(本日の学校集会で、以下のようなお話をしました。)
おはようございます。
今日は「歩く」ということについてお話しをしたいと思います。
西成小の皆さんはほとんどの人が毎日歩いて学校に通っていますね。
先生は、先週のある日、高学年の下校で、丹羽3班4班の人たちと一緒に丹羽保育園の方まで歩きました。丹羽の人たちは、毎日毎日とても長い距離を歩いていて、特に帰り道は疲れていてとてもつらそうでした。
そこで、先生は、毎日長い距離を歩くのも、悪いことばかりではないことを皆さんに伝えたいと思い、いろいろと調べてみました。
まず、子どもにとって、歩くことでよいこと
1 体力や運動能力が高くなります。体のバランスも鍛えられます。
先生は、小学生のときに比べ、中学生になったら学校までの歩く距離が倍になりました。運動部活に入ったこともありますが、とにかく中学生になって、脚がうんと速くなりました。そして風邪をひかなくなりました。
2 お腹が減って、たくさん食べられるようになります。成長に必要な栄養がしっかりとれ、骨も成長し、背が伸びます。
3 夜、自然に眠くなり、ぐっすりと眠ることができます。早寝ができ、たくさん睡眠時間がとれます。
さらに、たくさん眠るとよいことがあります。そのことについては、来週お話しします。
4 日差しや風など自然からの刺激をたくさん受け、脳にも大きな刺激が与えられ、物事を考えたり感じたりする力が豊かになります。
そう、頭がよくなります。
そして、大人にとって・・・・寿命が7年延びるのだそうです!
さあ、歩くことの大切さがわかってもらえたでしょうか。毎日遠くから通っている人は、大変な分、よいこともありますよ。間違いないです。
そこで、ただ歩けばよいというものでもなく、やはり歩き方にも正しい方法があります。
それは、「かかとから地面につけて、足の裏、そしてつま先へと体重移動すること」です。姿勢も大事ですね。皆さんは、ランドセルを背負っているので、背中を伸ばすのは難しいかもしれませんが、できるだけ前かがみにならないように、そしてひきずった歩き方をしないように気をつけてみてください。そうすると、脚によい筋肉がついて、本当に走るのが速くなるかもしれません!
家から学校が近い人や特別な理由で歩いて学校に通っていない人は、その分、放課などで、いっぱいいっぱい走り回って体を動かしてくださいね。
今日のお話はこれで終わりです。