(本日の学校集会で、以下のようなお話をしました。)
おはようございます。
今日は、スクリーンを用意してもらいました。
今から、学校の中の様子を写した写真を見せます。中には「あ、あそこだ!」とか「あ、〇〇さんだ!」とか言いたくなることもあるかもしれませんが、今日は、だまってみてください。そして、先生が「どう思いますか?」と聞きますが、何も言わず、心の中で考えてくださいね。
では、映していきます。(スライド写真を映す)
まず初めに、校内のあちらこちらにある曲がり角です。
(映しながら、曲がり角を指す)
どうですか?この曲がり角の壁の向こうから突然人が出てきたら、びっくりしますよね。衝突しますよね。これは、自分が右側を歩いていても、向こうから来る人が左側を歩いてくると起きる事故です。階段の曲がり角でも起きます。最後に、学校の玄関です。先生は、玄関から職員室へ曲がろうとするとき、必ず、左を見て右を見ます。まさかとは思いますが、この廊下を走ってくる子がいるかもしれない、と思うからです。
次に、教室の中や運動場でありそうなことです。
まず、こんな座り方をしている人、たくさんいるんじゃないですか?どう思いますか?
そして、お掃除のときに雑巾がけをしている人の目にほうきの先が当たった、ということがよく起きます。
運動場です。走り回っているところにボールがころがってきました。どんなことが考えられますか?
次は、給食準備中です。どんな危険がありますか?そうですね。どう見ても、ひっくりかえりそうですよね。
次からは、高学年の人たちなら、これがどんなことを意味しているのかわかるはずです。
まずは、机の上の針。本当はどうしなければなりませんでしたか?そうですね。「針は針さしへ」でしたね。
この包丁の置き方はどうでしょう。これは低学年の人でもわかりますね。包丁をもつところにぽんと手でも当たると、包丁が空中を飛びますね。どこへ飛んでいくかわかりません。
最後に、理科室でのこと。ガスバーナーをつけているときに、こんな風に教科書やノートが散らかっていてよいでしょうか。燃えちゃいますよね。
さあ、学校の中には、危険がいっぱいでしたね。
さて、次から映すのは、学校の中の、皆さんが事故やけがにあわないようにお知らせや、工夫をしてあるところです。日ごろ、気にしていてくれましたか?(スライド写真を映す)
以上で、写真はおわりです。
では、まとめをしたいと思います。みなさんの中にも今までにけがをしたことがある子がいると思います。先生も2年前に大きなけがをしましたが、本当につらいですよね。スポーツの最中など、一生懸命やっていて起きてしまう事故やけがもあります。
でも、多くの事故やけがは防ぐことができます。そのためにはどうしたらよいでしょうか。
まず、ろうかは走らない、遊んではいけないところでは遊ばない、さわっていけないものはさわらないなど、学校や学級のルールを守ることが大事です。
さらに「これをしたら危ないな。」と思うことはしないことです。「これをしたらどうなるか?」と想像力をはたらかせるのです。「危険予知」をするのです。友だちがやっていたら、注意をしましょう。
みんなでルールや約束を守り、事故やけがのない西成小学校にしていきましょう。
今日のお話はこれで終わりです。