最新更新日:2024/03/27
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ようこそ青海中学校のホームページへ。いきいきと活動する生徒の姿を紹介します。

卒業式 式辞

 87名の卒業生のみなさん 卒業おめでとう。卒業証書は、皆さんの三年間の努力を証明するものですが、その陰には、ご両親をはじめ、多くの方々の支えや励ましがあったことを忘れないでください。そして支えてくださった方々に対する感謝の心をいつまでももっていてほしいと思います。
 さて、私は、中学校生活の皆さんの頑張りを大いに認めてあげたいと思います。皆さんは、青海中学校の最高学年としてふさわしい活躍をいろいろな場面で見せてくれたからです。学校生活での真剣な授業態度や部活動の各種大会でみせた粘り強さ、とりわけ、野球部が知多地方の体育大会で見せてくれた逆転劇、精神的にたくましくなった姿を見ることができました。剣道部やテニス部等が、大会の中でみせた集中力、あきらめない心の強さに、その成長の跡を見ることができました。また、体育祭で見せたクラスの団結力 応援旗づくりを通しての協力の様子、応援合戦においてリーダーを中心によくまとまった取り組み、こうした活動を通してお互いが力を合わせて取り組むことの意義を感じてくれたものと思います。合唱コンクールで見せた美しいハーモニーも同様です。さらに、生徒会執行部が企画した新たなボランティア活動も意義ある取り組みとなりました。
 とかく自分のことが優先しがちな社会の風潮の中にあって、損得を超えて協力することの意義を学ぶ場になったと思います。この共通体験は、今後の皆さんの心の中にいつまでも残っていく出来事になると思います。一人一人を見ると、まだまだ成長途上ですが、集団として励まし合い、高め合っていく姿は、心あたたまるものを感じました。
 今後は、一人一人の進路先は分かれますが、青海中学校で学んだという共通の良き思い出を胸に、前をしっかり向いてそれぞれの道を力強く歩んでいってください。
 卒業にあたり皆さんに二つのことをお話しします。
 一つ目は、「学ぶことに謙虚であれ」ということです。「学問に近道なし」ということわざがあります。この言葉が示すように学ぶことは積み上げであり、日々の努力の上にあるということです。従って、学ぶことは時間のかかることです。また、学ぶことは、座学、座って行うものばかりではありません。他人から学ぶこと、生活の中の経験から学ぶことがたくさんあります。特に、失敗や恥ずかしい思いをした中から学ぶことが多いものです。こうした学びを栄養にして自分自身を育て、高めていってもらいたいと思います。まさに「学びは一生」続くのです。今後も謙虚に学び続けていってください。
 二つ目に、「強い心を育んでいってほしい」ということです。強い心とは、すぐにあきらめたり、投げ出したりしない、折れない心、竹のようにしなる心のことを言います。また、自分の気持ちをコントロールできる心を言います。時に自分の感情を他人にぶつけたり、イライラの原因を人のせいにしたりすることは、誰もが持っている心の弱い部分といっていいかもしれません。しかし、心の強い人は、それを抑えて、他人に対して優しく接することができるようになり、何よりも他人の心の痛みを自分のこととして受け止められる人だと思います。皆さんには、このような心の成長を期待したいと思います。
 「学ぶことに謙虚であること」「強い心を自分の中に育むこと」この二つのことを卒業生の皆さんにお話し、式辞とします。皆さんの今後の活躍を期待します。

愛校作業から感ずること

2月24日の午後、2時間をかけて3年生の生徒が愛校作業をしてくれました。これまで使用した教室の机やいすの美化、特別教室の机の修理、階段のペンキ塗りとワックスがけをしてくれました。
この作業が始まると毎年思うことですが、生徒たちの卒業が間近に迫ってきたことを身に染みて感じます。この生徒たちとの別れの日が近いことを教えてくれます。作業を通して、自分たちが世話になった机やいすなど学校のものに対する愛着の思いと感謝の心がわいてくるようで、どの生徒も本当に真剣に取り組んでくれました。素直に作業と向き合う姿に、生徒たちの感謝の気持ちがよく伝わってきます。
在校生は、学年末テスト当日ということもあり、3年生のこうした活動の様子を目にすることがないのが残念ですが、明朝、登校して3年生の作業のあとを見ると、感謝の思いを持つと信じています。
 毎年の取り組みとはいえ、こうした活動が伝統的に続けられ、一人一人の心の中に母校に対する愛着がはぐくまれていくのだと思います。大切にしたい行事の一つです。

