私ってやさしいでしょ?
2 パスワードはかならず私に報告すること。
5 スマートフォンはあなたと一緒に学校には行けません。SMS(ショートメールサービス)をする子とは直接お話しなさい。人生のスキルです。
7 このテクノロジーを使って嘘をついたり、人を馬鹿にしたりしないこと。人を傷つけるような会話に参加しないこと。人のためになることを第一に考え、喧嘩に参加しないこと。
8 人に面と向かって言えないようなことをこの携帯を使ってSMSやメールでしないこと。
9 友達の親の前で言えないようなことをSMSやメールでしないこと。自己規制してください。
14 ときどき家に携帯を置いて出かけてください。そしてその選択に自信を持ってください。携帯は生きものじゃないし、あなたの一部でもありません。携帯なしで生活する
ことを覚えてください。流行に流されない、FOMO(自分だけが取り残されるて
いると思ってしまう不安感)を気にしない器の男になってください。
番組の紹介    NHK いじめをノックアウト
 毎週金曜[Eテレ] 前9:50〜10:00
(再)毎週土曜 [Eテレ] 前6:35〜6:45
(再)毎週金曜 [Eテレ] 後7:50〜8:00
この番組は、教室の子どもたちが、AKB48の高橋みなみ
さんと一緒に考えることで「いじめをしない・させない・許さない」心を育てていく番組です。
 ○いじめがどれだけ悲しい結果を生むかを訴える。
 ○もしいじめられたら、どう対処すべきかを伝える。
 ○どうして、いじめてしまうのか。いじめる心にも科学的なアプローチを試みる。
 毎回、番組はいじめについての「手記」や「証言」・「ルポルタージュ」で始まり、高橋さんの視聴者への問いかけで終わります。
このような番組をもとに、親子でいじめについて話し合ってみるのはいかがでしょうか。
Web上で番組を見ることができます。
(NHK for School アドレスはhttp://www2.nhk.or.jp/navi/detail/index.cgi?id=...

 

「わたしのいもうと」を読んで

12月2日(月)に、道徳の時間に「わたしのいもうと」
の絵本を通して、「いじめ」について考えました。妹のいじめ
体験を読み、いじめられた側の気持ち、そしてその家族の思
いなどを知り、生徒はいろいろなことを感じたと思います。
普段の自分を見つめ直す良い機会となりました。今後の生
活に生かしていきたいと思います。         

<生徒の感想>
いじめや嫌がらせは、やった方はすぐに忘れてしまうけど、やられた方は心に大きな傷がついてしまうことを絶対に忘れないで、いじめをなくしていかなくてはいけないと思いました。
ちょっとしたからかいや軽い気持ちでやったことで、一人の命を落としてしまうことが本当にあるんだなと思いました。いじめをすることはいけないことだし、もしやっている人がいたら、とめてあげたいです。
ニュースなどでとりあげられている「いじめ」について深く考えたことはなかったけれど、この物語を聞いて、いじめられている子の気持ちやその家族の思いなどを改めて考えることができたので、いじめはどんな理由があっても絶対にいけないと思いました。

わたしの妹の絵本を読んでの感想

12月2日(月)に、道徳の時間に「わたしのいもうと」の絵本を通して、「いじめ」について考えました。妹のいじめ体験を読み、いじめられた側の気持ち、そしてその家族の思いなどを知り、生徒はいろいろなことを感じたと思います。普段の自分を見つめ直す良い機会となりました。今後の生活に生かして行きましょう。

生徒の感想です。
・いじめた側は、いじめられている側の気持ちを考えているのか。もし考えていないのなら、自分におきかえて考えてほしい。
・相手のことを考えたり、使う言葉には気をつけなければならないと強く感じました。自分自身もまたキツい言い方をしてしまうことがあるので気をつけたいです。
・いじめた人は、いじめられた人に対して何も思ってないことがひどいなと思いました。
・「いじめ」というものは、心と体を傷つけるものです。いじめられる側は、心に一生の傷を負い、立ち直ることができなくなるかもしれません。ですが、いじめる側は月日が過ぎると忘れていくのです。そんな「いじめ」は私はすごく大嫌いです。
・ニュースなどでとりあげられている「いじめ」について深く考えたことはなかったけれど、この物語を聞いて、いじめられている子の気持ちやその家族の思いなどを改めて考えることができたので、いじめはどんな理由があっても絶対にいけないと思えた。
・いじめや嫌がらせは、やった方はすぐに忘れてしまうけど、やられた方は心に大きな傷がついてしまうことを絶対に忘れないで、いじめをなくしていかなくてはいけないと思います。
・ちょっとしたからかいや軽い気持ちでやったことで、一人の命を落としてしまうことが本当にあるんだなと思いました。いじめをすることはいけないことだし、もしやっている人がいたら、とめてあげたいです。
・いじめられる理由があってもなくても、人をいじめてはいけないとあらためて思いました。
・いじめられた人はいじめた方が思っている以上に深い傷をおっていて、これは「謝ればいい」という問題じゃないと強く改めて思いました。
・元気だったふつうの子がいじめによって人生をくるわされてしまったのに、いじめた子は覚えていないなんて、とても悲しいと思いました。普段何気なく言ってしまったことに、自分は気づいてなくても傷ついている人がいるかもしれないから、相手の気持ちが考えられるようになりたいです。
・自分の言動が相手をどんなに傷つけているのか、わかっている人は少ない。だから相手の身になって自分の言ったことを考え直すことが大切だと思った。
・妹をいじめていた人は忘れてても、やられた方は一生忘れないことが本当に辛いと思いました。口もきかず命まで危くして妹はどんな気持ちだったのだろうと思いました。私も普通いっている言葉や行動がもしかしたら、その人を傷つけていたかもしれないと思うと、気をつけていかないといけないと思いました。




12月2日(月)3年生道徳 人権教育

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 今週は、人権週間です。そこで、朝の集会でも校長先生から、人権のお話がありました。それを受けて、1時間目の道徳では「わたしのいもうと」という題材を扱い、人権について考えました。この題材は、実話であり、生徒たちは自分たちに置き換え、真剣に話を聞き、考えました。
 自分の命を大切に思うこと。また、家族や友達など、周りの人たちを大切に思うことができる人間になってほしいと願っています。
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一宮市立中部中学校
校長 伊藤 基生
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