最新更新日:2024/04/26 | |
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3月20日 卒業式 校長式辞さて、卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。先ほど、一人一人に卒業証書を手渡しました。卒業証書を受け取る皆さんの姿は、希望に溢れキラキラと輝き、とても立派な姿でした。きっと皆さんの心の中には、入学の時から今日までの様々な思い出が、た くさん浮かんでいることと思います。 本日、ここに87名が6年間の小学校生活を見事に終え、このような素晴らしい卒業の日を迎えました。今日の卒業は、小学校生活を最後まで自分が全力で頑張り通した結果です。全員が大いに胸を張ってください。 さて、先日行われたピョンチャンオリンピックでは、日本人選手の活躍から勇気と感動、そして多くの学びをいただきました。スキージャンプの高梨沙羅選手が個人戦で銅メダルに輝きました。高梨選手がインタビューに対して答えた言葉がとても印象に残っています。 「目標にしていた金メダルには届かなかったけれど、最後の最後に一番いいジャンプが飛べましたし、何より日本のチームのみんなが下で待っててくれたのがすごくうれしくて、・・・(中略)『お疲れさま』『すごいね』と抱き寄せてもらえた時に、すごくほっとして、涙が止まらなくて、日本チームとしてこの場に来られてよかったなと思いました。」 スキージャンプは個人で戦う競技ですが、仲間とともに高め合い、励まし合い、そして支え合うことを大切に思う気持ちは、私たちが学校生活で大切にしていることと同じなのだと思いました。 また、ジャンプ台の下で彼女を待ち、彼女の健闘を心からたたえた日本チームの姿は、金メダルに匹敵するものでした。個人競技である以上、お互いがライバルです。ライバルである高梨選手の成功をたたえ、自分のことのように喜ぶ姿に、感動を覚えました。お互いの良いところを認め合える、そして、頑張っている人を素直に応援できる、そういう仲間づくりを、北方小学校のみなさんも目指してきました。まもなく中学生になり新しい生活が始まります。時には、つらくて泣きたくなるようなことに出会うかもしれません。しかし、みなさんの周りにはこれまで楽しいことつらいことを共に過ごしてきた素敵な仲間がいます。これからも仲間とともに切磋琢磨し、夢や目標の実現に向けて一歩一歩着実に歩み続けていってください。 さて、保護者の皆さまに、一言お祝いを申しあげます。お子様のご卒業おめでとうございます。この栄えある卒業式を迎えられるまでの6年間、数々のご苦労や悩みがあったことと拝察いたします。そのご苦労と、6年間の長きに渡る本校へのご理解・ご支援に心から感謝申しあげます。 また、日一日と激しく変化する現代社会の中で、お子さまたちがさらにたくましく、そして、心豊かに成長されますよう、これからもしっかり見守り、ご支援をいただくようお願いいたします。 最後になりますが、卒業生の皆さんにとって、本日この瞬間から、北方小学校は母校となりました。苦しい時、辛い時、心が傷ついた時には、小学校へ遊びにきてください。北方小の先生たちは、いつでも皆さんを待っています。皆さんの応援団です。そして、皆さんの健やかな成長を心から願っています。 卒業生の皆さんの将来にわたっての健康と、今後のおおいなる飛躍を切に祈念しまして、式辞といたします。 平成30年3月20日 一宮市立北方小学校 校長 伊藤 裕一 |
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