誓いを交わす儀式「誓詞」

本校には開校以来続いている卒業前の儀式があります。それが「誓詞」です。昭和33年度の第1回卒業生より、卒業にあたって誓いの言葉を冊子にずっと記してきています。その言葉は、卒業生の今後の生き方を表すものであったり、決意、意気込みを感じさせたりするものです。本年度、第53回の卒業生となる87名が新たに書き綴っていきます。
この儀式で伝統的に受け継がれているのは、次の2つの約束です。
・あらかじめ用意された1冊に一人一人が順番に小筆を使い、言葉と名前を記していく。
・校長室にて学校長のいる前で記す。
 この2つの約束があるからこそ、生徒には緊張感の漂う時間となります。1月20日の3年A組男子から始まり、31日まで続きます。全員が書き終わると、通算8,200名の「誓詞」が校長室に揃うことになります。

3学期の始業式より

   小さな努力の積み重ね

 明けまして、おめでとうございます。
 今年は卯年ですので、うさぎにちなんだ言葉をひとつ紹介します。「うさぎの上り坂」という言葉です。うさぎが巧みに坂を登ることから、最も得意な場所で力をふるうことを言うそうです。今年、この言葉のように皆さんが、それぞれのもっている得意分野を一層伸ばし、活躍されることを願ってやみません。
 さて、今日から3学期が始まりました。3学期は、1年のまとめの学期であるとともに、次年度につながる大事な学期でもあります。とりわけ3年生にとっては、受験を控え、緊張と少し不安を抱えながらの時間となりますが、風邪などひかないように十分気を引き締めて生活していってほしいと思います。
 ところで「一年の計は、元旦にあり」という言葉があります。正確には「一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり」と使うようです。計画はなるべく早めにしっかりと立てるべきという戒めの言葉です。新年にあたり、皆さんも今年の目標を立てたり、計画を立てたりしているのではないかと思います。まずは、これまでの自分を振り返り、目標や計画をしっかり立てること、それをさらにいくつかの具体的な行動目標にしてみることです。そして、その具体的な行動目標を一つずつクリアしていくこと、言い換えれば、小さな成功体験を積み重ねていくことが、やがて大きな成果や成功を収めることにつながるのです。アメリカのメジャーリーグで活躍している愛知県出身のイチロー選手が、こんな言葉を言っています。「小さなことを重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」であると。
 目標をもち、計画を立て、小さな努力の積み重ねを日々行うことができるかが、自分を育てるもとになることを皆さんにお話しし、3学期の式辞とします。


支え合い 高め合い

 体育祭の応援合戦は、本校の学校祭の中で最も力が入る場面です。同時に、保護者・地域の方が一番多く集まる時でもあります。
 学年が上がるにつれて、応援合戦にかける意気込みと真剣さが一層伝わってきます。その後の応援旗をバックにしてとる記念写真は、充実感からか生徒の笑顔であふれています。
ここまで仕上げるには、クラスの中で様々なドラマがあったと想像されます。手を抜こうと思えばいくらでもできることを一つ一つ丁寧に仕上げていく、その結果が感動を生むのです。あわせてクラスの団結をつくるのです。
 時に他人のことより自分のこと、損得だけで行動してしまいがちな時期です。だからこそ、お互いを理解し、支え合いながら高め合っていくことの大切さを学ぶ場が必要だと思います。

クラスの調和こそ合唱

 今年も合唱コンクールの時期となりました。女子生徒の澄んだ声と男性の太くたくましい低音が重なってつくられるハーモニーは、聴く人の心を豊かにしてくれます。
 音楽室から聞こえる練習の歌声、また、各教室から響く歌声は、学校ならではの風景です。歌声の響く学校の様子に、寒い時ではありますが、心は春のようにさわやかです。
 しかし、合唱コンクール当日までの各クラスの取り組みは、決して平坦な道のりではなかったと思います。みんなの心がひとつにならない場面もあったのではないかと想像できるからです。「ハーモニー」には、「調和」とか「親しむようになる」という意味があります。歌い込んでいく中で生まれるクラスの「調和」こそ、合唱コンクールの大切にしたいところです。
 また、1年、2年、3年と学年が上がるにつれて、これまでの経験が生かされ充実した合唱になっていくのも、この行事の特色であります。
 クラスの団結のもとに、美しいハーモニーが会場いっぱいにこだますることを楽しみにしています。

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