人権について、朝礼で話をしました。「12月4日から日本全国で人権について考える人権週間が始まります。木曽川東小学校では、1学期と2学期に1回ずつ、1年で2回、人権週間を行っています。2学期は全国より少し早い11月20日から人権週間を始めました。では、人権とは何でしょう。人はだれもが大切される権利をもっています。これが人権です。子どもも、おとなも、お年寄りも、男の人も、女の人も、世界中のだれもが・・・みんな大切にされなければなりません。心も体も命も大切にされなければなりません。では、どうしたら、人を大切にできるのでしょう。1学期にもお話ししましたが、私は次の2つのことに気を付けることだと思っています。1つ目は、自分とは違う人も認め、思いやり、優しくすることです。人はみな違う顔や体をもち、住んでいるところが違えば、話す言葉も違います。また、得意なことも人それぞれ違いがあります。勉強が得意な人がいれば、そうでない人もいます。運動が得意な人がいればそうでない人もいます。みんなと話をすることが得意な人もそうでない人もいます。人はみな違うのです。自分とは違う人にも優しい気持ちをもって接することが人権を守ることだと思います。2つ目は、相手の気持ちを大切にし、嫌がることはしないことです。先週の児童集会で児童会の代表のみなさんから、いじめをなくすスローガンをクラスで話し合いましょうと呼びかけがありました。いじめをなくすことは、人権を守る第1歩です。人権週間には「思いやりの心」「かけがえのない命」について考え、人を大切にすることをみんなで学んでいきましょう。