(本日の学校集会で、以下のようなお話をしました。)
おはようございます。
先々週の木曜日に、大ニュースが入ってきました。それは、愛知県が生んだスーパースター、アメリカ大リーグ・マーリンズのイチロー選手が、日本とアメリカで合わせたヒットの数が、それまでの人の記録を抜いたというニュースです。
イチロー選手は、記者会見の席で「僕は子どもの頃から人に笑われてきたことを常に達成してきている、という自負がある。」と話しているように、子どもの頃から、人に何と言われようとも、自分の目標に向かって、ものすごい努力を積み重ねてきた人です。
また、イチロー選手は、マーリンズというチームの仲間をとても大切にしていて、「チームメートとしては最高のチームメート。本当に感謝しています。」とも言っていました。
イチロー選手は、まさに「シュワッチ!」の人ですね。
さて、話はかわって、今日は、「水の事故を防ぐ」ということでお話しをします。
おととしの6月に一宮市内の小中学生3名が木曽川で命を亡くした事故がありました。このような悲しい事故を二度と起こさないために、何度でも確認をしたいと思います。
1 入ってはいけない川や海へは近づかない、遊ばない、泳がない。
2 川や海へは子どもだけでは遊びに行かない。
3 大雨などで水かさが増えている川へは近づかない。
この約束を絶対に守ってください。西成の子が命を落とすようなことがあってはなりません。
そして、もう一つ、皆さんにとって今、身近にあって水がたくさんあるところ「プール」でのことについてお話をします。
6月14日にプール開きをしました。その日は、全校児童が「着衣水泳」をしましたね。服を着たまま、中には靴をはいたままま水に入った人もいます。皆さん、どうでしたか?とっても泳ぎにくかった、動きにくかったと思います。中には、久しぶりに大プールに入って「怖い」と思った子もいたようですね。
実は、その「怖い」と思う気持ちはとても大切なのです。いくら浮くことが上手になっても、泳ぎが上手になっても、水に対しては、いつも「怖いものだ」と思っていてほしいのです。逆から言えば、プールや川や海に対して「自分は泳げるからこれくらいたいしたことないや。」という気持ちで、ふざけたり、してはいけないことをしたり、危ないことをしたりしてはいけないということです。水を甘く見ると、とんでもないしっぺ返しがきます。死んでしまうかもしれないような事故が起きるということです。
さあ、このプールのシーズン、全員が、しっかりルールを守り、事故のない、楽しい水泳学習ができることを祈っています。
今日のお話はこれで終わりです。