今日のこんだては、ごはん、牛乳、えび団子汁、根菜のごま照り、ヨーグルトでした。
「根菜」とは、根っこの部分を食べる野菜です。
今日は「根菜のごま照り」に使われた「ごぼう」についてお話します。
ごぼうは、1000年以上も前に、薬草として中国から伝わりました。
ごぼうを野菜として食べるのは、日本・朝鮮半島・台湾・中国東北部の一部だけだったので、「日本人は木の根っこを食べている」と驚かれたそうです。しかし、今では独特の香りや歯ごたえがフランス料理にも活かされ、食材として注目が集まっています。
お正月に食べる和菓子「花びらもち」には、甘く煮含めた「ごぼう」が使われているものもあります。
食材の個性を生かした調理法は和食のよさでもありますね。