今日は放送で朝礼を行い、児童に次のように話をしました。
「私は、学生のころ拳法を習っていました。級や段をとるために何回も試験を受けました。でも、今、思い出すのは、その試験や大会のことではなく、不思議と練習のことばかりです。体力をつけるために、みんなで走ったこと、うまくできるように同じ技を何回も繰り返し練習したことを思い出します。練習をしていた時は気づきませんでしたが、今の私にとって、練習をがんばれたことが一番大切なことに思えます。今、みなさんは運動会の練習をしていますね。もちろん運動会当日に力いっぱいがんばることも大切なことですが、今、取り組んでいる練習を大切にしてほしいと思います。中には、運動があまり得意でない人もいると思います。できばえを人と比べる必要はありません。いつもの自分よりがんばれればよいのです。毎日の積み重ねが自分をつくります。今、目の前にあることをがんばってみましょう。」